Strange Days

2006年12月30日(土曜日)

高速バスは楽だが疲れるの巻

20時58分 暮らし 天気:快晴

 さて、バスは延々と走り続けている。その間、拙者はシートをリクライニングさせ、眠るように努めていた。まあ、こうしているのは苦痛ではない。だが隣のお兄ちゃんのヘッドホンから漏れる音が気になるのと、すぐ前の席の人がいきなり最大斜度でリクライニングさせて来るのが気になった。こっちもPSPでなにやら聞きながら過ごす。
 うとうとしているうちに朝が来たようだ。『そろそろ福山です』という車内放送がかかり、カーテンが一時開かれる。6:00過ぎだが、まだ外は真っ暗だ。そうか、こっちは西国なので、日の出も日の入りも関東に比べて遅いんだ。
 前後の席の人が降りてしまったので、試しに座席を思い切り倒してみる。これは楽だ。これなら難なく眠れるかもしれない。でも後ろの人から覗き込めるくらいの状況になるんだよな。膝の上に頭が来ます。
 どうやら名阪辺りで渋滞に捕まったようで、広島には1時間遅れの9:00前に着いた。トレンクルを荷室から出してもらうとき、運転手の人が興味津々に『それはなんなんですか』と聞いてきた。なにやら金属質の、しかし妙に軽そうな物体だ。気になるのだろう。自転車だというと驚かれていた。
 到着地は新幹線口なので、そのまま在来線で呉に帰り、実家までトレンクルを走らせた。実家に荷物を置くと、中通りに出る。まずはモリスで腹ごしらえ。大盛り、いなり、それだけでは物足りなかったので、ゆで卵も、ゆで卵が半熟だったのには驚きだ。前はえらいハードボイルドだったんだが。いつの間にかそういう芸を身に着けたんだ。
 福住でフライケーキを買って帰ろうと思ってたら、売り切れで入荷待ちだとか。大和ミュージアム辺りの公園で寝転んで来ることにした。
 大和ミュージアムの近くは、これはもう大変なことになっていた。実際に状況を見ると、なんとも凄い不条理さを感じる。海上自衛隊呉資料館の完成は今年の4月だったか。ぜひ寄りたいものだ。
 適当に海を眺め、福住に取って返すと、ちょうど販売再開したところだった。目の前で100個くらい買って行く人がいた。そりゃあ、品切れにもなるわな。
 帰宅して、明日の岡山周遊の下調べをしているうちに、呉の夜は更けた。バスで今一睡眠時間が足りなかったので、とにかく眠い。だがほとんど歩かないで帰ることが出来るので、ある意味楽だと思った。