Strange Days

2009年08月31日(月曜日)

厭雨

23時10分 暮らし , , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:雨

 今日は会社を休んだ。特になんということも無いのだが、このペースでは年休を使いきれないのでな。
 しかし、せっかく休みにしたのに、天気の方が合わせてくれない。ずっと雨、しかも20℃を切る8月とは思えない一日になった。ああ、欝だ。
 気分が欝々するので、自転車パーツ購入を構想してみた。MR-4Fの10速化用に、ブレーキレバー、シフトレバー、リアディレイラーを見積もった。ブレーキを奢らなければ\16000か。しかし、どうせならコーディネートしたい。フレームがオフブラックなので、今は黄色いパーツを組み合わせているが、オフシルバー辺りに変えてはどうかな。これなら、サドルを何とか合わせられそうだ。実は黄色いサドルが市場から根絶してしまっているので、困っていたのだ。今のアリオネが痛んできているのだ。まあ、まだ頑張れそうだし、南会津も目前なので、今回は見送るかな。
 夜まで、本を読みながらゴロゴロしていた。本を読む速度が遅くなってきていることもあり、また読んでいるのが古典中の古典といえる作品で文体に不慣れなこともあり、読むのにとてつもなく時間がかかっている。いつ読み終われるのかね、これは。

2009年08月30日(日曜日)

雨に脅かされる日曜日

23時54分 暮らし , 思考 , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもりたまに雨

 選挙サンデー。昼飯の買い出しついでに投票してきた。今回は結果が目に見えているので気が重いが、いつものように白票を投じるわけにも行かない。まさに政党選択選挙だな。今回は最高裁判事の経歴を調べ忘れていて、意味のある投票が出来なかったのが悔やまれる。投票を終えて外に出るとパラパラッと来たので、慌てて自宅に戻る。
 さて、この買い出しの際、小細工したTCR-2で出かけた。小細工というのが、ペダルを交換したのだ。ここのところ、TCR-2でペダルに負荷を掛けると『ペキッ』というか『クキッ』というか、そんな感じの異音が生じる現象に悩まされていた。ペダルを組み付け直したり、ペダルの分解を試みたりしたのだが、はっきりした原因は分からなかった。しかし、ペダル*1のうち右側のものにガタが出ているところから、これが原因ではないかと推測していた。そこで安いけどリフレクタの着いたペダルと交換してみたのだ。
 往復した結果、解消されてない! 原因は別か。こうなると、BBか。BBは増し締めした*2ことはあったが、こうなるともう一度組み付け直そう。
 ばらして思い出したのが、BBの右側にスペーサーを咬ませてあったことだ。MTB用のクランクセットであることが一因だ。チェーンラインが普通には出せないのだ。
 一度外して清掃し、それから組み付け直した。今回気づいたのが、左ワン側のネジが深く切られすぎていて、右ワンを締め込む前に左ワンを締めると、右ワンもそこで固定されてしまうことだ。つまり、右ワンを先に締めなければならない。各種マニュアルでは、左ワンを締めてから右ワンを締めるようになっていたので、その手順を取ると右ワンが十分に奥まで入りきらない。
 そのようにして組み付けた自転車で、試走する。見事に解消された。要するに、かの音は右ワンに僅かな隙間があったので生じていたのだろう。これで気持ちよく乗れる。ってか、これならシュアーフット・コンパクトに戻してもいいんじゃないか。
 夜、早速自民の歴史的大敗の報が伝わる。麻生さん、ご苦労様でした。彼が頑張ったおかげで、自民は敗戦後の総裁候補を残すことが出来たわけだ。選挙に負けたなら、また適切なマニフェストを掲げて勝てばいい。それが議会制民主主義というものだ。
 民主政権最大の課題は、マニフェストじゃなくて*3連立すること自体だろう。よりによって社民党だなんて。あれは共産党以上の原理主義者団体であり、要するにアルカイーダ日本支部みたいなものだ。柔軟性の全くないガチガチの原理主義者を政権に抱え込めばどうなるか、前回自民下野時の大連立から学ばなかったのだろうか。それとも、その牙を抜く密約がなっているのだろうか。それくらいには頼りになるよね、小沢さん。
 こうなると、むしろ来年の参院選で民主が安定多数を確保できることを祈る方が早い。その結果連立を解消出来たらいいのだ。それで民主に3年間の白紙委任が与えられる。そこまでやって実績を残せなければ、今度は民主が下野する番になるだけだ。それが出来て初めて、二大政党制などと言えるようになるのだから。

2009年08月29日(土曜日)

望遠鏡総ざらえ

23時54分 星見 天気:晴れ夜

 夜、100EDを久しぶりにベランダに出す。キヤノン18*50ISがあまりに便利すぎて、望遠鏡の稼働率は低いままだ。
 しかし、双眼鏡では如何ともしがたい対象もある。今夜、南空に異様なくらい明るく輝いている、木星などの惑星だ。木星の縞を見ようと思ったら、最低でも30倍は必要だし、大赤斑を見分けようと思ったら80倍は必要になる。
 久しぶりなので、手許のアイピースのどれで焦点が出るのか分からない。今、100EDはミードの2インチ天頂ミラーを着けているのだが、すると対物レンズからの距離がやや伸び、純正品では焦点が出せなくなったのだ。確か、ボーグ純正品の他、ツァイスサイズの物は全滅だった気がするが。
 試してみる。まず2インチ。ビクセンのLVW42。これだと15倍程度で、18*50ISよりもさらに小さく見える。でも星座を収めるにはこれだな。木星のガリレオ衛星たちが一直線に並んでいるのが見える。
 同じ2インチ径の、ボーグ50mmH。これはもっと光路長が短くないと焦点が出そうにない。メガネを掛けてやっとと言うとことか。
 アメリカンサイズ。ミードのSW、UW径は全て焦点が出る。UW6.7で見る木星は、もう少し大気が安定していれば大赤斑も見えそうだ。
 ビクセンのLV系。40も5も4もすっきり見える。LV4は、改めて見直すとよく見える接眼鏡だ。見かけ視野は狭いが。
 もう一つ、Or.6mmも。これも見かけ視野が狭いが、豆粒のようなレンズなのに像は鋭い。
 ボーグ純正が全滅なのは前述の通り。
 最後にツィアスサイズ。これらは古い80mm屈折に着いていたものだ。結果としては全滅だった。
 まあ、LVW42とミード、ビクセンのアメリカンサイズで十分だ。
 ふと思い出して、KT-10でも木星を見た。手作りの反射式100mm鏡だ。見口がアメリカンサイズなので期待したのだが、結果的にはビクセン、ミード以外は全滅だった。アダプタを咬ませてツァイスサイズも試したが、全滅。もっとも、KT-10はドブソニアン風の架台なので、短焦点の接眼鏡を着けても意味ないのだが。これには、元から着いている12mmのケルナー*1が合っている気がする。
 さらに思い立って、高橋の50mmフィールドスコープを出す。完全防水なので便利な奴だ。20倍なので木星は系として愛でるような形になる。これ、もっと活用できないかな。
 最後にミザールの20*80双眼鏡。これも結構よく見えるのだが、ゴミを拭き取ろうとしてびっくり。対物レンズの内側にカビが発生しているではないか。これ、分解できるだろうか。暇を見て対物だけ取り外そう。プリズム部までとなると組み付けが絶望的になるのでな。

MasterXLでパンク体験

18時18分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日はなにをする気力もなく、なんとなくゴロゴロしていた。ちょっと気分がダウン傾向です。
 しかし、体調維持の観点から、夕方には走ろうと思い立った。久しぶりにロード用シューズを履き、MasterXLを境川に向ける。
 境川に出て、高鎌橋の上を迂回*1したところだった。横断歩道に近づいたところで、『シュルシュル』という嫌な音が。続いて『プシュー』。うわっ、やっちまった。パンクだ。
 パンクした前輪を調べる。思い当たる節はあった。元々、製造上の問題か、一カ所だけビードが緩い場所があった。それがいつかパンクにつながらないか懸念しながら乗ってきたのだ。しかし、三浦半島を一周しようが、南会津でダウンヒルしようが、パンクにつながることはなかった。しかし、今回ついにやってしまったようだ。
 早速チューブを換える。今回ヒヤリとしたのが、持ってきたポンプがCrank Bros.のコンパクトポンプだったことだ。出雲に持って行ったものの、パッキンが痛んでいて役立たずだったのは、これの気圧計付きのタイプだった。しかし、注気してみると、問題なく入って行く。Crank Bros.のポンプって、パッキンの類を小売りしてないから、修理できないんだよな。こいつのは無事なので、移植するか。
 とにかく、7,80くらいまでは入ったと思えたので、試しに怖々と南下を続ける。意外に重い感じはない。多少の粘つきはあるが、リアの圧が下がった時ほどではないな。しかし怖いので、湘南台で引き返した。
 予備チューブが切れたし、タイヤも信用できなくなってきたしで、そろそろ替え時だろうか。

2009年08月28日(金曜日)

そこはかとなく不調

22時51分 暮らし 天気:晴れ

 夕方、その気になればとっとと定時で帰れそうだったが、なんとなく不調を感じていたので藤沢周りを諦め、家に直帰した。
 季節の変わり目で、昼夜の気温差が大きいのが響くな。

2009年08月27日(木曜日)

夜が早くなってきた

22時50分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 久しぶりに藤沢周りで帰る。
 先月くらいには、境川を遡上し、自宅に帰り着くまでライト要らずだった。しかし今日は、境川を登り始める頃には日が没し、夕闇の広がる中を走ることになった。大気の湿度が高かったのか、雲が少ない割りに夕焼けは濃かった
 帰宅してもエアコンが必要な暑さではない。もう夏が終わったのか。
 しかし明日、明後日はまた30度まで上がるらしい。秋も気温高めだというし、最近は暑いとも涼しいとも一概に言えん日が続く。

Linuxでパームトップな機械

16時08分 デジタルギミック 天気:いいね

 おお、リナザウの後継が。微妙にずれている気もするが、このクラスの機械は既に簡単に出せなくなっているのだから、Sharp精一杯の回答と見た。
 無線AP化したWillcom 03、EM-ONEと一緒に使うのがいいのかな。しばらく要ウォッチ。

2009年08月26日(水曜日)

秋の旅行

22時27分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもり

 朝夜は涼しいねえ。真夏でもこういう感じなら過ごしやすいんだが。
 さて、夏が終わろうとしているので、秋の旅行を考えてみた。
 9月には秋連休が控えている。9/19~23。実は18は帰休日なので、ここで24,25と有給休暇を入れると、18~27と実に10連休が出来上がる。五月連休以上だね。この直後に怪しい仕事が控えているので、有給を取れるかは微妙だ。でもそれを除けても、1週間丸々休めるわけだ。結構、遠出出来そう。まだ暖かな時期なので、北に行こうか。裏磐梯、あるいは北越、上越辺り。はたまた遠野でのんびりするか。早池峰山に登ってみたいのだ。この時期なら、まだ降雪は無いだろう。いずれにしても、この休みは既に目前なので、さっさと予定を詰めよう。
 11月末、ここ数年はしまなみに行っていた時期だ。でも、今年は出雲を再訪したい。この間の出雲旅行が、いささか消化不良だったからだ。11/20がやはり帰休日なので、11/20~24の4日間使えるな。21からの三日間でもいいが。今度は松江に腰を据えて、出雲大社~鳥取県西部辺りをうろつこう。これは南会津サイクルトレインの時に、誰か誘ってみようか。この時期にはしまなみという話もしていたわけだし。
 というわけで、泥縄式に検討開始。

2009年08月25日(火曜日)

Firefox x64版&Live Mesh

23時14分 コンピュータ 天気:晴れのちくもり

 以前から、自宅の主力PCでのネットアクセスが、いまいち快適ではないのに悩んでいた。
 絶対的な速度としては、結構早いのだ。が、サイズのあるページや、画像バシバシのページでは、読み込み中に何度も何度も引っかかる感じがあって、快適ではないのだ。
 たぶん、この機械のOSがWindows XP64なのに対し、ブラウザがFirefoxのx86版だからじゃないかと考えていた。というのも、IEのx64版では、引っかかり感が皆無だからだ。
 そこで、x64版Firefoxということになる。IEを使えといわれても、多数のプラグイン、拡張で便利さマキシマムなFirefoxを手放すことは出来ない。Google ChromeにしてもAppleのSafariにしても、瞬発力はあっても、最終的にやりたいこと*1を出来なくて、速さに不満を抱きつつもFirefoxを使わざるを得ないと思っていた。
 ところで、Firefoxをx64用にビルドする向きは当然多いわけで、いくつかのビルドが公開されてきた。過去、いくつか使ってみたのだが、なぜか拡張機能の互換性が低かったり、使ってみても差を感じなかったりで、結局x86版を使い続けてきた。
 しかし、今日なんとなくGoogle先生にお聞きしたら、以前試したことの無いURIがヒットした。名前からすると以前からあった気がするのだが、見過ごしていたか。そして、ここからダウンロードした3.5.2のx64版を入れてみた。うぉぉぉぉ、速いぞ! もうね、アホかと過去の自分に言いたいくらいですよ、これが。従来、必ず発生していたページ展開時の引っ掛かりが皆無になり、もはや完全にストレスフリーの世界だ。また、拡張機能との互換性も*2完全で、従来のx86版の環境を完全に引き継いでくれた*3
 してみると、XP64のWOW64って、相当重い奴なのかもしれないな。
 このx64版は、en環境用なので各種リソースは当然英語だが、別に困らんし。もう、このまま常用しようと思う。問題は、mozilla.org純正配布ではないので、自動アップデートが出来ないことくらいか。それくらいの手間は惜しまないぜ。
 もう一つ、MSのLive Meshを摘んでみた。以前から注目はしていたのだが、別にDropBoxでいいしー、などと手を出さないでいた。しかし、今日になってMeshのWindows Mobileクライアントが公開されているのに気づいた。これを使うと、DropBoxでは出来ない、モバイルデバイスとのデータ共用が出来るのか。
 早速、デスクトップPCにMeshクライアントを入れる。これ、ローカル側はデスクトップに共用フォルダを作るみたいだ。DropBoxのように任意に選択できんのかいな。
 まあそれはいい。問題はモバイルの方だ。Willcom 03にクライアントを入れる。よし、サインイン! 『これはベータ版で、今はモバイル向けアカウントが限度一杯なの(はあと)』と言われる。試すことも出来なかった。しょぼん。意味が無いので、デスクトップのも含めてアンインストールしてしまう。正式公開されたら、また試そう。とりあえずは、デスクトップではDropBoxの方が便利なのでな。

2009年08月24日(月曜日)

セーフティレバー

22時24分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れのちくもりのち雨

 MR-4F*110速化すると案の延長で、ブレーキレバーにセーフティレバーを付けたいと思っている。
 今はSTI+補助レバーの構成で、どんなポジションでもブレーキを引ける便利さを満喫している。が、ブレーキワイヤの途中に補助ブレーキが挟まるせいで、ブレーキの感触はぐにゃりとしている。前は許容できる範囲だが、後ろは何とかしたいとずっと思っていたくらい悪い。どうせブレーキレバーを非デュアルレバー化するのなら、セフティレバーをつければいいんじゃないか?
 セフティレバーを付けるならダイヤコンペということになるらしいが、新品のセフティレバーは出回ってない。もう作ってないのかな。オークションには良く流れているが、レバーの種類が多すぎて、どれがどれに対応するのか良く分からん。手許にはなぜか一組だけあるのだが、それは確か287には対応しないタイプだったはず。はずというのはどこかに埋もれているからだ。このブレーキレバーにはこのセフティレバーしか着かないという組み合わせがあって、それが素人には良く分からない。
 うーむ、ヤフオクで適当なセットを落として、エイヤで付けてみるか。

2009年08月23日(日曜日)

夏休みの終わり

22時11分 暮らし 天気:晴れなり

 今回の夏休みも終わり。しかし、今年は秋休みがあるし、さらにはリフレッシュ休暇とやらで2週間の休暇を取る権利もある。
 出かける予定もなく、夕方まで旅の始末をしていた。午前中にSatRDayのトラベルケースが届いたので、組んだ上でラックに返した。そんなに汚れなかったのは、雨に降られなかったからだろう。
 次の旅はどこに行こう、などと考える暇もなく、再来週にはまた南会津が待っている。それまでにはMR-4Fをなんとかしよう。
 夕方、湘南台のレモンピールにコーヒーを買いに行く。小耳に挟んだところでは、ここでもモカは在庫限りの状態らしい。次はまたモカを買おうと思いつつ、マンデリンを買って帰った。

2009年08月22日(土曜日)

帰横

22時05分 暮らし 天気:良好

 横浜に新幹線で戻った。新幹線を使うのは久しぶりだ。しかしN700系だと窓際にコンセントがあり、また車内無線LANもあるので、退屈度は以前より減った。
 家に帰着すると、ここ数日の暑気が部屋にこもり、窓を開けるまでに汗がだらだらになった。でも、こっちの方が心成しか涼しい。

2009年08月21日(金曜日)

安芸の小須磨を見に行って、うっかりツールドとびしま海道

22時05分 自転車 , デジタルカメラ 天気:快晴

 今日はどこぞに出かけようではないか。朝っぱらからの暑気に怖気づく自分を鼓舞しながら、昼前に家を出た。
 まずHardrock号を中通りに走らせ、モリスに入る。今日はちゃんとやってる。昼前に来ると、もう入店待ちの列が出来始めていた。まだ先頭だったので、難無くカウンターをせしめる。
 今日は親父の体調がアレだったのか、それとも麺のゆで汁を換える前だったのか、やや濁りがあって寝ぼけた味。でもスープはモリスだ。
 腹ごしらえして、自転車を東に向けた。今日は呉市は広と仁方の間にある、安芸の小須磨に行ってこようと考えていた。小学校の遠足で行って以来だ。
 広は二級峡に抜ける道とは反対に抜け、海に向かって走る。とはいえ、ほとんど海は見えない。微妙に内陸側の道をとった。
 仁方側に回ってすぐ、海に出た。瀬戸内の灘の向こうに見えるのは、安芸灘大橋だ。この時は、そこまで行く気は無かったのだが。
 やがて磯神社に至る。この近辺を含む海岸線が、かつて安芸の小須磨と呼ばれていた景勝地だ。遠い昔に遠足で行った時には、神社の境内の緑と、海岸線の砂浜が印象的だった。だが、今回訪れてみると、海岸線は岸壁に完全に仕切られ、海への観望が著しく悪化していた。せめてガードレールならば。とはいえ、高潮に苦しめられる地域住民の事を考えると、止むを得ないのだろう。正直、須磨海岸を思わせる景勝は、もはや僅かしか残されて無いように見えた。って、須磨に行ったことは無いがな。
 ここでしょぼんとした僕の目に、相変わらず安芸灘大橋が写っていた。せっかくだから、あの橋を渡るぜ。
 仁方を通過し、安芸灘大橋を渡る。Hardrock号は好調だ。
 暑い下蒲刈島を抜け、蒲刈大橋を通過する。風は向かい風だが、行ける所まで行こうと張り切っていた。
 上蒲刈島では南岸のアップダウンに苦しみながらも距離を稼ぎ、やがて豊島大橋を渡る。そしてこれも自転車を甘やかしてくれない豊浜大橋を渡ると、ついに大崎下島に入った。時間は16:00を過ぎている。時間的に、岡村島に渡るのは難しい。
 大崎下島からは、なんとなく見覚えのある橋脚が見える。少し行って完全に見える場所に来ると、やはり来島海峡大橋だった。
 御手洗には寄って行こう。トイレに行きたい。用を済ませ、御手洗の町を少しうろついた。空が良く晴れていたので、住吉神社にも立ち寄る。観光案内所で冷たいオレンジジュースを飲み、見栄え良い路地を通過する。
 今まで開いてなかった旧家が珍しく開放されていたので、立ち寄る。ボランティアの手で維持されているようだ。中は旧家らしく広く懐の深い造りだ。
 御手洗を過ぎると、大長港。春に泊まったオレンジハウスのあるところだ。
 さらに進むと岡村島への橋が見えてくるが、今日はここで引き返そう。もう、太陽が山の上に懸かっている。
 やがて豊浜大橋まで戻り、もはや余裕は無く一所懸命に走って豊島大橋。この辺りで、島で日没を迎えるかもと思い始めていた。が、よく考えるとHardrock号はハブダイナモ付きで、夜戦も恐れる必要は無いのだった。
 へとへとになりつつ、遂に安芸灘大橋を渡り返す。橋上で夕焼けを見た。無事に本土に復した記念に、橋から降りたコンビニでキリンのFREEとフランクフルトでおやつにする。結構へとへとだった。
 闇が濃くなってゆく市街地をひた走り、薄明かりがようやく残っている時刻に帰宅した。
 なんか、久しぶりにがっつり走った気分だ。

2009年08月20日(木曜日)

実家で自転車を磨く

20時24分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:快晴

 今回、実家までは自転車を持って帰らなかった。SatRDayは畳めるリカンベントという点では最強だが、普通の折り畳み自転車としてみるとサイズ、重量とも結構なものだ。そもそも、実家にはHardrock号がある。横浜に持ち帰ろうかと思いつつも、実家にあると便利な自転車なので置きっぱなしになっている。しかし、兄が使っていた期間に錆だらけになっていたので、今回は整備用具を別送して整備しておくことにしたのだ。
 昼過ぎ、まずはモリスで腹ごしらえをと、Hardrock号で中通に出た。あれー、今日は休みよー。今日まで盆休みだった。Hardrock号はチェーンは真っ黒、ボルト類の多くが錆々だが、駆動系は案外に良好だ。でも真っ黒だ。
 一度帰宅して実家で飯を食い、またHardrock号で外出。横浜から送っておいた工具類、クリーナーを背負っていった。しかし、ブラシと錆落しを入手せねば。市中のホームセンターを訪問し、ブラシと錆落とし、さらにクッキングペーパーを買っておいた。クッキングペーパーは丈夫で繊維が脱落しにくいので、機械類の洗浄に便利だ。
 掃除は近所の公園で。水も手に入る。まずは」チェーンを洗う。クリーナーをかけてブラシで磨くと、黒一色だったチェーンが銀色の輝きを少し取り戻した。少しだけなんかい。いや、汚れが凄くてさ。これは一度では落とせそうに無い。実用上、問題無いと思われる程度まで清掃する。
 スプロケットは、外してばらしてから洗う。チェーンホイールはそのまま洗浄。
 問題のボルト類の錆は、錆落しをブラシでこすりつけ、かなり落としておいた。
 とりあえず、チェーンにオイルを挿し、組み付ける。しかし気になったのが、グリスを塗布しなかったことだ。手許に無かったからだが、この先長期乗らないことを考えると、やや不安だ。グリスは専用品がいいだろうと、トップバイク・サイキに買いに行く。店頭にはフィニッシュラインのものしかなかったので、店主にデュラグリスは無いか聞いてみた。取り寄せになるという。『フィニッシュラインの方が高級ですよ』と漏らしたので、ちょっと深く聞いてみた。店主の経験から、ハブやBBのような高負荷部では、フィニッシュラインの物の方が耐久性がいいんだとか。この点は値段相応だと思われる*1。これは意外だった。フィニッシュラインもデュラグリスも使っているが、どっちかというとデュラグリスの方がもちがいい気がしていたからだ。しかし、そもそも僕の使い方で、もたない云々の前に、新しく塗布しなおしてしまうだろう。
 他にもベアリングの耐久性はカンパでっせなど、有益な話をうかがえた。とはいえ、カンパは高すぎだし、シマノのパーツでベアリングの寿命が来たものはまだ無いのだが。
 しかし、これでちょっと目が覚めた僕は、ホームセンターに戻って安い*2リチウムグリスを買った。そんなには乗りまくらないのだから、安いのでいいではないか。
 夕方になっていた。大和ミュージアム裏手のデッキに行き、ぼんやり海を眺めた。振り返ると潜水艦が陸揚げされているここは、凄い眺めだな。
 コーヒーを飲みながら、港を出入りする船を眺めていると、いつの間にか夕暮れが迫ってきた。明日は、もうちょっと気合を入れて走ろう。

2009年08月19日(水曜日)

出雲から呉へと鉄路で帰る

21時26分 , デジタルカメラ 天気:好天続く

 出雲を離れる日が来た。二日ではぜんぜん物足りない。暑すぎて距離を伸ばせなかったのもある。やはり観光には体力が必要だ。それと、今回は出雲市を拠点にしたが、観光地はむしろ米子、松江周辺に多いので、松江市街を拠点にする方が良いかもしれない。
 さて、ホテルを出る前に、フロントにトラベスケースの返送をお願いする。珍しく、元払いでも受け付けてくれた。小さなホテルだと着払いしか扱わないものだが。
 荷物は着替え類と電子機器だけだ。それらを背負ってホテルを出た。
 出雲市から米子行きに乗る。さあ、半日掛りの電車の旅が始まる。
 宍道で木次線備後落合行きに乗り換える。著名な地名なので駅も大きいかと思いきや、駅員数名の小さな駅だった。ここで弁当を買おうという野望は潰えた。出発駅で買うべきだった。
 備後落合まで、電車はのんびりと走ってゆく。この車両には、電車の旅を楽しもうと乗り込んだと思しき、主に中高年の男女が散見された。車窓の風景は、せせこましくも愛らしい、典型的な中国山地の眺めになってくる。
 途中、比較的アグレッシヴに周囲と交歓しているおっさんに、記念撮影をしてもらう。これは出雲八代辺りだったか。なんの気なしに駅舎に目をやると、おおっと言うものが。乗りたかった。
 出雲横田辺りだったと思うが、ここで2両編成っきりの電車を切り離し、後ろの1両は宍道への折り返し便になる。
 電車は出雲坂根にさしかかる。ここら辺が木次線の売りで、2重スイッチバックがあるのだ。まず駅でスイッチバックして上り線に移り、わずかに行った山中で2度目のスイッチバックを行う。この写真に見える分岐は2度目のスイッチバックで乗り換える路線だ。今は微速で行き止まりの線路を進行中で、まもなくスイッチバックして乗り換える。スイッチバックの度に運転手が前後に移動するので、1両きりの電車だと助かることだろう。
 木次線と併走しているR314も、ここでおろちループと名づけられた環形路で一気に高度を稼ぐ。それを撮ろうと待ち構えるも、木々が邪魔で中々視界に入らない。しかし、まずループを抜けた先の鉄橋が眼に入り、それからループの全景がようやく見えてきた。
 進んだ三井野原駅は、JR西では最高所にある駅だとか。"トロッコ&サイクリング"の文字が気になるが、この線をトロッコ電車が走っていること、出雲三成にサイクリングターミナルがあることは間違いない。トロッコで輪行できるのか?
 列車は備後落合に着き、ここからは芸備線三次行きに、さらに広島行きに乗り換え、呉まで帰還した。もう夕方だった。
 しかし、出雲の国は、どうやら鉄分多き人に幸をもたらす国らしいぞ。

2009年08月18日(火曜日)

出雲の国ツーリング二日目

22時48分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:快晴変わらず

 今日は比較的距離を走りそうだ。宍道湖を反時計回りに回り、境港でゲゲゲってから松江に引き返し、観光して帰るつもりだった。しかしこの道行き、かなり険しいものだった。
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2009年08月17日(月曜日)

出雲の国ツーリング初日

23時52分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:快晴

 半日ほどもサンライズ出雲に揺られた末に、ついに出雲市駅に到着した。
 宿で荷物を受け取り、難なくSatRDayを組み立てて出発、と思いきや……。
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2009年08月16日(日曜日)

サンライズ出雲搭乗

21時41分 天気:快晴

 今日は荒川サイクリングだなあ、と思いつつも、結局部屋で過ごす。暑くなりそうだもん。
 今日は22:26横浜発のサンライズ出雲に乗ればいいのだから、夕方は21:00に家を出ればいい。それまでゆっくり荷物の準備をすればいい、はずだったのだが、のんびりしすぎて出る直前にドタバタする羽目になった。実家に直接送るものを思い出したりもしたのだ。
 横浜までは東海道線で出る。サンライズ出雲は車内販売が無いので、夕食は出掛けに取っておいた。
 やがてサンライズ出雲/瀬戸が入ってきた。今回取ったのはB寝台シングル。個室としてはボリュームゾーンだ。
 部屋はやはり狭くて、ベッドにちょっとおまけした位だ。しかしサイドテーブルにコンセントが一つあるのはありがたい。これ以外の荷物スペースはわずかなので、自転車の持ち込みは難しそうだ。自転車持ち込みならばA寝台がおすすめだな。
 アメニティとしては浴衣があったので、それに着替え、布団に横になる。車窓の外はどんどん流れてゆく。下段を取ったので空の眺めはよくないが、駅に入る度にホームすれすれの奇妙な眺めを楽しめた。まあこんな時間に女子高生が闊歩してパンチラしたりはしてなかったが。
 そんなこんなで、窓の外を眺めているうちに夜は更けていった。

2009年08月15日(土曜日)

盆休み初日はゴロゴロと

21時04分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 あ、あづい。初日からお天道様は全開だ。おかげで、昼前には蒸し焼きタイムの始まりだ。
 あまり暑いので外出する気になれず、趣味部屋でエアコンをかけてゴロゴロしていた。それでも、カーテン越しに強力な日差しを感じ取れる日だった。今年は涼しい日が多かったのだが、それでも夏の本気は堪えるぜ。
 夕方、TCR-2で海軍道路に向かった。もちろん、夕陽を撮るためにだ。今日の夕陽は、没する直前に雲にパックリ食われてしまったが、その直前の姿を捕捉できた。やっと夕陽が映える時期になってきたか。

2009年08月14日(金曜日)

盆休み突入

23時00分 暮らし 天気:好天続く

 今日も大過なく過ごし、これで無事に盆休みに突入できることになった。世間様では盆休みだから、何か事件が起こることはあるまいと思ってはいたのだがな。
 まっすぐ直帰し、何を思ったか味噌煮込みうどんを作ってビールを呷っていたら、ばったり眠り込んでしまった。
 さて、明日は何しよう。

2009年08月13日(木曜日)

これぞ酷暑というべき夜なり

22時53分 暮らし , 自転車 天気:晴れ

 暑い一日だった。
 昼の間はいい。どうせ会社に居て、エアコンの効いた場所で仕事しているのだから*1。しかし、今日の場合は夜にも気温が下がらず、これには参ったものだ。
 帰路は昨日に続き藤沢経由で走ったが、風が無いので汗が乾いてくれない。どうせ帰ったら風呂に入るからいいのだが、ヘルメットが醸されるのには弱る。
 いつもなら気温は21:00くらいには下がり、真夜中にはそこそこ過ごし易くなるはずだ。ところが、今夜は21:00を過ぎても一向に気温が下がらず。しかも風が凪いでいるので蒸し暑すぎる。このままではダメになっちゃいそう、などと思ったので、趣味部屋に逃げ込んでエアコンを点けた。はあ、極楽。
 わしもデューガル・ディクソン描くところの『未来の砂漠生物』の如き毛の短い容貌を取ってはいるのだが、それでもこの暑さは響く。
 まったく、立秋を過ぎて、いよいよ夏本番だな!*2

2009年08月12日(水曜日)

SatRDayを出雲に発送

23時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 今日は久しぶりに雨の心配をしないで済む天気だ。TCR-2で会社に出て、帰りは藤沢周りで走った。日暮れ時が段々早くなってゆくのが分かる。
 帰宅して、これまた久々に脂っこい焼きうどんを作り、ビールをグイッとやり、最近はまっているイカ娘を読んで大笑いしているうちに、いつの間にか意識が終了していた。気が付くと、もう真夜中だ。イカんイカん。やらなければならないことがあるのでゲソ。
 今日中にSatRDayを発送しなければならないと考えていたのだ。既にパッキングはしてあったので、工具類とGPS、アイウェアを同梱して、トラベルケースをゴロゴロ転がして、コンビニで発送しておいた。14日には着くそうな。あんまり急ぐ必要も無かったな。場所が島根というこの世の果てのような場所なので、もっと掛かるかもと思っていたのだ*1
 これで現地までは手ぶらで行ける。さらに着替えの類も宅急便で送れば、荷物を背負う必要すらなくなる。まあ、さすがにそこまでしなくていいと思うけど。
 問題は、出雲から広島にどう戻るか、まだ決めてないことだ。バスなら5時間程度で実家に到達できるが。時間もあるのだし、ローカル線を乗り継いで1日がかりで帰ろうかと思っている。
 そうそう、広島から横浜に戻る便も手配しておかないと。

2009年08月11日(火曜日)

太古のMO発掘

23時41分 暮らし , インターネット , コンピュータ 天気:雨のち晴れ

 今朝方、日曜日のそれを上回るような地震があったそうだ。伝聞形なのは、僕自身は揺れにもめげず熟睡しており、そのことに気づいたのが定刻に起床してからのことだったからだ。ああ、危機感無き我輩なり。
 さて、去年から続くわしの部屋打通作戦の余波で、様々な文物が発掘されている。本はまだ手付かずだが、PCパーツの類は相当片付けた。しかし、まだ残っているのが過去のデータを収納してあるメディアだ。さすがにFDに保存してあるようなものは無いが、MOが結構ある。128MB、256MBのメディアで30枚くらい。せいぜいが5GB以下というところだろうか。これなら難無くサーバに移して、メディアは破棄出来る。しかし問題は、メディアをどうやって読み出すかだ。手許にあるMOドライブはSCSI接続で専用ドライバが必須であり、すぐに稼動させることは出来ない。
 そこで、ヤフオクをウォッチしていると、3000円程度でUSB接続のドライブが落ちていたので、早速ゲットした。
 これをWindowsなPCに繋ぐと、特にドライバも要らないで認識でき、ふつうにアクセスできた。これでMO媒体を破棄出来そうだ。
 中身はというと、やけに肌色の多い画像だったり、太古のソフトウェアだったりする。一番残したかったのが大昔のパソコン通信時代のログだ。結構な量がある。肌色画像や太古のソフトウェアなら捨ててもいいのだが、こればかりは二度と手に入らないのだ。とりあえずサーバ群で動的に保存し、時機が来たら保存用メディアに移そう。
 しかし昨今の情勢で、そんなに長期にわたって生き延びる媒体はなんだろうな。

2009年08月10日(月曜日)

台風接近中

23時16分 暮らし 天気:雨(時々止む)

 ひどく湿気た夜だった。昨日の洗濯物が乾かないでやんの。しかし、エアコンのおかげで、趣味部屋での睡眠は快適だった。
 昼の間は雨だったので、地下鉄で会社に向かう。さすがに人が少ない。
 会社でも電話一本掛かってこず、世間様は既に盆休みに入ってるのだなどと、暢気な感慨に耽った。
 帰宅して、湿度の相変わらずの高さに閉口する。台風まで接近中だぞ。明日も自転車通勤は無理か。

2009年08月09日(日曜日)

LANTANK復帰&SatRDayパッキング

23時30分 暮らし , コンピュータ , 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり(高湿度)

 今日は昨日に比べれば気温は低い。だがなんだ、この湿度の高さは! なにもしてないのに、汗がだらだらと垂れてくる。そうして我慢汁を垂らしながらも、インドアな雑用を片付ける。LANTANKを復帰させるのである。
 LANTANKはHDD1台が壊れてしまい、それくらいならUSB接続ケースに入れてルータに直結してしまおうと考えた。しかし、この構成が耐えられないくらい遅い。まさに地獄の遅さだ。USB接続ケースが、本当に単なる箱で、キャッシュがディスク内蔵のものしかないためだろう。それならと、Libretto L3に繋いでみたところ、これでも物凄く遅い。恐らく、USB接続なので、いつ切断されるかわからないため、書き込みキャッシュが無効化されているのだろう。これは、ダムなケースの限界だ。やはり、自前のOSを持っているLANTANKの方が使い勝手がいい。
 LANTANKを復活させるためには、EIDEでCD-ROMドライブとHDDを拝める環境が必要だ。それは一応、AMDx2な主力機でも、AMD64なWHS機でも作れるが、稼動中の機械を開腹したくない。そこで、色んな余りパーツを寄せ集めた元々Gateway2000な機械を使うことにする。しかし、これは稼動実績が無い。
 まずは起動させること。最初起動しなかったので、極めていい加減に設定したメインボードのコネクタ類を見直すべく、ギガバイトのサイトからマニュアルを捜索する。20世紀の製品なのだが、マニュアルはPDF化されて掲載されていた。ありがたいことだ。
 マニュアルを参考にコネクタを繋ぎなおし、何度かトライしたところで正しい設定に到達。やっと起動した。早速、HDDにLANTANKのシステムをインストールする。
 LANTANKの設定には時間が掛かるので、その間にもう一つの用件を済ませておこう。再来週日曜日*1からの出雲ツーリングの準備だ。
 今回はSatRDayを持って行くつもりだ。しかし出雲まではサンライズ出雲で出かけるので、自転車携帯は避けたい。そこで、SatRDayを先にホテルまで送ってしまおうという寸法だ。
 整備するつもりでSatRDayを引き出したが、別に整備する必要が無いくらいきれいだ。前回整備してから、さほど乗ってなかったからな。
 SatRDayをそのままにして、TCR-2で境川まで散歩に出かけた。って、昨日と同じパターンだわ。今日は雲が多かったので、雨を懸念してTCR-2になった。夕景は全く映えず、を撮って帰宅した。
 さて、LANTANKの設定が終わったので、sambaを導入してネットドライブとした。これでも相当に遅いが、USBケースの場合に比べるとかなりマシだ。なんといっても、ファンが付いているので、それほど熱くならないのが頼もしい。ディスクが1本になり、発熱量が半減したこともある。LANTANKは音楽データを置いて、WHSを落としていても聞けるようにするつもりだ。
 さて、SatRDayをトラベルケースに収める作業が残っている。取り掛かろうと思ってドアを開けた途端、大型の虻と思える虫が飛び込んできて参ったが、なんとか部屋から追い出して、SatRDayのパッキングに着手した。
 ずぼらしないで、チェーンを外し、両方のホイールも外した状態で、置く位置を調整してゆくと、割と簡単に収納できた。パッキングは3回目だが*2、そろそろ慣れてきたか。
 今晩は湿度が凄まじいので、趣味部屋に避難して寝ることにしよう。

2009年08月08日(土曜日)

新趣味部屋で寝る

21時31分 暮らし 天気:晴れ

 だらだらと日中を過ごす。目覚めは早かったのだが、なんとなく寝足りない。外に出かける気になれない気温だ。二度寝しようにも部屋が暑すぎる。というわけで、エアコンの出番だ。
 しかし、居間のそれは日中の効きが悪いので*1、趣味部屋で寝ることにした。モンベルのエアマットを敷いて、枕とタオルケットで午睡する。気持ちよすぎる。エアコンは当然、趣味部屋に移設したWindows Home Server機も五月蝿いし、発熱もする。しかし、それでも外の暑さに比べれば、天国だわ。というわけで、ここで惰眠を貪る、堕落しきった拙者だった。
 夕方、さすがに体を動かさないとね、と思った。TCR-2を境川に向ける。南端で折り返し、北上したところでD90を夕陽に向けていると、散歩中のおじさんに声をかけられる。去年カメラを始めたのだとか。それで、こういう風景写真を撮りまくっているのだそうだ。パソコンを持ってないとの言葉にびっくり。データをそのままプリンタに出すか、ラボで調整して焼いてもらっているのだそうな。デジカメのユーザ層も随分広がっている。夕陽を撮り、境川を北上しているところで、まるで空が燃えているような不思議な光景を目撃した。ちょうどここから見える日没地点に濃い雲がかかり始めたため、空の半分にだけ赤い陽光が配られたようだ。

2009年08月07日(金曜日)

だるいので直帰

21時23分 暮らし 天気:くもり

 来週から盆休みの人は多いのだろう。僕は1週ずらし、再来週から休むことにしている。
 さて、今日は早めに退けそうなので藤沢を、と思いきや、なんとなくだるいのと、南方に不気味な雲が見えたので、直帰した。来週は職場が平穏だろうから、何度か藤沢周り帰還出来そう。
 平穏だよねえ、たぶん。

2009年08月06日(木曜日)

EM-ONEが不調

22時33分 インターネット 天気:くもり気味

 つい先日からなのだが、EM-ONEを使っての通信がどうも安定しない。正確には、モデムとして使った場合の通信が、だ。
 PCにモデムとして接続し、ダイヤルアップすると、コンピュータの登録のところでタイムアウトすることがあるのだ。つながって普通に通信できる場合もあるが、しばらくすると通信が途絶してしまう。ところが通信層で切断されているわけではなくて、しばらくしてリトライすると通信できることも多いのだ。すると、もっと上位の階層でなんぞ起こっているのだろうか。
 EM-ONEも怪しいが、PCも怪しい。ドライバの再インストールで治ればいいが。
 EM-ONEは既に2年超使っているので、モデムとして使うのならモデム専用モデルを買い増す方がいいのかもしれない。しかし単体でも良く使うからな。SIMの移動が簡単ならいいのだが、結構手間が掛かるのでやりたくない。
 EM-ONEだけなら、スマートフォンとしてWillcom03があるし、モバイル用としてはW05Kもあるしで、実は無くても穴埋め可能だ。が、イーモバイルの契約には12MBPSのADSLが含まれており、それを考えると\5000以下でモバイルも固定回線もということで、お得感があるのだ。自宅回線をこれ以上速くしたいという欲求も、今のところは無い。イーモバイル契約は、当面維持しようと思う。
 EM-ONEに話を戻すと、一度修理に出してみようかと思う。客捌きのコストを切り詰めているだろうイーモバイルに対する修理依頼は、ちょっと躊躇するのだが。

2009年08月05日(水曜日)

さらに整理

23時35分 暮らし 天気:くもり

 今日も藤沢周りで帰還。天気予報はいい方に外れた。
 趣味部屋に残置されていた空き箱を排出する。これでOAラックの上が空いたので、自転車パーツのうち消耗品をここに移そうと思う。すぐ出せる場所にないと、例えばブレーキシューなんてなかなか換える機会が無くて、いつのまにか丸坊主ってこともある。
 後は本棚を組んで場所を決め、その上で自転車ラック*1の位置を決め、イレクターで組む棚のサイズと位置を決めよう。
 いや、その前に、カオスと化している押入れの整理が先か……。

2009年08月04日(火曜日)

MR-4F改装案

23時41分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:くもり

 MR-4F改のRDは、思っていたより状況が悪い。一度調整しても、なにせテンション調整機構が緩々なので、いつの間か狂ってしまうのだ。最近はここを固定して、STI側に付けたテンション調整パーツで調整している状況だった。が、今度はその部分*1が緩んできて、こまめな調整が必要になっている。うーむ、ろくに整備しないで酷使してきた結果、STIも結構ぼろぼろだ。これを機会に、10速モデルに乗り換えるか?
 しかし、今から10速モデルに乗り換えるとなると、最低限でもSTI+RD*2+リアスプロケット+チェーンを交換する必要がある。これを例えば66アルテで賄うとすれば、\40000弱くらいか。いや、チェーン幅が変わってしまうのだから、クランクセットも交換しなければならないかもしれない。すると+\30000か。これはさすがに躊躇する。
 と、ここでSTIを止め、ブレーキレバー+バーエンドシフターの構成にする。するとSTIに比べて半額ですむので、-\10000~12000にはなる。さらにバーエンドシフターはSTIに比べるとFDの調整幅が大きく*3、クランクセットはそのままでも行けるかも。すると\30000弱で済むかも。さらに66系105用だが10速スプロケットは手許にあるので*4、結局は\25000弱で10速か出来そうだ。チェーンとRDを66系105で済ませれば、より安くあがる。
 うーん、これは行けそうな気がする。問題は65系105のリアハブに10速スプロケットを適用できるかだ。幅だけの問題だし、取り付け方には互換性があるはずなので、多分行けるのでは。よし、試してみよう。

藤沢周りで帰って薄味ポトフ

21時49分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり時々晴れ

 久しぶりに藤沢周りで帰還する。今日はなぜか北風だったので、藤沢までは風を背負い、そこから風に向かって走った。汗を盛大に掻くが、久しぶりに走った感が得られて心地よい。
 夕日は、北上中に雲に没してしまった。カメラを持ってなかったので、W62CAで撮る。なんだかんだいいながらも、W62CAのカメラの出番は、意外に多い。それなりに使えるカメラだと感じてはいるのだろう。
 さらに北上中、山の端からまさに沈み行く夕日が現れた。こんな時間なのに、日を浴びると暑くなってくる。さすがに夏だな。
 帰宅時、冷蔵庫にキャベツが余っているのを思い出し、にんじんとたまねぎ、ソーセージを買い足してポトフを作った。が、なんとコンソメが無い。固形のがあったはずなのに。仕方ないので、ベーコンを足し入れて、さらに塩コショウで味付けした。さすがに薄味すぎるな。野菜は旨いが。明日はカレー粉を入れて、カレー味にしてみよう。ってか、ジャガイモも入っているので、うっかりするとそのまま野菜カレーになりそうだ。

2009年08月03日(月曜日)

箒杉

23時30分 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 天気:くもり

 土曜日、どこぞ出かけようかと迷っている時に見つけたのが、丹沢の箒杉。大樹は絵になるねえ。見に行きたい。近所に食事可能な場所が多く、山北から近く、中間に湖があるのもいい。問題は只管な坂なことくらいか。膝が治ってきたら、日曜日に清掃しておいたMR-4Fで見に行こう。
 MR-4Fといえば、リアディレイラーの容態がよろしくない。変速性能は問題なのだが、ケーブル導入部のテンション調整ボルトが緩々で、ちょっと気を抜くとすぐにテンションが狂ってしまう。その責任は僕にあって、以前にテンション調整ボルトをいじりすぎ、うっかり斜めにこじ入れてしまったことがあるのだ。ねじを切りなおしてちゃんと入るように修正したのだが、緩々になったのはそのせいだ。しかし、ねじはボディに切ってあり、これはスモールパーツとしては入手できそうに無い。買いなおそうかと思いきや、9速のロードモデルなんて、今ではTiagraしかない。いっそのこと全部10速にと考えても、レバーの高価さに躊躇してしまう。かれこれ8年間酷使してきたフレームは、いい加減危険水位だろう。これ以上の投資には躊躇する。
 別に10速モデルの変速機でも問題無いはずなので、66アルテの変速機に買い換えようかな。ちょっと考えどころだ。

2009年08月02日(日曜日)

雨の日曜日

23時10分 暮らし 天気:概ね雨

 さて、今日も早めに目覚めたし、くもりの予報で雨ではなさそうだしで、膝に負担が掛からないように小田原方面にでも走ってみようかと思っていた。
 朝、朝食にフレンチトーストを作って、ふとざわめきに気づいて外を見た。うぉ、雨だ。中学校のグラウンドでトレーニングしていた生徒たちが、蜘蛛の子を散らすように逃げてゆく。
 そんなわけで、今日はいささか気の抜けた一日になった。とりあえず、昨日届いた防湿庫にカメラレンズとデジカメの類を収める。コンデジやレンズを装着した状態のデジタル一眼は、恐らく侵湿しにくい構造になっているだろうから、レンズを優先して収めた。それでも、D90本体*1以外は全て収まった。おっと、おもしろレンズ工房だけは無理だが。これはこれで化粧箱が紙製でそれなりに調湿してくれるだろうから、無理に収納しなくてよさそう。防湿庫ったって、でっかいタッパーウェアみたいなもんだけどな。一応、湿度計とシリカゲルの乾燥剤つきだ。
 というわけで、一日をだらだらと過ごした。
 夜、あまりの遅さに就役即予備役入り状態だったUSB接続HDDケースを、趣味部屋のLibretto L3につないでみる。OS側でキャッシング出来るなら、多少速くなるかなと思ったのだ。無駄だった。こいつはだめだめだ。やはり白箱を現役復帰させるしかない。

2009年08月01日(土曜日)

部屋の整理と境川散歩

22時45分 自転車 ( 自転車散歩 ) , 暮らし , デジタルカメラ 天気:くもり時々晴れ

 今朝は結構早い時間に目が覚める。うーん、では遠出するかと思いきや、こういうときに限って体が不調だったりするのだ。
 実は、左膝が痛む。ここ数週間、普通に走るなら問題ないのだが、負荷をかけると痛むのだ。痛み方は皿の上側が傷む感じで、こういう時はサドルが高すぎるもんだが、はて。膝だけではなく、踵にもイヤンな痛みがあるので、今週末はあまり走らないようにしようと思った。再来週末からは出雲を走るわけだし。しかし、最近、サドルが高く感じるんだよなあ。要するに怠けすぎた挙句、自転車筋が衰えてきたのであろう。情けないことだ。
 そういうわけで、部屋の整理をちょっと進める。部屋の寸法を測って、設置すべき棚のサイズを検討する。2000*60程度のスペースは開きそうだ。これだけあると、折りたたみ自転車を下段に、上段に自転車パーツ、アクセサリを載せて置けそうだ。さらに高くして3段にしようかとも思うが、すると圧迫感が凄いだろうな。イレクターを多量に買って帰るのは大変なので、主要部は通販で買い、足りない分を近所のDIYショップで買い足すことにしようと思う。棚強度と改修の便を鑑みて、イレクターをボルトジョイントで組もうと思う。
 夕方、境川に出かける。ちょっと状態を見たかったので、今日は久しぶりにBikeEを持ち出した。見た目は結構ぼろくなっているが、バイタルパートは無事だし、走らせると意外にも快調だ。SACS時代の3*7段内外装変速機構が、今のものよりは余裕のある設計だからだろうか。
 自転車歩行者道の南端で折り返してすぐ、高校の上に掛かる夕景が美しかった。三丁目の夕陽だ*1
 帰宅して、クロネコがアマゾンからの荷物を持ってきてくれた。安いプラスチック製防湿庫と、折りたためる衣装ケース、本。最近は収納この類を買ってばかりだ。
 いよいよ八月か。