Strange Days

2007年01月21日(日曜日)

1月の荒川サイクリング

19時24分 自転車 天気:くもり時々晴れのち雨

 昨日までの予報では、雨になったりくもりになったりしていた。昨日夕方の予報では、夕方から雨とのこと。大丈夫だろう。最近、誰も幹事を買って出なくって、それが余計に参加宣言を抑止しているように見えたので、今回は不肖我輩が幹事を名乗り出た。ってか、幹事やりますとでもいっておかないと、冬の寒さと雨の予感に負けてしまいそうな気がしていたのだ。
 朝、湘南新宿ラインで浮間舟渡に向かう。途中、川越線の事故で後れが出始めた*1。本当は池袋で乗り換えるつもりだったが、各駅停車が遅れる予感があったので、赤羽で乗り継いでいった。赤羽で乗り継ぎを待つ間、暖かな電車から寒い外に出たせいで、震えが止まらなかった。
 浮間舟渡公園の集合場所に着くと、既にそれなりの人数が揃っていた。しかし、寒い冬。空模様も不安ということで、それほどの人数ではなかった。聞くと、初参加の人が多かったようだ。去年の年末2回分は中止になったので、なかなか参加する機会が無かった人たちが、ようやく参加できた様子。
 最初の休憩場所までは、我輩が先頭を引く。少し巡航速度を上げ、25km/h程度で走り続けると、いつの間にか一人旅になっていた。まったり系の極にある荒川では、平均的な巡航速度は20km/h前後だ。
 最初の休憩場所、虹の広場と走りながら、拙者、BD-1の不調を感じ取っていた。例のヘッドパーツの固着だ。調整しても、どうも強い入力で動きが渋くなるようだ。ハンドリングが鈍い自転車を飛ばすほど、恐ろしいことは無い。勝手に蛇行してしまうのだ。自転車は微小に蛇行しながら進んでいるのだが、それは搭乗者が無意識のハンドリングで吸収しているのだ。その微小なハンドリングが難しい状況だと、その微小な蛇行の影響で自転車が不安定になってしまうのだ。まあ、荒川サイクリングはゆっくり走るので、それほど怖くは無いが。
 いつの間にか参加していた石川氏のケルビム製ミニロード。実は同じ仕様の自転車を狙っていた時期もあった。渋い選択だ。
 岡山氏が持ち込んできたトランジットカーボン。物凄くメカメカしい自転車なのだが、実はシングルギア。重さも結構あるんだとか。これを更生させるのは大変だと、皆で岡山氏をいじめる。
 昼食場所の葛西臨海公園に向かいつつ、平野氏、三井氏らとツーリング計画の情報を交換する。今年の鹿児島ツアーはこじんまりしたものになりそう。
 葛西臨海公園で得意げにJETBOILを取り出し、さっと着火、さっと湯沸しと行こうとするも、底面フィンを保護しているカップが非常に外れにくく、外すのに5分もかけてしまった。今まではそういうことも無かったんだけどな。外れ防止の爪は一つでいいと思ったので、帰宅後に一つ削っておいた。うっきー、まき氏もJETBOIL使用。まき氏は買ったばかりとかで、最新モデルでの改良点を観察できた。えーっと、着火ボタンが赤い。他にも、多分細かい部分で改良されているのだろう。
 解散を宣言後、僕は西葛西からさっと輪行するつもりだった。BD-1のヘッドがどうにもこうにもなので、普通に車道を走るのが不安だったのだ。東京方面隊を見送り、しかしふと気を取り直し、ヘッドの再調整を試みた。かなり固めに締め付けてみた。少し走ってみたが、これで行けそうな感触だったので、東京駅まで自走することにした。
 しかし、走行中、江戸川を越えた辺りで、もう固着が再発している。困ったなあ、これは調整とかじゃなくて、ばらして確認するしかないか。ともかく、慎重に東京駅まで走り、輪行で帰宅した。
 思うに、長大なステムを介し、大きな力が加わるBD-1では、意外にクリスキング級のヘッドパーツも無駄では無いのかもしれない。馬鹿にしてすまなかった。でも、僕はそこまでは金を掛ける気が無いけどな。ともあれ、ヘッドを交換してもらったサガミサイクルに持ち込まねば。