Strange Days

2004年11月19日(金曜日)

あっ、NIFTY-Serveは終わらないんだ

22時18分 コンピュータ 天気:また雨かよ

 訂正。終了するのはNIFTY-Serve自体じゃなくて、フォーラムらしい。僕にとってはほぼ等しいのだが、厳密には別物。メールとかは残るらしい。視覚障害者にとって、TTYベースの方が使いやすいという事情もあるそうな。
 ともあれ、どのフォーラムも、ウェブベースに移行するより無いのだな。アクセスツールで自動化していた人たちは、面倒なことになりそうだ。

NIF 幼年期の終わり

13時19分 コンピュータ 天気:相変わらず雨

 ついにNIFTY-Serve*1が終わるそうな。記録によれば僕が入会したのは'92年だったようだ。当時は日本でのPC(というかDOS/V)の黎明期で、巷には情報がほとんど出回ってなかった。唯一最大の情報源と言えたのが、パソコン通信だった。ASCII-Netのcomp.ibm(それ以前はcomp.msdos)と、このNIFTY-ServeのFIBMには、情報に飢えたPCユーザが集まり、いまだはっきりしなかった日本でのPCの未来に関して、熱く語り合っていたものだ。をたくというよりは、マニアの時代だったな、あの頃は。
 他にもSF関連の情報はまずFSF(むさい髯のおっさんが首領のあれではない)だったし、今でもFCYCLE辺りは自転車情報の交換が盛んだ。とはいえ、2chのような匿名掲示板の勃興が、その価値を暴落させてきた嫌いはあるが。
 だが依然として非匿名(発言責任をハンドルに収束しうるという意味で)の場は価値を持つだろう*2し、依然としてコアなユーザが存在しているのも事実だろう。
 この時期にTTYを放棄したのは、機材の問題が大きいのだろうと思う。@Nifty(インターネット側)は常に新しい機材で更新されてきたのだが、NIFTY-Serve側は古いミニコンをずっと運営してきたと聞いたことがある。既に'90年代も終わりの頃の話だ。新しい機材に入れ換えるにはかなりの投資が必要だが、それに見合った効果は望めない=新規のTTYユーザはごく少ない、という予測の下、インターネット側への資源の漸進的*3な移行を進めてゆく方針らしい、と聞いていた。
 実際、インターネットの普及期から数えて、10年近くは我慢してきたわけだ。ご苦労様といいたい。パソコン通信の会員数が頭打ちになるなり、さっさと止めてしまい、その後は右往左往の果てにプロバイダとしての基盤すら失ってしまった、どこぞの新興企業とは大違いだった。いくら体力があるとはいえ、やはり苦労はあっただろう。
 心配なのは、未だにTTY側に残っている大きなコンテンツがどうなるかということだ。FSFのライブラリなんて、どうなるんだろう。IDはとっくに休止中だが、また復活させて、NIFTY-Serveの最後に付き合ってみようかと思っている。最後となると、いろいろ面白い現象が起こるものだからな。

雨中のジテツー出勤編

11時23分 暮らし 天気:霧雨

 なんとなく順番が前後してるぜ感は拭えないが、今日は雨の中をジテツー出勤してみた。
 雨量は昨日ほどではなく、まあ霧雨という程度。しかし眼鏡的にはかなりのダメージだ。
 路面は十分濡れているので、慎重に走ってゆく。ドライの時には結構白線上を走ったりするのだが*1、今日はさすがに白線横をキープ。しかしトラックが通るときには寄ってやらなければならず*2、ちょっとスリリングな道行になった。しかしバックミラーがある。水曜日に死蔵していたブラックバーンのマルチユースタイプをドロップエンドにねじ込んでおいたのだ。最初のうち、ブラケットポジションだと見事に隠れてしまうので、役に立たんと思っていた。が、角度を調整すると、ちゃんと見える位置があったので、これで有用性が激増した。後ろを振り向かなくてもいいというのは、特に余裕のない雨天走行時には助かる。
 いつもと大差ない時間で駐輪場に着き、雨具はビニール袋に入れてバッグにしまった。やっぱり眼鏡が濡れるのはどうしようもないが、それ以外に困りそうな点は無い。うん、これなら続けられるぞ。
 会社に行って、そういえばグローブを駐輪場に置いてきてしまったと気づいた。カステリのゴアを使った物で、気に入ってるんだ。後で取りに行こう。
 これなら雨が降っても続けられそうだが、さすがに雪の時はどうか。そういう時はブロックタイヤを履いたMTBでというのが漢だろうが、駐輪場のラックはファミリー車しか想定してないので、幅1.5以上は難しそうだ。ううむ、雪の時は無理だな。