Strange Days

2006年10月03日(火曜日)

S1ISがS3ISに化ける!?

22時05分 デジタルカメラ 天気:くもり

 先週、何の気なしにPowershot S1ISを手にして、試写しようとした。あれ、なんで画面が乱れるかな? EVFも背面モニタも撮影像も、モノクロかつ妙に溶けたような画像になっているのだ。さっぱり分からんが、これが無いと寂しいので、修理に出してやることにした。キヤノンの場合、ウェブで申し込むと宅配便で取りに来てくれるサービスが使える。これで月曜日に発送しておいた。
 火曜日に、メールで返信が来た。早いな。なになに。『ウェブで公開している現象に酷似しているため、無償修理になります』とのこと。キヤノンのウェブで公開されている、デジタルカメラ系の障害情報を見ると、Powershot系のカメラに関してCCDに起因するトラブルがある、という情報があった。でも、S1ISは対象に入ってないんだがな。ちょっと腑に落ちないが、定額修理1万円超になると覚悟していたので、その点は嬉しい。
 ところが、『修理部品が長期に渡って入荷しないため、PowerShot S3ISへの交換にて対応します』云々と続いていた。うーん、S3ISってのは、今年の春に出したばかりのS系最新機だぜ。確かに値崩れが進んでいるようだが、それでも4万円弱する。それと交換してくれるなんて、気前がいいなあ。
 S1とS3の違いは、撮影画素数が320万から600万へ増えたのと、記録メディアがCFからSDになったこと。それから色が銀から黒へ。背面モニタが1.5インチから2インチへ。後は若干のサイズと操作系の変更くらいか。唯一引っかかるのが記録メディアの変更だ。もともと、S1にはD70のバックアップ機という任務を期待しているからだ。でも、600万画素級になると256MBでは手狭だろうから、いずれにせよ記録メディアは新調しなければならない。CFとSDの価格差を考えると、もうSDでいいかな。CF-SD変換アダプタで、D70でも使う手はあるようだし。
 防水ハウジングなどのオプションを使えなくなるけれど、これはオークションで捌くか。さすがに防水ハウジングは大げさすぎると思うようになっているのでな。
 ということで、『交換で問題ありません』と返答しておいた。早ければ、今週末にはS1ISが化けたS3ISが手に入る。3連休には試写できるかな。