Strange Days

2008年01月21日(月曜日)

W05Kを設定する

22時50分 インターネット 天気:曇りのち霧雨

 今日は昨日よりも寒い日になった。帰りには雨も降っていたが、雨にしては冷たすぎたので、雪が溶けた雨だったのかもしれない。
 さて、せっかく買ったW05Kだ。使えるようにしておこう。
 まずシグマリオン3。これで使うのが主眼だから、きっちり設定しておかないと。その前に、アクセスプロバイダを選ばなければならない。
 アクセスプロバイダはiij4uを使うつもりだった。AirEDGEもこれを使っていたからだ。が、料金表を見ると、Pakect One系の場合は時間課金制の青天井だった。げげ、これはいかんな。
 auをプロバイダとして使う場合は、\950/月の課金が発生する。これより安いところはいくらかある。たとえば、同じIIJ系のIIJ Mioだ。調べてみると、AirEDGEもPaketOne系も無線LANも込みで\750/月というコースがあるのが分かった。iij4uのAirEDGEアクセス料と、MioのPaketOne系アクセス料を合わせると、実はこのモバイルアクセスプロと同額になる。無線LANがついているだけ有利だ。もっとも、無線LANは時間課金なので、最後の手段というところか。ともかく、値段が変わらないわけなので、iij4uのAirEDGEオプションは解除して、Mioのコースを選択した。
 次にシグマリオン3の設定だ。3phsを実行して、W05Kを挿してみた。WillcomのAX420Nに比較すると、厚みがCFType1に対してType2と厚くなり、頭の出っ張りも相当のものだ。これは、たとえ使えるにしても、NX80Vに挿したくないカードだな。消費電力も相当のものらしい。
 ともかく、シグマリオン3に挿した。あっさり認識したので、IIJMioのアクセス設定をしてやると、あっさりと接続した。体感的には、通信速度が多少上がったのか、ウェブの表示はWillcomの4x回線よりも確かに快適だ。だがイーモバイルで体験した『二度と戻れそうにない』というくらいの差は感じなかった。せいぜい倍くらいじゃないかな。困るのが、リンクまでの時間がWillcomよりもかなり掛かることだ。Willcomがさくっと接続されるのに対し、こいつはのんびりとダイヤルアップしている様子が手に取るように分かりそうな速さだ。むー、この回線速度差なら、モバイルとしてはWillcomの方が使いやすそうだなあ。まあWillcomでは心許ない地方で使いたいのだから、これでも問題はないと思うが。ともあれ、シグマリオン3で、Willcom、auと複数回線を使えるようになったのは、旅行時にとても心強いことだ。
 Libretto L3にも設定してやる。こっちにはマルチポートドライバを設定する。普通に装着すると、通常のモデムにしか見えないので*1115kbps制限が生まれてしまうのだが、このドライバを使うと複数のポートでアクセスできるようになり、大幅に速度向上できるというものらしいぞ。ウェブアクセスすると、確かにかなり高速だ。まあ激速というわけではないが、Willcomに比べれば速度的な優位を感じる。でも絶対的な差とも感じない。
 やはりauシングルデータ定額の売りは、速さなんかじゃなくて、エリア的にも対応機種的にも広いという汎用性なんじゃなかろうか。そういう意味では悪くないな。でも、これで『毎日みっくみくにしてやんよ~』とかいう向きには、この速度は物足りなさ過ぎるだろうな。
 来週末に茨城県北部に遠征する予定なので、その時にシグマリオン3ともども持っていって、試してみようと思う。