Strange Days

2008年05月31日(土曜日)

第11回東京・南会津サイクルトレイン初日

23時55分 , 自転車 ( 自転車旅行記 )

 確か第1回、業平橋集合だった回以来の雨の中の集合となった。いささか憂鬱な気分で浅草橋に向かったのだった。
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2008年05月30日(金曜日)

南会津準備

23時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雨に向かう

 明日は南会津だ! しかし雨の南会津になりそうだ。これでも雨に徹底的に降られまくったことは無いのだが、どうなることやら。
 ということで、自転車は自動的にBD-1に最終決定。SatRDayにも泥除けはあるが、雨の中の輪行解除、準備は憂鬱だ。
 仕事の状況が悪化して、土日の休みも風前の灯と思われたが、悪化しすぎてかえって土日は堂々と休めるようになった。その代わり、月曜日に休もうと思っていたのは不可になった。
 帰宅して、明日の準備をしようと思っていたのに、雑用を片付けていたら、23:00を過ぎてしまう。睡眠時間確保のためには、もう寝なければ。ざっと荷物を積んでおいて、とりあえず布団に入ることにする。
 明日は確実に雨か。憂鬱だ。

2008年05月29日(木曜日)

au通信定額が進化した!

23時50分 インターネット 天気:雨

 なんだか知らないが、ふと気づいたらau通信定額が恐ろしく安定するようになっていた。
 以前はダイヤルアップにどえらい時間が掛かって、『えっと、つなぎますよ。あー、アカウントお願いしま~す。パスワードもどうぞ~。つながりますね、つながりますね?』ってな感じで、とてつもなく各々のステップに時間を要していたのだ。概ね20秒くらい掛かっていたろうか。
 しかし今朝、ふと思い立ってつないで見たところ、『接続し、ハイどうぞ!』ってな感じで、ものの2秒程度で接続されてしまったのだ。いやあ、嬉しいっちゃ嬉しいが、今までが随分と絞られてたんだな。特に各ノードのレスポンス時間が改善されているようで、実使用上もイーモバイル並みに快適になっていた。これぐらい使えるなら、そもそもイーモバイルの方が不要かもしれない。全国区で使えるのはauの方なんだから。とはいえ、auデータ定額の改善が全国区なのかどうかは不明だが。
 イーモバイルも2年目に突入しているが、来年にはどうなっていることやら。

雨天ウォークマン

23時03分 モノ , 暮らし 天気:雨のちくもり

 今朝は雨。なので地下鉄で出勤した。
 早速、昨日届いたNW-E26用防滴ジャケットを試す時が来た。ケースはちょうどカメラのハウジングのような塩梅で、主要なボタンを外から操作できるように貫通ボタンが配置されている。オーディオジャック部は開口している。Sonyの防滴ヘッドホンだとちょうどギリギリ一杯の太さなので、程よく水の浸入を防げるというわけだ。とはいえ、特段の浸水対策をしているわけじゃないので、水に漬けたら浸水するものと思われる。操作性は悪くない。操作ロック以外の全ての操作が可能だ。
 防滴ヘッドホンは、さすがに値段相応*1の性能で、解像度の点でE26付属のものの足元にも及ばない。だが開放式で外の音は拾いやすいので、外を歩く時には便利だ。解像度が低いとはいえ、ノイズが多い外で性能を求めてもしょうがないので、大きな問題じゃない。
 防滴ジャケットが欲しかったのは、これから梅雨に掛けて、雨の日の散歩のお供に欲しいと思ったのだ。近所の公園や境川の紫陽花が見ごろを迎えるだろう。紫陽花は雨の日に愛でるのも一興ではないか。
 遅くまで残業して帰宅。なんとか、土日は休めそうだ。

2008年05月28日(水曜日)

新火器到来(またかよ)

20時01分 モノ 天気:くもり

 火器に関しては、長らくPrimusのP-111、JETBOILの2本建てで来たのだが*1、これでは大物の扱いにちょっと困る。P-111の五徳では500ml超級のクッカーを扱いにくいし、JETBOILはそもそも500mlの液体までしか扱えない。というわけで、JETBOILの1.5lクッカーか、Primusの新鋭器イータシリーズを狙っていたのだ。
 でも、これらはばらしても小さくならないし、完結性もJETBOILほどではないようだ。そもそもP-111では扱いにくい中鍋を何とかしたいのに、また鍋付きのモノを買うなんてあほらしい。
 というわけで、前から目をつけていたPrimusのP-123に流れた。バーナーはP-111のものと大差ないが、五徳のお化けのよなスパイダー型と言う形態に萌える。
 ここしばらく残業続きで受け取れなかったAmazonからの荷物を受け取り、早速開梱した。ををっ、P-123じゃないか!*2
 一緒にマウス*3、NW-E26用防滴ジャケット、同じくSonyの防滴ヘッドフォンも購入。マウスは、今現在使用中のものが安物過ぎて、しばしばクリックを認識しないため、その代替として買った。防滴シリーズは雨の日の地下鉄通勤と、同じく雨の日の散歩で使用する予定だ。
 さて、P-123で湯を沸かしてみた。載せたのはモンベルの600ml級クッカー。下窄まりなので、P-123の大型五徳とは、少し相性が悪い。そう、このP-123は五徳が大きすぎて、2~300ml級の小型クッカーとは相性が悪いのだ。P-111ときっかり使い分けしなければならない。
 時期が時期なので、湯はあっという間に沸いた。P-123よりは強力だ。とはいえ、JETBOILの高速さにはかなわない。その代わりに汎用性が高い。小型の家庭用鍋、フライパンなら問題なく扱えるだろう。
 畳むと、五徳がきっちり薄く畳めるので、思ったより薄くなった。P-111の小ささもいいが、これもかさばらないで済みそうだ。あっ、ボンベは別だけどな。
 買ったはいいが、難に使おうか(汗)。とりあえず、マルタイラーメンでも茹でるか。

2008年05月27日(火曜日)

南会津は湿っぽくなりそう

23時51分 自転車 ( 自転車旅行検討 ) , 天気:晴れ

 サイクルトレインが目前に迫っているが、土日の天候はよろしくない。木金と雨の予報だったのだが、段々先に延びて土曜日に掛かってきた。この分だと日曜日も怪しいな。少なくとも、土日降られる覚悟はしないと。
 そうなると、SatRDayは持ってゆくのが億劫だ。雨の中で輪行準備するには、ちょっと手間が掛かる自転車だ。またリカンベントは雨の中を走るのが切ない自転車だ。顔に直接雨粒が降り注いでくるわけだから。
 そんなわけで、BD-1連行の方向に傾いている。BD-1にはまだ南会津の地を踏ませてないので、ちょうどいいかも。しかし最後の問題が残っている。今回の座席表を見る限り、リカンベントは我がSatRDay1台切りの様なのだ。これをBD-1をとなると、サイクルトレインに1台のリカンベントも参加しないことになる。くぅっ、なんたること。サイクルトレインに1台のリカンベントも参加しなかった回は無かったはず。それを僕の都合で途絶させてしまっていいのかっ。
 などと鼻をほじりながら考えている拙者であった。BD-1の方がずっと楽に輪行できるので、BD-1にしようっと。

2008年05月26日(月曜日)

Willcomさらにはじまり中

17時55分 デジタルギミック 天気:すっかり晴れ

 出たな、ades後継
 次は004,007後継だと思っていたので、ades後継は意外なり。ってことは、004系は結局そんなに売れなかったんだろうな。
 内容的に、Bluetoothと無線LANを載せてきたのは大喝采。これで03をモデムに、iPAQ212からBluetoothでアクセスなんてことも可能なはずだ。まさかDUNプロファイルを載せないなんてことは無いだろう。うーん、AX420Nから機種変しちゃおうか。
 しかし、iPAQ212との住み分けが難しいな。iPAQ212をメインにして、03は普段はモデム代わりというのも手ではあるが、ほとんど同じWM6系の機械を二つ*1持ち歩くのはどんなアホだろう。
 iPAQ212はインタフェースリッチな機械なので、他の機械とつなぎまくりながら使うというのが理にかなっている。が、03は画面がWVGA*2でキーボード付きなので、たぶん普段使いには最適だろうと思うのだ。しかし画面サイズは3インチ対4インチと、画素数に対して逆転している。重さはiPAQ212の方が重い。
 しかしまあ、iPAQ212のCF周りが安定してないので、iPAQ212はW05Kとの組み合わせで旅行時に使い、普段は03というのが一番いいとこ取りだという気がする。なんか、結局はどっちも持ち歩くことになりそうだがな。
 Willcom系のスマートフォンは延々と見送ってきたが、とうとう年貢の納め時かもしれない。

2008年05月25日(日曜日)

雨の合間に散歩(紫陽花始め)

20時16分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:雨のち晴れ

 昨日の夜は結構な雨量だった。今朝方起きたときには、雨は小降りだった。そして昼前には雨は止んだ。とはいえ、いつでも降り出しそうな暗い空だったので、すぐには雨に濡れない、部屋の前の通路で、BD-1を整備した。結局、セキサイダーと泥除けは戻すことにしたのだ。セキサイダーに慣れすぎて、これ無しの運用はもう考えられないくらいになっている。前の泥除けは、取り付け用の金具と泥除けの接合部からヒビが入り、今にも壊れそうだった。代わりのものを入手するまではやむを得ず、壊れそうな部分をビニールテープでぐるぐる巻きにしておいた。
 取り付けたんだから、試走はしたいな。空は明るくなってきていた。でも予報では夕方からまた雨らしい。泥除けも復活させたことだし、降ればむしろ好都合だ。Powershot S3ISを持って境川に出かけた。
 高鎌橋を通過して、びっくり。昨日の堰が綺麗さっぱり消えていたのだ。詳しくは見なかったが、あれは注水して膨らませるものだったようだ。南端の休憩所に来ると、ふと川際に点在するアジサイに目が向かった。もう咲き始めている。昨日からの雨に気が逸ったか。
 BD-1も撮る。BD-1のなにが気に入ってるといって、この平面形こそが大のお気に入りなのだ。
 紫陽花に気を合わせたのか、さつきも色鮮やかだ。雨の後は花の色が鮮やかなのがいい。
 雨の心配もあるし、早めに帰ろうと、家路を急いだ。帰宅して西空を見ると、晴れてるじゃないか。どうやら、夜降るという予報は外れたようだ。
 来週末は南会津だが、このところの週末雨降り具合を見ると心配だな。

2008年05月24日(土曜日)

雨の前に買い物に

21時44分 モノ , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 山歩き , 天気:くもりのち雨

 今日は昼から雨の予報だ。珍しく朝早くに起きた*1ので、雨の前に町田方面に買い物に出かけようと思った。降ったら降った時と思い、雨具は持って出た。直前までは南会津に向けてSatRDayを連行しようと思っていたのだが、雨を覚悟して走るにはリカンベントはつらい*2。TCR-2で向かった。
 町田まで走り、ヨドバシに入った。18-55VRのキャップを絶賛紛失中なので、代わりのキャップを買った。担いで走るときには外しているのだが、無いと保管時に困る。ニコンのキャップじゃなくなるが、まあ仕方ないだろう。
 次に南町田のモンベルショップに入る。先週はなんとなく買い逃してしまったが、JETBOIL用の専用ボンベとモンベルのチタン製スタックワッパー、それからなんだか目に付いたEspresso Pastaを買ってみた。山の上まで走っての軽食として、このところフリーズドライ食品を研究中だ。このEspressoシリーズはかなり評判がいいみたい。ワッパーは、ずっと使ってきたシエラカップの後継に買った。シエラカップは柄を畳めないので収容に微妙に困るのだ。このワッパーは完全に畳め、しかも同じサイズのものはスタックできる優れもの。
 さて、このままでは面白くないので、雨が降るまではと思い、境川を南下していった。ずっと曇り空が続いているが、花は色鮮やかだ
 高鎌橋下流側の工事が終わったと思ったら、いつのまにやらがが出来ていた。なんか水しぶきが飛んでくると思ったら。見たところ、軟質素材を使っているように見えた。
 南端の休憩所に至り、さて折り返そうかと思った時、雨粒がポツポツと顔に当たった。今までも何度もポツポツ来てはいたが、これは本格的なものになると思われた。急いで帰宅する。幸い、本降りになる前に戻れた。
 帰宅して、しばらくして外を見たら、もう本降りになっていた。今日は助かったな。
 さて、夕食として、Esporeso Pastaを作ってみた。買ったのはアラビアータ。ちょい辛い奴。熱源はPrimusのP-111。これ、大きめの鍋だと気を使う。ので、スパイダー型のP-123も買おうと思っている。
 水を300ml、モンベルのチタン鍋で沸かし、パスタを全量投下する。ショートパスタで、いかにも食べやすそう。調味料も一緒くたになっている。それらを煮込み、水気が無くなった所で完成。チタン鍋なので熱が分散しにくく、うっかり一部を焦がせてしまった。
 食べてみると、アラビアータだけにピリリと辛味が効いて、ぺろりと平らげてしまえる。夕食には物足りないが、山やサイクリング中の軽食にはいいな。
 今度はご飯系のものを試してみよう。

2008年05月23日(金曜日)

光学兵器

23時11分 科学 , 星見 , 思考 天気:くもり

 ずっとニコンのファーブルシリーズが欲しいと思っていたのだ。
 ありふれた公園の一角にある池から一滴取り、こいつで観察する。するとミジンコやら藻やら卵やら、なんだか正体不明の存在やらに対面できるというわけだ。なかんずくミジンコ狩りは楽しそうじゃないか。趣味として口外するのはナンだが。公園にもそのまま*1入ってゆける自転車との相性は異常。一日にいくつでも狩場を渡り歩いて、無数のミジンコと対面できるかと思うと、なんだか胸が熱くなるぜ。
 とはいうものの、ファーブルシリーズはそれなりの値段なのだ。一番安いミニでも\26000、一番欲しいフォトだと\65000だ。キャー! しかもフォトはCoolpixしか使えない。
 これは簡単に手を出せないなと思いなおし、とりあえずはルーペ型のもので楽しむ方向に頭を向けた。しかしルーペ型だとせいぜい5x程度の設定ばかりだ。これではミジンコは無理だわ。なら菌類や花粉かな。動かないので、ミジンコよりは勝算ありそうだ。
 対地光学兵器もよろしいのだが、やはりそろそろ対空光学兵器も新型導入の時期だ。8インチのシュミカセを手放して久しいが、あれは大失敗だったな。4インチ屈折程度では木星の縞には歯が立たない。まして、ここは日本一*2空の明るい横浜だ。まあヤビツにで担ぎ上げれば勝算あるかもしれないが。そんなわけで、8インチを手放して以来、木星は大赤班と縞一本の存在に成り下がっていた。白斑は無理でも、もう少し縞は増やしたい。
 というわけで、最新の8インチ鏡筒を物色中だ。いまどきの8インチはGPS+自動導入でらくちんモードが売りのようだぞ。僕の場合は見たい天体はほぼ決まっているので自動導入は要らないかもしれないが、それでもあればあったで気ままに未見の天体をハント出来るかもしれない。もっと気楽にと思ったら、経緯台に載せ変えれば済む話だろう。
 最大の問題は、部屋の中に荷物が多すぎて、置き場所を確保しにくい点か(虚ろな笑い)。

2008年05月22日(木曜日)

南会津サイクルトレインに向けての覚書

22時10分 自転車 天気:快晴だが雲出る

 再来週末に迫っているので、そろそろ覚書くらいは付けておこう。
 自転車はSatRDay。いつかブームが逝くかもと思いつつ乗るのは嫌だが、伴走車付きのイベントでなら救われる道はある。まあ、直前にロードバイクに乗りたくなるかもしれないし、未だ南会津に連行してないBD-1を持っていきたくなるかもしれないが。浅草までの輪行が高負荷なので、BD-1に日和る可能性は低くない。
 Cコースだと、恐らくは名水の類もいくつか回るだろう。今度は野良喫茶したいので、JETBOILとコーヒープレスを持って行こうと思う。しかし、初日の距離が結構あるので、そんな余裕あるかな。
 往復時の車中でいつも寝不足になっていたので、今度は寝袋を持っていこう。Eコースの騒乱次第では寝てる暇も無いかもしれないが。
 気になるのは天気だな。まあ、ちゃんとした雨具は持って行きましょうってこった。

2008年05月21日(水曜日)

HPのミニノート発売

23時10分 コンピュータ 天気:晴れてます

 前に海外で発表されたHPのミニノートが、国内向けにも投入された。eeePCよりややでかいが、各種リソースを割り切らないで搭載してきた結構リッチな機械というところか。CPUがVIA C7なのがあれだが。しかしながら、どう考えてもインテルのATOMよりは処理能力は大だろう。画面が1280*768、インタフェースが豊富な点など、Libretto L3の後継にぴったりではないか。僕のLibrettoの用途はモバイルではなくて可搬式PCくらいのものなので、電源が2時間しかもたなくても気にはならない。稀にしかないモバイルでの使用のために機能を犠牲にするよりは、これくらいの容量の電池で十分だ。重さもほぼL3と同クラス。これはもう、買えという天の声が聞こえそうだわ。
 だが、唯一にして致命的な欠点が。それはカードインタフェースがExpressCardである点だ。今、通信カードはCF主流なのに使えないじゃないか。そりゃWillcomにもDoCoMoにもExpressCardな通信カードは用意されているが、今度はiPAQ212での使用に困る。なんとも、帯に短し狸を流しだ。
 最適なのは、CF通信カードを挿せるExpressCardなのだが、通信というのがガンで市場には見当たらない。メモリカードまでなら何とかなるのだが。
 こうなると、いっそのことインタフェースはUSBなりBluetoothに絞って、通信はiPAQ経由でやるというのも手かもしれない。でも、それならeeePCで十分だよなあ。
 おいしそうだが、悩ましい機械の登場だわ。

今日泊亜蘭逝去

12時45分 SF 天気:くもりみたいだ

 『我が月は緑』は読んだな。他に読もうと思って積読になってる本もあったと思う。
 これで日本SF界の長老中の長老が逝ってしまった。この先、『XXは死んだけど、あの世で今日泊亜蘭と茶飲み話でも……』『いや生きてる、生きてるよ』というギャグを使えなくなってしまった。本当に洒落にならないことだ。
 今日は月を肴に一杯といくか。我が月も緑なれ。

2008年05月20日(火曜日)

地下鉄乗車券売機の謎仕様

20時57分 暮らし 天気:嵐のち晴れ

 朝からすげえ嵐だった。6:00くらいには相当に降っていたようで、窓に横殴りの雨が吹き付けてくるような状況だった。こりゃあ休日なら引きこもりモードだな。
 生憎なことに平日なので、覚悟を決めて外に出た。さすがに自転車は恐ろしいので、今日は地下鉄だ。しかし駅までは風の通り道である長後街道沿いに歩かねばならない。この風の中、傘だと一発でへし折られるだろうな。今日は自転車通勤時に使っているミシュランのポンチョを着て歩いた。しかしこれ、風が強いとフードを被れず、裾も煽られ放題だ。幸い、雨が小降りになっていたので、頭は帽子のひさしを頼り、裾は濡れるに任せて歩いた。上半身だけでも完全に防護されているので、非常に気楽だ。駅まで歩く間の信号待ちで、案の定傘をへし折られている人々を目撃した。また僕同様に合羽を着て歩いている人もちらほら。
 昼にはあがり、帰路は平穏な晴れ空の下、歩いて帰れた。
 さて、地下鉄では回数券を使うことにしたのは、前に書いた。それで、ちょうど切れたので、戸塚の券売機で買おうとしたのだった。戸塚~立場間は\2400。これで11回分なので少しだけお得だ。じゃあ\10400を投入しようと、一万円札を投入すると、すかさず硬貨投入口が閉鎖された。キャンセルして、先に400円を投入すると、次に一万円を受け付けてくれた。確かJRの券売機もこういう仕様だった気がする。まあ、よく見る動作だ。
 とはいえ、これはどういう意味の仕様なのだろう。こんな仕様にしても、ユーザの使い勝手を悪化させるだけなのは明らかだ。すると券売機側になんらかの理由があるのだろう。防犯上? 在庫硬貨を少なくするため? ユーザサイドから見ると、なんだか不条理な仕様だと思う。なぜこうなっているんだろうか。
 帰り道、昼のお天気の結果、道路は既に乾ききり、朝の嵐の痕跡など残っていなかった。しかし、後一月で入梅か。それまでにロングライドを一発入れておかないと。

2008年05月19日(月曜日)

BD-1の覚書

23時55分 自転車 ( 自転車いじり ) , 暮らし 天気:くもりのち雨

 この時期に台風絶賛接近中とのこと。上陸は無いにせよ、風雨にやられそうだ。
 さて、そろそろ暖かくなってきたので、自転車に関しても本格的に始動だ。四国カルストまで登ってきて、今さら始動だもクソもないが。
 MR-4Fの整備はほぼ終わったので*1、次はBD-1をなんとかしなければ。シャドーディレイラー化の際にサボって前のケーブルをそのまま流用したので、換えなければならない。いっそのこと、アウター込みで全交換するか。そろそろ交換時期だわ。セキサイダーも復活。結局、これを外すと畳むのが大変になるのと、担いで歩かねばならないので簡易カバーでは間に合わなくなるのが痛いのだ。問題はフロント側の泥除けか。本体と固定部の接合部分から割れ始めているのだ。もうこの年式のBD-1に合うものは売ってないので、他のを流用するか、修理するかだ。まずは、プラ板を重ねて修理してやろうと思う。ダメなら使ってない*2、後ろ側のを流用してなんとかしてみようと思う。
 しかし、セキサイダーをつけたり外したりするばかりということは、BD-1もいよいよ定常状態になってきたか。
 会社からの帰路、少し雨に降られた。夜中に風が吹き始め、どんどん強くなってくる。明日の出勤は気が重いな。

2008年05月18日(日曜日)

SatRDayでグランベリーモールを襲う

19時17分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:くもり気味

 昨日の熊谷往復で満足したのか、今日の荒川には出撃意欲が湧かなかった。のんびり過ごす。
 夕方、ガスバーナーP111のイグナイターが不調なこともあり、南町田のモンベルショップに向かった。久しぶりにSatRDayを出撃させる。5/31~6/1の南会津に連れてゆくつもりなので、調子を見る意味もある。
 SatRDayは普通に快調で、市道環状4号、海軍道路と北上していった。
 モンベルショップでイグナイターの補修部品を探す。以前は見かけたのに、今日は無かった。売り切れかな。自転車コーナーにもチェックを入れておいた。近々、軽い雨具を買っておかないと。
 帰宅する途中のサイクリングロードで夕景を撮った。今日はD70に18-55mmを付けていったのだが、やはり18-200mmに較べると像がボケてしまう気がする。なんでだろう、VRのせいでもなさそうなのだが。とりあえず、SatRDayを撮るくらいなら無問題なので、いずれまた追及してみようと思う。

2008年05月17日(土曜日)

秩父鉄道で鉄分補給してきた

21時16分 デジタルカメラ 天気:まあまあ晴れたね

 熊谷方面からお誘いを頂いたので、秩父鉄道の催しに行ってきた。
 本当は泊まりの予定だったのだが、金曜日に急遽夜間待機が決まったので、日があるうちに帰らなければならなくなった。翌日の荒川参加も込みでSatRDayで行くつもりが、Bromptonまで堕落する我輩だった。
 11:30熊谷着のつもりで出たのだが、途中駅で強烈な便意に襲われ、池袋で電車を降りる羽目になった。1両目にトイレがあるはずなのだが、ちょうどふさがっていた。後方車両へはグリーン車を通らねばならないのだが、これがどうやら閉鎖中だ。というわけで、真っ青になりながら途中下車する羽目になったのだ。なんで腹具合が悪いかというと、昨夜夕食とした麻婆豆腐にマーラージャンを入れすぎたようだ。拙者、あまりに辛いものを食うと腹を下す習癖があるのだ。なんだよ、自分のせいかよ!
 熊谷着は12:00前になってしまった。tomo氏、戸田のおやじ殿、kimrinを結構待たせてしまったようだ。すいません。T氏が悪いのだとかなんとかおっしゃる。どうやらT、この氏という奴が時間にルーズでスケベで貧乏でどうしようもない奴らしい。今度会ったらとっちめてやろう。
 さて、まずは軽く昼食にしたかった*1ので、tomo氏の案内で昼食にありつく。シナモンロールのランチという『昼から甘味?』というものだったが、意外に重めで昼食にぴったりだった。
 さて、ここから西方にある広瀬車両基地まで走る。途中から土手の上の道を行くのだが、この催しに向かう家族連れで一杯であった。途中でtomo女史と合流し、会場に向かった。
 自転車を基地の入り口に止め、中に入った。結構な賑わいだ。
 目玉の一つが現役で使用されているC58の展示だ。間近で、さらにはあおりで見物できる。熊谷~三峰口を往復しているそうだ。
 さて、蒸気機関車以外のものは期待してなかったのだが、我々が足がぴたりと止まったのはこのマルチプルタイタンパー、通称マルタイの前であった。マルタイ? 最近、マルタイラーメンの話題があったな、という程度の低鉄分な我輩には、こいつが何者か皆目見当が付かない。ちょうど近くに秩父鉄道の人が立っていたので尋ねると、熱く語ってくれた。
 この車両は、線路の歪みを高速に矯正できる優れものらしい。画像右手が概ねの進行方向だが、作業は停止状態で実施するものと思われる。右手の部分でレールを持ち上げて、左手の左右2対見えるシャベルのようなもので、砕石を枕木の下に押し込むのだ。そして視界外だがさらに左手にある機械で線路の肩部の盛り土を整形するという流れだ。なんか、こういう複合機械というか、『どえらい人手が掛かる作業を省力化できまっせー。どうでっかこのメカメカしさは』なんていう機械は燃える。萌え萌えな機械だった。
 さらにターンテーブルの運転も実施中だという。行ってみると、どうやら最後の運転が終わったばかり。しかし、希望があればやってくれるという。いいトシした一段が『もう一回やってー』などとお願いしまくっていると、オマケの運転が決定される。
 このターンテーブル、進行方向のある蒸気機関車のために接地されているもの。三峰口にも同様にあるらしい。熊谷を発したSLは三峰口でターンさせ、熊谷まで戻ってくる。しかし熊谷にはターンテーブルが無いので、ここまで後進で戻ってきてからターンさせるらしい。それも見ものだな。
 このターンテーブルも萌え萌えな機械で、中央のピボットでほとんどの荷重を負担しているらしく、外縁部のホイールは一部接地していなかった。載っている電車はなにかないとスケールがつかめないだろうということで載せたらしい。蒸気機関車の場合は全長が長いので、ほとんどはみ出しそうなくらいらしい。
 運転は左回り、右回りと1回転ずつやってくれた。最後は定位置に一発で止め、即ロック。拍手喝さいに運転手の人は照れ気味だった。
 この後、モツ屋なり焼肉屋なりという話があったが、腹具合と仕事の関係で断念。熊谷から湘南新宿ラインで戸塚に向かった。しかし、車中で何の気なしに飲んだコーヒーが悪かったのか、またしても戸塚駅でトイレに駆け込む破目になったのだった。
 しかし、鉄祭は楽しかった。また何度の機会に誘ってください。

2008年05月16日(金曜日)

思い出の写真

23時33分 デジタルカメラ 天気:くもり気味だった

 Picasa様にファイルサーバ*1を漁らせると、思いがけないものが出てくる。Nikon E950で撮った写真の中に、かつて*2のエンパイヤホテルを写したものがあったのだが、その足元に白いガードが延々と続いているのが見て取れる。境川サイクリングロードだ。ちょうど、近所のおばさんたちが季節の花を丹精している辺りだろう。
 懐かしいな。この時期は藤沢市と湘南台の中間辺り、境川から300mほど入った場所に住んでいたのだ。ちょっと歩けば境川に出られたのに、そんなことなど考えもしなかった。運動など人間のするものではないというくらいに毛嫌いしていた頃だったのだ。24時間引きこもっていても平気だった。そんな頃だったが、たまたまE950の被写体を求めてうろつくうちに、このビルが目に入ったらしい。同じ日の写真には、今は撤去されているモノレールの軌条も写っている。
 この頃からたった2年後にBD-1を買って、逆に一日中部屋に居ると気が狂いそうになるようになっていったのだ。いや、懐かしい、懐かしいと眺めていた。
 惜しいことに、BD-1を買った頃の写真はほとんど残されていない。今みたいに気軽に写真を撮る習慣は無かったし、ちょうどE950が不調になっていた時期だったからだ。今から考えると、適当な機種に買い換えて撮っておけばよかった。
 今や手許のカメラは4台にもなったし、被写体にも餓えているのでそういう事態は起きまい。

2008年05月15日(木曜日)

JET BOILを超えるイータパワー

20時45分 モノ 天気:晴れ

 プリムス イータパワーが出回ってきた。
 JET BOILは自己完結性が高く、持ち運びに便利だし、高速で湯沸しできる優れものだ。が、これでなんぞ料理しようとすると困ってしまう。500mlまでしか実用的には扱えない制限が効いてくるのだ。純正五徳で別途クッカーを炙るという手もあるけれど、その場合はJET BOILの美点である熱効率の良さを生かせない。仕方ないので、1.5lのクッキングポットを買おうと思っていたのだが。
 去年くらいからアメリカで出回り始め、日本でも出るだの出ないだのいわれていたプリムス・イータパワーが、いつの間にやら発売されている。こいつは1lの水を150秒で沸かすという代物。JET BOILは250mlを100秒なので、単純な効率を考えるとイータの勝ちだ。JET BOILのクッキングポットもかなり高価なので*1、最安\14000台、通常\15000円からのイータパワーでも、それほどには割高に感じない*2
 イータパワーの欠点は、今出回っているトレイルモデルだとガスボンベが分離式になり、設定にちょっと手間が掛かりそうな点か。それとJET BOILに較べるとかさばりそうだ。ボンベからして250ml級だし。でも、JET BOILより大物を何とかしたいときに便利そうだ。
 でもまあ、JET BOILと手持ちのコッヘルで十分賄えることは分かっているのだ。それでもこれが欲しいのは、要するに新しいおもちゃ欲しいということだ。こんなことだから貧乏してるんだよっ。
 少し初期不良が潰れるのを待ってから手を出そう。って、もういい頃かな。

2008年05月14日(水曜日)

地下鉄通勤

21時57分 暮らし 天気:雨のち晴れ

 朝方が雨だったので、昨日に続いて地下鉄通勤だ。
 NW-E26を100均で買ったチェーンストラップで首に下げている。コードを完全に排除できるBTヘッドホンほどではないが、なかなか具合がいい。ただ、遮音性が高すぎて、なかなか周囲の音を拾えないのだな。その代わり、音がずっと良く、開放型に較べると聞き取りやすいので、かえって音を小さくておける。耳には嬉しいね。
 歩きだったので、久しぶりにイトーヨーカドーに立ち寄った。夕食はなんにしよう。なんとなく辛味分が足りなかったので、麻婆豆腐にしようと思った。しかし、以前は置いてあった中村屋の麻婆豆腐*1が無い。なんてことだ、レトルト品としては群を抜いて美味いのに。適当なのを買って帰ったけど、やはり辛味が全然足りないな。なんか、俺のお気に入りの品から消えてゆく店だ。
 明日はやっと晴れるらしい。

2008年05月13日(火曜日)

Picasaでrawデータを管理する

22時57分 コンピュータ , デジタルカメラ 天気:くもり時々雨

 いつの間にやら、Picasaでrawデータの処理をサポートしたと聞いたので、久しぶりにインストールしてみた。以前にGoogleから最初のバージョンがリリースされた時に使ってみたが、ファイル管理がさっぱり訳分からなかったので使わなくなっていた。でもrawデータを管理できるとなると別だわ。だって、キヤノンとニコンのrawデータを一括して視覚的に管理できる画像管理ソフトは持ってない。S3ISでの写真をrawデータで残すことはほとんど無いだろうが、それでも最新のPicasaに興味があるので入れてみたのだ。
 例によって膨大な画像ファイルを舐めて*1、ローカルドライブをそのサムネイルなどを持っているらしいデータベースファイルで埋めてくれる。前はローカルドライブが逼迫していたのできつかったが、今は250GBを単一ドライブにしているので問題なし。
 キヤノン形式、ニコン形式それぞれのrawデータも、ちゃんとサムネイルの生成、画像のハンドリングまで可能だ。さすがにJPEG形式の画像に比べると時間は掛かるようだけど。それでも、重くて使うには覚悟がいるNikon View NXよりは、よほど高速だ。細かくパラメタを設定して現像するには、NVやRaw Therapeeを使うしかないと思うけど。
 マシン性能が以前より上がったこともあり、これなら常用できそうだ。ってか、どうせPCは2台使っているので*2、1台は画像処理専用にしてしまおうと思う。

2008年05月12日(月曜日)

夏旅行を検討

22時58分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもりのち雨

 いきなりだが、職場での夏期休暇予定が決まってしまった。我が職場では8/11~15か18~22のどちらかを夏期休暇として取ることが出来るのだが、直属上司が都合で11~15に休むことになり、同じ製品の担当は別に取るという原則から18~22に取るしかなくなってしまったのだ。いや、別にそれが悪いというんじゃなくて、むしろ早々と予定が決まっていいことだと思っているんだが。
 とりあえず8/16広島行き、8/22広島から戻りのANA便を旅割で取った。5日あれば、墓参りして、適当に遊んでと出来るだろう。
 じゃあ、ってんで、今年こそ仙崎に遊びに行こう。もう何年いい続けているのやら。でも今年こそケリをつけるぞ。
 8/18に以前走った新山口(小郡)~秋吉台ルートを走り、それから長門~仙崎へと抜ける。
 8/19,20は仙崎を散策し、青海島を観光船で眺めてから、西走する。千枚田や楊貴妃の里、毘沙の鼻辺りは押さえておこう。
 8/21に下関まで走りきり、下関観光してから新幹線で実家に戻る、と。
 真夏のくそ暑い時期なので、あまり距離は稼げないと思うので、4日かけるくらいが正解だと思う。
 実家の都合もあるが、最悪は一人で墓参りを済ませることにすれば問題ないだろう。
 さあ、今年こそ仙崎への片思いを終わらせることが出来るだろうか。同行者も絶賛募集中。マジにご一緒できる向きがあれば、真夏の長州でバーベキューになりましょう。


2008年05月11日(日曜日)

Powershot S3ISのRawデータをいじくる

20時50分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:雨のちくもり

 雨は昼くらいまで降り続けて休日を台無しにし、午後になってようやくあがった。雨よりも寒さに参ってしまい、なにもやる気になれない。
 それでも、夕方にはBromptonで境川に出かけた。体が腐りそうなんでな。それと、この間S3ISに入れてみたCHDKの使い勝手も見たい。
 Brompton本体は絶好調だが、キャリアの固定がしばしば緩むのが困りモノ。固定ボルトに共締めしてあるテールライト(の台座)のせいだろう。これが軟質プラスチック製なので、力をかけると速攻で緩むのだ。今日も走っているうちにがたつくなと思っていたら、カランと脱落しやがった。ここは考え直す時期だ。
 やっと雨が上がったからということか、天気がいまいちなのに自転車がそれなりに多かった。
 さて、S3ISを抱えてきたので、曇り空にもめげず色鮮やかな花や、黄色すぎるBromptonを撮ってみた。RawデータはRaw Therapeeで処理してみた。シャープネスを掛けすぎたのか、微妙に解像度が落ちてしまったように見える。まだ試行錯誤の段階だ。というか、S3ISで頑張ってRawデータを得ても、あまりおいしくは無いように感じる。むしろ、ヒストグラムやゼブラパターンが便利だ。S3ISは気を抜くとすぐ白飛びが起きるカメラなのだが、これらの機能を使えば未然に防げそうだ。
 BD-1も全天候型に戻そうと思いつつ、帰宅。

2008年05月10日(土曜日)

久しぶりにポータブルオーディオ専用機をポチり

23時01分 デジタルギミック 天気:雨だ

 予報通りに雨の一日だった。早い時間は免れるかと思いきや、昨晩遅くから既に雨は降っていた。これでも、暖かければ雨具を着込んで、雨天装備の自転車*1で近所をうろつこうかと思っていたのだが、寒い。寒くて震えが来そうだ。これでも二月前のふつうの気温だったんだがな。
 夜になって、amazonより荷物来る。一つはワコムのタブレットで、もう一つがSonyのWalkmanシリーズ、NW-E026だった。ポータブルオーディオ専用機は久しぶりだ。
 ここ数年、旅行時や通勤時の音源にはClieだのPSPだの携帯電話だのを持ち歩いていた。その程度で十分だと思っていたのだ。しかし、Clieは別にして、その他のものはやはり使い勝手が今ひとつだ。PSPはでかすぎだし、P905iは腐れ耳の拙者ですら耐えがたいくらいの音質だ。期待のiPAQは、再生しながら画面オフ、操作ロックともに出来ないことがわかり、ホテルのベッドで寝そべりながら使うくらいしか道がなくなってしまった。もちろんそれ以外の分野ではいいものなのだが、こと音源としてはオマケに過ぎない。Clieはさすがにその点を作り込んであったので*2、余計に見劣りするのだ。
 まあP905iの音の悪さはヘッドホンの質に因るのかもしれない。なら、もう少しいいものを買ってみるか。そう思って、最初はインナーイヤー式のそれなりの価格のヘッドホンを探していた。ゼンハイザーのものが高評価のようだ。しかし、あのバッグから延びるワイヤの鬱陶しさを思い返し、それならBT接続の小型機はどうかと頭が向かった。しかし、このサイズなら、メモリ型のポータブルオーディオ機を買えるんじゃないか。サイズも同じくらいだし、無用にiPAQだのPSPだのを消耗させることも無い。
 Appleは避けよう。みんな持ちすぎ。ならiRiverかな。むかし韓国セハン社が出したmpmanを使っていたくらいなので、mpman最新世代でもいいくらいだ。要するに怪しい機械でもいいぞと言うくらいの心意気だった。
 そう思って、amazonを漫然と眺めていたら、ビビッと来た機械があった。それがNW-026だった。
 内蔵メモリは4GB。そんだけあれば御の字だ。FM聞ける、ヘッドホン良さそう、USBに直結できると、なかなか使い勝手良さそうだ。これだけ小さいと、適当なBTレシーバ+ヘッドホンより有利だ。後はSonicStageが凶悪でなければいいのだが。怪しい機械でOKという割りに、平凡な選択だったな。だが怪しいアプリのインストールを強要されるのではあるが。
 早速開梱する。小さいな。ヘッドホンはかなり良さそう。少なくともPSPだのClieだののおまけヘッドホンとは比較にならない。
 こいつに楽曲を転送するには、前に書いたようにSonicStageというアプリを入れなければならない。しかしこれ、悪評紛々の代物だ。しかし使わざるを得ない。
 インストールして、MP3ファイルはiTunesでリップしたものを読ませる。意外に短時間で曲データを生成してくれた。ちゃんとアーティスト→アルバムと言う構成を作ってくれる。かなり正確だ。というか、単にtagかディレクトリ構成をちゃんと読み取ってくれると言うことなんだろうが。意外にまともな奴と言う印象だ。
 問題点は二つ。iTunesでリップしたデータの一部を読んでくれない。ファイル名にウムラウトだのサーカムフレックスだのがあるとダメみたい。ファイルをリネームして対処した。
 もう一点は大問題だ。BTヘッドホンからのコントロールが出来ないのだ。アプリがA2DPを意識してないのか。まあこれは、WindowsMediaPlayerなら問題なくコントロールできるので、その時だけ使い分ければいいのだが。するとSonicStageは純粋にNW-E026をお世話するだけのモノになるのね。
 楽曲を転送してみる。別途プレイリストを作って、そこに転送したい曲を登録してから、プレイリストもろとも転送する形式をとった。転送速度は想像以上に速かった。2GBでも30分程度だったか。いや、もっと早かったか。ともあれ、これくらいならメンテナンスが苦にならない程度だ。USB経由で充電できるのが便利すぎ。それも、1時間充電で満充電になり、30時間再生できるくらいだ。BTレシーバーだと専用充電器だのケーブルだのが必要なものばかりなので、これは物凄く便利。
 音、いいよ。いいよ、音。スペックはPlantronics Pulsar590Aの方が有利だが、BT接続のハンディキャップから、NW-E026+付属ヘッドホンの勝利となる。590Aを有線接続した時の音が、一番素直で解像度高いけど、NW-026付属のヘッドホンも頑張ってる。駆動部を挿入部より外に出して大径化してあり、その分パワフルだ。たぶんNW-E026の責任だろうが、低音を強調しすぎ。そういう音作りが好きなので問題はないが、クラシックを聴くと高音部がまったく繊細でなくなる。遠くの方でチャカチャカしてるだけのものになる。こんなのでクラシック聴くなよと言うことかもしれないな。たぶん、ここ10年くらい世の中を席巻しているポコポコした音源だと適正になるのだろう。くたばれ。
 ストラップがなぜか付いてなかったので、とりあえずポケットに入れて使ってみた。でも、これは首掛けにして使うのが筋だろう。その場合は使い勝手がきっと良すぎて泣けるはず。
 シャッフルは時間で区切るスポーツシャッフルと言うモードがあって、これはローラー台を使うためにあるようなものだ。シャッフルの選曲は数曲飛ばすと聴き通した曲と同じバンドの曲が頻出するようになる。ちょっと作為強すぎ。表示部が小さくてサーチに結構時間がかかる。アーティスト->曲と選んでいけるのだが、アーティストの選択でスクロールがかなり遅くてストレスが溜まりそう。しかし、これを使うときに検索を多用するとも思えないな。
 全体的に、ヘッドホン+αのサイズで荷物にならないし、使い勝手も良い。なんで携帯電話やPDAのオマケで満足していたんだろうと悔やむほどだ。どうせヘッドホンは必要なのだし、これくらいのサイズなら荷物にならないのだから。
 とはいえ、ざっと目に付く曲をいれただけで2GB食っているのだから、このセグメントの機械がおいしくなってきたのは大容量化が進んだ昨今のことなのだろう。
 当面は3GB超まで曲を入れて、残りは適当にメンテしながら使うという運用をするつもりだ。

2008年05月09日(金曜日)

メッセンジャーバッグに換装

23時55分 暮らし , 自転車 天気:くもり

 暑くなってきたので、出勤用バッグをオルトリーブのバックパックから、ティンバック2のメッセンジャーバッグに変更した。オルトリーブのものはオルトリーブ自身はメッセンジャーバッグと名づけているのでややこしいが、形態はバックパックそのものだよな。
 別にオルトリーブのものが暑いときに背負っていられないと言うわけでは無いのだ。暑い時期にはレインスーツじゃやりきれないので、ミシュランのポンチョを使うことにしている。ところがこのポンチョがバックパックと非常に相性が悪い。なので、メッセンジャーバッグに換えるだけのことなのだ。
 背中にモノを背負うことを考えると、もう少し後ろ身頃のあるポンチョが欲しいところだ。
 またしてもアマゾンでポチってから就眠。土日は雨だそうな。とほほほ。

2008年05月08日(木曜日)

PowerShot S3ISでRAWな画像を得る

22時08分 デジタルカメラ 天気:平日はいいんだな

 深夜の地震にまったく気づかず熟睡していた俺が来ましたよ。帰宅して、夕陽が綺麗だったので、S3ISで一枚撮っておいた。
 さて、すらどJで知ったのだが、PowershotシリーズでRAWデータを取ったり電池残量を常時表示させたり出来る、CHDKというものがあるという。いや、これは去年くらいに目にした覚えがあるのだが、その時は『これでRAWデータを取ってどうするの?』などと読み飛ばしていた。しかし、D70の画像を全てRAWで残すようにしてから、後で画像調整するならRAWベースの方が綺麗かも知れんと思い始めた。それで、試してみたのだ。
 やり方は前記URIに載っている通りで、JPEG画像の他にRAWな画像も残る。S3ISでは7MB程度になる。その分、SDへの書き込みに時間を要するようになる。
 DigicII形式のRAWデータから、他形式への変換は、グーグル先生にお聞きするといくつかの手段があるようだ。DNG形式に変換してから、適当な現像機能付ソフトで処理すると言うのが一般的だが、直接現像できるものもあるようだ。いろいろ試してみよう。
 CHDKをカメラ起動時に自動読み込みさせる方法もあるのだが、僕が使うとしたらここ一発でRAWを取得すると言う感じだろうから、その都度に読ませればいいと思う。とはいえ、ゼブラパターンの表示など、結構欲しい機能も他に載っているので、使い勝手次第では常駐させていいな。
 しかし、土日は雨の予報か。

2008年05月07日(水曜日)

旅の新装備評価

23時51分 デジタルギミック 天気:いいやんけ

・iPAQ212
 電池の持ちは予想以上にいい。意外に軽く感じる。NF3.5のおかげでネットアクセスは軽快。またウェブの表示もほとんど問題を感じなかった。BT、無線LANともに使い勝手良好。
 CF通信カードに関しての信頼性が低いのが大幅減点。HPのカスタマーサービスに文句を言おう。この点に関しても運用でカバーできる。やっとClieから乗り換え出来そうだ。
・eTrex Vista Hcx(UUDの日本地図付)
 電池の持ちはすこぶるいい。体感で、旧モノクロLegendの倍以上はもつ。三日くらいは電池交換をしなくていい。また旧機種で続発していた電池固定部に関するトラブルも皆無だった。
 UUD社の地図も実用上は十二分だった。視認性はカラー化によって大幅向上。旧Legendに対する減点項目は皆無だった。

 特にiPAQは、BTキーボードと組み合わせると、旅に持ち出す電子機器を激減できるので*1、満足度が高い。Clieの後継と言うより、Clieとシグマリオン3、Libretto L3の主な任務を代行できる機械という位置づけだ。シグマリオン3は売っちゃおう。Libretto L3はUMPCの動向を見てからだな。
 Vista Hcxは、今までのLegendよりも気軽に持ち出せる*2ので、この先はGPS自体の出番が増えそうだ。

社会復帰

18時46分 暮らし 天気:晴れ

 今回は11連休明けなので、ちょっと朝がつらいのであった。それでも、定刻に目を覚まし、機械のように朝食を作って腹に収め、エンジンを始動して会社までの道を自転車でひた走る。いきなり激戦と言うわけではないが、また次の山が控えている状況だ。当面は遊び疲れの回復だな。

2008年05月06日(火曜日)

BD-1小改装と夕陽

21時22分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 今日は遠出するつもりが無い。部屋の中でのんびり過ごす。でも、旅行の後始末はつけないとね。ということで、まずはMR-4F改の整備に手を着ける。チェーンを洗い、ギア類、クランク、BBまで外して汚れを落とした。フロント側のミドルギアは、そろそろ替え時かな。チェーンとバーテープも、そろそろ替えたい。とりあえずはこのまま元に戻す。しかし、フレームが傷だらけなので、自動車用のレタッチペンキを塗っておいた。パーツ以前に、フレームの限界が来そうだ。MR-4Fの後継っていろいろ考えてはいるのだけど、このセグメントの自転車で適当なものが思いつかない。MR-4系はPocketRocketよりはラグジュアリー指向だし、Airnimalはなんか違う気がする。このままだと、フレーム寿命が尽きても、またMR-4を買うしかないではないか。まあ、それでもいいが。
 次にBD-1を引っ張り出す。前にM772に換装したときに、ディレイラー調整がどうにもうまく行かなかった。それとセキサイダーを外してみるつもりだった。M772化によって折りたたみ幅の縮小が出来たので、さらに縮小させるべく、セキサイダー取り外しを試みたのだ。フロント側泥除けの破損が進んだので、いっそすっぴんにしようと言う考えもあった。
 前の泥除け、セキサイダーを外し*1、折りたたんでみた。むぅ、なんといいますか、思うように幅が小さくならないものですな。セキサイダーと前ハブ軸の接触を避けても、前後のハブ軸が接触するのは変わりないので、結局それほどの縮幅にはつながらないのだ。また、セキサイダー無しのBD-1折り畳みが、こんなに面倒になるなんて。BD-1のコロにどれだけ助けられていたか、身に染みた。
 とりあえずは、そのままラックに戻したが、前泥除けを何とかして、セキサイダーも再装着するつもりだ。M772化しただけでも結構な縮幅になっているので、結局はこの状態が最適だと思った。
 夕方、TCR-2で境川に出て、PowerShot S3ISで夕陽を撮った。雲は少なかったが、エアロゾルが多いのか、結構な夕焼けになった。

2008年05月05日(月曜日)

横浜に

22時21分 デジタルカメラ , 暮らし , 天気:湿っぽい

 夜中、目覚める前から、雨が降っていたようだ。結構本格的に降っていそうな雨音がしていた。昨日一昨日降られるよりはましだけどな。
 朝にはすっかり止んでいたが、路面は濡れている。横浜も湿っぽい天気のようだ。
 とりあえず帰る前にと思い、モリスに立ち寄る。10:30と早い時間だったためか、空いている上、スープも澄んでいる。モリスは早い時間に行く方がいいな。うん、うまい。さんわもうまいが、こっちの方が好きだ。
 呉駅で自転車を畳み、広島空港への直通便に乗り込んだ。席はほとんど埋まっている。
 広島空港からANA羽田行きに乗り、羽田から京急、横浜市営地下鉄と乗り継いで帰宅した。
 帰宅して、まずやったのが、D70の画像データ取り出しだ。実は、カルスト台地への登りの途中で、データカード認識がおかしくなり*1、それまで撮った写真が再生できなくなってしまったのだ。D70の持病だ。ところが残撮影可能枚数はその分が差し引かれたままだったので、たぶん実体は残っているがアロケーションテーブルからは見えなくなっているのだろうと推測していた。
 PCにマイクロドライブカードを認識させ、とりあえず正常に認識できているファイルは全て吸い出した。FATはやはりおかしくなっているようで、実際にはアクセスできないディレクトリが複数あったりする。そこでチェックディスクをかけると、画像ファイルと思しきものが涌いてきた。適当にリネームし、NikonViewで内容を見てゆくと、撮ったはずのデータはほとんど救い出せたようだ。良かった。カメラが壊れるより、写真が失われる方がダメージが大きいからな。
 ともあれ、無事に横浜に戻りました。

2008年05月04日(日曜日)

兄一家としまなみ自転車行2日目

23時38分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:好天だよ

 今回のしまなみ行では、いまだかつて無かったほどの人出に直面している。おかげでレンタルサイクルの借用にも、昼食場所の確保にも苦労している。とはいえ、人出が多くて活気あるしまなみ海道は、やはりいいものだ。
 朝、食事前に、非常に気になっていたものを撮る。同じ宿に、なにやら多数の自転車が滞在しているようだった。夜だったのであまり詳しくは見てなかったので、明るくなってから拝んで回った。すると、こんなものが。なんと、Tikitのトラベルケース付だ。奥手はBrompton2台。いやいや、こんなところでTikitに会おうとは。早くも旅姿のTikitを目撃してしまった。これは、かなり売れているのだな。残念ながら、これらの自転車は朝食中に出発してしまい、オーナーと会うことは出来なかった。
 帰路は、大山祇神社に立ち寄り、伯方島のさんわで昼食をとることにしていた。大山祇神社までは兄と走る。このアップダウンは、姪(上)にはちょっと厳しいと思ったからだ。
 車隊と合流して、宝物館、海事博物館を見学する。姪(上)は鉱物が好きなのか、海事博物館が意外に好評だった。
 ここから先は、姪(上)も自転車で走る。サイクリングロードを走っていると、途中からゆっくり走るお姉さんたちが痞えてしまい、のろのろ運転になる。まあ、それでよしだ。
 多々羅しまなみ公園でむらさきソフトを買おうと思いきや、なんと無い。アレは季節ものだったのか。バラと塩はあるのにな。大三島の和菓子屋で買ってきたいちごどら焼きを頂く。これはこれは、意外にもジューシーな苺が餡子とまあまあマッチしているではないか。期間限定品だが、実は方々の道の駅で売られていた。
 大三島橋を渡り、道の駅伯方に。ここからさんわまで走るのは面倒だと、自転車はここに置いて、車で移動することにした。さんわに接近するも、これが13組待ちとか言う恐ろしい状態だ。さんわが客で埋まる日が来るなんて。こんな辺鄙なところなのにね。まあ待つさ。ウェイティングリストに記入して、呼ばれるまで辺りをうろついていた。海を見ると、なぜかクサフグが群れている。産卵時期なのか。とにかく、どこの岸壁を回っても、クサフグがうろついていた。
 ようやく店内に通される。メニューが増えているな。ふつうの塩ラーメンの他、塩ラーメンこくウマ、とんこつ塩ラーメンってのもある。こくウマを頼んでみた。従来の塩よりも濃厚な味わいで、しばらく舌に残りそうな感じだ。
 店を出た時点で15:00。これから、大島を縦断しなければならない。大島縦断は、いつもながら退屈な道行だ。しかし、下りは爽快。
 道の駅で再集合して、最後の来島海峡大橋に挑む。途中で馬島に降りてみたところ、同じく降りたらしい原付の群れがエレベータに溜まり、上に戻るのにえらい時間を食ってしまった。
 無事にサンライズ糸山に到着。兄はここでレンタサイクルを乗り捨て、そのまま兄嫁の実家に向かうと言う。こんな長距離を走ったのは、兄も姪(上)も初めてだったので、大層楽しんでくれたようだ。次は兄嫁も姪(下)も一緒に走れたらいいね。
 さて、一人別れた僕は、ここから少し走った波方からフェリーで竹原に渡り、呉線で帰るつもりだ。フェリーが出るのは19:20。やはりオートバイが多くて、自転車は僕ともう一人くらいだ。竹原に渡り、これまた本数の少ない呉線を乗り継いで、帰宅した。
 毎度しまなみを走ってはいるが、活気のあるしまなみはいいもんだな。

2008年05月03日(土曜日)

兄一家としまなみ自転車行初日

22時18分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:とてもよい

 今日明日と、兄一家としまなみを自転車で走る。兄嫁が車で併走する予定で、気楽な旅になるだろう。そう思っていた。
 8:00過ぎに兄が迎えに来ると言うことだったので、その頃に実家から少し通りに出た辺りで待った。首尾よく合流し、中国自動車道経由で尾道に向かう。向かうのだが、高速道路に乗るまでの道が渋滞し、尾道着は昼前になってしまった。人出が多いのだな。
 尾道到着が遅れたので、昼食は早めだが尾道で取ることにした。車を停めたスーパーの近くにあるお好み焼き屋でお好み焼きを食す。お好み焼きは、やはり広島のそれがうまいのである。
 食後は尾道駅から走り出す。走るのは兄と姪(上)だ。兄嫁と姪(下)は車で移動する。兄にはHardrock号を譲渡していたのだが、車に載りきらないので置いてきたと言う。兄はレンタルサイクルで走る気だ。姪(上)は自分用の子供用折り畳みを持ってきている。
 尾道駅で降り、レンタルサイクルを借りようとした時点出、恐るべき事実が発覚する。な、なんと、レンタルサイクルが全て出払っていると言うのだ。そんなの初めてだ。このGWは短い人が多かったので、常に無く人が集中したようだ。ずっと先、瀬戸田で借りられるか。
 ともあれ、兄は車で先まで移動し、僕と姪(上)だけが走ることになった。ルートはいつも通り、向島は南方を回り、因島は北を突っ切る。姪(上)は頑張って着いてくる。
 生口橋を渡り、瀬戸田手前のドルチェでアイス。なんだかドルチェの外観が変わっている気がする。また今まで見た事が無いくらいの人出だった。駐車場が満杯だ。ここまで、自転車も物凄く多かった。こんなに人に溢れたしまなみ海道は久しぶりだった。
 ドルチェで兄たちと落ち合う。なんでも、瀬戸田のレンタサイクルも全て出払っているとか。なんか凄いことになってるな。夕方までには戻ってくる自転車もあるだろう、などと話す。ここではデコポンを食す。
 少し先、瀬戸田の門前町で再合流し、商店街をうろついた。耕三寺の無料区画を徘徊し、商店街でコロッケを買い食いした。
 さらに姪(上)を引いて走り、大三島の道の駅で車隊と再合流。ここでようやく、兄用のレンタサイクルをゲットできた。一方、先行きの厳しさから、姪(上)は車隊となる。
 兄と二人で道の駅御島を目指す。到着したのが17:00過ぎだったので、店は閉まっていた。ってか、道の駅なのに閉店ありですか。
 大山祇神社は明日立ち寄るので、今日はスルー。大三島南西のアップダウンを越え、宿のふるさと憩いの家に到着した。
 その後、食事まで海辺を散策し、食後はビールなんぞ飲んで喋っていたが、物凄く眠かったので自室で寝てしまった。足を回した後のビールは、物凄く回るな。

2008年05月02日(金曜日)

中休みのはずが、なぜか高所に登坂

20時21分 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れたね

 明日からは兄一家としまなみ海道だが、今日一日は予定ナッシング。なにをしようかな。とりあえずは飯だ。中通りに出て、モリスを襲う。11:00前と言う時間だったにもかかわらず、入店待ちの人が数人いた。あまり有名になって欲しくない店なのだが。母がフライケーキを所望していたので、買ってから一度帰宅した。
 後は何をしよう。今度の四国カルスト越え*1で、幟には多少の自信がついた。今までも1000m級くらいなら登れる自信はあった。しかし、翌日には確実にダメージが残るだろうと思っていたものだ。だが今回のツーリングでは、翌日にもあまり疲労を感じなかった。体力がというわけでなく、強いて言えばスキルが向上したのだろう。要するに、坂とは戦うなというものだ。おかげで、連戦の日々にも耐えることが出来た。じゃあ、ここら辺で一番厳しい登りも制しておくか。
 呉の市街地から見て一番目立つ山は、頂点に気象レーダーを頂く灰が峰だ。737m。レーダーは既に廃止されているが、緊急用に保管されているようだ。一度、ここに登ってみたかった。
 ここへの登坂路は、東畑から上り始め、熊野方面への峠道で登山道に入るのが良さそうだ。MR-4Fを走らせた。
 東畑の歩道橋の手前から左手に入り、そのまま概ね道なりに登ってゆく。あまり悩むことはなさそうだ。たまげたことに、結構細い道なのにバスが通る。かなり高度が上がるまで、ぶっちゃけ登山道に入るまで、沿道に人家や何がしかの施設が頻出する。
 登山道に入ると、なんだか前方から小学生がパラパラ降りてくる。どうやら遠足の類があった模様。
 頂上までは、概ね四国カルスト越え前半戦程度の登りが続く。あまり消耗することなく、頂上に立った。とはいえ、毎日やれと言われたらめげるね。
 頂上にはレーダーと並んで展望台がある。見晴らしは最高。四国本土、厳島も見えると言うことだ。
 うろうろしながら写真を撮る。秋や冬に登りたいな。春は春霞のせいで視界が悪い。
 山を下って帰宅し、明日からのしまなみ行の準備を進めた。まあ、気楽な旅になるだろう。

2008年05月01日(木曜日)

四国南部ツーリング最終日:雨の中を帰還する

22時50分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:くもり時々雨

 好天に恵まれ続けた今次ツーリングだが、最後の最後に雨につかまってしまった。とはいえ、もう帰るだけの気楽な道行。むしろ雨の四万十川を楽しみながら、実家に向かった。
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