Strange Days

2001年08月14日(火曜日)

今夜の夜空はすげー

23時55分 星見

 帰宅して、さすがに少し疲れたので、うとうとしていた。ふと、ポートピアで見た青空を思い出した。夕方にあの空なら、今夜の夜空は久しぶりに期待できるのではないか。18*50ISを取りだし、南の空に向けた。
 空に目をやってすぐ、さそり座がくっきり見えるのに気づいた。最近に無い見え方だ。18*50ISを適当に向けると、小さな散開星団らしき塊が見えた。これは......双眼鏡を振って位置を確認する。やっぱり、NGC6087だ。18*50ISでも驚くほどくっきり見える。その上の方にあるさそりの尻尾を捕まえ、M7を導入してみた。凄い。視界一杯に微光星が広がっている。ゼリービーンズをぶちまけたようだ。これだけ見えることは、100EDを使ってもそうは無かった。M6もしっかり見える。
 この分ならと、M4を視界に入れると、あっさりとその朧な光の染みが目に入ってくる。M22だって見間違え様が無いくらいはっきり見える。M8は微光星がたくさん固まって、そこに散光のベールが掛けられている。
 ここ、真正面に街灯があってベストなコンディションじゃないんだけどな。今夜のシーイングはほとんど10/10くらいだったようだ。

ド田舎を走る

19時27分 自転車 天気:快晴

 今日もしつこくポートピアパークに走った。昨日のビールグビーウマーッ攻撃を忘れられなかったのだ。
 快調に自転車を走らせ、ポートピアに14:00過ぎに到着した。さっそく売店に走り、生ビールを調達、海辺のテーブルでグビー、ウマーッ! 喉越しがたまらん過ぎる。
 いい気分になって海を見ていると、桟橋の方に江田島からのフェリーが入ってくるのが見えた。そうだ、今日は江田島を走るつもりだったのだ。~
 早速桟橋に行ってみた。料金は大人250円、自転車は100円。案外に安い。早速、券を買い、フェリーに乗り込んだ。どうやら人員よりは車両の運搬が主らしく、車両デッキは一杯だが、上の客室はガラガラだ。車両の乗船料は、確か1500円くらいだったはずで、ずっと割りのいいのは確かだろう。
 やがて船は江田島は切串という港に入った。少し拓けた地だ。ここから北の方に、海岸線に沿って走ってみた。なんにも無いところだ。走っても走っても道があるだけ。所々に家並みと店舗があるくらい。しかし、案外に自販機が目に付く。飲料水の確保には苦労しないですみそうだ。行けども行けども道があるだけだが、道は案外に綺麗に舗装されていて(それにしてもこんな綺麗に舗装する必要があるのか?)、自転車で走るには非常に気持ち良い。
 20分ほど走り、山陰になっている岸壁にBD-1を止め、おやつをぱくつく。なんとなくおなかが不安。ビール+ポテトが胃の中で膨れている雰囲気だ。おまけにジンジャーエールをグビグビ飲んでるしな(ならヤめろ)。
 足元の砂浜には、波が寄せて引いて行くだけ。風がのんびりと周囲を巡っている。まったくなんにも無いところだ。しかし一息つくには良いところではないか。
 少し離れた砂浜では、どうやら家族連れが海水浴を楽しんでいるようだ。逆方向に少し歩くと、小奇麗な、大きな家がある。最初、こんなところに喫茶店でもあるのかと思ったくらいだ。しかし、人家であっても、やっぱりこんなところに、と思う。
 やがて、帰りの便の出船時刻が迫ってきた。来た道を戻り、再び船でポートピアパークに戻った。ポートピアの芝生に座り込んで、しばらく傾いて行く日を追い、やがてそれにも飽きたので、BD-1を駆って家路を急いだ。