Strange Days

2009年12月01日(火曜日)

SugarSyncに乗り換え

23時46分 インターネット 天気:晴れ

 複数PC、特にモバイルとのデータ共有には、従来はDropBoxを使ってきた。WindowsなPC同士の同期には便利で、後で参照したいというデータを指定のフォルダに入れておくと、旅先で同期させて参照するなんて使い方が出来るのだ。また2GBまでならタダで、同期できるPCの台数にも特に縛りは無いようだ*1。しかし、WindowsMobileクライアントが一向に出てこない。これがあれば、Willcom03のキーボードが生きてくるのだが。
 一方、最近ブイブイ言わせているSugarSyncの方は、モバイルなクライアントも用意されているとか。試用してみる。同期フォルダは、DropBoxの場合はドキュメントフォルダ直下の特定フォルダに決め打ちだが、SugarSyncは任意に追加して行ける。これは地味に便利だ。モバイルクライアントを試してみる。Androidクライアントがあるというので、マーケットで検索する。SugarSyncの正式な使い方がそうなっているのだ。が、検索しても発見できない。どういうこと? Android1.6移行に伴い、ペンディングされているんじゃないかな。少しすると対応して来そうな気がする。
 一方で、WindowsMobile用のクライアントは既にある。インストールすると、一見するとアプリに見えるのだが、どうも単にブラウザをキックするゲートウェイっぽい。ローカルにページ要素を用意し、入出力だけはIEベースでやっているのか? ともあれ、データの参照は出来るが、アップロードは出来ない。まあ、参照したデータを編集する機会は少ないし、するなら自分のGmailアドレスにでも編集結果を送っておけばいいだろう。DropBoxだとブラウザで参照することも出来なかったので、WM機では長足の進歩だ。
 総体的にDropBoxより使いやすかったので、とりあえず30GBのプランで$50弱を振り込んでおいた。カードしか受け付けてくれないのが厳しいが、換算ルートへの上乗せを考えても、今の円安っぷりなら\4500で済みそうだ。
 今は、さっさとAndroidクライアントを出してくれとワクテカで待ち中。

今日のインシデント

10時25分 自転車 天気:晴れ

 朝、TCR-2で、建設中の戸塚駅西口ビル(勝手な仮称)を横目に、R1旧道を開かずの踏み切り方面に走っていた。
 押しボタン式の油断ならない横断歩道を過ぎたところだった。突然、真横の歩道からお買い物自転車に乗った男子高校生がガシャーンとばかりに飛び出してきたのだ。おいおい、いきなり車道に直交飛び出しですか。俺様、とっさにブレーキをかける。駄目だ、これはぶつかる。生憎なことにTCR-2はEPICほどには急制動できない。万事休すか。
 しかし、次の瞬間、なんとか体勢を整えたその男子高校生、僕から見て左手に身を翻すと、我がTCR-2をかすめる様にして交わしていった。さすが、若いっていいな*1。とっさのことだったので怒鳴りつける余裕も無く、左右、そして背後の後続車を確認してから、やっと足を突いた。
 毎日、自転車で通勤していれば、この手のヒヤリとくる事例に遭うことも多いものだ。しかし、今日はその中でも危険度が高いものだった。
 後で思うに、彼奴からすれば『こいつ、なんで左(僕から見て右)に避けないの?』と思っていたんじゃなかろうか。しかし、とっさに背後を見るのは危険だし、最近の車は静かなので音で察知しにくい。風向きによっては、真後ろに迫られるまでまるで分からないものだ。しかし、対面している彼奴からすれば状況は一目瞭然なので*2、こっちがどんな危険を感じているのか、その認識を共有できないのだろう。ああ、対面交通は安全なり*3
 たぶんだが、学校教育においても道路交通に関する教育はそれなりに行われているのだろう。それでも逆走が減らないのは、逆走にもそれなりに利点があると彼らなりに実感しているからではないだろうか。もしかしたら、速度域が低い場合、対面交通の方が安全なのかもしれない。
 車に近い速度域のスポーツ用自転車と、歩行者に近い所謂ママチャリとでは、場合によっては通行域を分けるべきなのだと思った。混在させられる現状では、どちらの利点も排除されてしまっている。ママチャリは車と競争させられ、スポーツ車は人と干渉させられている。
 それはともかく、今日のような事例を事故につなげさせない為には、危険な地域を走行する場合は路側から距離をとる、それ以前に速度を落とす、などの心構えが必要だと思った。なんだか納得できないけどな。