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Strange Days
2001年02月02日(金曜日)
23時55分
星見
天気:晴れているのか
年も明けて2月ともなると、そろそろオリオン座の南中時刻が早くなる。もうすぐ明るいうちに南中してしまうので、今が見頃だ。
年が明けて初めて、C8EXをベランダに出した。まずはオリオン座を散歩。
空の透明度は低く、まったりした薄雲がくまなく覆っている。感覚的には5月の空に似た状況だ。空は肉眼で見ると白く光って見える。光害とあいまって見え味は悪化するわけだ。
小三ツ星の散光もいまいちだが、さすがに8インチの口径は100EDで快晴の空を見た時より明るく感じる。小三ツ星のM42直下辺りにある星の並びを見ているとき、その一つが重星であることに気づいた。結構離れているので重星とはいわないかもしれない。この望遠鏡、明るさはいいのだがいまいち星像が収束しないのだ。調整してみたいのだが、なかなか良い空に逢えない。
視界にシリウスを入れ、その燃えるような輝きを珈琲を飲みながら楽しんだ。太陽がこれくらいだったら、色んな意味で太陽系の状況も変わっていたのだろう。
最後にM41を入れ、見えている星の数をカウントしてみたが、やはり以前に較べて半減しているようだ。透明度が高いといわれる冬空も、こういうときがあるものだ。