Strange Days

2008年11月30日(日曜日)

iij4u解約

23時21分 インターネット 天気:快晴

 インターネットに手を出して以来、かれこれ11年にも渡って使ってきたiij4uだが、このたび解約することにした。既にメールアドレスしか使ってないのだが、そこにスパムが増えすぎ、その上iij4uでは自動スパムフィルターが有料なので、ついに解約することにしたのだ。なにせ10年も使ってきたアドレスなので、このアドレスで登録しているML、サービスは多い。そこで7月位に移行を決意し、このアドレス宛に来るサービスの登録情報を書き換えてきた。そして、もうそろそろ良いだろうと思い、解約手続きをとったのだ。
 iij4uのアドレスにはスパムしか来てない状態で、それをGmailに転送して処理していたのだが、たまにあるスパム誤認識で読まされてしまうのには頭にきていた。これでせいせいする。
 iij4uのアドレスで連絡していた人には通知せねばと思っていたけれど、それも一種のスパムになるし、ウェブのアドレスは変わってないので、特に通知はしない。頻繁に連絡を取る向きにはGmailのアドレスを教えてあるし。
 今のところ、Gmailのアドレス、各種サービス用に作った新しい自前のメールアドレスにはスパムは皆無だ。早くiij4uのアドレスが閉塞されて、せいせいしたいもんだ。

TCR-2現役復帰

22時54分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:快晴

 今日は布団を干したり部屋を片付けたりで日が暮れてゆく。そうそう、スポークが折れたTCR-2を復活させないと。
 まずは明るいうちにと思い、TCR-2の駆動系をメンテしておいた。それから買っておいたはずのスポークを探してみたのだが、見つからない。多量のスポークがすべて行方不明だ。確かまとめておいた記憶があるので、どこかに仕舞い込んだか。ああ、家捜ししなければ。
 今日はそんな余裕が無いので、スポークをサガミのロード店に買いに行くことにした。Bromptonを三ツ境に走らせる。海軍道路辺りで夕陽を撮れたらというスケベ心もあり、D90も携行する。
 サガミはブームを反映してか、夕方なのに結構な客がいた。それなりに高額の商品もどんどん売れている雰囲気。店員が手の空いた瞬間を狙ってスポークを買う。#15、294mmが2本、ニップル付で\100。こういう金にならない客もちゃんと相手してくれるから、この店は好き。
 サガミを後にした頃には、既に日は沈んでいた。しかし日没後の夕焼け雲が見事だ。これは撮らねばと思いつつ写点を探して走るも、街中なのでなかなかこれというポイントが無い。なんとか撮ったのがこれ
 帰宅して、早速スポークを入れなおそうと、ホイールをよくよく調べてみると。な、なんと、もう1本折れていた! 2本買っておいてよかった……。スポークを入れて、とりあえずテンションだけ合わせ、それから振れ取りをしていった。小1時間掛かった。
 リムテープがずいぶん凹んでいたので、パナのリムバンドを発掘して装着、すべてのパーツを組んで復活させた。試走すると、やはりマウンテンバイクには無い軽さを感じる。同時に、路面をレコード針のようにトレースする乗り心地の硬さも。10kmくらいの通勤なら、軽量マウンテンバイクが最適解だと思うな。
 これで終わりとハンガーに返して部屋で寛いでいたら、突然にプシューッ、という音とともにパンク。どういうこと? 調べてみると、チューブの一部がスポーク穴で傷ついていた。前のリムテープの状態だと、さもありなんだ。修理して、これでやっと現役復帰だ。
 明日、早く帰宅できそうなら、久しぶりに藤沢周りで帰ろう。その時は、こいつのハブダイナモが頼りになるのだ。

2008年11月29日(土曜日)

江ノ島にぶらりと

22時31分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 昨夜、コタツに入ったまま横になっていたら、世界は朝へとワープしていた。せっかくの早い目覚めだったが、中途半端な姿勢だった故、いまいち疲れが取れてない。いくら気持ちいいとはいえ、ちゃんと布団で寝ないとね。
 昼過ぎて、なんとなくドロップハンドルを握りたくなり、MasterXLを境川へと向けた。最近はこれよりずっと軽いカーボンロード全盛だが、この走りはやはり戦闘機だな。
 裏道を走って江ノ島に抜け、途中Pinyで買ったパンを抱えて、ヨットハーバーの記念モニュメントによじ登った。いい天気だ。それ故に、もいる。対空警戒に怠り無く、パンは足の間に隠しながら食した。
 夕凪の海を見ながら寛いでいると、ふと一羽の鳶が、近くのヨットのマストからスッと飛び立った。素早くそちらに目を向けると、鳶は僕の目の前3mくらいのところを横切ってゆく。目を向けた結果、察知されたことに気づいた彼奴めが、雷撃に失敗して通過したのかと思ったのだが……。
 そのままスーッと目の前を過ぎると、すぐ傍に座っていた家族連れの背後に差し掛かるや否や、頭上2mほどのところで瞬時に方向転換、そのまま一気に降下したのだ。キャッと悲鳴が上がると、彼奴めはなにか掴んだ様子で、その勢いでハーバーに並ぶ木立の方に逃げてゆく。どうやら、子供がお菓子を盗られたようだ。
 いやはや、驚愕した。あの距離、位置から、ああも見事に降下雷撃を決めるとは。鳶の凄さに痺れた。
 盗られた子は泣いているが、怪我は無いようだ。しかし、お菓子は開封してなかった模様。あの鳶は、果たして中身にありついたのだろうか。
 16:00になるとヨットが次々に帰港しはじめる。オレンジ色の夕陽が帆を染めてきれいだ。
 帰路、江ノ電江ノ島駅の踏み切りで、電車の通過を少し待った。この辺の一般道と鉄道の交錯ぶりは面白い。少し待って来なかったので走り出したとたん、背後で踏切が閉まり始めた。こういうこともある。
 夕陽に染まった片瀬山タウンハウスがいい感じだったので、数枚写真に収めた。
 境川を遡り、湘南台高架すぐ下流の猫ポイントで、かの老嬢としばし戯れる。警戒心皆無だね、この子。
 猫分を補給しながら日没を見送った。今日は雲がまったく無いので、日没そのものはまったく面白みが無い。その代わり、夕闇に浮かぶ湘南台の街を撮った。
 帰宅して、今日撮った写真をPicasa3の正式バージョンで処理してみた。ベータ版ではD90*1のRAWデータを扱うと、色合いが再現できなかったが、正式バージョンでは対応している。少しレタッチするくらいなら、これで間に合うな。

2008年11月28日(金曜日)

本日のお天気

21時28分 暮らし 天気:雨のち好天

朝:雨が降っていたので傘を持って徒歩で駅に向かっていたら、信号待ちの間に雨が上がっていた。
晩:サイクリングに最適な澄んだ星空の下、とぼとぼと歩いて帰宅した。

 朝の一瞬だけが雨だった。なんなんだ、嫌がらせか。

2008年11月27日(木曜日)

ツーリングパニアの便利さ

23時55分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れのち雨

 今回のしまなみ行ではBrompton用にツーリングパニアを新調したのだが、これが予想以上に良かった。
 正直、Sバッグを持っているのに、カタログデータで7lしか違わないツーリングパニアも買うなんてどうよと思っていたのだ。しかもかなり高いし。だから、最初はSバッグに適当なバックパックでも背負うことにしようと思っていたのだ。でも輪行時には荷物の数は少ない方がいいし、今回の旅では着替えは1日分で済むと予想し、それなら+7l分で賄えるだろうと見た。
 使ってみての感想だが。

・意外に大容量
 Sバックとは7lでは済まない差を感じた。実質30l級のバックパックに匹敵するのでは。というのも、Sバッグに対して開口部が大きく、また中仕切りが無いので大物も収めやすいのだ。開口部を巻き込んで止める形式なのも効いていた。ヘルメットすら収まった。また前方と左右に網のポケット、後ろに巻き込み式のポケット二つがあるのも大きい。後ろのポケットはSバッグだとボトル1本で一杯だが、これの場合さらに小物も入るくらいの容量がある。
・小分けもしやすい
 Sバッグのような中仕切りは無いが、前述のように周囲にポケットが豊富なので、Sバッグほどではないにしてもすぐ取り出したい小物の収納にも困らなかった。
・ローハンドルとの相性は悪い
 僕のBromptonにはIKDのローハンドル*1をつけていたのだが、ツーリングパニアだと高さがありすぎて、ハンドルの低めの位置にライトをつけると、パニアのせいで目の前の路面に照らせない部分ができてしまう。ストレートだとさらに厳しいだろう。
・肩かけての持ち運びがつらい
 重いというのもあるのだが、肩掛けベルトに肩当が無いので、長時間担いでいると肩に食い込んでくる。これは自前で用意すればいいか。

 いくつかの欠点はあるが、容量の大きさは七難隠すという塩梅で、この便利さにしびれた。近所の散歩や日帰りならSバッグだが、宿泊込みだとツーリングパニア以外には考えられないというのが実感だ。

2008年11月26日(水曜日)

秋しまなみの後始末

22時30分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日は久しぶりに藤沢周りで帰宅。寒くてやりきれないかと思ったが、Tシャツ+ウィンドブレーカーで問題なかった。真冬だとやりきれないだろうが。
 旅の始末を続ける。今回、GX200で結構な量の写真を撮った。画像の量が5GB超だ。なんでそんなになったの?
 GX200の設定を変えて、RAWも残すようにしたためだ。RAWで14MB+JPEGで4MBと、かなりの量になるのだ。
 RICOHのRAWはDNG形式なので、Picasa3で素直に食わせてやれる。これくらい重いデータになると、さすがにデュアルプロセッサの能力は圧倒的だ。Athlon64だと相当の負荷が掛かっているのに、4850eだと軽々と扱える。このPCを新調して良かったな。
 日記用のデータを選別し、さらに今回の旅の仲間のために共用データもアップロードしておいた。これでやっと、肩の荷が下りた気分。

2008年11月25日(火曜日)

実家から横浜に

23時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:湿っぽかった

 実家に戻ったのは、せめて呉市内をうろついて帰ろうという目論見があったからだ。ところが、本日火曜日には休みの店が多く、大和ミュージアムさえも休館日だ。モリスも開いてない。がっくりしたが、いせ屋は開いていたのでカツ丼を頼む。何の気なしに入った向きには面食らうことが多かったのだろう、『いせ屋のカツ丼』とほぼ固有名詞扱いでメニューに載せられていた。だんだんと病み付きになる味だ。
 バスで広島空港に、広島空港から羽田に飛んで、21:00頃に帰宅した。しかし後始末をつけていると結局は真夜中になってしまう。まあ、土曜日は目の前だ。
 今回も楽しかったな。また年末か年始に走ろうか。少なくとも安芸灘飛びしま海道は制覇せねば。

2008年11月24日(月曜日)

秋のしまなみ海道2008三日目

15時43分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:雨

 朝から雨の断続的に降る日になった。結局は松山まで付き合うことにして、のんびりと雨の松山を楽しんだのだった。
[続きを読む]

2008年11月23日(日曜日)

秋のしまなみ海道2008二日目

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:晴れのち曇り

 二日目の今日は今治まで走る。懸案は伯方島は木浦にある食事処さんわまで行って戻れるかだ。暖かな空気に誘われて出発した一行だったが……。
[続きを読む]

2008年11月22日(土曜日)

秋のしまなみ海道2008初日

23時55分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 星見 , デジタルカメラ 天気:好天

 一年置いての秋のしまなみ行だ。今年は自転車初心者が参加する関係で、あまり旨みのない広島県側をすっ飛ばし、三原から瀬戸田に直接上陸する。初めてのルートなので、ちょっとドキドキしながら羽田に向かった。
[続きを読む]

2008年11月21日(金曜日)

出立準備

22時31分 暮らし 天気:よさそう

 さくっと定退して、明日からの準備をしておく。
 二日目の大潮荘で洗濯できない可能性があるので、荷物は1泊分の着替えを中心に組み立てる。Willcom03は携帯して、別途LOOX Uも持ってゆく。この量ならD90も持っていけそうだが、余裕が無くなるので、やはりGX200を持ってゆく事にした。
 荷物をまとめてさくっと就眠。

2008年11月20日(木曜日)

気温急降下

19時44分 暮らし 天気:快晴

 今朝方は気温が大きく下がった。快晴で放射冷却があったからだろう。晩秋というよりも冬の気分だ。
 こういう時でもコタツは頼りになる。欠点は、入ったが最後、出る気が失せることだが。
 機能届いた低反発素材枕は上々だ。いつも、夜中や明け方に目が覚めることが多いのだが、この夜はそういうことも少なく、朝まで死んだように熟睡できた。安い割に効果的だったな。
 帰宅して、持ってゆくカメラについて悩むタイムを継続する。GX200でもいいな。これ、映りがいいし。しかし、D90を担いで行きたい気持ちも強い。荷物の多さを確認して決めよう。

2008年11月19日(水曜日)

次期コンパクトズーム機はどうするかな

23時24分 デジタルカメラ , コンピュータ 天気:快晴

 今日は超定退日だったので藤沢周ってワンと吼えたかったのだが、しまなみ行用荷物第3陣が届くのでさっと帰宅。受け取ったものはBrompton用チューブ*1と低反発素材の枕。後者はしまなみ関係ないよ。しかしもう一品発注したものが届かなかった。勝手に分割発送されている。届くのは明日以降。受け取れないかも……。まったく、ko*no*za*ma-DAYO!
 新ファイルサーバことP4なUbuntu機にsshdを導入して、これでsshでつないであれこれお楽しみできる。後は運用しながら、足りないものを足してやろう。
 さて、しまなみの目処がついたところで、持ってゆくカメラを決めなければ。心はD90+18-55VRに傾いているのだが、体はより軽いGX200を求めている。じっくり写真を撮るならD90なのだが、停まっては撮り、停まっては撮りと慌しい状況なら、軽いGX200の方がいいのだ。さらに雨を考えると、さらに軽量コンパクトで防水性に優れるXacti CA6の出番も考えられる。実際、来週月曜日の現地天候は雨の予報だ。
 D90をバッグに入れて、CA6を首からぶら下げるのが最高だが、重さを考えるとGX200単品が最適解か。D90をバッグ待機にするなら、いっそのこと18-200VR2を着けるか。荷物をまとめてみてから決めよう。
 ここまで考えて、PowerShot S3ISに全く考えが及ばないのに愕然とする。本来、旅行にこそ向いたカメラなのに、36mmからという設定がガンになっている。一昨年の年末、岡山に連れて行ったときも、巨大な対象を収めるのに苦労したからな。写真の写りそのものは、600万画素のビハインドにもめげず、かなりいいんだけど。
 そういう意味でもPowerShot Sx10*2に惹かれるのだが、あれはあれででかさにめげる。あれなら、Lumix G1で良いんじゃないのと思うくらいだ。このセグメントのカメラは難しい状況にあるな。性能を求めると、ずいぶん小さくなってきたデジタル一眼と競合してしまう。
 やはりオールインワンを目指すと、でっかくなるのは仕方ないのか。

2008年11月18日(火曜日)

新ファイルサーバ稼動

23時55分 コンピュータ 天気:いい天気だ(平日は)

 今日も今日とて帰宅は遅かったが、残ったsambaの設定に手を着けた。SWAT経由だと共有設定の設定項目が多すぎてわけが分からない。smb.confを直接書いてやった。ファイルマスクは全開指定。わし一人しか使わないからな。
 白箱に置いた写真データ60GB超を、夜通し移しておいた。これで白箱は、結構すっからかんになるな。
 新ファイルサーバは1TB弱の容量があるので、60GB移してもすっからかんだ。とはいえ、先月買ったばかりのD90のデータが、既に10GB弱に達しているので、今後相当の勢いで増加するのが目に見えている。備えあれば憂い無し。
 新ファイルサーバのシステムディスクは旧来のATA接続なので、いつまでディスクが入手できるかわからないが、手許に40GBのディスクもあるので大丈夫だろう。
 これでPC関連の建て直しもけりがついたので、心置きなくしまなみに行ける。別に終わらなくても行くつもりだったけどな。

2008年11月17日(月曜日)

とりあえずRAID1を組む

23時54分 コンピュータ 天気:晴れ

 帰りが遅く、時間が無かったので、RAIDだけは組んでおこうと思った。
 既にmdadmを導入してあったので、多少リファレンスを参照しながら設定していった。RAIDに関しては既にカーネルに組み込まれており、mkraidでRAID1を組めば、特に別の設定は不要だ。
 これを適当なディレクトリにマウントすべく、fstabに書いて終わり。無事に動いてますね。
 後はsambaで、これはSWATを使ってやりたいのだが、なんだかいまいち動いてないようだ。あちこちに404 not foundが続発する。なんかパッケージが足りないのかな。
 ここで時間切れ。

2008年11月16日(日曜日)

P4機&Bromptonに手を入れる

23時54分 コンピュータ 天気:雨

 雨だよ、雨。大雨ではないが、時折降り出す油断ならない天気だ。今日は電源ケーブルを買ってこないとな。雨具を着て自転車を出すことも考えたが、雨具の始末に憂鬱になって、結局は鉄道で町田まで往復することにした。横浜駅でもいいのだが、あそこは結構歩かねばならないからな。
 モバイルSuicaで地下鉄、小田急と乗り継ぎ、おお便利だわとすっかりJR東の術中にはまりつつ町田へ。ヨドバシのパーツコーナーを連日で襲い、一撃離脱で帰宅した。
 買ってきたのは4ピンとSATA電源ソケットの二股変換ケーブル、HDDの5インチベイ変換マウンタ、PCIスロット用クーリングファンだ。マウンタは、HDD2機を狭い3.5インチベイに重ねると熱暴走するかもと思い、1台を5インチベイに分散させるためのものだ。クーリングファンは、HDD3台ともっとも密集することになるP4機の通風を確保するためだ。これで熱くなるようなら、さらに前面ファンも買い足したやろう。
 手間取ることなく予定した構成を組み、Ubuntuを念のために再インストールする。追加した1GBディスク2台はハード的には認識されている。FDISKでも扱える。後はmdadmでソフトウェアRAIDを組み、sambaで共有するだけだ。
 ところが、そのmdadmとsambaのパッケージ導入というツマランところで迷った。GUIなパッケージユーティリティが用意されているのだが、これを使うのが筋なんだろうか。apt-getしちゃえばいいんだろうか。GUIも結局はapt-getしているだけな気もしないではなかったが、一応調べておく。みなさん、Ubuntuでもガンガンapt-getされているようなので、それで行こう。mdadmとsambaを導入しておいた。なんか、依存関係にあるパッケージもパカパカ導入されているが、気にしないでおこう。
 白箱のディスク容量には十分余裕があるので、やはり今月中に設定が終われば問題は無い。年内でも良いだろう。
 残る問題は、排熱処理がうまく行っているかだな。これは、来年の夏にならないと分からないかもしれない。
 ここで中断して、Bromptonのリアフレームロック機構取り付けに掛かった。簡単に済むかと思いきや、付録の説明書が非常に分かりにくく*1、結局IKDが公開している手順を参照しなければならなかった。頼むぜ、ミズタニ。
 とにかく、これでBromptonを持って階段を昇降するのに、いちいち畳まなくて良くなった。後はman氏情報のBrompton用ワイドレシオ内装3段ギア+外装2段化で、走行性能も確保できるかも。

2008年11月15日(土曜日)

晩秋の買い物行

23時27分 コンピュータ , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:くもりのち雨

 今日は、某所にて入獄の上、旨い料理と酒に責め苛まれる予定だった。参加表明もしていたのだが、来週のしまなみ行の為にどうしても欲しいものがあり、今日届く予定だったので、とりあえず参加は取りやめと連絡を入れておいた。
 さて、まず昼過ぎに、欲しいもの第一陣が届いた。IKDから仕入れたのは、Brompton用のツーリングパニアと、リアフレームロックだった。
 今、BromptonにはSバッグを使っている。これは20lの容量を持ち、そこそこ物が入るのだが、数日間のツーリングとなると力不足だ。そこで、より容量の稼げるこれの購入と相成った。ものを見ると、上端を巻き込んで、左右で止める方式になっている。この方式ゆえ、相当に物が入りそうだ。一応、Sバッグでもフラップが留まる限り物が入るのだが、フラップゆえに左右から物が零れ落ちそうだ。ツーリングパニアの容量なら、2泊程度の荷物は十分入る。
 リアフレームロック*1は、集合住宅の2Fの住民には垂涎の機能だ。機会があれば買おうと思っていた。
 さて、第2陣は夕方届く。それまでに買い物を済ませておかないと。P4機にSATAドライブ2機を増設するためのI/Oボードだ。町田ヨドバシのパーツコーナーにあるだろう。ついでに、デジタルカメラをいくつか見ておきたった。久しぶりにドロップハンドルを握りたかったのと、帰りに真っ暗になることを予期してハブダイナモが欲しかったのとで、MR-4F改で出動した。
 町田ヨドバシまで意外に捗り、まだまだ明るい時刻に到着した。パーツコーナーでSATAでダムなボードを見繕う。玄人志向の物としては、4ポートのやたら高価なもの、内部1ポート、eSATA2ポート構成のものなど、僕の需要に対して微妙に外れたものばかりだ。結局、バッファローブランドのものに、そのものずばりのものを見つけた。
 そそくさとカメラコーナーに回る。今日はマイクロフォーサーズなLumix G1と、旅行用オールインワンカメラとして注目しているPowerShot Sx10を拝みに来た。もしかしたら買うかもと思いつつ。
 G1は、確かに小さいな。でもこれで『ポケットに入る』は誇大広告だわ。EVFはかなり綺麗だし、可動式の背面モニタもグッドだ。でも、だからこそもう一声だ。既存の1眼レフとの連続性を、レンズ以外はことごとく捨てているんだから、もっともっと思い切って小さく出来るんじゃないかな。それこそ、ポケットに入るくらいの。僕の欲しいのはレンズ交換式GX200なんだ。まだまだ贅肉を落とせるんじゃないか。
 レンズ交換式という部分に目をつぶれば、PowerShot Sx10のオールインワン性には惹かれる。28mmから560mmまでカバーできれば、よほどの事が無いと物足りないなんて無いだろう。実用性重視の旅行用には最適だわ。だが、物を手にとって愕然。とにかくでかい、でかいのだ。覚悟はしていたが、G1とさして変わらない重さなのだ。特にレンズの太さ、突出振りに愕然。いや、28mmからの20倍なんてレンズ、小さくなるわけが無いとは思うのだが、実際に物を見てやはりでかくなるもんだなと実感した。これなら、28mmから10倍で十分なので、小さくまとめて欲しかった。ならSx110でいいじゃないかと思いきや、これは36mmから10倍なのだ。ままならぬものだ。物として、Sx10は造りがいいし、特にHSMがもたらすズームの爆速ぶりは快感ではあるのだが。
 困ったな。S3の後継としては、どっちも外れてしまう。他社から出ている28mmから10倍ズーム機の方が、まだカバレージは確保できる。できるのだが、どうもそそられない。S3の可動式背面液晶画面、AA電池で稼働というスペックをカバーできないのもそうなのだが、S3って結構撮る気にさせるカメラだったのだ。
 とりあえず、しまなみにはD90に18-55VRを着けて持っていこうと。これなら、死ぬほどスペースを取る訳ではない。このレンジならGX200でも十分だというのは考えどころだがな。
 帰路、既に真っ暗になってきた境川で、そのD90+18-55VRの試し撮りをする。自販機でマックスコーヒーを売っている辺りだ。目視では、既に建物の影などは闇に潰れている状況だった。下流側の風景を、ISO感度増感限度やアクティブD-ライティング強度を変えながら撮ってみた。ISO1600で撮ると、さすがにシャッター時間が1/5Sにまでなるが、これでも手持ちで頑張れるものなんだな。もっとも、このレンズはいまいち解像度が落ちるのが気になる。
 もっと下流、数年前に出来た教会のライティングが綺麗だったので撮ってみた。キリスト教の教義にはどうにも共感を抱けないものだが、彼らの造形物の見せ方には、どこかうなづけるものがある。
 帰宅するまで、何度か雨にパラつかれたが、なんとか濡れずに帰着できた。明日の荒川は、やはり中止になったようだ。
 帰宅してすぐ、荷物第2陣が届いた。物は速乾性タオル。しまなみ行では、これで洗濯物を節約するつもりだ。
 さて、早速にP4機を開腹し、HDDを取り付ける。ボードを取り付け、HDDの梱包を解いたところで気づいた。これ、専用の電源ケーブルが要るんだな……。普通の4ピンで良いもんだと思い込んでた。データケーブルはもちろん入手してあったのだが*2。なんてこと、ぬかった。また買いに行かなければ。
 とりあえず、P4機へのUbuntu8.10のインストールをやってみた。まずCD-ROMブートで使用してみると、驚くべく事にこれで全てのデバイスを認識している。全てのパーツが数世代前の枯れた構成というのもあるのだろうが、5年位前のLinuxディストロの状況からすると、隔世の感があるな。
 HDDにインストールする。会社で使っているRedHat系との作法の違いから、DHCPを固定アドレスに変えるくらいの事で引っかかったりするが、インストールそのものは30分程度で終わってしまう。しかも、この状態でGeForce8600で1600*1200が設定されている。またアップデートも、MSアップデート並みに簡単だ。GeForce用プロプライエタリドライバの有効化も簡単。簡単だ簡単だ。
 sambaやmdadmの入れ方はどうなんだろうと思いつつ、時間切れ。明日、電源ケーブルを買って、やり直そう。

2008年11月14日(金曜日)

Athlon64機設定完了

23時55分 コンピュータ 天気:くもり

 帰宅が遅かったが、Athlon64機の設定を継続する。様々なドライバがチューニングの進んだ32ビットネイティブだからか、XP64環境よりもやや軽快感がある。主要なアプリを入れ、日常用とリモート接続用のアカウントを作ってやると、これで完了。これでまた、コタツトップから快適に使える。
 嬉しい誤算だったのが、この環境でもViewNXが軽快に動くことだ。というか、ほとんどのアプリの動作が軽くなっている。メモリ2GB化が効いている様な気がする。1GBでもかなりの空きはあったのだが、2GBだとキャッシュ領域が倍増しているところを見るに、キャッシュへのヒット率が向上しているのだろう。Pre-Fetchも効果を生じているのか。ともあれ、もしかして4850e機いらんかったんじゃねえの、というくらいの高速化を体感した。しかし4850e機はもっと速いからな。
 残るはP4機のLinuxサーバ化だ。これはUbuntu+Promise TX2300によるハードウェアRAIDでやるつもりだったが、探してみるにRHEL用のバイナリか、カーネル2.4用のソースしかない。内外の情報を読み漁るに、Ubuntuでこのハードウェアは鬼門のように思える。仕方ない、戦略変更。ありきたりなSATA I/Oカードを買って、ソフトウェアRAIDを組もう。P4なら十分速いだろう。
 とりあえず、Ubuntuの日本語ローカライズ版を落として、今日は終了。

2008年11月13日(木曜日)

新クライアント、遂にアクティベート

23時30分 コンピュータ 天気:快晴

 今日も微妙に帰宅が遅かったので、藤沢経由は無し。月がくっきりと見える好天なんだが。
 さて、新クライアントの設定も大詰め。太古のゲームであるDiablo2を入れてみた。800*600、視覚設定を一番きついものにしてプレイしても、楽々……ではあるが、微妙に描画落ちしている気がする。XP64環境だとWoW64だの32だの経由で32ビットアプリが走るので、その変換コストに掛かっているのだろうか。しかしまあ、同じXP64環境だったAthlon64 3500+な機械よりは、ずっとスムーズではある。だが、P4 2.4GHzにGeForce8600を載せただけの機械に明らかに負けているのが悔しい。
 とはいえ、これで重い3Dゲーをやるわけでもないので、必要十分ではある。あるいはチューニングの余地があるのかもしれないので、今しばらくは評価保留の方向で、ひとつ*1
 ともあれ、移行したいものはほとんど移行したので、アクティベートしておこう。身構えるまでも無く、瞬時に完了した。これで常用できる。
 その裏で、前にXP64を載せていたAthlon64 3500+な機械の初期化準備を進める。といっても、こいつの仕事は全てx2 4850eな新マシンに移行してしまったので、多少のデータ退避をしてから、思い切り良くXP32のインストールを始めるだけだった。旧環境だと250GBディスクを20+100+130GBに分けて、しかも最後の130GBは未使用だった。しかしWindows OSではシステムドライブはどんどん肥大して行く一方だし、データ保全のためにデータドライブを分けるったって、データの大半はNASの上に置いてあるのだから、データドライブ上にあるのは実際にはアプリケーションだけに過ぎない。ゲームなんぞは自分のディレクトリにデータを置くだろうが。そういうわけで分けるメリットが無いので、新クライアントと同じく、内蔵HDDを1パーティションで使うことにした。
 XPのインストールが終わり、再起動すると、チップセットやオンボードグラフィックのドライバが一切当たってないので、なんだか不安定だ。そこでメインボードの添付ドライバCDからドライバをガシガシ当ててやると、ようやくデバイスマネージャからはてなマークが消えた。さらにウェブで最新ドライバを探して、一応全てをアップデートしておいた。
 次に、恒例のOSアップデート地獄に突入だ。が、XP64の場合と少し様相が違っていた。まず最初に、最近導入された、正規のOSであるか確認するHotFixが導入される。そして正規OSであるかの確認作業の実行を求められるのだが、その前提が『アクティベートされていること』なのだ。えーっ、XP64だと、どちらも無かったよな。しかし、このHotFixで正規OSの確認を行わないと、アップデートが一切当たらない。多少、釈然としないものは残るが、ここでアクティベートしておいた。
 このXP64との差異は、たぶんだが、XP64が非常にマイナーだからなのだろう。わざわざ正規OSの確認を行うほどのものでもないというぐらいの。しかし、だからといって差別をつけるのもなんだか不思議な話だ。XP64はDSP版やプレインストール版ばかりらしいので、XP32と違ってMSからコントロールしやすく、わざわざこんなHotFixを作る必要性が薄いのかもしれない。
 ともあれ、これまた別のP4 2.4GHz機に入っているXP32はさっさと消す必要が生じたので、Athlon64機の裏で、やはり移行準備をする。でも、この機械はゲームとリモートデスクトップのサーバとしての使用が主なので、あまり固有のデータを持ってない。NAS経由で簡単に移行できた。
 Athlon64機の任務も、従来P4機が担っていたそれと同様なので、そもそも設定にそれほど手間を掛けなくて済みそうだ。明日の夜にがんばれば終わるだろう。
 残るはP4機のLinuxファイルサーバ化だな。これはRaidボード、HDDの増設などの作業が必要なので、まあ今月中には片付けようと思う。

2008年11月12日(水曜日)

新クライアント大体設定完了&Vistaの謎

23時55分 コンピュータ 天気:くもり

 今日は超定退日なので、藤沢周りで帰るつもりだった。ところが、会社を出た途端ぱらぱらと雨粒が。南方に濃い目の雲が掛かって見えたので、今日はあきらめて直帰した。絶好の機会だったんだが。
 帰宅して、新クライアントの設定を続ける。昨日入らなかったGarminのMap Sourceだが、最新版にアップデートするとダメ。しかしちょっと古いバージョンだと問題無しというのが分かった。なにかデグレードしたみたい。
 ともあれ、これでVista HCxをお世話できるようになった。実際にはマップは全てmicroSDに入りきっているので*1、これを使う機会は滅多に無いだろうがな。ものはついでと、Vistaのファームウェアをウェブアップデートという機能で最新版に上げておいた。便利便利。
 大物のインストールがほぼ終わったので、日常用のアカウントを作って、そちらで常用する環境を作っていった。Picasaなどの大物を入れ忘れていたりしたが、基本的にはこまごまとしたツール類を入れるだけだ。Picasaが画像データベースを作り始めたのを確認して、今日はそれで終わることにした。もうアクティベートしても良いな。
 合間合間に、Ready Boostのおかげで結構使える気がしてきたLoox Uをつついていた。余りにメモリを食うのでSuper Fetchを止めてみたり、鬱陶しいのでUACを止めたりしてみたが、案外に使用感に変化が無い。Super Fetchは数十MB食ってはいるが、止めたところで圧倒的に空きメモリが少ない状況であることに変わりは無い。UACも切ったところで実行制御そのものが生きているので、あるタイミングでアプリケーションの実行可否を聞かれるのは同じことだ。ということで、元に戻した。
 しかし、なんだか不思議な状況だ。実メモリがこれほど欠乏しているのに、ブラウザを起動してOOoを起動してと、大きなアプリを使っていても、メモリの状況に大差が無いからだ。Fetchされている領域にプールされている分で、相当分を賄っているのかな。とにかく、タスクマネージャから見える数値がほとんど無意味に思えるくらい、実際の使用感とリンクして無い気がする。
 さらに、なぜだか以前よりもずっと動きがスムーズだ。以前はアプリを切り替えると結構な時間HDDにアクセスがあり、それが切り替え時の不快感につながっていた。ところが、最近使っていると、切り替えがすこぶるスムーズなのだ。Ready Boostがそんなに効果的だったのか。あるいは、Super Fetchのストラテジ・テーブルがこなれてきたのか。実際、このところは空き時間に走っていた最適化処理が、短時間で終わってしまい、ディスクアクセスの無い静かなマシンになっている。
 Vistaって、我慢して使っていると、段々とこなれてくるOSなんだろう。もっとも、そんなにこなれるまで使うのが苦痛なんだが。
 一つ問題が残った。ViewNXでNASに置いたファイルを見ようとすると、表示が始まるタイミングでViewNXが強制終了されてしまうのだ。どうやら実行制御に強制終了されてしまうようなのだ。
 LooxにViewNXを入れたのは、出先でNikonデジタル一眼のRawデータを処理したいからで、別にこれでNASのデータをどうこうしたいわけではない。なので実際には問題は無いのだが、釈然としない。なにやってるんだろう。
 寝る時間になってもPicasaのDB作成が終わってなかったので、NASと新クライアントをつけたまま寝た。この2つ、結構な静音機で、特に新クライアントはNAS*2に比べてもずっと静かだ。これは意外な嬉しさだ。
 後はゲームを入れて、データを引き継いだら、次の機械の設定に移ろうと思う。

2008年11月11日(火曜日)

新クライアント機設定続行

23時55分 コンピュータ 天気:くもり

 新クライアント機の設定を続けた。途中でコタツトラップ*1につかまってしまい、時間は少なかったが、ATOK、アプリ類のインストールを続行した。日本語入力IMEをATOKにして、キーバインドをVJEに変えるだけで、素馬鹿らしいMSIMEがもたらすストレスから解放されるのが嬉しいものだ。
 アプリの代表であるプロアトラスSV3をフルセットでインストールする。相当のディスク食いだが、それでもふつう300GBな今のディスク事情の前には、割と軽いアプリという存在になる。しかしインストール自体はかなり掛かるものだ。
 引っかかったのが、Garmin GPSをお世話するためのMap Sourceだった。インストールと最新版へのアップデートは簡単なのだが、起動しようとすると『DLLを安全でない終わらせ方したよね?』などと言われ、起動できないのだ。終わらせたもなにも、起動の方なんだが。解せないのは、一度は起動して、マップも参照出来たと言うことだ。それを終わらせてからおかしくなった。なんだろうなー。原因追求まで行かなかった。まあ駄目でも、XPを入れる機械で世話すればいいだけだが。
 後はこまごまとしたツール、ゲームの類を移行するだけだ。そうしたらアクティベートして、次の機械の設定に移ろう。

2008年11月10日(月曜日)

新クライアント機到着

23時54分 コンピュータ 天気:くもり時々雨

 クライアントったって、ファイルサーバが居るだけだけどな。
 ともあれ、ドスパラに発注していた機械が届いた。筐体はスリムデスクトップという奴で、ミニタワーの半分の厚みしかない。これだけ小さくなると取り回しが楽で、別途Faithから買っていたメモリを増設するのも楽なものだった。昔、フルタワーをひっくり返していたことを思えば、こっちの方がずっと気楽。唯一の問題が、筐体を立てると光学ドライブも縦向きになってしまうこと。ドライブを直交方向に装備するサイズは無いからな。
 ともあれ、メモリを入れて起動してみた。すると、うんともすんとも言わない。いや、正確にはLED類は点灯するので『うん』くらいは言っているのだが、起動時のBEEPが鳴らないし、起動画面も出てこない。
 試行錯誤して、既に4列中2列が埋まっているスロットの、空いている内で既に埋まっている側に刺しては駄目で、一番外側に刺さないと起動しないことが判明した。既に入っているのは1GBメモリ、入れようとしているのは2GBメモリ。この違いがスロット位置によって認識したりし無かったりという現象につながっているのかな。
 とにかく、ちゃんと認識する位置に刺して起動してみた。もちろんOSが入ってないので、BIOS設定を眺めるくらいだがな。変な設定ではなさそうなのを確認して、Windows XP64のインストールメディアで起動し、ひとまずインストールした。爆速かと思いきや、所詮はクライアント機故か、ディスク性能に足を引っ張られて、そう画期的に速くなった感じも無いままインストール終了。しかし、OS起動後の画面処理は、確かに相当に速かった。
 ドライバ類が当たり切ってないので、機械に添付された780GX用ドライバなどをガシガシ入れる。Athlon64に入れた時には苦労したものだが、今や十分にドライバが揃っているのだろう、なんら問題なく全てのデバイスを有効化できた。
 それからWindows Updateにつなぎ、恒例のアップデート地獄に突入。しかしこれも、さしたる苦労も無く、ほぼ全自動で必要なアップデートを当て切った。
 とりあえず、主要なアプリ、デバイスを入れてから、日常用のアカウントを作って、完全に移行しようと思う。画像関係は、この機械に集約しよう。アクティベート期限の30日以内にAthlon64機から完全にライセンスを移し、それからP4機からAthlon64機へのXPライセンス移行、P4機のLinuxファイルサーバ化をやってしまおう。そんなに時間を食わないと思うな。
 新クライアント機は、特にブラウザ、画像の処理が爆速で、これならストレスも軽減されそうに思う。こういう機械が4万円強で買える時代なんだね。

2008年11月09日(日曜日)

寒かったので部屋でゴロゴロ

23時41分 コンピュータ , 暮らし 天気:くもり時々雨

 夜半、ふと気になって外を見ると、雨が降っている。とうとう降り始めたか。この週末、自転車で良い思いは出来そうに無い。
 夜が明けても寒くて湿っぽい一日が始まっただけだ。こういう日は、コタツの魅力に勝てない。撮り貯めていたビデオの消化や、そういえばやり残していたドラクエ8*1を最後まで進めたりして過ごした。
 買い物や雑用を片付けつつ、真っ暗になった頃、黒猫の人がFaithからの荷物を持ってきてくれた。OS大移動はドスパラから機械が届いてからなので、今日出来ることは少ない。Athlon64な機械にメモリ増設&不調のDVDドライブの入れ替えをやっておいた。しかしDVDドライブに付いてきたNero7が最低の代物で、バックグラウンドプロセスの1つがプロセッサを占有するという体たらく。サービスを停めて無効化しても、なぜかそのプロセスが起動されるのだが、プロセッサを占有する事象は解消された。もう、こんな奴ばかりだ。
 一方、あまり期待してなかったメモリの増設は、意外に*2効果があった。元々1GBのメモリで、よほどのことが無ければ埋まりきることも無く、そこそこ快適なマシンではあった。しかし、メモリを2GBにすると、以前よりもアプリの起動や終了、ウィンドウやGUIの操作が快適になり、ストレスが減ったのだ。システムキャッシュが1GBくらいになる状況だが*3、そのおかげなのだろう。Ready Boostと同じで、DLLなどシステムファイルの処理が高速化され、それが体感的な高速化につながったのだろう。
 メモリなんて1GBでも2GBでも\3000以下なので、いまやお安いチューニング手段となったものだ。

2008年11月08日(土曜日)

境川で猫と戯る

19時20分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり

 D90購入後、『俺には過ぎたカメラ』から、一気に『駄目カメラ』に転落したD70。だが、本当に駄目駄目なのか。今一度、その真価を問う時が来た。
 今日はずっとくもりで、一時雨さえ降っていたのだが、夕方に雲の切れ目が西空に見えた。夕日を期待しつつ、出かけることにした。今日はD70を担いでゆく。D70にはNikonの18-55VRが付いていたので、D90のレンズと差し替えてから出かけた。
 境川の湘南台地下鉄高架南に着いたのは日没の時刻だった。でも空にはどこからどこまでも雲が広がっている。夕陽なんざ望めないな。
 仕方ないので、のこのこ現れた、かの老嬢と戯れる。推定10歳の老嬢ではあるが、人懐っこさは比類が無いほどだ。しゃがみこんだ我輩の膝や尻にスリスリしながら回る。背中を撫で、喉を撫でてやると、ゴロゴロ鳴きながら気持ちよさそうに目を細める。そのうちにごろんと寝転がったので、お腹を撫でてやると、これも気持ちよさそうにしている。ここまで人馴れしているのだから、やはりこの猫は捨て猫なのだろう。
 もう一匹、白い猫が近寄ってきたので、こっちも撫でてやる。しかしこいつは餌目当てだったようで、すぐに別のものに気を惹かれ始め、そのうちに『触んないでヨッ!』とばかりに噛み付いた。甘噛みだけどね。気を惹いたのは、これまた別の黒猫。対立関係にあるのか、追い払い始めた。猫の社会も大変だ。
 これらの猫を撮ろうと思い、D70を取り出した時に気づいた。ありゃ、Tokinaの12-24mmを着けて来ちゃったよ。そういえば、数日前にD90で試し撮りしたんだっけ。余りにも広角過ぎて、夕陽を撮るには向かない。
 一度、サイクリングロードの南端で折り返し、北上した六会の団地辺りで花を撮った。前玉のでかい超広角レンズなので、内蔵フラッシュがどうしてもケラレてしまう。
 すっかり暗くなった境川サイクリングロードを撮ってから帰宅した。
 後で写真を見ながら感じたのが、D70が動く被写体に弱いと言う事。ISO感度を上げるとやたらざらつく画像になるし、かといってISO400辺りで使うと、ちょっと動きのある被写体を撮るとブレブレになってしまう。今回の猫画像は20枚くらい撮ったのだが*1、使えるくらいピントが合ったのが、前の1枚きりだった。後はピンボケ、被写体ぶれのオンパレードだ。ここはD90と埋められない差を感じる。
 一方、落ち着いて撮った花の画像なんぞは、結構使えそうなものが多かった。静物を撮る限り、D90と絶望的に差があるわけじゃないだろう。とはいえ、暗いとなにかとシビアになるのは同じで、D90ほど気軽に撮って、それなりの画像になるわけではない。
 D70がこの先生きのこるにはどうすれば良いか。きのこる先生にでもお尋ねしたいところだな。

意外に効果的なReady Boost

16時21分 コンピュータ 天気:くもり

 せっかく買ったLOOX Uだが、意外に使用時間が伸びてない。というのも、Vistaの使い勝手に慣れてなくて、まだ環境が固まってないからだ。ピクセル数から見ると広いのに、物理的には狭いという画面の特性に合った運用が、まだ見えないからだ。実際、これは老眼キラーだな。幸い、近い方は全然大丈夫なのだが、少し話すと画面が見えにくくなる。
 もう1つ、OSの動作がどうにも重くて、チューニングが進まないという面もあった。要らないサービスを停めてというのが主流みたいだ。でも、サービスはサービスで、Vistaになってから激増した上、相互に依存したものが多くなっているので、停めて絶対大丈夫と言い切れないものが多いのだ。そんなわけで、メモリが1GBも載ってるのに、なぜか空きが16MBという状況で使わざるを得ない。Windowsも3.1くらいまでは、システムの全てをすっきり見通せたものだが、いまやどいつが何をやってるのかさっぱりわからん代物になったな。
 ともかく、重さは何とかならんのか。どこぞのショップがやるだろうメモリ2GB化*1を待とうか、とすら思っていたのだが。
 そういえば、Ready Boostというのが使えるのだと思い出した。要するにDLLなんぞをメモリ上じゃなくてメモリカード上にキャッシュする機能らしい。たぶん、HDDから読むより少し高速化できるのだろう。それと、HDDの入出力と並列化できるのかもしれない。とはいえ、やはりメモリ増設ほどの意味は無いだろうな。
 そう思いつつも、手許にSDメモリカードがいくつかあるし、LOOX UのSDスロットは空いているしで、試しても損は無いだろうと思ってやってみた。まずは、ちょっと世代の古い1GBのSD。挿入して、空き領域を作るためにフォーマットして、プロパティのシステム高速化タブでReady Boostにチェックを入れてみた。
 んっ、これは案外に効果あるんじゃないの? ウィンドウ切り替えのもたつきが、かなり軽くなったようだ。これに味を占めて、手許にある中では最高速の*2サンディスクの4GB(30MB/s)のもの*3を入れてみた。これだと、はっきり速度差が分かる。どれくらいかというと、例えばFirefoxとViewNXを起動した状態だと、不快に感じるくらいだったウィンドウ切り替えが、我慢するほどでもないくらいに高速化されたのだ。その他、メニューバーの開閉など、細かい動作が意外に高速化された。これは地味に効いて、少なくともVistaを見るのも嫌という気分ではなくなった。
 これは、意外*4に画期的な機能かも。これで、LOOX Uを実用する気にようやくなった。

2008年11月07日(金曜日)

超散髪(ほとんど剃髪)&新マシン発注

23時28分 コンピュータ , , , 暮らし 天気:結構

 藤沢周りで帰宅。そろそろ寒さが身に染み始めたので、今週から指ありの手袋をしている。これでも辛くなった時、果たして藤沢周り帰還を続けられるだろうか。
 帰宅して、まず風呂に入りながら*1散髪した。前回、新しく買ったちょっと高い奴で5厘刈りも出来ると喜んでいたのだが、考えてみればその前に買った安いのでも、刈り高さ調整用カバーを外せば、思い切り短く出来るのではないか。こっちの方は防滴仕様なので、濡らしても気にしないでいいし。そういうわけで安いのをカバー無しでやってみると、ほぼ5厘以下*2に綺麗に刈れたものだ。しかしカバー無しだと、ガイドのすぐ裏に刃が高速振動しているわけで、うっかりすると耳の後ろをざっくりやるかもしれない。さすがに一般家庭向けの製品で、そういう使用を推奨するわけには行かないのだろう。高い方は良いのか? プロ用を謳っているからなのか?
 ともかく、ほぼベルベットな感触を楽しみつつ、頭を刈り終えた。しかし安い方のは音が凄いので、風呂場で使うなら高い方が使いやすいな。
 風呂から出て、ドスパラとFaithにいろいろ発注。ドスパラにはPCを一式。結局、AMDのAthlon X2 4850eを使った機械を買った。別に最新の3Dゲーをやるわけでもないから、このクラスで良い。メモリだけはたっぷり載せよう。この機械は2GBで発注したが、メモリは別途手配した。
 そのメモリなどを発注したのはFaithの方。発注したのは、ドスパラ機用のPC6400DDR2なメモリ2GB。これで4GBになって、32ビット版のXPでは使い切れないので、こっちにXP64ビット版を入れる予定だ。
 それからPC3200DDRなメモリを1GB。これは3年前にFaithで買ったAthlon64な機械に入れる。これで2GBになって、今よりはメモリに余裕が出来る。今でも、ブラウザを開いたままViewNXなんざ使った日には、いささか心許ないからな。今はXP64ビット版を入れているが、これまた別の機械のXPを入れるつもりだ。結局、今稼動しているWindowsデスクトップ機のライセンスが、それぞれ平行移動することになる。空いた最後の一台は、Linuxを入れてファイルサーバにするつもりだ。このAthlon64な機械には、コタツトップ機などからリモートデスクトップで入るサーバにするつもり。そういう意味では、クライアント数に大幅な余裕がある*3Windows Home Serverでもいいんだが。Windows2000のバックアップも出来ればよかったんだけどな。
 それから、最後にP4機用にPromiseのSATA RAID(0,1)ボードと、WDの1TB SATA HDD 5400rpmを2つ。これで、LinuxサーバにRAID1を組むつもりだ。D90導入で、画像データが1日で1GB超とか、なかなか来るものがある増え方をしているのでな。
 これだけ買っても8万円で済むんだから、PCパーツも安くなったもんだ。大昔、今は亡きQuantumの250MB(!)HDDを8万円で買って、『うほっ、安い』なんて思ってたのが嘘みたいだ。

2008年11月06日(木曜日)

残業が続く

23時55分 暮らし 天気:晴れのちくもり

 深夜に帰宅。コタツに癒される。癒されすぎて、ついつい爆睡してしまうのが難だがな。
 2週間後にしまなみ海道に行ってるなんて、なんだか信じられないような状況だ。まだやらなければならない気がしてしまう。まあ、現地に行けば、なんとかなるだろう。

マイケル・クライトン死去

11時06分 SF 天気:好天のようだ

 おー、まだ若いのに。
 クライトンといえば、今は『ジュラシック・パーク』だろうけど、俺的には子供の頃に見た『アンドロメダ病原体』の方だな。目に見えない、得体の知れない死という存在は、年端も行かない子供だった僕には最強のトラウマだ。原作も、映画も面白かった。アル中老人と赤ん坊という対極的な生存者から、ウィルスの性質が明らかになるという謎解きが良かったね。この後、小松の『復活の日』を読むまでは、ウィルス物のNo.1だった。
 しかし、赤ん坊の血中酸素濃度って、本当に高いのかね。医学博士だったクライトンが書いたものだから、まあその点は隙が無いのだろうが。
 故人を全然偲んでないが、蔵書のどこかにある『アンドロメダ病原体』を掘り出せる気がしないからだ。もしも発見できたら読み直そう。

2008年11月05日(水曜日)

オリオン座、おおいぬ座

23時55分 星見 天気:晴れ

 夜、寝る前に空を見たら、最近に無く澄んだ星空が見えた。18*50ISを冬の星座に向けてみた。
 プレアデス星団はちょうど天頂にあって、双眼鏡だとかなり疲れる姿勢になる。まだ目が暗順応出来てなかったので、あまり楽しめない。天頂を見える位置まで出ると、必ず視界に入る位置に街灯が入るのが悩ましい。
 部屋のベランダから、オリオン座とおおいぬ座を散策した。短剣の位置に当たるM41は、散光も大きく広がって見栄えがする。18倍では細かく見えないが、トラペジウムもDまできっちり見えそうな感じだった。
 物凄く明るいシリウスの足元をうろつくと、見逃しそうなくらいの星の固まり、M42が見えた。こっちは逸らし目で20個足らず見えているかなというくらい。まだ高度が低かったので、多少不利な条件だった。でもじっと目を凝らしていると、視界の中に星が湧き出してくるように感じられる。
 ベランダへの出入りも楽になったし、前に作った100mm反射鏡も掘り出したしで、今シーズンは結構星見出来そうだ。

バッテリーライト復活

22時57分 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日は超定時退勤日だったので、藤沢周りで帰宅した。少し前から、キャットアイのバッテリーライトを復活させている。12Wのバルブを、超重いバッテリー*1で駆動するこのライトは、非常用のFenix L2CDよりずっと路面を見やすい。白色光よりも暖色の方がなぜか路面を確認しやすい。夜のサイクリングロードでも、心細い思いをすることは無い。
 このライト、そろそろ2年くらいつかってなかったので、いい加減バッテリーがヘタっているかと思っていた。しかし、何度か充電、使いきりを繰り返すと、思ったよりも長時間点灯できるようになった。境川を2往復するくらいなら余裕だろう。
 ただ、電池の重さと、充電インジケータが無いことが問題だ。12Vを出力できれば良いので、中身をAAのeneloop10本組みに変えようとか考えている。しかし、その場合でも充電に難があるな。12V出力できる適当なバッテリーセットを改造する方が早いかもしれない。
 帰宅して、コタツトラップにつかまっている内に深夜になっていた。

2008年11月04日(火曜日)

AMDx2でいいか

23時06分 コンピュータ 天気:くもりだった

 新しいクライアント機だが、これはもうAMDx2でいいかと思い始めた。別にAMDに執着しているわけじゃないが、INTELのCore2Duoで組んだ場合と1万円近くも差がある上、違いをよくよく考えたらHyper-Threadingくらいしかない。HTなんて実運用だと誤差程度の差しか感じないものだ*1。なら、AMDx2の低TDPタイプで良いじゃん。夏も安心だ。
 グラフィック周りは奢ろうと思っていたが、AMDの780GXなら数世代前のRadeonと同程度なんだろう。なら文句無いや。最新の3Dゲームには手を出さなくなったし、やりたければ別にゲーム専用PCを組めばいい。ってか、3Dなゲームまで視野に入れると、相当の覚悟が要るけどな。
 AMDx2の場合、Faithよりもドスパラの方が納期は早いようだ。もうちょっと検討して発注しちゃおうと思う。
 残る問題は新ファイルサーバか。

2008年11月03日(月曜日)

コタツ稼動

23時03分 暮らし 天気:くもり

 さて、午前中に佐川のお兄さんが、注文していたコタツ布団を持ってきてくれた。コタツ本体は去年こば氏からいただいたものだが、スペースの問題から毛布を掛けてごまかしていた。でも、これからは目くるめくコタツライフが待っているのね。
 早速、大整理の結果空いた居間の空間に敷き延べ、コタツを置いた。ちょうど曇り空の肌寒い日だったので、コタツがはまる。やばい、動きたくない。
 このままではコタツと一体化しそうだったので、先にやり残したことをやる。テレビを置く棚の位置を調整し、テレビ回りの配線をやり直した。やばい、コタツからテレビが見易くなりすぎだ。
 このままではコタツとテレビと一体化しそうだったので、さらにやり残していることを片付ける。コタツトップPCを設置した。最初はLoox Uを活用するつもりだったのだが、画面が余りに細密に過ぎて、普段使いでは疲れてしまう。これはやはり、究極のモバイルだな。ということで、今度はLibretto L3を持ち出す。しかし、これでウェブアクセスは、ちょっと重いのだ。重い原因の一つが、無線回線の不安定さだ。Coregaのカードが熱に弱いようで、すぐに熱ダレしてしまうのだ。そこで有線LANの方を繋いでみた。おっ、これって100Mだったのか。ずっと10Mだと思ってた。それは、Librettoをつないでいたハブが10Mのものだったからだろう。100M出たら快適だ。これならいけると思い、P4機の方とリモートデスクトップで繋いでみた。こ、これは、なんという快適さ! レスポンスが良すぎる。幅が1280ピクセルあるので一覧性も悪くない。やばい、快適すぎだ!
 これで座椅子なんかあった日には……。あるじゃん、PC卓の前に。すぐ背後の座椅子を回して、コタツの前に置く。これ、低反発素材を使っているため、座面が少し高いのだ。しかし、それはなんら問題にならなかった。座椅子を深めにコタツに入れると、もはや動く気になれないほど快適だ! 事実、それから居眠りしたり、久しぶりにPSXでゲームしたり、録画してあった番組を見たり、Librettoでネット溺死したりで、ほとんど一歩も動かないまま時間が過ぎてゆく。動いたのは、用足しと買い物と夕食の時だけだった。やばい、俺やばい、このままでは来春までにどれほど肥え太ることだろう。
 このままでは、自転車に全く乗らなくなるのは目に見えているので、せめて室内でローラー台を回す空間を確保しなければ。

2008年11月02日(日曜日)

北柏から佐原まで

22時50分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 最初『サハラまで』と変換されて、おおっ、なんと気宇壮大なと感心しかけたのは秘密だ。
 さて、今日はお久しぶりの三井氏からのお誘いで、チバラギ界隈を巡航しましょうというツーリングに出かけた。
 最初はSatRDayかMR-4Fを考えていた。が、集合地点の北柏まで、自宅からは3回、ないし4回*1の乗換えをこなさねばならない。めげそう……。まあサイクリングロードを走るだけみたいだし、ということでBromptonの出撃が決定された。
 思った通り、乗換えでひぃひぃ言いながら北柏に到着。Bromptonで良かった。今日は他にKaz&Tomoがタンデムで、Kimrin姐さんがロード、なぜかいる親爺殿は当然リカンベント、三井氏は輪行重視の結果かFretta。三井氏と大学サイクリング部つながりというお二方は、それぞれMTBとロードだ。えー、Bromptonの戦闘力が低すぎです。
 まずは手賀沼サイクリングロードを走る。広々として、まるで舗装の行き届いた荒川のようだ。しかも眺めははるかにいい。
 しばらく走ってから道を外れ、房総のむらというテーマパークに入った。ここでちょっとアップダウンをこなさねばならなかったけどな。
 この公園は拡大型歴史資料館みたいなもので、博物館と共に、古い町並みを再現した小さな通りがある。最初に*2博物館に入り、こぐ氏垂涎であろう寿司オンパレード*3を見学する。それから町並みの方にテクテクと歩いていった。ちょっと前に靴をリーボックの軽登山靴に変えたのだが、これがすばらしい。底のエアバックが衝撃を完全に吸収してしまうので、サイクリング時には鬼門の歩きでも疲れないのだ。
 再現されている町並みは、それほど長くは無いのだが、今日は特別に人通りが多く、賑わっていたらしい。ここで弁当を買い、虚無僧の尺八をBGMに、車座になって食べた。意外に安くついた。
 再出発して、利根川沿いのサイクリングロードを走る。ここで微妙に向かい風になったり、追い風になったりで、それぞれのペースで走る。風除けにとタンデムについて走ったりしたのだが、さすがにBromptonでは30km/hのペースが維持できず、結構単独走行で消耗してしまったりした。
 利根川の河川敷には、数多くが放牧されている。
 Bromptonのトップを今までに無く多用した走りを続け、そろそろへこたれて来た頃に、ようやく佐原に到着した。ここには古い町並みが残されている。倉敷のように運河を中心にしており、倉敷ほど見栄えのする町並みではない。しかし、倉敷のような作り物くささが無いのはいい。
 ここも祭りをやっていて、川舟にお囃子が乗って移動しているのが珍しい。ちょうど観光舟と行き交う所をパチリ。
 少し外れた辺りを散策し、通称千本格子の家に立ち寄る。夕陽が透けて綺麗だった。普段は一般開放してないところが多いそうだ。
 一度、佐原駅近くの観光案内所に出向き、夕餉の店を探す。ちょっと駅から外れた辺りに、うなぎ屋があるらしい。そこに向かうと開店直前という好機だったので、難なく個室を占有できた。うな重と白焼きなぞを摘みつつ、ビールをあおる。ビールがうまい。うなぎも旨かったが、たれがちょっと辛かった気がする。
 腹を満たし、真っ暗な中、駅まで自転車を押してゆき、JRで三々五々別れつつ帰宅した。帰り着くと、むしろ輪行に疲れ果てて、しばらく腰が立たなかった始末だ。
 ともあれ、久しぶりのマスツーリングは楽しかったな。三井隊長、そして同行した方々にお礼申し上げます。

2008年11月01日(土曜日)

夕陽を撮って、新ラックを組んだ

23時03分 デジタルカメラ , 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れてるよ

 昨夜、楽天の方で発注していたメタルラックが到着していた。これをとりあえず組んだ。モニタ、HDDレコーダー*1、プリンタ*2を置きたかった。やはりモニタがPCと別室にあると、なにかと不便なのだ。
 と、とりあえず組んだなというところで、夕景を撮りに出かけることにした。もちろんD90を携行してだ。境川沿いが続いたので、北の方に向かった。海軍道路沿いで撮ろう。
 EPICを市道環4に走らせたが、案外に日没が早い。もう、16:30には山の端に掛かり始めているのだ。慌ててスピードを上げ、海軍道路沿いの農地を見下ろす場所に立った。海軍道路から境川方面を見ると、ここがやや高所になっているのが分かる。おかげで、日没より少し前に到着できた。
 西の方を見ると、一瞬だけもう日が沈んだのかと思ったのだが、西の山の上に掛かっている濃い雲に入っただけのようだ。雲の向こうには少しだけ切れ目がある。そこから赤い夕陽が最後の顔見世に現れる瞬間を撮った。西方浄土の実在を信じてしまいそうだ。
 もう少し撮ってから店じまいしていると、ちょうど後ろを通過中だったご老人に声を掛けられる。同じように夕陽を撮っていたらしい。朝日を撮れる場所が無いかなと聞かれたが、そういえばこの辺は富士と夕陽は良く見えても、朝日はそうでもない。関東平野越しになってしまうからだ。強いて言えば丘の上だが、本当に朝日を撮りたければ観音崎辺りまで出向かなければならないだろう。
 環4を南下し、ケイヨーデーツー*3で某か仕入れ、帰宅した。
 帰宅して、早速テレビとPSXを新ラックにセッティングした。その前に、アンテナのケーブルを張りなおさないと。ある程度短く詰めて、ケーブルを接続した。ここ数年、どうも映りが悪いと思っていたが、室内のアンテナ端子との接続部が思いの他腐食していたからのようだ。張りなおすと、まあまあきれいに写るようになった。これで、地上アナログ停波まで戦える。久しぶりにPSXに死蔵していたサイエンス・ゼロを見まくる。真鍋かをりの時代なので、2年半も前の放送だったものだ。さっさと見てディスクを空けないとね。