Strange Days

2006年03月19日(日曜日)

夕闇の境川をTCR-2で試走

19時40分 暮らし 天気:雨やら嵐やら晴れやら

 雨は朝の内に止んだようだ。しかし路面は濡れているし、風が強い。気温もかなり下がっている。
 昼からTCR-2を表に出し、整備に手を着けたのだが、寒くてやってられない。ホイールをはめては引っ込み、チェーンを張ってはまた引っ込む。
 そのうち、雲行きが怪しくなり、雨が降り出した。寒い雨だ、と思っていたら、霙だよ、これ。寒いはずだわ。
 日中は、そうやって整備を少しずつ進める按配だった。
 日暮れ時、ようやく空が晴れ始めた。この二日、あまりにも動かなかったので、ちょっと走って来たい。TCR-2を境川に向けた。
 強い北風に乗って、南下コースは快適だった。高鎌橋の上流側で、ふと夕焼けの方に目をやると、茜色に染まった富士山が見えた。
 高鎌橋の一本下流の橋は、架け替え工事中だった。既に橋は仮設橋に移っており、車道も変更されていた。それに伴い、サイクリングロードも大きく迂回させられている。知らないで、夜中にここに突っ込んだら恐いね。
 今日は凄い北風で、南下コースは快適。帰りが恐いぜ。それと、やはり腐ってもロードのTCR-2は、進みが非常にヨイ。
 走る内に日は暮れきり、サイクリングロード南端で折り返し、休憩所で足を止めた頃には、薄明かりしか残ってなかった。空を見上げると、昼間の暗雲の名残が、真っ青な空に留まっていた。なにか、巨大なものが頭上にあるように感じて、神秘的だ。恐ろしいと感じる。
 再生したTCR-2。ハイテンション化の影響なのか、前よりも乗り味がごつごつする。その代わり、進みは非常に良い。見た目は全然変わらんけどな。
 真っ暗になった道を、ハブダイナモの威力を発揮しつつ、帰還。