South of Heaven


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ひたすら怠ける

2000年05月05日(金) 20時44分 暮らし 天気:晴れだかくもりだか

 誰だってそうだろうが、長い休みが始まる前には雄大な構想を抱くものだ。例えば数日かけて人の少なそうな地方を回ろうかとか、長編を一本書き上げてやろうかとか。そして多くの場合はその半分も達成できないのだ。僕の場合など達成率はWW2時の航空特攻の生還率よりも低かろう。
 今日も今日とてCDや本の整理をしようかなと思いつつ、実に夕方まで布団の中でゴロゴロしていた。雨戸を締め切って寝るので暗いのがいけないのだろうな。
 夕方にはさすがに体が鈍りきると思い、そろそろと起き出してゲームした。ダメじゃん。
 夜は夜とて空が曇って星が見えないので、グダグダと本を読みながらネット沈没する。不完全燃焼率99%といえよう。

久しぶりに快晴の夜空

2000年05月04日(木) 23時55分 星見

 帰宅したのは21:00前。全身に眠気が漲っていたが、あえて無視してベランダに出た。思ったとおり、春先には珍しい澄み切った夜空が広がっていた。ワイドビノでざっと掃天してみた。そろそろおとめ座が上ってくる時刻だ。おとめ座、からす座近辺の小さな星々も良く見える。
 そこで眠気がピークに達したので、ちょっと布団にもぐりこんだ。
 夜半に起き出し、既に南中しつつあるさそり座にMIZAR20*80を向けた。M4はやっぱり見えないか。でもなんとなく暗い星がぽつぽつと見えるような気がする。あまりに見たいと思っていると、そのうちに幻覚を見てしまうのかもしれない。
 M6、M7の眺めは今夜も最高だった。M7はその大きさから双眼鏡で見るのが一番ではないだろうか。夏至の頃にどんな眺めになるか楽しみだ。
 M8もかすかな光を感じ取れるくらいに明るく映えた。いや、M8の圧巻は、やはり渦巻くように見える微光星たちだろう。これを空が暗い山上の盆地で眺めてみたいものだ。
 いて座のM22も相変わらず朧な星雲に見えた。これを分離するにはやはり8インチ級の鏡筒が必要になるのだろう。
 M24を探してみた。M24はメシエ天体として登録されて入るが、実体は銀河系のもっとも濃く濃密に見える部分に過ぎない。いや、メシエ天体の当初の目的としてはこれでふさわしいのだが。メシエ天体は、もともとメシエが彗星探査にあたって紛らわしい「彗星状」の天体を集めることから始まったのだから。
 この近辺にはメシエ天体が密集している。視界中にいくつも散開星団らしきものが浮かび上がる。横浜の空は恐らく世界で一番明るい空なのだろうが、それでもこれだけ楽しむことも出来るのだ。
 闇に慣れた目には夜明けは敏感にわかる。4時過ぎにはもう空が青くなってくる。そして星たちも一夜の夢のように消えていく。それを見届けて、ついに就眠した。

連日のオフ

2000年05月04日(木) 20時41分 暮らし 天気:晴れだかくもりだか

 前日の高揚感がいまいち冷めないまま、今日は今日であざみ野のオフに出かける(暗黒系)。
 あざみ野までは地下鉄一本だが、我が立場とは逆方向の終端側なので、ざっと一時間ほどかかる。
 あざみ野到着は12:50くらい。集合時間は13:00となっていたが、どうせ時間どおりには来ないだろうと高を括り、ゆっくり集合場所に向かった。集合場所の東急改札口に立ち、13:00になる頃にも誰一人来ない。5分経ったら速攻で帰ろうと思っていたら、我がPHSが振動した。取ると、笑夢君だった。実はちょっと前に掛けてみたのだが、ぜんぜん取られなかったのでどうしたものだろうと思っていたのだ。笑夢君によればこっちに向かっているという。30秒もしないうちに久遠さん、笑夢君、KAZUKAさん、瓜生さんが現れた。どこに出かけるというわけでもなくひたすらゴロゴロするために上京したという、なんとも謎めいた一団だ。
 このむさいともなんとも言い難い一団は、その足でパーミヤンに入り、適当な昼食を摂った。ここで思い出したのは、僕が今朝出がけにラーメンを食ってきたという事実だった。中華連発。しかも昨日も思い起こせば出掛けにスパゲティを喰らい、昼にもスパゲティを喰らったという。イタリアンも連発。さっき食ったものも忘れる若年性アルツハイマーなのだろうか。
 ここではソフトドリンク飲み放題なのをいいことに、実に2時間も粘る。それでいて料金は一人1000円少々だった。いつもながら、実に安上がりなオフだ。
 それからまあどうしようかねえ、などと無目的にあざみ野周辺をうろつき、この近辺にたくさんあるDAIOなるディスカウントストアに入ってちょっと買い物&物色。このDAIO、ロゴからしてLaOXにクリソツで、しかもLaOX専用商品なる扱いの品まで置いてある。資本関係にあるのだろうか。
 ここでへたりかけてるMP-MANのガム電池を買い替え、PC関係やオーディオ関係の売り場を放浪する。最近のオーディオの安さには驚く。いや、ハイエンドは以前と変わらず高価なのだろうが、5万円程度でCD&MDのミニコンポが手に入るのだ。この値段なら一台くらいあってもいいかなと思う。
 この店内にあるコーヒーショップで一休みして、今度は本日のメインイヴェントである焼肉食い放題に突入した。店はあざみ野から二駅のセンター北にある。このセンター北駅、実に堂々たるショッピングモールを抱えていて、いかにもこれから拓け行くという気にさせてくれる。場末の侘しさを漂わせた立場駅周辺とはえらい違いだ。
 この食い放題系焼肉屋は基本的にセルフサービスで、勝手に肉やらなにやらを取ってきて喰らうというスタイルだ。最近、部屋にこもりきりでカロリー消費が少なかった僕の食い気はほぼゼロゼロで、関西組や笑夢君の旺盛なる食欲を眺めているしかなかった。この店は「食う」と決めて入るに限るだろう。何の気なしに入って雑談に耽るような店ではない。事実、ここではほとんどなにも話さなかったと思う。
 タイムリミットが来て、一人3000円なりを払って店を出た。僕はなんとなく気分が乗らず、また今夜は星空が呼んでいるような予感がしたので、ここで一行と別れた。

SFセミナー

2000年05月03日(水) 21時30分 SF 天気:くもり時々雨

 前日あまり眠れなかったが、9:30には家を出た。今日は御茶ノ水でSFセミナーがある。それに参加しようということになっていた。
 出掛けにふとPHSを見ると、参加者の一人、みつまめ嬢から掛けてきた痕跡があった。掛け直すが、この時は通じない。JR戸塚駅で待っているときにようやく捕まった。なんでも、飼っているウサギが病気で集合時間に間に合わないとか。焦っていた(なにせ電車が進入中)ので、了解とのみ返答し、電車で御茶ノ水に向かった。
 御茶ノ水駅前の丸善近辺で、他の参加者と落ち合った。一人はわざわざ北海道からやってきた(SFセミナーが目的というわけではないだろうが)笑夢君、もう一人はいつでもいつもやってくるミツルんだ。三人揃ったところで適当に飯を食いに店を探し始めた。
 入ったのはパスタ屋。ここで適当なパスタを頼んだところで、ある重大な事実を思い出した。今朝、出掛けにパスタを食ってきたんだ。飽き飽きしながらも全部平らげる(笑)。
 12:00になったので受付が始まっているはずだ。セミナー会場に向かった。セミナー会場にはまだ人影まばらで、受付が始まったばかりという感じだった。ここでみつまめ嬢から再びTEL。セミナー開始時間(13:00)までに間に合いそうにないので、行けたら行くけど途中入場するので先にどうぞとのこと。ウサギ君、お大事に。
 会場は500席くらいのホールで、上の方に席を確保して即売会場の方を回った。古書としてサンリオ文庫を久しぶりに見かけた。ステンレス・スチール・ラットは全部揃っていた。ふと横を見ると、白髪頭の丸っこい爺さんが......ああ、野田大元帥閣下だ。なんとも人なつっこい感じの人だ。その場でサイン本が売り出されるが、大元帥の本は既に持っていたのでその場を辞す。
 13:00になって、ついにセミナーの始まりだ。女性二人組の進行で開始が宣言され、まずは角川春樹 v.s. 大森望のデスマッチだ(違う)。
 角川春樹氏は全身から幻魔的オーラを発しつつ、SFの時代の再来を宣言していた。対する大森望氏は過去の角川商売への批判を滲ませつつ応酬する。なかなか見ごたえのある一戦だった(プロレスじゃない)。
 角川氏いわく、「小松左京賞は俺が無理やり認めさせた」とか。小松左京もやはり生きているうちに自分の名前を架した賞など作りたくは無かったのだろう。
 10分の休憩のうちにトイレと飲み物をどうにかして、次は「ブックハンターの冒険」と題して牧眞司がSF古書を巡る冒険を語る語る。古書狙いの人々にはたまらない話題だったろう。
 続いては本日もっとも楽しみにしていた巽孝之/牧眞司の「日本SF論争史」。名前しか知らない「山野/荒巻/柴野論争」、「ニューウェーブ論争」、そして「SFクズ論争」を視界に収め、それらの主要なテキストをまとめた巽&牧の同名本を題材に、日本SF界の暗黒面(笑)を語った1時間だった。聞き手の森太郎氏のボソッという突っ込みが良かった。「論争は所詮数種類のパターンしかない」という指摘は、概ね多くの人の意識にあっただろうが、非常に胸に落ちるものがある。
 ここで30分の休憩を挟み、次は新人作家3人(藤崎真吾/三雲岳斗/森青花)による「新世紀のSFに向けて」。実は誰も意識的にSFを書いているわけではなく、結果的にそうなってしまっただけというのが実に興味深い。
 最後はあんまり期待してなかった「妖しのセンス・オブ・ワンダーへようこそ」。アニメ監督の井上博明氏が同じくアニメや特撮作品の脚本を手がけている小中千昭氏に聞くという形で進行していった。
 実はこのセッションが一番面白かった。小中氏はコアなSFへの興味より、演出家として視聴者に何を伝えるかを重視している人だ。SFという手段も恐怖やセンス・オブ・ワンダーというモノを効率的に伝えるための道具に過ぎないと考えているようだ。彼はそのためにはSF的な約束事(概ね科学知識に等しい)をもあえて無視するという。演出を手がけた作品のSF考証が足りないと非難されたこともある。小中氏はその事に触れて「なんらかの理屈をつけなければならなかった」という反省の弁を述べてはいる。しかしそれはSF的な約束事を守れなかったためではなく、理屈がつかないという状況を嫌う一部の視聴者が入り込めなかったかもしれないという点に立脚しての反省だと受け取った。本来、物語というモノはそうあるべきではないだろうか。つまり伝えるべきモノがあって、それに見合った手段が選択されるべきなのだ。その意味では市場に氾濫する"SF"とは手段に過ぎず、目的として選び取られた"SF"がどれくらい存在するのだろうか。いささか心もとない限りではある。
 この後、久遠さん周辺の人々が渋谷で集合するということになっていたのだが、あまりに精神的疲労が濃かったのでまっすぐ帰宅した。角川春樹氏の毒電波に当てられたらしい。

今夜の観望もダメじゃん

2000年05月02日(火) 23時29分 星見

 昼は空が晴れていたのだが、夜になると雲が出てくる。今夜も星が見えない。

湘南台に

2000年05月02日(火) 18時28分 暮らし 天気:晴れ

 体が腐りそうだったので、午後に湘南台へ出た。
 天気が良いせいか、湘南台公園には多くの家族連れが遊んでいた。公園は緑が萌えさつきが花開いて美しい。時間をかけて図書館の方に歩いた。
 図書館は休みだった。ありゃ、そうか。仕方ないので本屋に寄り、ケンタで鶏を喰らって帰宅した。

今夜ははっきりしない空だ

2000年05月01日(月) 23時25分 星見 天気:晴れ

 一日中ゴロゴロしていた。夕方にはさすがに買い物に出かけたが、それ以外の時間はひたすら本を読む。
 夜、ベランダに出た。空はかなり雲があって、いまいち冴えない。MIZAR20*80でさそり座を見ても、薄雲がかかっていてどうもよろしくない。
 諦めて今夜は寝た。

今夜の観望はなし

2000年04月30日(日) 23時22分 星見

 夜、ベランダに出ると雲が空を覆っている。今夜の観望は無理。
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