Strange Days

2002年06月24日(月曜日)

麦草に登ろう

22時00分 自転車 天気:くもり

 ちょっと前から、BD-MLで「麦草アタック」が告知されている。麦草峠までの千数百メートルを自転車で上ろうという、気の遠くなりそうな企画だ。ふつうなら見ぬ振りするところだが、8/3、4という日程が問題だ。実は、その翌週(実質的には8/3から)に盆休みを取り、信濃川沿いに走る計画を立てていたのだ。なんで信濃川かというと、この辺りに出土する火焔土器を見に行こうと思うのだ。あの、圧倒的な造形を、この目で見たい。信濃川沿いの市町村、たとえば十日町市には、火焔式土器のコレクションがある。ぜひ、見てみたい。そういうわけで、わざわざ信濃川に行くのだが、麦草という場所は、県境を隔てて長野側にあり、それほど遠くも無いのだ。麦草の後、続けて信濃川流域まで輪行するのは簡単なことだ。
 ということで、ヤビツの悪夢もあって不安で一杯なのだが、麦草アタックに参加する表明をした。なんとか峠越えへの恐怖を克服しなければ、この先ツーリングを楽しむ幅が狭まってしまう。それに「峠に行きました」という楽しげな報告を聞くたびに、いわく形容しがたいコンプレックスを感じてしまうのだ。これに打ち勝たねば、一生負け犬だ(いやそこまでは)。ということで、せいぜい楽しもうと思う。
 そのために、MR-4Fの前3枚化を完成させないと。いろいろ迷ったのだが、結局、全アルテグラ化することに決めた。TCR-2には不満が無いし、3枚化のシビアさを考えると、こっちまで3枚化することには抵抗がある。むしろスプロケットのワイドレシオ化の方に興味が出てきた。コンポを変更するのなら、いっそデュラエースにしてしまおうかと思う。そうして105コンポが余ったら、サガミで安いクロモリフレームを買って、もう少し柔らかいロードを作ろうと思う。ああ、これがロード沼の第一歩なのだろうか。