South of Heaven


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これでもたまにはフィクションも読むのだ

2000年04月06日(木) 21時00分

 夕方までドロドロと眠ったので、病み上がりは快適かと思いきや、まるで気分が乗らない。まだ寝たりないくらいだ。自家中毒の前兆と思われるので、茶を喫しつつ本を読んだ。
 読んだのは神林長平の「魂の駆動体」。ホビーとしてのクルマが、それどころか実体としての肉体が捨て去られつつある時代に、その自動車を蘇らせようとして情熱を燃やす老人たちの話が前半。この辺り、個人的には涙無しに読めなかった(いやほんとに泣いたわけじゃないが)。最近になって、天体観望という廃れつつある趣味を得た僕には、この老人たちの生き様は過大なくらいのリアリティを伴って感じられる。望遠鏡自作などという日本では滅亡寸前の趣味を持つ人々も、とても冷静に読めないのではないだろうか。
 後半は遠未来、既に滅亡した人間を研究する翼人の活動を軸に展開される。翼人の一人が人間の肉体を得て、その視点で人間の遺物を研究しようとする。最近、エクリチュールという問題を少し探求しているので、この翼人の思考法はよくわかる。僕たちはどれほど精神が自由だと信じていても、事実は肉体に縛られ、モノに囚われ、言葉に拘束されている。だからこそ精神は自由だという言明が尊いものになるのだが、ともあれ何をするにも晴れ上がり前の宇宙のように、光はまっすぐに進めない。この闇の中で真理を探究するには、真理を曲げて見せている(というか"真理"の外形を定めている)モノどもの形を把握し、それが認識に与える影響を探る必要があるだろう。翼人はヒトの思考法の中心にあるであろう肉体を模倣することで、その闇を突破しようとしたのだ。
 翼人による人間研究は長足の進歩を遂げるが、しかし魂の無い研究用アンドロイドに魂が宿ったことから、事態は急速に発展していくのだ。
 この「魂」という科学の俎上には載りにくいモノを、神林は饒舌なほどの理屈で修飾してみせる。理論というより理屈というべきだろう。人間の動機や生きる意味、そして機械の発展系に過ぎないアンドロイドとヒトとを分けるものとして、ともあれ魂なるものを置くのだ。実体は何でもいい。そして実はヒト(や翼人)はこの魂が目的を果たすために存在しているに過ぎないというわけだ。オブジェクト・オリエンテッドな駆動法なのだ。
 ラストシーンは、この老人たちならば必ず目的を実現したに違いないと思わせ、ニヤリとさせられる。この神林の飄々としたユーモアには、いつもホッとさせられる。

久々に休む

2000年04月06日(木) 20時59分 暮らし 天気:くもり

 前日、深夜までどんちゃん騒ぎしていたので(嘘です、ひざを抱えて黄昏てました)、目覚めは最悪。そのせいか、起き抜けに腹が異常発酵している感じだった。地下鉄でピーは恐怖なので、さっくり休む。が、これは食中りの前触れだったようで、会社に電話を入れてまもなく吐いた。うげぇ、少し痛んだオレンジを食った祟りか。ともあれ、水分を摂り、梅干パワーに頼った治療を試みた結果、夕方までには快復した。

4/5の暮らし

2000年04月06日(木) 20時56分 暮らし 天気:くもり

 くもりというか、雨だけど。
 昼に、新会社の設立式が執り行われた。設立式というより結社式かな。なんだかKKKの集会みたいで楽しそう(KKKは嫌だが)。
 実際の式典は楽しくもなく、新執行部の顔ぶれを眺め、多少の演説を拝聴しただけのものだった。30分で終わったのが救いだった。

今夜も観望なし

2000年04月05日(水) 23時57分 星見

 早々に引けて、本屋をうろついて帰宅したのが19:00過ぎ。スカイ・ウォッチャー誌と天文ガイド誌を買って帰った。
 空は相変わらず曇り、今夜も観望は不可。個人で衛星軌道に望遠鏡を打ち上げることが出来れば、光害だのなんだのはハンデでも無くなるのに。ETX90なんていう高度に自動化された望遠鏡を見ると、50kgh程度の質量で8インチ程度の鏡筒を持つ全自動宇宙望遠鏡なら、1000万円そこそこで実現可能なのではないかと思った。衛星軌道への打ち上げは数十個まとめて、プロトンやアリアンといった安価なロケットで打ち上げればいい。これくらいならあちこちにあるアマチュア天文家団体で十分負担可能ではないか。
 なんて事を考えながら、今欲しいのはMeadeのDSシリーズだ。おもちゃには良さそうだ。
 そんなことを考えながらネット土左衛門と化していたせいだろう、BORGのサイトで『ワイドビノとVIXENのNikonデジカメアダプタがあるよ』とあったので、必要だった鏡筒リングMとVIXENアリミゾプレートもあわせて発注してしまった。BORG製品が一つしかなくてごめん。ワイドビノはまあ天体用オペラグラスなのだが、目の悪い僕には星座を見つけるのに便利そうだ。BORGは対応が早いので来週には届くだろう。

今夜の観望もなし

2000年04月04日(火) 23時59分 星見

 今夜もくもり。それどころか夜半には雨が降り出した。ここしばらく、天文ファンにはつらい天気が続く。

仮想世界と信頼性

2000年04月04日(火) 22時53分 思考 天気:くもり

 むー、けだるい一日。
 疲れ目がきつかったので、1分仕事しては1分休みという感じで目を労わりながら(というか酷使しながら)終日過ごした。
 帰って寝る前にチャットをしていると、各種コンテストの話題が出ていた。神奈川新聞の30万円/15枚という文芸コンテストは割が良さそうだ。が、15枚などという短さで何を書けることやら。
 それよりエルフ(18禁ゲーの雄)が主催しているゲームコンテストの方が凄いかも。こちらは1000万円だ。いったいどういうゲームを望まれているのか不明なのだが(18禁じゃなくても可らしい)、ひとつJava3DでQuake系ゲームでも組んでみるか(同案多数かも知れず)。
 文藝に命をかけることを誓った(誰にだ)僕ではあるが、20世紀末の一大消費文明の中を生きてはいるので、やはりゲームにも色気がある。ネットワーク接続が様々な形で提供されていく事になる近未来では、それがゲームに与えるインパクトも巨大なものになるだろう。今のようなコンシューマーゲーム機の世界は、案外に長生きできないのかもしれない。UO2やDiablo2が未来のゲームを垣間見せてくれるだろうか。それともまったく新しいコンセプトのゲームが登場するのだろうか。この先、携帯電話の高性能化などで、普通の人々も含めてますますゲーム世界での滞在時間が長くなるだろう。そうするとゲームの中ですべての生活を送れること(例えば日用品を届けてもらえるように手配すること)が望まれるようになると思うのだが。そういう推測からは、ゲーム世界とショッピングモールが一体化するのは、もう時間の問題だと思う。信用の置ける決済手段が確立されれば、ゲーム世界の形は大きく変わっていくのではないだろうか。逆に今ゲーム世界(はもとよりインターネットそのもの)の足かせになっているのが、信用の置ける決済手段がないという点に尽きるのではないだろうか。
 電子出版が取り沙汰されているが、現状では紙に取って代わるのはかなり難しいだろうと思う。可読性云々のハード的なハンデも大きいのだが、100円、200円といった小額決済が簡単には出来ないという点も大きいと思う。店員と直接顔を付き合わせたまま、商品と貨幣を直接交換する。この信頼性の高い決済手段に変わる電子決済が登場しない限り、小額商品を取り扱う電子出版(ようするに最大のマスを望める分野)が確立できる望みは低いのではないだろうか。むしろオンデマンド出版のように、現状の紙出版を補完する形での電子出版に可能性がある。
 要するに、ゲームにせよなんにせよ、信頼の置けないものに金を払いたくないのが人情というものだし、物の道理だろう。

ここは吉野家

2000年04月03日(月) 20時52分 暮らし 天気:くもり

 なんともぱっとしない天気が続く。今日も雑用ばかりが多くて、ピークのはっきりしない仕事が続いた。しかし定時頃までにはあらかた片付けて、さっさと帰宅。
 帰路、立場駅近くのヨークマートに寄って、自宅近くに出来た吉野屋で牛丼をかっ食らって帰った。まだ店が新しいためか、店員にノウハウが蓄積されておらず、細かな失敗を繰り返しているようだ。
 帰ったのは19:00過ぎで、それから1:00くらいまで寝た。いや、体がストライキを起こしそうだったので。だが突然早寝したせいか、その後は寝ようにも眠れないわ、頭はボーっとするわで大変だった。どうせなら3:00くらいまで寝ればよかったのに。
 空は曇りきっていたので、今夜の観望はなし。あー、曇る日が続いている。

赤道儀来る

2000年04月02日(日) 20時51分 星見 天気:くもり

 昨日のオフ疲れか、起きたのはなんと15:00過ぎ。ちょっと出かけようかと思っていたのだが、もう無理だ。やはり昨日のオフの前に用を済ませておくべきだった。
 玄関のほうに行くと、ダンボール箱が三つほど置かれている。そういえば、朝方に寝ぼけたまま受け取った記憶があった。非常に軽い箱、軽めの箱、そして異常に重い箱だ、非常に軽いのはムーングラス。ものの5gもない代物を送るのにたいそうな梱包だ。軽めの箱は赤道儀を支える三脚で、重いのはその赤道儀だ。いったい、中に何が入っているのだろうと思いつつ、それぞれ開梱してみた。
 三脚はがっしりした幅広のもので、BORGに着いてるカメラ三脚よりもはるかに剛性が高そうだ。赤道儀はVixenのGP赤道儀で、赤経モーターだけつけた。重量の多くは、実はカウンターバランス用の錘だということがわかった。本体はそれなりの重さで、100EDをしっかり支えてくれそうだ。サイズ的には、8インチのシュミカセぐらいならなんら問題なく支持してくれるだろう。
 赤道儀を三脚に載せてみた。総重量はBORGのフルセットをはるかに凌ぐ。これを持ち歩くのは骨だろう。心配だった三脚の展開面積は、実は背が低いためにBORGのものと変わらない事がわかった。その上に大きなGP赤道儀が載るので、結果的に支持位置はBORGの現状と大差ない。
 赤道儀にはなんと極軸望遠鏡が内蔵されている。思ったより奢った仕様だったようだ。
 さて、これに100EDを載せてみよう............だめじゃん。BORGの鏡筒バンド側取り付けプレートと、赤道儀の取り付け部のサイズがぜんぜん合わないのだ。BORGのほうはすべてコンパクトに作ってある。
 BORGのカタログと赤道儀の説明書をつき合わせてみると、Vixenのアリミゾプレートと、BORGのそれ用鏡筒バンドを買わなければならないようだ。というわけでこの組み合わせを試せるのは次の週末になりそうだ。
 しかしこのGP赤道儀、ベランダにセットするのに手間がかかりそうだ。やはりBORGの軽さはなにものにも代えがたい。GP赤道儀は時間に余裕がある週末に活躍することになりそうだ。
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