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Strange Days
2008年08月31日(日曜日)
23時51分
テレビ
天気:くもりみたい
今夜のNHKスペシャルは、久しぶりに興味を引く題材だった。
ミツクリザメ、というのは存在は知っていたが、謎の多いサメだと聞いていた。深海性のサメは、観察が難しいので謎の多い生き物だ。ところが、東京の目の前、東京湾に棲んでいるというのだ、そのミツクリザメが。
東京湾の出口、むしろ神奈川県と千葉県の間辺りから、相模湾に向けて、深い谷が刻まれている。”東京海底谷”と呼ばれるその谷は、東京湾の浅い海底から、相模湾の深海へと一気に落ち込んでゆくものだ。そしてそこで、数多くのミツクリザメが捕獲されているのだという。
ミツクリザメは、過去世界中のあちこちで捕獲されてきたが、その数は30例程度で、しかも陸地を離れた深海での捕獲例ばかりだった。ところが、東京湾の出入り口にあるこの深い谷で、近年実に180例も捕獲されたというのだ。なぜ、これほど多くのミツクリザメが見つかるのだろうか。
番組では、ミツクリザメを捕らえてきた漁師の協力を得て、実際に水中カメラを設置し、さらに漁師の船にも同行し、ミツクリザメを追い始めた。その結果、深海での直接観測には成功しなかったものの、漁師の捕らえたサメを浅海で観測することに成功したのだ。
ミツクリザメは、水揚げされた成魚と、若魚とで容貌がやや異なっていた。成魚は口吻部が大きく飛び出しているのだ。両者の構造に違いは無いので、恐らくは成魚の方がサイズ的な問題などで飛び出しやすくなっていたのだろう。実は、この口吻部に、ミツクリザメの最大の特徴がある。
ミツクリザメの顎部は、頭蓋とさらに一対の骨でつながっており、獲物を捕らえる瞬間に顎部ごと飛び出し、食いつくというより噛み取る感じで獲物を捕らえるのだ。その動きは一瞬で、専門家も驚いていたようだ。構造から想像は出来ても、実際の画像を見て初めて知った事もあったのだろう。
なぜこのような構造を持っているかというと、基本的にミツクリザメは泳ぐのが下手なサメだからという。獲物を追跡することは難しいので、出会ったら必ず捕食できるよう、特殊な構造を獲得してきたのだろう。
ミツクリザメに限らず、この東京海底谷には深海性の生物が豊富だ。実は、そこには東京湾周辺に広がる3000万もの人口が関わっている。この巨大な都市群で生成される有機物が東京湾に流れ込むと、この海底谷へと落ちてゆく。その有機物を基礎に海底生物たちのヒエラルキーが維持されているのではないかと思われるのだ。
ミツクリザメは、この海底谷の入り口、東京湾寄りで産卵し、成魚となると相模湾に移動する生活史を持っているらしい。もしかしたら、日本海溝へと連なる日本近海の深海へと、東京湾産のミツクリザメたちが広がっているのかもしれないな。
久しぶりにすっきり晴れて、夏らしい日になった。どこかに花でも撮りに行こうかと思ったのだが、夏は終わりに近づき、さりとて秋はまだまだというこの時期、これという花が無い。少し経つとコスモスだろうけど。そんなわけで、久しぶりに泉の森公園に出かけ、古民家でも撮ろうと思った。重いカメラは嫌だったので、Powershot S3ISを持ち出した。
気分的にロードに乗りたかったので、MasterXLで出発する。久しぶりの晴れ日なので、境川沿いに走ると、多くのサイクリストと行き会った。
空は青く、雲も夏らしい。とはいえ、気温は意外に上がらず、秋めいた涼しさも感じた。
泉の森公園の
古民家に立ち寄った。今日は空を入れたかったのだが、S3ISの36mmからだとかなり物足りない。まあ、入らなかったら下がって撮るしかないな。
遊水地では、
バードウォッチングの砲列が鳥待ちで手持ち無沙汰そうだ。
しらかしの家で一服してから、今度は境川に戻って南下していった。純ロードバイクのコルナゴ様は、さすがに軽快に走って行ける。
遊水地の辺りで、BD-1とすれ違う。なんとなく見覚えあるなと思ったとたんに、アッと思い出した。かいちの旦那じゃござんせんか。しかし、既にすれ違っていたので、そのまま行き違った。やはり、最近の俺は、遅すぎる時間帯に走っていたのだな。と、人を基準にして考察する俺様。
南端の休憩所で折り返し、ちょっと上流側で
夕陽を撮った。やはり明るい時間に撮ると、MasterXLの鍍金部分がぺかぺか光って良い。
さらに上流で、やや雲が増えて
夕焼けになってきた西空を撮る。今日も1日、無事に終わったな。そして今年も2/3が終わろうとしている。残り1/3で何が出来るだろうか。
帰宅して、MasterXLを清掃してからラックに返した。秋になって、過ごしやすくなったら、もっと乗ってやるぞ。
2008年08月30日(土曜日)
今日はきっぱりと雨だ。昨日もこれくらい降り続けてくれたら、胸の中のくすぶる想いなど無かったのに。よし、走るぞ(マジか)。
夕方頃、雨が一時的に上がったように見えた。今日の雨雲が曲者で、気象レーダーだと割りと狭い幅の雲が次々によぎってゆく感じなのだ。その間にはまったら、2時間くらい大丈夫かと思っていた。ちょうど東京湾上に強い雨雲があって、これは横浜を過ぎた直後かと思った。なら、しばらくは大丈夫だろう。ところが、この雨雲こそが問題だったようなのだ。
自転車は、どうせ汚れているからとばかりに、TCR-2。酷使してるな。
家を出て、泉区役所辺りから相鉄の高架を潜った辺りだった。急にぱらぱらと雨粒が降り始めた。ここで来るか。早速ポンチョを羽織ったが、風が強く、また雨も次第に強まってくる。ちょうど市道環状4号線に出る直前に、町工場の大きなひさしが突き出していたので、ちょうど駆け込んできた家族連れともども、しばらく雨宿りした。
雨はコレモンだぜ。スコールだな。空に目をやると、雲が東から流れ、西に去ってゆく。天気は西に変わるものだが、微小な気象はどっちからやってくるかわからない。
5分くらいだったろうか。雨はあっという間に弱まり、後はしょぼしょぼと降る感じだった。東には晴れ間すら見え、頭上の雲も薄くなっている。ただ、北の方に濃い雲が掛かっているのが気になる。
まあ、雨具着てるし、境川の様子くらいは見て行こうじゃないか。境川に出て、そこから引き返すかどうか考えよう。
境川の高鎌橋に近づいた辺りで、イヤンな音がゴロゴロと響いてきた。幸い、それは俺様の腹部からではなく、北の方の空から聞こえてきた。ぜんぜん幸いじゃないよ。むしろ、命の危機だ。この先、境川に沿って走ると、電線などまったく無い区画がある。そこで落雷したら、拙者に命中するかもしれない。しかし、雷鳴はしばらくして止んだ。安心は出来ないが、先に進もう。
高鎌橋の下流側にあるゴム堰は萎んでいた。雨のせいだろうか、せっかく整えた護岸が、
一部崩壊していた。ちょうど長い直前部の後のカーブで、水流が直撃する辺りだ。
雨は、たまにやや強まるものの、決して大降りにはならなかった。ポンチョ1枚で凌げる程度だ。
南端で折り返し、自販機でコーヒーをぐい飲みした後、雨がまたやや強まったものの、さらに悪化することは無かった。雨の日のサイクリングロードは
静かなものだ。虫にも人にも悩まされることが無いので、意外に快適だ。もっと装備を整えなければ。
2008年08月29日(金曜日)
23時14分
暮らし
天気:くもり時々晴れ(のち雨)
今日の予報はきっぱり雨。朝から晩まで雨。さすがに走りたい欲に溢れた拙者も諦めざるを得ない予報だった。
とはいいつつも、出掛けに外を見ると雨は降っておらず、路面もやや乾き始めていた。これは行けるかと思った。が、最近、緩急自在な超絶馬鹿テクを我らオーディエンスに見せ付ける気象の神が、どんな苦難をお与えになられるか知れたものではない。星空が見えて安心していたところに、ちょっと退避できない踊り場の坂で豪雨とかな。切ない思いに胸焦がしたくないので、諦めて地下鉄で行き帰りした。
昼ごろには雨が降るかと思いきや、予報は夕方からの雨に変わっていた。気象レーダー画像を見ていると、箱根から丹沢、八王子辺りへと雲が次々に流れて行くのが見えた。あれがちょっと南下したら、もうこの辺に直撃だろう。
定時後に帰ろうとしたら、空に晴れ間が見え、夕日が雲越しに見えた。これなら行き帰り共に自転車で行けたじゃん。
これではさすがにやりきれないと気象の神も思いやられたのであろう、それから間もなく雨が降り始めた。もしかしたら明日もずっと雨かもな。ちゃんと雨が降ったからいいのだ。これでいいのだ。
2008年08月28日(木曜日)
やはり発注しちゃいました。ほぼ標準構成通りなのだが、バッテリーを大容量にしたかったのと、カスタムメイド構成の方がやや安く出来る余地があるので、カスタムメイドで発注。納期は"調整中"だとか。急いでは無いが、11月になるとかだとかなわんな。
ついでにというとなんだが、Vis-a-Visで売り出し予定のWillcom03用超大容量バッテリーを予約しておいた。標準バッテリーで困ることはそんなに無いが、バッテリーの心配をしなくて済むのはありがたいし、旅先で毎日充電できるとも限らないので、この手の処置は必須だ。それにしても、やはりこの手の移動端末への電源周りへは、手当て早いな。電源周りのノウハウを持っている業者は数多いので、今時は電源がもたないなんていっても、十分な数量が出た機種ならすぐに手当てを期待できる。むしろ使いたい周辺機器が使えるかどうかが問題だ。こっちはサードパーティにもどうにもなら無い場合が多いからな。
LOOX Uが来たら、モバイルはWillcom03とLOOX Uに絞って、EM-ONEは本当にモデム専業でいいな。そうしたら、シグマリオン3はいよいよ完全に手放して良さそうだ。
今日はずっと雨の予報だった。しかし朝の出掛けには雨が止んでおり、帰りも外に出ると晴れ間すら見えていたので、これはいけるかもと思い、藤沢周りコースで走った。
藤沢まではポツポツ来ることはあったものの、降られたというほどではなかった。水滴を目撃したなというくらいで。
境川に戻り、ちょっと遡った自販機ポイントでコーヒー休憩していると、上流側が物凄く靄って見えた。これは、相当の霧が出ているな。もしかしたら降っているかも、なんて思いつつ眺めていたら、来たよ来たよ、本降りだ。ザーッと降り始めたので、慌ててポンチョを着て、とりあえずコーヒーを飲み干してから遡り始めた。ポンチョのいいところは、体も自転車もあまり濡れない点だ。しかしゴム引きのポンチョは通風性皆無なので、時々裾をバタバタさせながら帰宅した。汗だくだった。
なんとなく、9月中はこういう天気が続くのかなという予感がする。
2008年08月27日(水曜日)
今日は雨の合間だったのか、夕方にはまだ雨が降りそうに無かったので、藤沢周りコースで帰宅した。段々、走るのがつらくなくなってきた。
さて、まだ8月も終わってないが、そろそろ冬ボーに向けての新製品発表が活発になってきた。中でも気になったのは2点。
一つは昨日発表になった
D90。別にD70でもいいしー、とか思ってたのだが、GX200がGX8と比較してあまりに高性能すぎるので、丸4年置いた最新世代の一眼デジカメってどうなのよという気持ちが湧いてきたのだ。画素数では倍増、ちょっとだけ欲しいライブビュー対応、そして何故だか何故か動画にも対応しているD90は、機能面からはD70から買い替えさせるに十分な差を感じる。きっと各種制御面での差も大きいんだろう。とはいえ、画素数倍増は画像ファイルサイズ倍増のペナルティも伴うし、ライブビューが欲しいのは集合写真を撮るときくらいだし、動画はどうやら完全マニュアルフォーカスみたいだしで、今すぐ寄越せコノヤロー的な圧倒的訴求力までは感じない。買うにしても、まさに冬ボーナスシーズンだろうな。ともかく、実物が出てきたら、触ってみたい。
もう一つ、既に発表済みで、今すぐ寄越せコノヤロー状態なのが
LOOX U新モデルだ。UMPCもULPCも各種出てきたけれど、一つ困っていたのが尽くCFスロットが無いことだった。W05Kを使いたいのだ。どうせUMPCを買うなら、当然モバイルで使うだろう。するとWANと繋がらないと意味が無い。キャリア縛り地獄に遭うWAN内蔵モデルを除けば、手許のW05Kを収められるCFスロット付の機種が最善なのだ。でも、今時はCFスロット付はなかなか無いのねと思っていたら、富士通がやっと出してくれたじゃないか。1280*800と、Libretto L3と同等以上の画面、無線LAN、Bluetooth内蔵、なぜかFMトランスミッター付、そして大容量バッテリーをつければ11時間ものロングラン、さらには大容量バッテリーをつけてもEeePCの7割程度の重量、などなど。これはもう、買うしかないよね。
しかし富士通のインターネット直販で欲しい構成を組むと、納期は『調整中』と出る始末。注文可能になった時点で一度組んでみたときには、まだ3週間程度だったんだけどな。つまり、注文が殺到しているのだろう。今ならクーポンを使えば\100000超で買えるので、さっさと注文したい気もあるのだが。この分では、手許に届くのは秋も深まった頃かも知れん。トホホホ。
2008年08月26日(火曜日)
22時51分
暮らし , 旅
天気:雨時々くもり
今日も雨がちな一日だったが、出社時退勤時には降り止んでくれた。通勤ロードに履かせたレッドストーム・ストリートのグリップは、濡れた路面でも頼りになる。安心して水の浮いたアスファルトを走って帰った。
さて、雨が続き、雨じゃなければ酷暑が続きで、いささか外を出歩く意欲が失せる日が続く。こういうときには秋の旅行のことでも考えたいものだが、なぜだかなぜか一向にその意欲が湧かない。10月くらいに一発遠出したいし、11月末にも予定があるんだが。諸々の調べ物に向かう意欲が湧かないのだ。なんか、1週間くらい引きこもって、ひたすら惰眠を貪りたい。もしかして、夏バテで気分も萎れているのだろうか。
10月には未踏の地を旅したいのだけど、そんな前向きな気持ちを持てない日々が続く。
2008年08月25日(月曜日)
21時43分
暮らし
天気:雨
今日は朝から、それも結構な強さの雨だったので、行き帰りとも地下鉄だった。回数券で通過できる改札は少ないので、モバイルスイカでと考えなくは無い。でも毎年一定額を取られるのと、使用機会が少ないのとで、あまりうまみが無い。結局、まるで下層階級の如き扱いを受けつつ、切符を通す拙者であった。
2008年08月24日(日曜日)
20時17分
自転車
天気:強く弱く雨
今日も雨。妥協の余地無く雨だ。昨日も走れず、いささか鬱憤が溜まっていた。そこで、ついカッとなって雨天サイクリングしてしまった。今は反省している。
さて、出かけることにしたのは16:00くらい。やっと、雨脚が弱まったかなと思われる頃を見計らって、出走したのだ。雨なのでグリップが確実なEPIC号を出動させる。身は愛用の安物登山用レインスーツで固めた。
雨の日の境川は、さすがに自転車の姿は皆無で、どうしても走らなければならないママチャリャーと遭遇するくらいだろうか。しかし、歩く人は意外にあって、特に毎日必要な犬の散歩でやってくる人が多いようだ。
今日のゴム堰は、上流、
下流とも萎んでいた。それでもかなり増水していた。今日になって気づいたのだが、先週辺りは無かったはずの金網が、どちらのゴム堰周辺にも張られていた。なんぞ、誰かがしくじったか。この辺で泳ぐ中高生が夏の風物詩だったのだが。
雨は、最初はシトシトという感じだったが、俣野を過ぎる頃からかなり強まってきた。こうなると、耐水性のレイングローブも、ゴアテック張りの軽登山靴も、あっという間に水浸しになってしまう。特に靴は、適当に見繕ったロープロファイルのものなので、横から水がじゃんじゃん入って悲惨なことになってしまった。
かなり雨が強いまま帰宅し、後始末に明け暮れる。靴はタオル、新聞紙の類を詰め込んで水を吸い出し、ドライヤーで温風をしばらく入れ、さらに扇風機の風に曝した。明朝までに乾くかな。その他の着ていたものは全て洗濯機行きだ。
もっと雨への備えを再検討しなければならない。とはいえ、雨天サイクリングは意外に気持ちいいものだ。特に虫と通行人に悩まされている向きにはお勧めです。
2008年08月23日(土曜日)
雨だ。きっぱりと雨。気温が低めで、寝床の暑さから解放された結果、10時間ほども寝てしまう。早起きしたって、雨だからな。
さて、さすがにこの雨では、どこかに出かける気になれない。小細工と自転車整備に明け暮れる。
まず通勤ロードの整備。そろそろチェーンの汚れが溜まっていたので、駆動系を一気に洗浄する。駆動系の汚れは走行感に影響ないという意見があるのだが、僕の場合は何故かチェーンが汚れてくると微妙に重くなる感じがある。どこか粘つくような重さを感じるのだ。実はチェーンルブが切れかけているだけで、それが汚れと連動しているだけだったりしてな。ともあれ、汚れたら洗うに越したことは無いというのが実感だ。
TCR-2をラックに戻して、今朝方届いた荷物を開封した。モノはSanDiskの8GBmicroSDHCカード。
Willcom03で動画を見れるようになったので、標準でサポートしている2GBでは手狭になってきた。そこで、ロシアンなSDHCドライバを入れて、8GBのmicroSDHCに移行しちまおうと考えたのだ。このドライバ、出自が怪しいのではあるが、登場して1年近く経ち(元はadES用だった)、悪評も聞かないので、入れてみることにした。SDとSDHCは、実はインタフェースは変わってないので、ドライバでSDHCの拡張分(具体的にはFAT32対応)を吸収してしまえば使えるはず、らしい。実際、MSからとあるパッチをダウンロードすれば、SD対応スロットのままSDHCを扱えることもあるとか。SDHC規格で導入された転送速度クラス分けには対応しないので、転送速度を保証しなけりゃならない場合には使えないかもしれないが、読めりゃいいという場合の方が圧倒的に多いのでな。
さて、ロシアンドライバを入れて、旧SDから内容をコピーしたSDHCをセットし、再起動すると、あっさり認識した。8GBもあると、かなり使い出がある。しかし、こういうなんだかな、な姑息な手を使えるのが、WindowsMobileのいいところだ。
こうなると、より高速な回線を使えるEM-ONEαもSDHC化してやりたいが、こいつはもっぱらモデムになってるからな。とはいえ、出先で使うところもあるし、SDHCは物凄く安くなっているので、暇があったらやろう。
しかし、EM-ONEもまだまだ十分戦える戦力だぜ。LOOX-Uが気になって仕方ないけどな。
2008年08月22日(金曜日)
20時33分
暮らし
天気:くもり
今日も今日とて、藤沢周りコースで帰宅。今日は気温が下がっているせいか、意外に虫が少なくて助かった。盆休みも終盤ということだからか、戸塚の開かずの踏み切り、境川下流の自販機近辺でローディーな方々を多数見かける。
梅雨時には、帰宅してもやっと夕焼けという感じだったが、今頃は既に真っ暗だ。段々と秋が近づいている。
2008年08月21日(木曜日)
23時25分
暮らし
天気:雷雨そして停電
今週は定時で帰宅できる日が続いている。おかげで藤沢周りコースを取って、距離を延ばすことも多い。しかし今日は荷物を受け取らねばならないので、早めに帰宅した。
帰宅してしばらく、ふと外を見ると、日が暮れきるには早い時間なのに、外は真っ暗だ。そうこうしているうちに、嫌な風が吹き始め、遠くの方から雷鳴が響き始めた。やがて雷鳴は頭上に達し、近くから遠くから、ひっきりなしに聞こえている状況になった。こういうときは長いんだよな。案の定、立て続けに落雷が始まり、俺様ワクワクフェアな気分になってきた。こういう非日常的な状況だと、燃えるな。
そんな風に落雷の轟きを楽しんでいる不埒な俺様を、もちろん気象の神は見逃しちゃくれないぜ。
PC2台を立ち上げて、一方でインターネットアクセスしながら、もう一方で小物類とデータをやり取りしていた時だった。画面が一瞬ちらつき、あっという間も無くPCが落ちてしまったのだ。瞬断だね。やられたのはx64なマシンで、もう一方のP4なマシンは無事だった。無事だったが怖いので、P4なマシンは落としておいた。
x64なマシンでなにやらファイルを処理している時だった。今度は照明PC扇風機全てが一気に落ちたのだ。おーっと、停電だ! 停電なんて久しぶりだな、などとワクワクしつつ、さて携帯電話のライトを頼りに何とかするかと身動ぎしていたら、5秒くらいで動力が復活した。
被害は少なかったが、強いて言えば健気にファイルサーバとして動いていた白箱君が、再起動時にfsckのフルチェックに入ってしまい、ディスクアクセスが延々と続くようになったくらいか。発熱するので、夏場はちょっと怖い。しかし、2時間くらいで終わった。
携帯電話のライトなんて滅多に使わないものだが、さっと手に取れて使えるという点では、無ければ無いで困るものだな。
しかし、今夜は結構降ったな。時間は短かったが、これで乾ききった神奈川の大地も潤ったことだろう。
21時59分
デジタルギミック
天気:くもりのち雷雨
女子ソフトボールは凄かったな。なんてったって上野の豪腕が。2日で3完投って、どんだけ豪腕なんだ。
しかし堅い守りも、散発的だがちゃんと点に繋がる打撃も、勝利には不可欠だったろう。うちの職場からも何人か選手が行っているので、ここしばらくはお祭騒ぎかもしれん。
さてさて、
Giaffeが予想外に便利で、いろいろアプリを追加している。カタログとしてのカバレージは高いものではないが、結構壷を突いたアプリが揃っているので、試しに入れてみるのが楽しい。
今日はToday画面に現在位置の住所を表示するアプレットを入れてみた。位置情報はGPSかW-SIMから取るみたい。PHSの基地局密度は高いので、基地局が分かればセルラーより高精度に位置を知ることが出来る。ったって最大数百メートルの誤差は出るけどな。しかしこれ、街中で『今どこ?』という時に便利だ。GPSをいつも着けている訳じゃないし、携帯電話のマップだと今の住所が分からないことが多いのだ。そういう時、ちらっと見ると住所名が分かるのだ。とりあえず、隣町だけどなー、というレベルで位置を知ることが出来るみたい。
しかし、アプリ入れ、動画入れで、2GBのmicroSDではいかんともしがたくなってきた。ロシアンなSDHCドライバを入れて、8GBのmicroSDHCを使えるようにする予定だ。というわけで、発注しておいた。
2008年08月20日(水曜日)
今日も晴れだった割には、夕方から気温が下がってくれた。いい傾向だ。昼はガンガン照っていいから、夜は涼しくな。
今日も藤沢経由で走った。境川では虫に悩まされる時期になってきた。経路を変えようかな。
2008年08月19日(火曜日)
23時20分
デジタルギミック
天気:湿っぽい天気
かなり初期状態に近いまま使っているつるぺただが、もう少し面白いツールが無いかなと思って散策していた。まあ、なんだかいろんな至らない点に慣れてしまって、至っている部分の快楽に浸っているという状況なのだが。
散策中、動画視聴のための新しいアプローチを知る。IEのFlashプラグインを利用するため、IEコンポーネントを組み込んだビューアという手だ。そういうアプローチがあることは知っていたが、起動するのにスクリプトを書いたりせにゃならんのが面倒だった。しかし、今は動画ファイルダウンローダのNicoNaviから直接キックできるブラウザコンポーネントが作られているのだとか。
実はTCPMPにWM6.1用FLVプラグインを入れて視聴できるはずなのだが、僕の場合は何故かまったく視聴できなかった。まあこいつで動画を見ることは無いだろうと思い、あまり深追いしてなかったのだ。
さて、それら新顔のアプリを入れるために
Giraffeアプリカタログをインストールして、Giraffe経由で
NicoNaviと
NicoFlvPlayerを入れた。そしてNicoNaviからNFPをキックするようにしてやる。その上で、USB経由で送り込んだニコ動ファイルをロードしてやると、見事再生できた。さらにNicoNavi単独でファイルをダウンロード、視聴も可能だった。もちろん、無線LAN経由でだがな。さすがにPHSでのそれは無謀というもの。また高品質ファイルも問題ないみたい。これはいい。Youtubeに対応してくれたら、もっといいんだが。
問題といえば、ハードウェア的にあまりに力不足なので、紙芝居状態になること、それと再生画面サイズの調整が一切出来ないことだろう。紙芝居解消のためにも、ハーフサイズ再生はサポートして欲しいな。この先どうなるか楽しみなアプリだ。
2008年08月18日(月曜日)
昨日は寒いくらいだったが、今日はやや気温が上がり、さりとて上がりすぎずと、なかなか結構な日でありました。おかげで久しぶりの会社生活も、さほどギャップを感じなかった。
帰りは久しぶりに藤沢周りコースで帰宅。この先は日が落ちるのも早くなるので、まあまあ走りやすくなるだろう。
2008年08月17日(日曜日)
19時50分
暮らし
天気:雨
今日は荒川サイクリングの日だが、暑さにとろけてしまうと思い、欠席。大物がいくつも登場したようなので、出来れば出たかったのだが。
だが、今日は妙な天気だった。なんだか暗いなと思ったら、時折雨が降っているのだ。弱い雨なので、近所の中学校のグラウンドでは、野球少年たちが平気で練習している。レーダーには雨雲なんてかけらも映ってないのにな。
夕方に掛けて、雨が強くなる。また境川を走ってお茶を濁すかと思っていたのだが、お茶を濁すことも出来なかった。
かくして、お盆休みは自堕落に、平穏無事に終わったのだった。
2008年08月16日(土曜日)
今日も今日とてだらけて過ごす。近美葉山で新しい企画展が始まったので見に行こうと思っていたのだが、この暑さで車地獄の湘南海岸を通る気になれず、部屋でぼけーっと過ごした。
夕方、さすがに体がぶよぶよになりそうな気がして、EPIC号で境川に向かった。EPIC号、いいね。ハードロック号に較べれば軽くてラグジュアリーだ。そのハードロック号だが、兄から返却されたものの横浜に送るように解体するのが手間に思え、結局実家に残してきた。フレームもホイールも不要なので、次に帰ったときに解体してしまおうと思う。工具を持って帰らなくちゃだわ。
境川は、夕方になるとさすがに暑さも和らぎ、風もあっていい塩梅だ。好天が続き、出番の無かったXacti CA6で
夕陽を撮った。このカメラ、色合いとフォーカスでの失敗は少ないのだが、どうしてもまともな構図になってくれない。普通にモニターを見ながら構えると、水平を出しにくい形状なのだ。もう少しモニタのフレームが見やすければいいんだが。
2008年08月15日(金曜日)
21時33分
暮らし
天気:いろんな天気を体験できた
車中、何度も雨を目撃しながら、横浜にひた走った。日本の半分を横断しているわけだからな。広島も久しぶりに雨ったかもしれない。
横浜に戻り、久々の自室で暑さを満喫しながら、不足している睡眠を貪る。とはいえ、風が通りにくい構造の実家より、何ぼかましだが。それでも、昼には暑さが堪えるようになり、とうとうエアコンを入れた。南向きの日当たりのいい部屋なので、旧式エアコンでは焼け石に水なんだがな。暑い暑いと思いつつ、結局夕方までゴロゴロして過ごした。
2008年08月14日(木曜日)
23時55分
旅 , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:晴れのちくもり
さてさて、今日の夕方には広島に向かわねばならない。昼一杯は遊べそうだ。完成間近という豊島大橋を見てこようと思った。
大崎下島までは呉市に編入されてしまっているので、豊島大橋が架かれば呉に属する主な島には自走で行けることになる。さらに大崎下島の隣の岡村島とは既に橋で繋がっているので、今治市まで自走で行けることになる。これをオレンジラインと申すそうな。しまなみ海道と同じく、高費用の割に低効果という印象だが、同じく自転車乗りには嬉しい道だ。出来たら、何度でも利用してやろう。
呉市街からオレンジラインの入り口、
安芸灘大橋までは、広トンネルを抜けて、広の市街地をひたすら走ってゆけばいい。仁方手前のトンネル連発が鬼門なくらいか。暑い中、車を横目に走っていった。
安芸灘大橋は車は有料だが、自転車歩行者は無料。かなり長大な橋で、二つの灘に挟まれた瀬戸の全貌が見渡せる。造船所が多く、大きな船を通すためだろう、高さはかなりある。
時間が気になっていたので、この先は要点だけ抑えようと思った。まず、未訪だった
蘭島閣美術館。入り口の靴脱ぎでスリッパに履き替えさせられると、その先に自動ドアがあるという意表を突いたインタフェースだった。
館内は現近代の日本画家の作品が中心だ。ロビーにもいくつか展示物があったのだが、ライティングが残念でどうしても映り込んでしまう。一事が万事この調子かと思いきや、展示室ではまともだった。
ちょうど終戦記念日前後ということで、企画展は原爆に関わるものだった。悲惨絵が多かったのだが、コレを見て我々は何を感じるべきなのか。この、スプラッタムービーや痛いホラーに慣れきった我々が。ディックじゃないが、シンパシー能力こそが人間の証明であり、それを問われ始めているように思えた。
豊島大橋は、さらに隣の下蒲刈島に絶賛架橋中だ。そこまでは出来るだけショートカットしたい。ところが、下蒲刈島に降り立つ蒲刈大橋と、豊島大橋とは、概ね真逆の位置にある。どっちかといえば短そうな南回りのルートを取ったら、これがまた結構なアップダウンだ。
なんとか豊島大橋を望む位置に立った。まだガードレールの類は未設置だったが、橋は完全に渡っていて、橋脚部の足場をばらしている段階だった。予定通り、11月の末には架かるのだろう。
さてさて、これから実家まで走って戻らなければならない。恐らく、残り30km程度。時間は2時間あるが、出来るだけ早く戻りたい。Bromptonにしては頑張って、後半戦は20km/h平均で走りきった。おかげでクタクタ。
シャワーを浴びて、荷物を持って実家を出る。広島まで輪行し、広島からはバス輪行だ。バスにBromptonを乗せるとき、運転手に『自転車ですか』と始めて聞かれた。そうだと答えると、他の小荷物は持ち込んでくれといわれた。自転車お断りといわれたら、ちゃんと確認取ったよと言おうかと思っていたのだが、さすがにこれよりでかいスーツケースを載せている中で、断ることは出来ないと思ったのだろう。
俺が思うに、Bromptonがバス輪行の限界サイズだろう。TikitでもBD-1でもダメだろう。実容積ではなくて、スクエアにまとまって安定しないと嫌がられるのだと思う。Birdy系のいろいろ至らない折りたたまれ振りはダメだろうし、小さくまとまるといわれているTikitでもどうだろう。やはりBromptonとでは荷物を扱う側から見て、意外に差があると思うのだ。
例によって眠れねーと思いつつ、バスに揺られて離広。
2008年08月13日(水曜日)
朝は兄宅でゆっくりしてから、実家での墓参りに揃って向かった。母と兄弟三人が揃うのは久しぶりのことだ。
墓参りの後は、呉駅の海側にある回転寿司店に入った。回転寿司も高級化が進んで、おまけに今日なんぞ50人待ちとか平気なのだから、回らない寿司の方がいいんじゃないのとは思うのだが。
寿司後は買い物に向かう一行と別れ、モリスを目指した。って、まだ食いますか。ええ、その分控えてましたから。でもモリスは12~14と休み。しょぼん。代わりというとなんだが、フライケーキを兄一家への土産分と一緒に買った。そして兄たちと携帯で連絡をつけようとしたのだが、兄が自宅に電話を置いてきてしまったのと、母の携帯電話の番号を入れ忘れていたのとで、果たせない。大急ぎで実家に歩いて戻る破目になった。
実家に戻って程なく、母たちと兄一家がやってきたので、フライケーキを土産に持たせる。これ、冷めたら冷めたまま食べる方が美味しいかもしれないのだが、オーブンで再度焼いてもイケルかもね。
母の携帯電話の話が出たついでに、その使い方のレクチャーが始まる。au版かんたん携帯なのだが、それでも年寄りには使い方が難しすぎるようだ。まず自分の携帯の番号が分からないというので、電話番号を書いた紙をカメラで撮り、それを壁紙にしてやる始末だった。いや、いっそのこと、基本操作方を書いた壁紙を用意してやるべきかもしれん。
兄一家が帰ったので、僕も遊びに出かける。今からだと、近所でしか遊べない。ということで、相変わらず凄い人込みの大和ミュージアムに出かけた。企画展は学徒動員に関してのもの。学徒動員でも給金は出たんだねえ。まあ戦後のハイパーインフレで無意味になったかもしれないが。
1/10大和は相変わらずフォトジェニックだ。今日は砲塔がこっちに向いていた。回天の前に立つ度に胸が詰まる。俺はこんなものに人間を詰め込んで放ち、それでいて戦後能々と高笑いしながら過ごした奴らが居たことを決して忘れない。戦争の目的は正義ではなく、勝利だ。
ミュージアムの前ではなんぞの催しがあるようで、テントが何張も並び、出店になっていた。そのうちの地ビールと、クレイトンベイが出している海軍さんのカレー(呉版)に目が行く。ここで飲んでしまったら、醒めるまで昼寝しなきゃならんぞと思いつつ、負ける。地ビールはバイツェンっぽく香ばしい飲み口だった。とはいえ、こんな暑いんじゃなに飲んでもうまいに決まっているんだが。カレーは喉を通りやすいカレーうどんにしてもらった。これは普通のカレーなのだが、食べるほどに香辛料の香りが腹いっぱいに満ちてくる感じ。普通のカレーっぽいのに、只者では無いという雰囲気だった。
食後は、ミュージアム裏手のデッキに寝転がって、呉港を出入りする客船を眺めていた。ちょうどデッキに建てられた大和の実物大船首部模型の影になり、とても過ごしやすい。
日が暮れかけ、酔いも引いた頃、二河川の河口で
夕陽を眺めた。今日も、一日が無事に終わったな。
2008年08月12日(火曜日)
21時41分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:快晴
さてさて、旅行の最終日になった。今日は結構移動量が大きい。
まず、朝一で角島に向かった。兄の希望で、この角島大橋を走りたいということだったのだ。この辺の海水が澄んでいるのには驚いた。どこの沖縄ですかと言いたくなるくらいだ。海流の影響なんだろうか。
結局、
角島大橋は僕一人で走ることにした。Bromptonでだが、まだ交通量が少ないこともあって楽勝だ。ただ、船を通すためだろうか、鳩島を通過した辺りで、かなりのアップダウンを強いられる。ま、勢いで突破だ。
角島灯台までは、兄と僕とで自転車で走った。つのしま自然館に抜ける道が良く分からず、プチ山岳戦をこなしてしまった。
角島灯台近辺のキャンプ地も、水が澄んでいることもあってたいそう魅力的だった。海水浴客も多数繰り出している。
角島を後にし、ここも未踏地だった仙崎に入る。観光船で青海島の周りをぐるりと回った。
奇観、絶景の連続で、大層濃厚な時間だった。途中、
岩場で写真屋さんが待っているのが面白い。右舷、左舷それぞれの客を撮り、後で申し込んでおけば記念写真を送ってもらえるという寸法だ。
仙崎を後にし、山口市で温泉に入ってから、兄宅に戻った。いやあ、楽しい旅行でした。
2008年08月11日(月曜日)
21時12分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:晴れだな
今日は萩で遊ぶ予定だ。僕は一日萩を走り回るつもりで、姪たちは昼から海水浴するつもりのようだが、兄はどうしようかなと考えているようだった。
午前中は義姉、姪(下)もレンタルサイクルで走ることになる。萩旧市街を横断する道を、ゆっくり走った。
まずは菊が浜と橋本川を結ぶ水路から出る観光船に乗る。これも4年前に乗ったなあ。ちょっと船着場が上流側に移動していた。
今日は風が少しあって、波しぶきが上がる。そのため、操船も慎重だった。しかし天気よく、
眺めも最高だ。
次に萩博物館に寄った。なんてことの無い展示物だった。これだったら熊谷美術館のほうが良かったなあ。
食事は萩しーまーとで取るつもりだったので、ホテルに戻り、車で移動した。鮮魚店で鯖を買い求め、半身を
刺身に、半身を塩焼きにしてもらう。鯖の刺身は、脂がとろりと甘く、旨い。姪たちは鯖の骨しか残さなかった。鯖の骨が柔らかかったら、何も残さなかったろう。
午後は、兄一家は菊が浜で泳ぐことにし、兄も気が向いたら僕と合流するということで別れた。さて、自由時間だ。
まずは
伊藤博文生家に寄ってみた。東京の文京区にあったという伊藤の旧宅も移設されていた。旧湯川家に行きたくて、
阿武川に掛かった橋を上っていると、日差しに頭がくらくらするのを感じた。これはいかん。出来るだけ涼しい場所で休みながら走ることにしよう。
湯川家は水場に外からのせせらぎが引き込まれているのだが、これが涼しそうでうらやましい限りだ。今、こういう家を作ろうにも、水を引き込むのが不可能だろうな。
橋本川に沿って走り、旧田中義一別邸に向かった。案内のご婦人と『4年前にも来たんですよー』などと話す。二階に上り、涼しい風に当たりながら、しばし寝転がって過ごした。
その後、萩の外周をほぼ1周して、新堀川に掛かっている平安橋という古い橋を訪れた。とても古い橋で、江戸初期には架かっていたそうな。さらに中心部に戻り、菊屋屋敷の前にある久保田家、桂小五郎生家などを訪ね歩くも、あまりの暑さに消耗し始めていた。夕方には合流しなければならないので、いったんホテルに戻った。
ホテルで兄たちと合流し、今度は夕日を見に笠山に上った。やや早めに行ったのが正解。日没直前に水平線に雲がわいて、陽が飲み込まれてしまったのだ。だが、それまでの眺めはやはり
絶景だった。
日没を見るのを諦め、ホテルに戻ってから、昨日とは違った店に向かった。その途中で
毒々しいまでの夕焼けに遭遇した。なにか、今日も一日が無事に終わったなという感じだった。
2008年08月10日(日曜日)
22時43分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:晴れだ
朝早くに兄宅を出て、車で秋吉台に向かった。姪(上)はすっかり落ち着いたもんだが、姪(下)がものすごく甘えるので弱る。こんな甘える子だったかな。
小郡近辺の山口~秋吉台自転車道に程近いコインランドリーの駐車場に車を入れ、そこから兄、姪(上)とともに秋吉台を目指す。4年前の記憶では、たいしたアップダウンは無かったはず。まあ、大丈夫でしょう。
途中までは車道を走り、サイクリングロードに分岐してからが本番だ。途中で二本木峠という緩い峠を越える以外、これというアップダウンは無い。
少し走ったところで、ブルーベリー狩りの看板を見つけたので、
ショップに寄ってみた。暑くて消耗し始めていたので、ちょうどいい。
真長田辺りで迷ったが、その後は川沿いの道を順調に走り続ける。この辺は涼やかでいい景色だな。
やがてサイクリングロード終端、秋芳洞南に到着。ここで車組の義姉、姪(下)と合流する。
秋芳洞には寄らず、展望台に上ってみた。この日は晴れで、多少雲もある絶好の日だった。
撮れた写真はWindowsの壁紙にしたいくらいだ。
食事はこの先でしようということで、次の目的地の景清洞を目指す。秋芳洞の次に人気がある洞窟だ。駐車場に車を入れ、土産物屋で飯を食う。前回は食わなかった
禅師河童蕎麦を注文する。意外にもゲテモノ感は無く、つるりと喉を通ってゆく。
景清洞は、秋芳洞のようには石筍の類が発達せず、単に侵食されていった洞窟のようだ。面白いのが後半に待っている探検コースで、照明が無いので予めライト付のヘルメットを貸与されるのだ。また洞窟もそんなに整備されてないので、腰をかがめたりしながら通らねばならない。姪たちには大受けだった。
次にサファリパーク。暑いのかやる気無さそうな象ややる気無さそうなライオンを見て通過する。
トラは結構やる気だ。
宿は萩に取ったので、先にチェックインしてから食事に出かけた。店は4年前にこぐ氏らと入った海鮮の店。相変わらず烏賊が異常に旨くて参る。しかし値段もかなりのものだ。ホテルが安かったし、民宿に泊まればこのレベルの飯を含めると1万は取られるよ、と自分を慰めるわれわれ一行だった。
2008年08月09日(土曜日)
23時21分
旅
天気:晴れだな
結局、数時間しか眠れないまま、広島に着いた。高速バスって、楽なんだかつらいんだか分からんな。
さて、今日はこのまま広島の兄宅に泊まるのだが、その前に呉の実家に寄っていこう。呉線で呉に帰り、実家に向かう。母がいたので13日にまた戻ってくることを告げ、ひとまず寝る。ぐうぐう仮眠を取った。
昼前に中通りに出て、モリスを襲撃。相変わらず麺の茹でがアレだが、スープはうまいしチャーシューも肉々していてうまい。
その後、兄一家への土産に天命堂の鳳梨饅頭を買った。これ、うかつにも呉にいた頃には知らなかったお菓子だ。いつも店の前をうろついていたんだが、そんな高名なものとは思っても無かった。
広島からはBromptonで走り、兄宅に。軽い食事など頂きながら鳳梨饅頭を早速開封。おー、中のジャムがあっさり系で、とても好み。呉でぴか一のお菓子はフライケーキだが、アレは出来立てを食べないと本当の美味しさが分からないものなので、お土産にはこっちがいいだろうな。
明日は早いのでさっさと就眠。
2008年08月08日(金曜日)
23時55分
旅
天気:晴れ
ヒヤヒヤハラハラし通しだった仕事が、午前中に無事片付いた。こうなると余裕を持って帰り支度したくなって、午後年休を取っていったん帰宅した。明日の朝までバスの車中なので、風呂も入っておきたいし。
19:50横浜駅発に間に合うように、荷物を持って出かけた。BromptonとSパニア、そして着替え類をバックパックに入れて背負った。
Bromptonは、別に咎められることも無くトランクに収まり、車中の人となる。じゃあ寝て行けたかというと、そういうわけにも行かなかった。席が後輪車軸の真上で、なにか踏みつける度にガツンと衝撃が突き上げてくるのだ。これはたまらん。その上、この日の運転手の癖なのか、やたら標識の類を踏みつけるのだ。おかげで、ほとんど寝ることが出来そうに無い。仕方ないので、時々Willcom03でメールを見たり、Walkmanでひたすら音楽を聴いたりして過ごした。明日、行動するだけの体力が残ってるかな……。
2008年08月07日(木曜日)
23時55分
旅 , 自転車
天気:晴れ
バス会社にメールで問い合わせてみた。出勤前にメールを打って、会社でチェックしたら、もう回答が来ていた。早いな。まあ朝一のチェックに間に合ったんだろう。
結論を言えば大丈夫っぽい。ぽいというのが心許ないところだが、『宅急便で送れるサイズの自転車をそれなりに荷造りして置くので扱ってくれる?』と聞くと、『トランクルームに入れてね。人の荷物と間違えちゃダメよ』と微妙にずれた応答があったのだ。まあ、基本的に、スーツケースサイズならオッケーなんだろう。多少心配なので、出発までトレンクルにするかどうかで悩むことにする。
しかし、利用するバスは流行の完全3列シートかつトイレつきなので、荷室には余裕があるはず。ハードルは高く無いと見た。
2008年08月06日(水曜日)
23時01分
旅
天気:くもり気味
帰省したら、兄一家と小郡~秋吉台、萩市街、仙崎界隈を自転車で走ろうということになっている。帰省の便は深夜バスなので、大荷物は少し気が引ける。なので自転車は別便で送ろうと思っていたのだが。
Bromptonを眺めていて、つくづく考えたのだ。これなら行けるんじゃねえ? だってTraincleだったら余裕で輪行できたんだし、Bromptonの折りたたみサイズは、Traincleと大差ない。一昨年の年末年始に利用したときにはトランクルームもかなり余裕があったようだし。というわけで、バス会社に問い合わせて、拒否されないようならBromptonを持って行こうと思う。拒否されたら、Traincle。さすがにTraincleのサイズ、重さのものは拒否されないだろう。前に乗せたときは運転手に『これはなんだったんですか?』と聞かれ、自転車だとは思ってなかったようだしな。
しかし、あまりの暑さに姪たちが干からびないか心配だ。いや、まず第一に俺がな。
そういえば、今日は恒例の広島原爆記念日。今年も観光客が詰め掛けたことだろうな。
2008年08月05日(火曜日)
23時46分
自転車 ( 自転車旅行検討 )
天気:湿っぽいくもり
四万十は無理だな。自分の中でいまいち盛り上がらない。今年も流れる方向で。
代わりに、天竜川~糸魚川なんてどうだろう。一度は走ってみたい。ファストランなんてイベントもあるらしいが、この貧脚ではノンストップは無理。2泊3日くらいかな。獲得標高が読めないけど、死ぬほど高い峠も無いみたいだし。とはいえ、やはり峠の類は頻出するらしいので、それなりに歯ごたえはありそうな気がする。
本州横断という名を取りたいのなら、名古屋発で大垣、米原と滋賀に出て、余呉湖を掠めて駿河に出るというルートも考えられる。距離的にも獲得標高的にも、こっちの方はずっと楽なはずではある。こっちなら1泊2日か。
やるとすれば10月で、日も短いだろう。何日休めるかにも依るが、撤収の便を考えると、むしろ北端を発して南下する方が楽かもしれない。
どっちにせよ、100km/日以上走ることになるだろうから、秋に向けて弛んだ足を鍛えなければ。
18時05分
インターネット , 自転車
天気:雨らしいが、降った形跡なし
なんか日本の結構広範囲のデータが公開されたようなので、早速和田サイを確認してみた。去年だったか、移転前に足を運んで以来、現状を目にしてないのだ。おー、更地にされてるな。今は新店舗建築が進んでいるのだろう。
仮店舗。狭っ! しかし交通量が多分少ないので、路上での作業も多少は大目に見られそうな気がしなくも無い。
まあなんだ、新店舗が出来るまでに、一度は訪問しておきたいね。
追記:鎌倉江ノ島周辺まで包含されてる。埜庵もばっちり。
2008年08月04日(月曜日)
23時55分
暮らし
晴れのち時々雨
今日は夜に掛けて気温が下がらず、湿度は上がってゆく不快指数マキシマムな夜だった。夜中には結構な雨が降ったり止んだりで、気温は一時下がりはしたものの、湿度の方が高すぎて汗が乾かない。とうとう、夜半からエアコンを入れてしまった。しかしこのエアコン、既に9年選手だから、全然効かないでやんの。
まあ、ぐわっと効いて一気に体壊すより、じわじわ効いて次第に壊す方がマシかと思う。結局壊すのかよ。
2008年08月03日(日曜日)
タイトルが謎だな。向日葵は走りません。ってか盗むな。
今日も今日とて暑さに負け、部屋でゴロゴロの日。あまつさえ、負けすぎてとうとうエアコンまで使う始末。
しかし、今日くらいはちょっと足を伸ばしたいな。どうせならなんぞ撮りに出かけるか。8月といえば向日葵だな。ということで調べてみると、なんでも座間に向日葵畑があるとか。市の花が向日葵で、休耕田を利用した向日葵畑でイベントをやっているとか。よし、近いから出かけよう。SatRDayで出かけることにしたのは、これにはスタンドがついているからだ。D70を担いでいった。
出掛けに、auのサービスの1つ、Run&Walkのアプリを起動しておいた。これをバイクモードで使うと、軌跡を残して自動でauのサイトにアップロードして、後で参照することが出来るのだ。GPSの精度も高く、使ってみるとかなり遊べそうなサービスだ。
件の場所はもの凄まじいうろ覚えの結果、『せっかく小田急江ノ島線XX駅からまっすぐ西上すればいいと分かっているのに、その駅が分からないで悶絶する』という悲惨な事態に陥った。しかしW62CAに加えてVISTA HCxも持ってくるという用心深さが物を言い、なんとかたどり着く。あれ、ここは日産座間事業所のすぐ西ではござんせんか。それと気づいていれば迷うことも無かったのに。
向日葵畑は思いっきり普通の畑の一角だった。既に西日も低い時刻だったので、ひまわりさんたちは
皆様太陽に背を向けておられる。ここだけでも
かなり広大だが、相模川沿いにはさらに広い向日葵地帯があるのだとか。まだ早い時刻に行ってみたいね。
帰り、
西日にSatRDayを照らし出させた写真など撮りつつ帰宅した。向日葵の盛りは盆前後らしいので、こっちに戻ってからまた来たい。
2008年08月02日(土曜日)
暑くて出かける気にもなれない日。というのを口実に、ずっとゴロゴロしていた。とはいえ真夏。部屋にいるのも暑くて弱る。
まだ外の方がましとばかり、アパートの廊下と風呂場を舞台に、酷使してきた自転車グッズどもを整備してやる。メッセンジャーバッグ2つを洗濯機に掛け、さらに汚れの甚だしい部分を石鹸で直洗いしてから漱ぎ、外に干しておいた。
次にBrompton。去年買ってから丸一年経つが、ホイールを外したことが無かった。どうやって外すのだろうと、Youtubeで動画を見たり、グーグル先生にお聞きしてみたのだが、いまいち分からない。まあ構造は分かった。ホイールを普通にボルトで止めて、そこにテンショナーや変速ワイヤ通しの貫通ボルトを嵌めているだけみたいだ。変速ワイヤのテンションはワイヤ止め部のスクリューで加減するのだろう。このスクリューから外し、後はボルト、変速ワイヤ止め、テンショナー、ホイールのボルトの順に外した。困ったのがスプロケット外し。多分、ママチャリやBMXなんかのフリーホイール抜き工具が要るのだろうが、生憎持ってない。幸い、歯車一枚相手だったので、嵌めたまま清掃しておいた。
ふと思いついて、SatRDay用のトラベルケースを引っ張り出して、入りっぱなしだったTraincleを引っ張り出し、代わりにBromptonを入れてみた。うーむ、微妙に入らない。前後でばらせばなんとかなりそうだが。容積的には十分だが、サイズが厚みがありすぎるのだ。意外にハードルが高そうだ。
引っ張り出したついでというとなんだが、久しぶりにTraincleも清掃しておいた。たまに乗りたいとか、輪行してちょっと走るだけならTraincleでしょとか思うことはあるのだが、トラベルケースに入れてしまうと出すのが億劫になり、出番が減ってしまった。もっと乗ってやらないと。Traincleはホイールの鳴きが気になっていたので、前後とも増し締めしておいた。これで試走に出かけることにした。
かなり日は低くなっていた時刻だが、気温はさほど下がらない。今日は
遊水池下流側のゴム堰が膨らんでいた。色が違うのは、環境に考慮したとか、コストダウンとか、諸説様々だ。
この少し上流だったか、前方から異様に低い車両が走ってくるのでなにかと思いきや、なんとトライクだった。境川で見たのは初めてだ。単独で走っていたので、ツーリングの途中でというわけでもないかもしれない。
南端で
Traincleの写真を撮ってから帰宅。
2008年08月01日(金曜日)
23時27分
自転車 , 思考
天気:晴れ
いやあ、危なかった。事故るところだった。
今日は微妙に早めに帰宅できたので、立場のヨークマートに立ち寄ってから、少し戻った自宅に向かった。車道を30km/h弱で走り、車道から脇道に入ろうとした瞬間、歩道を突っ走ってきた自転車がギリギリを掠めていった。今の自転車は、確か一つ前の信号待ちで並んだ自転車だった。ということは、歩道を30km/hで走ってきたことになる。危ないなあ。しかし、危機一髪だった。こっちが直前に気づいてブレーキを掛けなければ、真横からかなりの速度でぶつけられていた事になる。こっちが悲惨な目にあうところだった。
しかし、曲がる直前、確かにバックミラーで後方確認したんだった。それでも視界に入らなかったのは、バックミラーが右ドロップエンドにだけつけられていて、歩道側は視界に入ってないからだ。一応、左後方も振り向いたのだが、この辺は右カーブになっていて、少し振り向いただけでは目に入らないのだ。あの自転車、いろいろ突っ込みどころ満載な奴だったが、こういう手合いが珍しくないという現状が悲しい。
とはいえ、出来ることは無かったのだろうか。歩道にあまり意識が行かなかったのは、車道側の車を意識していたからだ。ちょうど後続車が無かったので、歩道側の注意もそこそこに曲がってしまったのだ。だったら止まってれば良かったじゃん。いや、良かったではござらんか。後続車の無いことを確認した上で、止まってから歩道を振り返ればよかったのだ。止まることを惜しんだがために、結構ポテンシャルの高い事故寸前事例を体験することになってしまったのだ。
後続車がいたら、一度やり過ごすのが正解だろうな。またほんの50m先の信号からも入れるので、そっちで入ったほうがより安全だったかもしれない。
自分では慎重な性質だと思っていたのだが、そうでもないなと考えを改めさせられた事例だった。