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Strange Days
2007年05月15日(火曜日)
22時21分
デジタルギミック
天気:すっかり晴れ
一雨あったのに、夕方にはもう路面も乾いていた。そんな夜道をひた走り、帰宅すると、早速EM-Oneの電源を入れてみた。
ををっ、自宅でもアンテナ3本だ! 部屋の奥でもバリバリに入る。これだけ早かったら、別に固定回線を引かなくても良いなあ。こいつをモデムモードで、PCから使うだけで十分そうだ。別ににこにこ厨でもWinny厨でも無いので、回線速度はそこそこでも構わない。でもおまけでADSL回線が付くので、自宅でイーモバイルに頼る必要も無い。
画面のサイズが違うし、ポケットなOperaはFirefoxほどのレンダリング能力も無いので、完全にデスクトップ環境と同じとは行かないが、今までClieのNetFront+Xiinoではどうにもならなかった事も、難なく出来る。Clieは、もうPDA特化でいいな。
問題は、Windows MobileがPDAとしては箸にも棒にも掛からないことだ。キーボードショートカットが異様に少なく、せっかくのキーボードでのコントロールがままならない状態だ。アプリを閉じる、タスクを切り替えるという基本的なことさえ出来ない始末。かといってPalmライクにスタイラスでコントロールしようにも、広い画面がかえって仇になる始末だ。PalmOSの出来の良さに、改めて涙が出る思いだ。NX80Vで、もう少しまともなブラウザを使えたらなあ。
ともあれ、EM-Oneは日本語タイプライタ+インターネット・コンパニオンとしては出色の出来なので、これはこれで手放せない。もちろん、日本語タイプライターとしてはシグマリオン3が断然上だが、毎日持ち歩けるサイズでこのキーボードを実現したEM-Oneも見事だ。
あらすじ:毎日、職場で電波状況を確認しては、ため息を吐く俺様であったが……。
遂に戸塚にも来た! 以前から微弱な電波はたまに拾えていたのだが、事実上使いものにならない状態が続いていた。今日も昼前に試してみて、やはりだめだったかと落胆していたのだが。
昼過ぎ、何の気無しに電源を入れると、をを、受信ランプが緑だ。早速、operaを起動すると、我がウェブページがスコーンと表示されたではないか。アンテナが、遂に(拙者から見て)適正位置に立ったのだろう。ありがとう、工事のおっちゃん!
こうなれば、ほとんど家にいるのと変わらないインターネットアクセス環境だ。この快適さ、もうPHSには戻れないな。
とはいえ、まだまだ地方ではWillcom様にがんばっていただかねば。だが、もう毎日持ち歩く端末に、W-zero3だの後継機だのを加えようかなどと悩む要はなくなった。
この先の心配は、ユーザが増えて回線が重くなることだが、そのときはそのときだわ。