Strange Days

2010年05月16日(日曜日)

ATOMなサーバ建造&境川散策

23時45分 コンピュータ , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 早速、ATOMなサーバ建造に着手した。
 今回に入手したのは、GigabyteのGA-510UDというATOM D510なMB、それ用にDDR2 800MHzな2GBメモリ2枚、INTELの安い40GB SSD、SilentCool530という静音電源。その他Acerの24インチ1920*1080モニタ、バッファローの5ポート1000BASEハブ、16GBのUSBメモリなどを入手したが、これらは既存システムに適合させるものだ。モニタは早速WHS機に繋いだが、やはりいちいちモニタ切替器で切り替えなくていいのは便利だ。1000BASEなハブは、手許の機械がいつの間にか全て*1GBなLANばかりになったので、ボトルネックになったハブを替えるためのものだ。家庭用でGiga Bitは要らんだろうと思っていたのだが、WHSからLinux機へのバックアップを見ていると、ネットワークの帯域をほぼ使い切っていて、明らかにボトルネックになっているのに気づいたので、観念した。
 さて、今はP4 2.4GHzなUbuntu機を開腹し、パーツを交換してゆく。D510は動作周波数が最大1.6GHzだし、命令のOoO実行もしないのでP4 2.4GHzよりは不利だが、HyperThreadをサポートして、かつマルチコアなので、最終的には性能アップにつながるはず。なにより、消費電力はP4ベースで組むより桁違いに低いはず。
 新MBにはSATAポートが4あり、IDEコネクタまである。旧Ubuntu機は、IDEなHDDにシステム、そのスレーブにDVD-ROMドライブをつなげていたので、HDDは外してしまい、IDE系としてはDVD-ROMドライブのみ残す。そしてINTELのSSDをシステム用に、1GBのSATA HDD2台をデータ用にするのだ。
 ある程度組んだところで、Ubuntuの最新インストールイメージをダウンロードする。CD-ROMイメージを焼いてみると、あれ失敗だ。サイズが680MBもあって、古い650MBのメディアには収まりきらない。700MBのを探し出して焼いた。
 ここで境川に、ポケロケを向けた。ポケロケはMasterXlよりも軽いこともあり、やはり軽い走りだ。しかし、なぜか微妙に走り難い気がするなあ。そこでハンドルを10mm下げると、かなり走りやすくなった気がした。あれ、前は低すぎて辛いと思って上げたのに、なんだか違う。やはり体幹が鍛えられてきたのか。
 境川沿いのアパート前の花畑。ここはいつも花に溢れている。
 気温が高く、強い向かい風だが、ポケロケは軽く走って行ける。
 境川自転車道南端、大清水高対岸で折り返し、帰宅すると、ちょうど陽が落ちるところだった。今日も一日、無事に終わったな。
 おっと、寝るまでに新Linuxサーバを立ち上げねば。焼きあがったUbuntu Server 10.04のインストールを進める。CD-ROMからのブート、ストレージの認識とも問題なく進み、一風呂浴びて出るとインストールが完了していた。Ubuntu ServerはXなデスクトップをインストールされないので、apt-getでUbuntu-Desktopを入れて、startxし、GUIベースで各種設定をする。そしてsambaだ。swatで設定すれば、と思いきや、なぜかトップページ以下の設定画面に飛べない。それはsmb.cnfを手で書いてやった。これでsambaも使える。
 ATOM D510ベースのサーバは、期待通りの低発熱で、ボードに触れてもアチチとならない。発熱しそうなのはSATA HDD2台くらいか。こいつらをBIOS設定でRAID0に組んでやると、UbuntuではJmicronのチップ下にあるRAIDストレージに見えるので、そのままストライピングさせて2TBのストレージにしてやった。また騒音もLANTANKより静かなくらいで、これなら常時起動に耐えられそうだ。いいね、これは。WHS機もこんな構成で組みたくなったくらいだ。が、これは主力機のアップグレードと合わせて考えよう。