Strange Days

2000年12月02日(土曜日)

NHKスペシャル

23時55分 テレビ

 年末ゆえか、今週のNHKスペシャルは渋い。「天地の恵みを生きる。日本画家 小倉遊亀」。今年105歳で亡くなった日本画家の最晩年を追ったもの。
 この人は遅咲きの花と呼ばれ、50代になってその才能を飛躍的に開花させたのだという。保守的な日本画界に斬新なテーマを持ち込み、評価されてきたという。
 この人は、100歳のときに病を得、床に伏せることになった。しかしそれから2年程で再び絵筆を取れるようになり、100歳を越えてなお現役でありつづけた。この番組ではその病床からの復活と、老いをあるがままに迎え入れた一人の女性の等身大の姿を追ったものになっている。
 この人は、山岡鉄舟門下の禅客、小倉鉄樹と結婚し、その教えを受けている。そういう禅味ある余韻を感じさせる最晩年だったようだ。やあ、面白かった。

秋葉へ

17時59分 コンピュータ 天気:ちょっと濃い曇り

 昼頃までとろとろ眠り、昼過ぎ、14:00頃に秋葉に出かけた。昨日、WindowsMeを買った方が楽だと判断したので、早速入手するつもりだったのだ。
 秋葉では、まずは昭和通口から出て、ちょっとスターベースを冷やかした。SKY90とかFC60とかいったコンパクトな望遠鏡が、大変に魅力的だ。本当は安価に放出されたMeadeのドブソニアンにも色気があったのだが、ちょっと考えて我慢。今月は金を使いすぎだ。
 その足で、TwoTopやら九十九やらを回ってMeを探したが、新規ユーザ用パッケージは案外に置いてない。じゃあヨドバシで買うかとも考えはじめ、とりあえず裏秋葉のドトールで一服した。ちょっと迷ったが、今から横浜に寄るのは面倒だし、近場で済ませるかとT-Zoneで買って帰った。
 これを4号機に入れた。起動からインストールまでさくさく進んだが、ひとつ困ったことになった。まっさらなディスクにインストールすると、自動で2GBのFAT16パーティションを切り、そこに入れてしまうのだ。30GBもあるディスクをそれではみみっちいので、FDISKで8GBの領域を確保しておき、そこに入れた。
 いやもう速いこと速いこと。新マシーンはメモリチェックから起動しきるまで(パスワード認証してデスクトップが表示されるまで)が30秒足らずなのだ。このところ、SCSIやら各種レガシーデバイスやらてんこ盛りの機械ばかり使っていたので、最新プロセッサだとこれだけ起動が早いということを知らなかったのだ。いいなあ。