Strange Days

2003年07月20日(日曜日)

BikeEで湘南を目指しました

00時00分 自転車 天気:怪しいものよのお

 連休二日目。今日はどこに出かけようか。空も心配だが、この時期の雨はもう仕方ないと諦め、雨具を揃えて出かければいい。一度、BikeEで湘南を走ってみたいと思っていたのだ。決まり、BikeEで鎌倉まで走ろう。と、その時は考えていた。
 BikeEで出かけるもう一つの理由、それは昨日受領したRecumbent-MLジャージの使い心地を見ることにあった。このジャージ、意外にスリムで、密着性が高い。またフロント側に大きなジッパー付ポケットがある。(あ)氏が便利だと言ってたのを思い出す。確かに、財布にカメラ、Clieにタオルを放り込んでも、まだ余裕があるくらい大きい。しかも、背面と違って、腹は汗をかく量が少ないので、それほど蒸れるわけでもない。
 出かける前に、BikeEにLumotec Oval Plusを取り付けた。V用アダプタだと、フロントブレーキが後ろ側に着いているBikeEには取り付けできない。キャリパー用アダプタで取り付けた。
 またしてもCoCo壱番屋に寄り(なんか、暑くなってくるとカレーで元気を出したくなるのだ)、それから境川を下っていった。
 ううむ、どうも足が回らない。どうしてもスピードを出せない。なんとも粘つく重さを感じてしまう。20km/h以下が一番楽しいのだ。タイヤの走行抵抗が大きいのだろうか。
 藤沢市街に出たが、どうも鎌倉まで走る気力が無くなった。実はハンズに用事があったので、今日はハンズで折り返すことにした。スタバでモカフラッペを買い食いする。夏は氷だよな。
 ハンズで買いたかったのは、MR-4FにLumotecを取り付けるための細工をする材料だった。インスピレーションを働かせながら、1000円分くらいのボルト、補強金具、レールを買い求めた。
 ハンズから来た道を戻り、境川を遡ってゆく、早く帰って寝よう、などと暢気に考えながら走っていた。ふと、Lumotecが光っている気がした。行きにもそんな気はしたのだが、リフレクタに太陽光が反射しているだけだろうと思っていたのだ。しかし、日の暮れ始めた道を走りながら、これやっぱり光ってるやんけ、と確信してしまう。降りて確認。やっぱり。しかし、Lumotec背面のスイッチをどっちに入れても、なぜか点灯するのだ。これ、どういうことよ?
 謎だが、まあ暗くなっても来たし、ついてても構わないだろう。帰宅してから追求しよう。
 高鎌橋まで後少しという場所で、少し怪しかった空から、雨粒がぱらぱらと落ち始めた。それまでにも霧雨のようなものは落ちていたのだが、これは粒が大きい。やばい。高鎌橋の地下連絡路にBikeEを止め、しばしやり過ごした。
 雨はなかなか止まない。水曜日の恐怖体験が蘇った。あの時はうまくやり過ごせて、帰宅後に土砂降りになったのだが。今度はダメかも。
 弱気になってきたところで、雨脚が弱くなって気がした。すぐにBikeEを連絡路から出し、家まで疾走した。そのとき、地下道でレインジャケットの上だけを着込んで帰ったのだが、帰る途中に立ち寄ったヨークマートで、残ったズボン側と、それを入れた袋がなくなっているのに気づいた。どこかで落としたようだ。一度家に帰って荷物を置き、さっきの連絡路まで走ってみると、あった。バックパックの口が開いていたため、途中で落としてしまっていたようだ。車道じゃなくて良かった。
 今日も危ういところで逃れたようだ。帰宅後、また雨脚が強まってきた。
 肝心のLumotecだが、これはいい。明るいし、LEDを内蔵していて、ある程度走ると点灯してくれる。停車中にもしばらく光ってくれるので、なにかと助かるのだ。去年の頭、多摩川ロングライドに挑んだときには、こぐ氏がこれを着けていて、なにかと助けられたな。問題はMR-4Fへの適用だが、BikeEで使えるだけでも十分ありがたく思った。