Strange Days

2007年03月17日(土曜日)

ぐるっと浜名湖2007前日に洞窟やらうなぎパイやら

23時55分 天気:まあまあだった

 5:00起床。自転車と荷物を始末しつつ軽く朝食を済ませ、SatRDayに荷物を積んで、すぐに戸塚へと向かう。今日は戸塚5:58発静岡行きに乗って、そこから2回乗り継ぎつつ、新所原という駅まで行くのだ。
 当の列車には余裕で間に合い、ホームで待っていると、戸田のおやじ殿から電話。9号車に乗ってるとのこと。9号車だな。確か9両編成だから……先頭か。と、ここと車両を前後取り違えたのが運の尽きだった*1
 さて、列車が来たんで乗り込む。うわー、こっちは1号車だったosz
 落胆する暇も無く、急いで乗り込んだが、妙に込んでいた。デッキどころか通路まで人が溢れている。なんとかでっかいSatRDayの輪行袋をねじ込んだ。発車しておやじ殿から『いまどこよ?』というメールが入るが、『間違えて先頭に乗って、どうもこうもなりません』と返信する。後で聞くと、ずっと俺の座席を確保していてくれたんだとか。うわー、すいませんosz
 列車は、小田原で一気に乗客が降り、なんとか座席を確保できた。どうやら、新幹線への乗り継ぎ客が多いようだ。SatRDayは、運転席へのドアの部分がくぼんでいるので、そこに立てかけておいた。ここの出入りは無いだろう。
 デッキには、もう一人自転車を抱えていたお姉さんが居たのだが、この人は熱海で降りてしまった。後で考えるに、どうせ2回乗り継ぐんだから、始発狙いで熱海で乗り換えればよかった。
 睡眠時間はまったく足りてないが、しかしほとんど眠ることが出来ないまま、静岡に着いた。ここで反対車線に乗り継ぎの電車が入線しているのだが、3両編成と短く、しかもホームの後方に居たので先頭車両は激混みで、乗り込めなかった。1本待つか。おやじ殿は首尾よく乗り換えたようだ。
 次の列車を待つ間、ホームで駅そばを啜る。気温が低いので、体が温まった。
 次の列車もかなり混んでいたが、荷物を立てかけておくのに苦労は無かった。また傍の座席が間もなく空いたので、浜松まで座って行けた。
 浜松で再度の乗換え。弁天島駅の異様に広いホームにびっくりしながら、新所原で下車。10:30前後だったか。戸塚から4時間半も掛かるんだな。
 駅の外でこば氏、戸田のおやじ殿と合流し、さらにおやじ殿のジュニアを待つ。ここから天竜浜名湖鉄道に乗り換えるのだが、ジュニアの到着が次発のギリギリになりそうなので、先に乗り込んでおいた。難なくジュニアと合流に成功する。
 のどかな沿道風景を愛でつつ、金指駅で下車。駅舎より隣の店の方が目立つが、駅名は金指駅であっておたべ駅ではない。ここで自転車を組み立てて、近くの食事処に向かうことになる。かなり慣れてきたので、SatRDayの収納/展開に、それぞれ10分も掛からなくなってきた。また運搬も、オストリッチの便利ベルトの導入により、まず不満が無くなってきた。それでも、もう少し軽くなって欲しいがな。
 食事は、駅の近所*2にある豚料理屋で取った。なんだかとんかつを卵で綴じたような料理が無性に食べたかったので*3、カツどんセットをいただく。カツどんに外れなしだが、ここのものは肉が美味しく、レベルは高めだった。
 食事後、今日の目的地である竜ケ岩洞に向かった。ちょっとしたアップダウンを経て、洞窟に到着。いかにも観光地な入り口が迎えてくれる。
 洞窟内は、ほぼシングルトラック程度の穴が、ほぼぐるりと一周している。秋芳洞のような大洞窟しか知らない僕には、いささか新鮮に思えた。細い穴だけに探検は困難を極め、また観光化のためにあちこちを拡幅したり、トンネルを並行して掘削したり、あちこちで手を加えているそうだ。裏手には第3洞窟という立ち入りを禁止して保存されている別の洞窟があるのだが、この観光洞窟の最奥部は、第3洞窟から進入して発見されたという。
 意外に見ごたえのあった竜ケ岩洞を後にし、弁天島方面へとひた走った。途中でおやじ殿は寄り道のために分離し、こば氏、ジュニアと共に南下して行った。ちょっとした登りもあり、まあそれほど単調にはならなかった。
 はまゆう大橋という橋の袂で、こば氏は近所にあるらしい春華堂の工場を、EZウォークナビで調べた。そこでうなぎパイの製造工程を見学できるのだとか。橋の反対側に掘られたトンネルを越えてゆくらしい。行ってみよう。
 走ってゆくと、結構な起伏のあるルートを取らされる。一山越える感じだった。山上の人家の間の細く急峻な道を登ったり、鰻じゃなくて狸の出そうな道を走らされたりしたが、春華堂工場に無事に到着。工場は意外にも観光スポットらしく、他にも見学客が結構居た。見学コースは綺麗に整備され、レストランまで営業されている。終点は春華堂商品を扱う店舗で、土産のうなぎクッキーを買っておいた。
 さて、日が暮れそうだ。ここから、弁天島のホテルに向かった。ホテルの前で、おやじ殿、Kimrin、それから三井氏親子らと合流したが、僕は明日のことを考えてここで分かれ、浜松のホテルに向かうことにした。
 ホテルにチェックインし、買い物に出たりしているうちに、なんと日が変わっている。また睡眠時間が激短だろうな。トホホ。