密かに呉汁ツーリングが再実行されたのだった。参加者は前回参加者に加え、Roy氏も参戦。
朝一に戸田公園まで輪行する。今日もみなさんロードばかり。今日はBD-1よりはよほど戦闘力のあるMR-4F改を担いできた。しかし、戦えるだろうか。
早速荒川まで抜け、遡上してゆく。しかし、どうも強い向かい風のようだ。誰かが気象の神様の怒りを買ったのだろうか。
渡良瀬公園で三井氏と合流。おやアニキ、
新車じゃござんせんか。サーベロのカーボンフレームに、カンパのアテナさんの組み合わせ。アテナさんは中級グレードらしい。が、フレームが激軽なので、7kg台だとか。羨ましい。
三井氏、さいごん氏の2大風除けの影に隠れながら、拙者淡々と走る。今日はすっかり修行モードだな。
40kmばかり走った地点で、今日のメインイベント、呉汁タイムの始まりだ。入った店で
呉汁を頼むも、5人分しか出せないという。力入ってないなー、呉汁。
ともかく、遠距離の拙者は二度と摂食の機械も無いだろうと確保し、食してみた。この呉汁というのは、大豆を摺ったものをベースにした汁物だそうだ。なんとなくほうとうを彷彿させるが、味噌は使われてなかったと思う。ふーん、こういうモノかという感想だ。冬場には体が温まってヨイ。
さて、隠れイベントに向かう。東に向かうと、ロード乗りたちの間で有名な物見山がある。どんな場所かと思いきや、比較的だらだらした丘陵で、山頂近くまで学校が立っているので、路上に飛び出す学生にひやひやしながら走らねばならぬ。物見山は周回コースを作れるのが売りだが、今回はそっちには向かわなかった。とりあえず、頂上にある
峠道の看板だけ見てきた。
麓に下った喫茶店で、しばし休憩。
パパイヤケーキなんぞを頼んでしまう。近所の奥様方の集会所めいた店だった。
帰路は追い風で楽かと思いきや、風はいつの間にか消失、むしろ弱い向かい風の中を走り続けた。本田飛行場で
Zeppelin NTな飛行船を見る。む、船首下面になにやら横浜云々とあるな。
だんだん暗くなる中、淡々と走り続け、渡良瀬公園で三井氏と別れ、戸田公園駅目前でRoy氏が迷子になってそのまま別れ、最後は駅近くにあるという珈琲屋でゴールデンでスペシャルらしいマンデリンを買って、おやじ殿に駅まで送ってもらった。いや、辛かったが楽しかった。
が、本当の試練はこの後。自転車を担いでホームに出ると、なんと大宮での人身事故の余波で、埼京線は停止中だった。湘南新宿ラインなんていつ来るか。やむなく池袋までりんかい線で出て、山手線で東京、東京から東海道線で戸塚に出て、そこから自走で帰宅した。走行距離は102km。しかし疲労はセンチュリーラン級だった。
しかし、辛かったが楽しかったな。やはり自転車乗りにはMっ気があるのだろう。