Strange Days

2010年09月16日(木曜日)

D7000、Powershot SX30

23時07分 デジタルカメラ 天気:雨時々上がる

 昨日はD7000が発表されたが、今日になってPowershot SX30も発表された。全然違うセグメントのカメラではあるが、それぞれにそそられる部分があるカメラではある。
 D7000はは、正直なところこの世代のカメラはスルーして、さらに次のD90クラス後継機を考えていた。ところが、ファインダーカバレージの大幅改善、デジタル水準器の内蔵と、それぞれD90で不満に思っていた部分が改良されてきたので、ちょっと心が揺らいでしまった。特にファインダーは、余計な物が写ってしまったり、逆に収め損なったりと失敗続出の原因になっているので、気になる。水準器も素人にはありがたい。またストレージがデュアルスロット化された。スロット毎にRAWとjpegを振り分けることが出来る。一方をEye-Fiにすると、jpeg画像だけを自動で画像共有サービスにアップロードなんてことが可能だ。というか、こういう使い方を想定しているとしか思えない。これもそそるポイント。ファインダーに関してはアイリリーフも気になるが、それは実物で確認したい。ともあれ、他の基本スペックの改善を含め、予想以上に良さそうな雰囲気がある。
 SX30は、なんといっても35mmでいうと24mm相当からの超広角と、810mmまでの超望遠が使えるところだろう。それでいて質量はSX10と大差ない。まあ本音を言えば軽くなって欲しかったが。SX10は旅行用カメラなので、その後継も電源は出来れば汎用電池を受け入れて欲しい。しかしSX30は遂にLi-ion電池専用になってしまった。数泊程度の旅なら予備電池一つで問題ないだろう。でも今年の五月連休時のように9泊10日ともなると、さすがに心許ない。充電器を持ち歩かなくてはならないのは、大きなマイナスだ。これがエネループを使えるなら、どのみち通信機用にエネループを持ち歩いているのだから、簡単になるのだが。せめてUSB給電&充電出来てくれたらと思う。
 電源の点はかなり引っかかるので、SX30は見送る方向だ。しかし電池駆動機は少なくなってきた。富士のものか、ファインダーレスの安価なクラスにしか無い。先に挙げたようにUSB充電できれば問題にならない点ではあるのだがなあ。