Strange Days

2005年02月20日(日曜日)

それで、スポークを作ってみたのだが

22時27分 自転車 天気:湿っぽいくもり

 目が覚めたら昼前。雨は上がっているようだが、路面はまだ濡れている。外に出かける気にならないな。こういう日は、スポーク作り日和だ。
 15番のスポークをカットして、ねじ切り器でねじ山を転造してゆく。これがまた、意外に難しい作業だ。一気にニップルにぴったりなサイズまで切ろうとすると、失敗してしまう。ねじ山は3組の刃先(ねじ山を切って焼入れしてある)で絞り込むようにして掘ってゆくのだが、いきなりきつく掘ろうとすると刃先がそれぞれに微妙にずれ、別々の軌跡を辿ってしまう。場合によっては刃先が固着してしまうのだ。
 3段階くらいに分けて掘ってゆくのが正解のようだ。だがそれでも、何も無いスポークに、最初にねじを掘ってゆくときに、失敗してしまう事例が多発した。
 とりあえず、8本のスポークを仕上げるまでに、5本の尊い犠牲を出してしまった。なんというか、やっとれんな、これは。予備のスポークを自作するのにはいいが、全部切ろうというのは大変だ。
 雑用を片付けながらの作業だったので、とりあえずの8本を揃えたのは真夜中になっていた。とりあえず、これでスポーク長が適正か見て、残りを切ろう。なんか、やってられないよ。