Strange Days

2000年10月05日(木曜日)

久しぶりに星を見た

23時32分 星見

 毎日くもりが続いている。今夜も白い雲が一面を覆っていたので、恐らくダメだろうと思っていた。しかし23:00頃、鍋の残りで雑炊を作りながら外を見ると、空がかなり晴れて星が光り始めている。雑炊を平らげ、100EDで東の空を狙った。
 すばるは最初のうちはいまいち明るくも無く、また群れても見えず、迫力不足が否めなかった。土星は多少ましだが、やっぱり暗い感じだ。まだ雲があるようだ。しかししばらく土星から木星に掛けてをさ迷っているうちに、やがて薄雲もほとんど見えないくらい薄くなった。この時点ですばるはいつもの煌きを取り戻していた。LV40で見ると背景が白くなりすぎるが、SW18で見ると広い視野にすばるの大半が収まり、かつ背景が暗いので、すばるの星一つ一つが引き立って見える。カバレージや視野の広さではSWK22が上だが、これはフルコート(マルチではない)であるのとアイリリーフが短いのとで、さほどには嬉しくない眺めだ。すばるのように明るい天体を見たとき、コーティングの差はいやらしいほどはっきりと分かる。実売価格に5倍以上の開きがあるので仕方ないのだが。これはこれで面白いアイピースだ。広角で軽くて安価! 僕のような貧乏人の友である。しかしのぞく度に目レンズが汚れるのはなあ......。
 その後、土星と木星も見た。土星はカッシーニの間隙は識別できたが、本体の縞が判然としなかった。木星も本体の縞数本が見えただけだ。まだ残っている薄雲が邪魔しているようだ。
 今夜はここまで。明日晴れたら、すばるをE950で撮ってみよう。

Windows Me導入

17時31分 コンピュータ 天気:くもり

 会社の機械にMeを導入してみた。最初、NTしか入ってない機械に入れようとして大変苦労したのだが、結局はまっさらな機械か既に95系が入っている機械かでないとインストールできないようだ。MSの立場からすれば、NTを入れてある環境にMeをインストールすることなど考えてないようだ。しかし使用するソフトの関係で後からデュアルブートにしたいという要求はあるはずだ。ネックは、CドライブがFATで無ければならない点なので、もしもCがFATという設定にしてあるNT環境ならインストール可能かもしれない。いや、たしかWindows98はダメだったので、Meもやっぱりダメなんだろう。95系OSの構造的問題であると共に、MSによる誘導をも感じる。
 このMe、見た目も使用感も98とほとんど差が無い。MS-DOS5が6になったときのようなものだ。操作上、多少はWindows2000から導入された機能が追加されてはいるが、通常使う分ならばあまり戸惑うことも無いだろうと思った。