Strange Days

2001年01月30日(火曜日)

星を見ましょかね

23時55分 星見

 今夜も空は晴れ晴れとしている。しかし寒いのである。21:00過ぎ、寒さに震えながら、ベランダにMIZAR20*80を出して星を眺めた。
 空は晴れているのだが、シーイングは高くない。高空の風があるようで、星像の揺らぎが大きい。しばらくして闇に眼が慣れると、オリオン大星雲の散光がかなりくっきり見えてきた。しかし、ベランダから目に入る唯一の大光源、中学校の校舎にまだ明かりがあったので、いまいち暗く見えない。ほぼ南中しているシリウスに向け、下に引いてゆくと、M41がポツポツと見えた。本当にポツポツという感じだ。10*42だとまるごとボヤッとしたにじみにしか見えないのだが。
 日付が変わる頃にまたベランダに出て、西に沈み始めているオリオン座を見た。部屋の明かりを消してなかったので暗順応が充分でなかったのだが、しばらく手で遮光しながら見ていると、オリオン大星雲から三ツ星にかけての見事な眺めが浮かび上がってきた。
 猛烈に眠いので、この辺で就眠。

旧牛筐体ATX化(ほぼ完結編)

23時30分 コンピュータ 天気:晴れにょ

 朝までにはほぼATX化が完結していた旧牛筐体だが、メインボードが32GB以上のIDEなHDDを認識できないという問題があり、接続した全パーツが稼動するかどうかは未確認であった。既に筐体の問題ではないが、ここまで解決できないとATX化が完成した気持ちになれない。
 この問題は、HDDのジャンパ設定を買えて32GBでクリップすれば、一応回避できる。でも15GBも損するのはなあとも思う。会社でふと閃いたのは、BIOSが古いのではないかということだ。考えてみれば、僕は基本的には問題が無い限りBIOSやドライバのアップデートをやらないので(Windows系OSの場合は穴が大きすぎてアップデートせざるを得ないが)、BIOSなんかは平気で買った当時のままだったりする。3号機に入れたメインボードは、旧2号機から外したTekramのP6B40D-A5。これ、確かなんかのトラブルで1回だけBIOSをアップデートしたんだっけ。
 帰宅して、Tekramのウェブページを見ると、BIOSの最新バージョン(といっても去年の頭時点だが)は1.07。起動画面では1.02。こりゃ古い。アップデート履歴を見ると、1.06辺りで「大容量ディスクに関する障害の修正」というのがあった。怪しいな。Windowsで起動ディスクを作り(ゲッ、Meって"format /s"無くしちゃったんだ。サイテーだ。不要ファイルをガシガシ削りましたよ)、アップデートファイルとEEPROMライターをコピーして、アップデートをかける。そして起動すると、今度はちゃんと45GBを認識してくれた。やったね。さらに内蔵SCSIディスクの接続順などを見直し、最終的に全機器が認識された。これでOSインストールできそうだ。
 ふと気になったのが、内部の気流のことだ。確かATX電源は外部から吸入する仕様だったよな。ところが、電源のファンに手をかざすと、しっかり排気しているではないか。ウゲッ、考えてたのと逆だ。慌てて前面ファンも再度前後を入れ替え、吸入側にした。これで前面吸入、背面排気と、今までと同じ流れになる。プロセッサはちょうど風の流路に当たるようで、都合よい。しかしそれほど強力なファンでもないようなので、夏場にはちょっと気がかりだ。
 このマシンには、IDE接続のDVD-ROM/CD-ROMドライブを着けた。価格的に、CD-ROM専用ドライブと、そう変わりが無いからだ。つまりIDEはIBMのDTTA307045+DVD-ROMドライブの1系統。SCSIはUW-SCSIが富士通の9GB*2、(Nalrrow)SCSIが富士通(なんか多いな)のMOドライブ640MB+外部接続のNakamichi4倍速7連装CD-ROMドライブの2系統。前に較べると、かなり軽量化された。さらに内蔵音源も、以前のSB16からPCIベースのSB128に替えた。この機械もついにISAレスな構成になった。手許の機械の中で、ISAが現役なのは1号機、それも音源のSB64Goldだけだ。
 ここに早速Linuxをインストールする。今回はVine2.1にした。モノはLinuxマガジンの付録CD-ROMを使った。Laser5はフィックスの更新がやや遅くて不満があったので、比較的手が早そうなVineにしてみたのだ。
 2号機でインストール起動ディスクを作り、DVD-ROMにCD-ROMを載せ、起動。後はDisk Druidでのパーティション決定を経て、グラフィックアダプタ、LANの設定くらいで、後はほとんど全自動で進む。凄いね。ほとんどWindowsMe並だ。あっちは「もう設定不要です!」などと誇らしげだが、こっちは単に設定不要という事実があるだけで、寡黙なのが好ましい(笑)。
 インストールが終わり、再起動。この時点では何の問題が無い。しかしXを起動すると、これが懐かしのWindow Makerだったりするわけだ。また800*600表示なのもヤだな。X設定は/sbin/setupで修正し、1600*1280表示を確保。ここで音源設定を試してみると、ほとんど全自動で認識してしまった。恐るべし。最後にWindow ManagerはsetwmでGNOME(というかEnlightenment?)に変えて見た。前から使っていたからだが、色々気分によって他のWMに変えると良いかも。
 後はsquid、sambaの再設定、9GBディスクのRAID化位か。