Strange Days

2010年06月20日(日曜日)

WHS機一気改装(そして目論見一部外れる)

23時14分 コンピュータ 天気:くもりのち遅くに雨

 さて、今日は荒川サイクリングの予定ではあるが、空模様が信用出来ないので二の足を踏んで諦めた。代わりにWHSの改装をやってしまおう。
 そのWHS機用のパーツは、最初はアマゾンかFaith辺りで通販しようと思っていた。しかし秋葉での実売価格を考えると、直接買い回っった方が良さそうだ。ということで、昼ごろに秋葉原に出かけた。
 秋葉原にじっくり買い回るために出かけるのは5年、いや10年ぶりだろうか。2Dなオタク文化に毒されているのは知っていたが、古い店の配置も結構変わっていて、その癖昔の雰囲気もそこここに残っているので、『あれ、ここにあったんじゃなかったっけ?』と店を探して回る始末だった。が、結局はツクモやTwoTopで主なものを買った。DDR3なメモリは東映が安かった。
 帰宅して、早速WHS機のパーツを入れ替える。
 まずプロセッサはPhenomII X4 910eにした。最初はINTEL系を考えたが、価格的にやはりAMDが魅力的で、またPhenomIIでも910eはTDPが65Wという低TDPぶりが常時起動運転にうってつけに思えた。MBはASUSの適当なもの*1を。これはIDEがあってSATAが最低4ポートのモノを選んだ。これにはPCIeカードでUSB3ポートを二つ増設することが出来るキットだ。またメモリはDDR3/1600を2GB*2。これに加え、OSドライブをSSD化しようと考え、INTELのX25-Vを買った。これはUbuntu機にも採用して、使い勝手が良好だったものだ。さらに電源をEnermax modu82+に。本当は87+にしたかったのが、あまり売ってなくて、売価が通販よりずっと高かったので諦めた。
 MB取り付けで苦労したのが、例によってフロントパネルとの接続だ。電源スイッチ、リセットスイッチ、LEDはマニュアルを読めば分かるのだが、USBポートと謎のメモリリーダとの接続がそれぞれに謎。USBポートはなぜかバラバラの2ピン+1ピン*2の系4ピンで、これを繋ぐポートは無さそうだ。メモリリーダも謎の横4ピン角コネクタで、これの正体が皆目見当がつかぬ。これは内部USBにつなぐタイプのものと換装してしまおうかのお。
 ともかく、これらを組み付けて、起動する。一発で起動出来るんだから、いい時代になったもんだ。昔はのお、それはそれは各ボードのジャンパをい設定してはコンフリクトしてじゃな……。
 昔話はともかく、あっさり起動したので、SDDへのWHSインストールを開始しようとした。ところが、WHS目は『このドライブは60GBも無いじゃん』と曰い、インストールできない。なんて融通の効かない奴!
 ググッても簡単に対処出来そうにないので、X25-Vは取り外して死蔵することにした。そうだ、これを主力機に使おう。でも主力機のパーツ交換はちょっと先だな。
 結局、ディスク構成は従来のシステムドライブを流用、ファイルサーブ用ストレージはRAIDカード経由からMB直結になった。つまり、OSに関しては従来のままなので、そのまま起動された。そしてMB付属のドライバをパチパチ当てて行ったら、もう新システムの出来上がりだ。
 従来、ファイルサーバ領域はWHS管理外に置いて共有していたのだが、今回からWHS管理下においた。遠隔アクセス時に便利かと思った。が、これもSugarSyncがあるから必須でも無いな。
 ここでようやく、肝心の録画用2TBディスクを買い忘れていたのを思い出した。地デジキャプチャは別途アマゾンで買う*2つもりだったので、それに引きずられてしまったようだ。ということで、これらはアマゾンに発注をかけた。
 肝心の静音性だが、少し離れるとファンの音が全く聞こえないくらいになった。前の安物電源だと、隣室でも耳につくほどだったから、大幅な改善だ。しかし、しばらく使っているとHDDが60℃近くまで熱くなる。これでは夏場に危険だ。そこで、MB換装時に使用停止していた筐体背面ファンを再度有効にしてみた。停止していたのは煩いかと思ったからだ。が、意外にも音の方は変わらず、温度は50℃程度まで下がる。HDDをアクセスさせまくると上昇するが、普段がこの程度に収まるのなら、真夏の常時起動に耐えられるだろう。
 これでキャプチャとストレージが来たら、TV視聴環境は完成だ。