Strange Days

2005年04月25日(月曜日)

雨に降られかけて自戒

20時41分 暮らし 天気:はっきりせんなあ

 朝はフレックス出勤で遅めに。というのも、昨日の予報で、今朝方まで雨が残るということだったからだ。9:00過ぎに外を見ると、しめしめ、雨は止んでいるようだ。身支度して、会社へと自転車を走らせた。と、その途端に雨粒がぽつぽつと当たり始めた。まるで狙っていたかのようだ。ここで合羽を着てマーフィー力を発揮しようかなどと考えたが、面倒なのでそのまま走る。本格的に降り始める雰囲気もあり、ひやりとした。が、なんとか濡れないで会社に着いた。路面はかなり濡れていたが、走っているとどんどん乾くのだ。
 今日は降られずに済んだなと思った。通勤中の雨は嫌だ。長後街道の一番狭い場所では、車を避けて白線上を走らなければならない場合もある。白線では水滴があるとてきめんに滑るので、要注意だ。そういう場所に限って、歩道も狭くて荒れているので、緊急避難も難しいのだ。
 会社でトイレに入った時、Palm+Mobile Pでニュースを見ていたら、福知山線の大事故の報が入っていた。いったい、なにが起こったのだ。救助活動は夜になっても続き、はっきりとは報道されてなかったが、生存者の他に死者も取り残されているようだ。死者は先頭車両に集中している。そりゃ前方から障害物と衝突すれば、一番危険なのは理屈だが、普段乗っているときに、そんなリスクなど思いも拠らない。実際、僕も先頭車両は良く利用する。輪行の時、通路がないので一番便利なのだ。
 世の中、どんなところに事故のポテンシャルが潜んでいるかなんて、常人には全てを把握できるわけもない。でも雨が降りそうなら迂回路を通ったり、先頭車両を避けたりといって事だけでも、もしかしたらリスクを大きく減らせるかもしれないなと思った。まあ往々にして、逆にリスクポテンシャルを増やしてしまうのが、俺様が世界に誇るマーフィー力の証なのだがな(何一つ自慢にならないまま劇終)。