Strange Days

2000年03月28日(火曜日)

Morphy One/2

23時40分 コンピュータ

 Morphy Oneのスケジュールが進み始めたようで、適当なキーボード付PDA(というか日本語入力機)が欲しい身としては楽しみになってきた。今のところOSとしてはPC UNIX系、DOS系の二つが考えられているようだ。別にLinuxでも構わないのだけれど、どうせなら使い慣れた環境が良かろうとOS/2の搭載を検討してみた。
 OS/2をM1に載せるにあたっての最大の障壁は、実は画面周りがCGAであることだろう。CGAは最初のIBM/PCが標準としたアダプタで、簡単なカラー表示に適する(というかそれ以上は不可)という位置付けだった。2ビット色で640*200ピクセル、4ビット色で320*200ピクセルの表示が可能だ。
 現在の大半のOSは、その後IBMが発表したPS/2が搭載したVGA(4ビット色で640*400ピクセル)を最低ラインとしている。Windows、BeOSなどの稼動が端から諦められているのも、これらがVGA以上の画面を必要としている点にあるのだろう。そもそもこれらはGUIに特化しすぎていて、キャラクタベースがメインになると思われるM1では辛そうな点もあるのだろうが。
 OS/2もVGAを最低ラインとしている。その点で動きそうもないし、GUIベースを主眼に置いたインタフェースからもつらそうだが、実はOS/2にはその最初期にCUIベースのみで動いていたという歴史がある。OS/2 1.0は現在OS/2のGUIの基礎であるPMの開発が間に合わず、その足回りとコンソールのみを搭載した状態で登場した。この時点でVGA必須だったのだが、走るコンソールアプリ自体はキャラクタベースなので、画面がVGAかどうかなど気にはしないのだ。つまりCGAのコンソールさえあれば動きそうなのだが、どうだろう。
 こういう詳細情報は「OS/2のデザイン」を読めば載っているかもしれないのだが、あいにく引越しのときにどこかに埋もれてしまったようだ。
 hobbesを漁ればCGAベースのドライバがありそうなのだが、日本語が通るかどうかが問題だ。
 もしも日本語表示可能なコンソールを確保できれば、w3mとかいったコマンドラインアプリを持ち込めばなんだって出来るだろう......。
 あ、PCMCIAはどうしよう?

3/28の暮らし

20時39分 暮らし 天気:雨

 昼頃から雨が降り始めた。予報どおりなのだが、あいにく折り畳み傘しか持っていない。夕方帰る頃にはかなり激しく降っていたので、うちに帰り着くまでの間に濡れ鼠になってしまった。いやはや、酷い目にあった。広く開けた平地のせいか、立場近辺は風が強いようだ。夜通し雨戸をガタガタ揺らせていた。~