Strange Days

2010年04月12日(月曜日)

WHSの自動バックアップはイマイチ

22時49分 コンピュータ 天気:雨

 正確には、クライアント機自動バックアップのスケジューラがいまいち。
 自動バックアップ自体は世代管理もイメージ管理も簡単でよろしいのだが、自動バックアップ失敗時のリカバリがよろしく無い。
 自動バックアップは、恐らくはクライアント側の発呼で始まる。ある時刻*1にクライアント機が起動中、あるいはクライアントによってレジュームが成功した時、WHS機と通信可能な場合にバックアップが実行される。自動バックアップがスケジュールされた時刻に、どちらかの機械が落ちている、あるいは通信出来ない状態の時には、当然失敗する。これがどうやら5回*2続けて失敗すると、もうバックアップが試行されなくなるようのだ。クライアント*3に警告が出て、バックアップに連続で失敗したことは分かる。しかし、この状態では問題のクライアントを立ち上げても、もはや自動バックアップが実行されないのだ。この状態を解消するには、手動でバックアップを取るしか無い。すると、その後は自動バックアップの対象に戻される。しかし手動バックアップで取得したイメージは永続性が"保存"になっていて、このままでは自動削除の対象にならない。なんだか余計な手間が掛かるのでイヤンだ。
 こういう仕様になっているのは、続けてバックアップに失敗するなら、クライアントに問題があるのだから、それが解消されないとバックアップできないという判断をしているからだろう。でもモバイルな機械をしばらく持ち出すなんてよくあるし、そもそもある日のバックアップに失敗したら、その後にバックアップ可能な状態になっても再試行されない仕様がどうかと思うのだ。柔軟性に欠く仕様だよなあ。まあお家のお爺ちゃんだのママだのにも使えるという性格のサーバなので、細かい設定なんぞさせないという方針かもしれない。
 しかしMSの製品なので、実は細かい設定ができるチューナーがどこかにあるんじゃあるまいか。