Strange Days

2000年03月19日(日曜日)

今夜の観望

23時01分 星見

 予報では終日曇りという事だったし、チャットしながら宵の空を見上げると雲が多かったので、今夜の観望は無しだろうと思っていた。ところがチャットを抜けてふと空を見上げると、晴れ晴れと冴え渡る夜空である事よ。
 いい機会なので、望遠鏡に架台にちょっと手を加えた。手を加えるといっても、架台への赤道儀の取り付け方を逆に変えただけだ。従来は三脚の一辺が手前に来るようになっていたのだが、それを逆にして手すりの側に一辺が来るように変えた。こうすると、赤道儀の中心がより手すり側に寄り、天頂まで見渡せるようになるのだ。その代わり、手前の低い高度の天体を見るには、エレベータを上げる必要が生じた。こうすると振動に弱くなるのだが、致し方ないだろう。多少なりとも改善しようと、オプションで買ったストーンバッグを付け、適当な重しを載せてみた。多少、耐震性が改善されるようだ。
 早速、西空にかかっているスピカ(前にカペラと書いたが間違え)やアンタレスに向けてみた。満月間近の月が非常に明るく、明かり無しでも天文ガイド誌の星図を読めるほどだった。星図と見比べながら、ようやく今見ているのがスピカとアンタレスである事を納得した。しかしM4が見えないのは気持ち悪い。天頂近くのアルクトゥルスにも望遠鏡は向けられるので、観測範囲はかなり広まった感じだ。しかし都市の光害はなかなか難敵である。

スターベース

20時57分 暮らし 天気:曇りのち晴れ

 午前中に目覚めると、空は曇り。前日の天気予報では午後にかけて雨になるという事だったが、家にくすぶっているのもなんなので出かける事にした。
 出かける前に秋葉ホットラインを見ると、メモリがまたしても暴落気配。急いで買わなくて良かった。メモリもプロセッサも1Gクラスが視界に入ってきた。
 電車を乗り継いで、4時前には昭和通口を出ていた。いつもなら書泉ブックタワー方面に曲がるのだが、今日は逆方向に向かった。秋葉近辺にあるもう1軒の望遠鏡屋、スターベースをのぞいていこうと思ったのだ。スターベースは高級/高剛性望遠鏡で有名な高橋製作所の直営ショップだ。太い通り二つ目を曲がるとあるという事だが。
 そこに行くまで、今まで来た事が無かった方面の店を見る事が出来た。カメラ屋があったのでのぞいてみたが、E950のパーツはなさそうだ。しかし汎用の部品は扱っているので、なにか欲しい時に便利かもしれない。その近くにはドトールもある。電気街方面のドトールは常に超満員なので、空いていそうなこっちは便利そうだ。
 さて、地図通りに歩いていくと、確かにスターベースの文字が目に入った。大きな通りに面した、便利そうな場所にある。店は静かで、おじさんが一人、奥のカウンターに腰掛けていた。KYOEIよりちょっと広くて、望遠鏡の品揃えも豊富だ。高橋の高そうな(実際高い)望遠鏡もいくつか置いてあった。FS-60ってちっこいんだな。ドブソニアンも置いてある。
 面白そうな望遠鏡もあった。Meadeの小口径(60mm?)屈折経緯台で、望遠鏡としての能力は低そうで安価なのだが、ETX系列で大々的に売り出した自動導入が可能な機種らしいのだ。自動導入付きで5万円しないので、ガイド用にどうだろうか。などと考えるくらい天体の導入に苦労する俺様である事よ(爆)。
 続いてKYOEIに寄った。どっちかで4mm弱、あるいは7mm弱程度のアイピースの安いのを探したが、あまりピンと来るのが無かった。単体で、あるいは手許の2.2倍バローレンズと組み合わせて200倍程度の倍率を得たいのだが。
 結局、ここではなにも買わず、電気街巡りでPalm用画面保護シートとPC-UNIX用VJEを買って帰った。
 帰って、鉄腕ダッシュを見ながらPalmにシートを貼り付けたが、どうしても細かな泡が入ってしまう。しかも慎重に何度も貼り直したためか、指の当たっていた辺りに埃が盛大についてしまった。どちらも実用上の問題はないにせよ、なんだか頭に来る。