Strange Days

2001年11月18日(日曜日)

しし座流星群は

23時55分 星見

 帰宅して、すぐ寝込んだ。22:00に起きだし、食事、風呂、洗濯を済ませる。左ひざが痛い。幸い、表面の打ち身が痛いだけで、骨に異常は無いようだ。
 こうしてしし座流星群に備えているのに、空は腐ったようなくもり空だ。わずかな切れ目はあるが......。
 こうして1:00くらいから空を見上げていたが、全然晴れる気配も無く、流星も目に付かない。
 状況に変化が起きたのは、3:00を過ぎた頃だった。雲の切れ目に突如として明るい流星が見え始めたのだ。それも、かなり頻繁に。見える度に、近所でやはり観測しているらしい女の子たちの歓声が上がる。しかし、空は無常にも曇ったままだった。がっかりした僕は、極大が過ぎた4:00には寝てしまった。夜明けまで遂に雲が切れることも無く、僕のしし座群は終わった。

キワチャリのホイールテープ処理

22時10分 自転車

 前回、リムテープの処理が杜撰で、スポークネジが露出していることに気づいて愕然としたキワチャリだが、ガムテープで処理してみた。なんと杜撰な修理だこと。しかしキワチャリ如きにはお似合いかも。
 BD-1のフロントバッグをつけ、シートサスとスリングで武装したキワチャリは、をを、なんだかかっこいい。調子に乗って輪行袋(材料:透明ゴミ袋*1、ガムテープ少々)も作ってみました。こんな物持ち歩いたら、さぞかしいい笑い者になるだろう(^o^)(って持ち歩く気かっ)。
 少し近所を走ってみたが、結構乗れる。しかし、歩くのとどっちが楽だろう......。

荒川オフ

19時08分 自転車 天気:晴れのようなくもりのような

 今日はBD-1 MLの荒川サイクリングオフがある日なので、朝は6:00起きだった。普段でもこんなに早くは起きないぜ。しかし5時間以上は寝たせいか、そんなに不調ではない。さっさと身支度を済ませ、BD-1を駅まで走らせた。
 前回参加したのは7月の終わりだったか。葛西橋を渡るときにかなり危険な思いをしたので、その後は不参加が続いていた。しかし、どうやら新ルートが開拓された模様。また参加者も少なめに思えたので、いろいろ話が出来るかと思い参加することにしたのだ。
 前回、渋谷駅での東急とJRの乗り換えに懲りたので(外に出て自転車を走らせた方がマシ)、今回は戸塚-品川-新宿-浮間舟渡と、素直にJRを乗り継ぐことにした。しかし、今度は乗り継ぎが順調すぎて、集合時間の30分も前に到着してしまう。うむ、遅れるよりはいいのだが。
 駅前でBD-1を組み立て、コンビニで飲み物を買っておいた。ポップアップ式飲み口が合わないので、最近はVolvicを避けていた。ところが、今日買ったお茶の飲み口も、微妙に合わない。なんてこった。
 公園内に乗り込むと、既に何人かが集まっているところだった。挨拶しながら合流し、しばらく雑談する。今日は前に参加したときと異なり、いろいろバラエティに富んだ種類の自転車が参加している。前はほとんどBD-1特集だったからな。
 人様の自転車をいろいろ試させていただく。まずはBridgestone BSM-179。モールトンの血が流れる小径車だ。ハンドルが狭くてクイックだが、石畳の段差をうまく吸収してくれるので、走るのが楽だ。前後のサスペンションが良く効く。これはBD-1よりいいかも。輪行をあまり考慮しない、純粋な小径車として見ても良いかもしれない。そういう意味では、間もなく発売される分割不可フレームのドロップハンドルモデルはそそる。
 もう一台、これも前から関心があったBikefriday AirLlamaにも乗ってみた。これはヤバイ。BSM-179よりさらにサスペンションが効き、ほとんどMTB的な乗り心地だ(というかMTBなんだけど)。全体的なバランスの良さ、高度さが印象的だ。やばいなあ、凄く欲しくなっちゃった。どこにでも持っていって、どこでも乗れるバイクだ。
 やがて14、5人ほど集まり、9:30に公園を出発した。出発して最初の坂で、いきなりステムの固定部が回転してしまうトラブルに見舞われた。このステム、止めてるクイックをスクリューに換えちゃいたいな。そうそう調整するものでもないし。
 その後は順調に走り、いくつかの休憩点を経由して荒川の中洲に移った。この辺の道を走っているとき、僕が段差に引っかかって転倒。またやっちゃったよ。鉄板が敷いてあって、埋没していたので段差があるようには見えなかったのだが。この時、左膝を打っていて、後でだんだん痛み始める。しかし、このオフが終わるまでは平気だった。
 やがて葛西橋を渡る。前回はここで転んだんだっけ。上流側の狭い歩道を走ったので、とても危険だった。しかし、今回は下流側の広めの歩道に中州から乗り入れたので、前回ほどの危険は感じなかった。
 川を渡りきり、コンビニで昼食を確保。今回は火器を持っている人が多いらしく、アルミホイル鍋のうどんを買う人までいた。
 臨海公園に入り、ベンチがある東屋を確保する。そして昼時タイムだ。火器が幾つか並ぶ。ガスバーナーを持ち込む人もいた。またアルコールバーナーを広げる人も。最大勢力はエスビットの携行ストーブで、僕を含め三つ並んだ。季節柄、次回はさらに増えるんじゃないかしらん。しかし最大の驚きは、昼食中にやってきた。途中参加の人(SHIGさんだっけ)が、Pacific18でトレーラーを引いてきたのだが、こいつで土鍋だのカセット式ガスコンロ(一般家庭で鍋する奴)だのを運んできたのだ。湯豆腐からだんだん本格的な鶏鍋に発展するのをみて、これは既にサイクリングという範疇を超えていると思えた。
 昼食が済んだ人が増えてきたところで、再び試乗会となり、さらには折りたたみ方法の披露会にまで発展する。AirLlamaがBB近辺で水平に折りたためるというのは初めて知った。分解してしまえば本当にスーツケースに収まるし、簡単に折りたたむことも出来る。乗り味はまさにMTBという感じらしい。うう、まずいなあ、日本円で40万ほどするのだが......。
 BSM-179はまさに分割式という感じ。しかし、前後のホイールを抜くだけでも、フルサイズのバイクよりかなり小さくなりそうだし、その場合でも輪行も楽そうだ。
 しばし歓談し、この後でメンバーは逆走組と和田サイクル行き組に別れた。僕はここで輪行モードに入り、帰宅した。