Strange Days

2008年11月27日(木曜日)

ツーリングパニアの便利さ

23時55分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れのち雨

 今回のしまなみ行ではBrompton用にツーリングパニアを新調したのだが、これが予想以上に良かった。
 正直、Sバッグを持っているのに、カタログデータで7lしか違わないツーリングパニアも買うなんてどうよと思っていたのだ。しかもかなり高いし。だから、最初はSバッグに適当なバックパックでも背負うことにしようと思っていたのだ。でも輪行時には荷物の数は少ない方がいいし、今回の旅では着替えは1日分で済むと予想し、それなら+7l分で賄えるだろうと見た。
 使ってみての感想だが。

・意外に大容量
 Sバックとは7lでは済まない差を感じた。実質30l級のバックパックに匹敵するのでは。というのも、Sバッグに対して開口部が大きく、また中仕切りが無いので大物も収めやすいのだ。開口部を巻き込んで止める形式なのも効いていた。ヘルメットすら収まった。また前方と左右に網のポケット、後ろに巻き込み式のポケット二つがあるのも大きい。後ろのポケットはSバッグだとボトル1本で一杯だが、これの場合さらに小物も入るくらいの容量がある。
・小分けもしやすい
 Sバッグのような中仕切りは無いが、前述のように周囲にポケットが豊富なので、Sバッグほどではないにしてもすぐ取り出したい小物の収納にも困らなかった。
・ローハンドルとの相性は悪い
 僕のBromptonにはIKDのローハンドル*1をつけていたのだが、ツーリングパニアだと高さがありすぎて、ハンドルの低めの位置にライトをつけると、パニアのせいで目の前の路面に照らせない部分ができてしまう。ストレートだとさらに厳しいだろう。
・肩かけての持ち運びがつらい
 重いというのもあるのだが、肩掛けベルトに肩当が無いので、長時間担いでいると肩に食い込んでくる。これは自前で用意すればいいか。

 いくつかの欠点はあるが、容量の大きさは七難隠すという塩梅で、この便利さにしびれた。近所の散歩や日帰りならSバッグだが、宿泊込みだとツーリングパニア以外には考えられないというのが実感だ。