Strange Days

2007年06月29日(金曜日)

ローラー台防振対策

22時09分 自転車 天気:梅雨らしき空模様なり

 実は、ちょっと前にローラー台を買った。モノはEliteのクロノ・エラスト・ゲルという機種。かなり高い機種だ。
 Eliteのこのシリーズは、ローラーの部分にゲルが封入されていて*1、走行時の騒音を低減してくれるという謳い文句だ。
 そもそも、手許にはミキ氏伝来のミノウラのローラー台があった。これも結構静かな機種だった。が、こいつは700C専用だ*2。手許には700Cも2台あるものの、大半が小径車である我が自転車群を顧みるに、やはりこれは不便なのだ。
 そもそも、20インチのSatRDayでは使えない。しかしリカンベントでローラー台というのは、ローラー台でいつでも運動できる上、リカンベントの退廃的なまでの利便性を享受できる組み合わせではないか。ぜひやりたい、というわけでEliteを買った。
 Eliteの最新世代は、かなりの小径でも使えるようになっている。普通のローラー台は、Λの頂点にハブ軸が、足の一方にローラーがついている構造だ。つまり足の長さが決まっているため、よほどローラー台の位置を変えられでもしない限り、使えるタイヤサイズは決まってくる。Eliteのものは、このラムダが横倒しになって、足の一方にハブ軸が、もう一方にローラーがはまる構造になっている。しかもΛの頂点は自由に動く。結果、ハブ軸とローラー台の距離は自由に変えられるので、小径でも700Cでも使えるわけだ。カタログ上、16*1.75インチまで保障されるようだ。たぶん16インチHE換算だろうから、16インチWOのBromptonなら問題ないだろう*3
 というわけで、届いてすぐ、期待を込めてBD-1を載せてみた。ローラーの位置は問題なし。しかし漕ぎ出してびっくり。意外なくらい音が大きい。重低音が響く感じだ。これでは、階下の住民もたまるまい。どうも、BD-1のホイール精度がイマイチなため、負荷を掛けると共振してしまうようなのだ。精度の高いホイールなら、もう少し静かなのだろう。しかし、多様な自転車で使いたいのに、そんな制限がつくのもなあ。
 先達の知恵を借りるべく、グーグル先生にお願いしてみると、静床ライトという防振床材が効くとの情報を得た。50センチ四方で8kgもあると聞くと、確かに効果ありそうだ。しかし10枚売りとなると、こんなものが80kg分も届くのかと憂鬱になりそうだ。が、調べてみると、2枚ばら売りしてくれるところもあったので、発注しておいた。2枚買っても2000円強程度だ。
 まあ、新ローラー台の防振対策は進めるとして、旧ローラー台はどうするか。ミノウラの旧機種だし、付属品も揃ってはいないので、オークションで売り飛ばすにしても高値はつくまい。
 というわけで、よろしければ差し上げます。モノはミノウラのエントリー機種MAG500Dに近い、旧機種です。リモコン付き。さらに、これもミキ氏伝来の、リアホイールもつけます*4。程度は良くないですが、実走行に使うわけじゃないので、問題は無いでしょう。
 顔見知り優先。取りに来てくれる方ならタダです。後で写真上げます。