今日はせっかく頓狂な日に休みなのだから、自転車整備に精を出したり、部屋の整理を励行したりしようと考えていた。
考えるだけだった。夕方まで漫然と過ごしてしまう。それどころか、明日からの南会津行で乗るのを言い訳に、自転車で出掛けることさえしなかった。ダメな日だ。
さて夕方、アマゾンから荷物が届いた。モノはみんな大好き安物メーカーのTrancendのSSDだった。Libretto L3の内蔵ディスクを交換するつもりだ。容量や速さは良いのだが、発熱が大きいのに弱ったので、SSD化に踏み切った。
買ったのは
IDEの32GBのもの。速度はSSDとしては遅いし、プチフリーズなる恐ろしげな現象も聞く。でも熱対策最優先で、お安いこれを発注したのだ。
最初に、久し振りのセットアップなので、旧HDDのままリカバリできる事を確認しておく。その上で開腹にかかった。
それこそ20年前からノートPCのHDD換装をやってきた僕には、それほどの難しい作業じゃ無いぜ。でも1点困ったことがあった。Librettoの基盤側のソケットの上に家屋のウダツのような案配で
ソケットの一部が張り出しているのだ。一方でSSDのソケット部周囲は枠が張り出している。結果、お互いに干渉して奥まで差し込めないのだ。オリジナルのHDDはソケット部が完全に剥き出しなので干渉しない。
少し考えて、どのみちストレージ本体はネジ止めしてソケットに負荷は掛からないのだから、ウダツを折り取ってしまった。
入れ換えはあっさりと終わり、リカバリも無事に済んだので、ベンチマークを取ってみた。Windows2000の起動(ログイン画面表示)まで、ハイバネーションからの復帰時(画面表示まで)それぞれ取った。
起動が旧HDD57秒に対し、SSDで41秒とかなり高速化された。一方でハイバネ復帰はHDD27秒からSSD26秒と、測定誤差の範疇に収まる結果となった。しかし、全体的に高速化されたのは体感できる。
目的の発熱低減はばっちりで、以前ならキーボードが熱くて触れないほどになったのが、かなり温もってるかなという程度になる。HDD部の発熱が無くなったのはかなり大きいようだ。
これでLibretto L3の寿命が延びた。