Strange Days

2000年07月17日(月曜日)

どうしたMP-MAN

20時39分 デジタルギミック 天気:晴れ時々くもり

 愛用のポータブルMP3再生機、MP-MANの調子がどうも思わしくない。正確にはベッドの方で充電できないのだ。MP-MAN本体には何の問題もない。
 MP-MANはポータブルMP3プレイヤーの走りで、64MBのフラッシュメモリ内蔵、パラレル接続したベッドでデータ入出力、充電池への充電をこなすという、同種機械の基本形を提示した機械だ。本体には大きな不満は感じてないが(正確には液晶画面に奇妙な記号が表示されるという問題はある。アルファベットの"T"の字が化けてしまうようだ)、ベッドには不満たらたらだ。造りがあまりにチャチなのだ。使い始めてすぐ、データ転送が出来ないという問題が発生した。困った僕がベッドを分解してみると、なんと内部の配線のはんだ付けが取れているのが分かったのだ。この配線がチャチ(むろん赤頭巾ではない)さの最たるものだ。電源プラグ部からベッドの接続部へざっとケーブルを渡し、接点にぞんざいにはんだ付けしているのだが、長さに余裕がないのだ。そのために配線に無用なテンションがかかっている。それに輪をかけているのが、データ転送用のケーブルに絡められたフェライトコアだ。多少ノイズに気を配ったのだろうが、接点に無用なテンションをかけるという意味では悪影響がある。その結果、データ転送用ケーブルのはんだが取れてしまったのだ。念入りに付け直すと、以降使えるようにはなった。
 今回は電力供給用のケーブルが取れたのだろうと思う。また中を開けて付け直さなければならないのかと思うと憂鬱だ。
 全体的に満足してはいるのだが、いいかげんどうでもいいようなトラブルを抱えるのもバカらしいのでヤメヤメだ。新しい機種を買おうかと思う。
 一番そそられているのが、MP3データを直接再生できるポータブルCD再生機だ。CD-Rに焼けば650MB分も記録できる。今の実に10倍。10時間再生が可能だ。こんなになにを聴くんだといいたくなるが、64MBになにを詰め込もうかと考えるような今の状況よりは、、無論良い。秋葉で買ってこようかと思う。
 しかし内蔵メモリベースの再生機は小さくて、CD-Rベースのそれとは別次元の使い勝手の良さがある。ちょっと悩むところではある。