Strange Days

2007年09月14日(金曜日)

下北半島にはどれを連行するか

22時11分 自転車 天気:結構くもり

 さて、10月初旬には下北半島でのツーリングがある。そんなハードな坂も無いみたいだし、SatRDayの出番でしょうと思っていたのだが、最近気になる事件があって、迷っている。
 南会津の時、別コースに参加されていたRoy氏のSatRDayに、トラブルが発生した。なんと、フロントブームの溶接部が外れてしまったのだ。
 SatRDay Mk.2は、従来のBikeFridayシリーズとは、ちょっと違う構造を取っている。基本は鉄パイプなのだが、その径を大きくし、かつ肉厚を薄くすることで、強度確保と軽量化を図っているのだ。
 車体の大半、メインフレームからリアフレームに関してはうまくいっている。軽量化できたかどうかはともかく、強度的にさほどの不安は無い。問題なのがフロントブームだった。坂道発進などでトルクをかけると、撓む感じがあって不安だったのだ。そしてそれは、どうやら杞憂ではなかったようだ。
 実は、Roy氏の車両の他にも、同じような減少発生を見たものがあった。恐らくは10台も無いだろう在日SatRDay Mk.2の中で、2台もの発生を見たということは、恐らくは構造的な欠陥だということだろう。
 しばらくはBikeFriday製造元のGGC社がどう出るかを見極めたい。それまでは、遠征でのサイクリングに投入するのは憚られる。観光バスも通らず、携帯電話さえ使えない山中で、この事態に遭遇したならば。一人の場合はもとより、同行者が居ても多大な迷惑を掛けてしまう。
 というわけで、当面はSatRDayを遠距離輪行に使うことは出来ない。すると残るのはMR-4FかBD-1だな。しかしMR-4Fはリンク部のガタが気になっている。安定感ならBD-1だ。でも荷物を運べて、走行性能が高いのはMR-4Fだしなあ。
 どっちにするか。MR-4Fも、そう長くは乗れそうに無いし、怖いのは激しい下りだけなので、まあそんな上り下りの無さそうな下北なら問題ないだろう。
 自転車をどうするかはともかく、最大の問題は初日の日程だなあ。多少は苦しんでもらって、やはり六ヶ所村を通ることにするか。