Strange Days

2011年02月28日(月曜日)

春から冬に

21時36分 暮らし 天気:雨

 暖かい夜だった。電気毛布を点けるには暖かすぎて、単なる薄い毛布として使ったのだが、それで充分だった。
 しかし、出社して日が過ぎるうちに、次第に気温が下がってゆく。東京方面のつぶやきを見るに、なんと雪が降ったらしい。ここ戸塚にしても、大きな建屋に居るのだが、それでも次第に気温が下がってゆくのが分かった。帰る頃には寒気に頭が凍えるほどだった。
 そういえば、例年はむしろ3月に入ってからの寒の戻りがキツイのだ。今年はどうだろう。

2011年02月27日(日曜日)

原宿方面の酒宴に出撃

23時15分 暮らし 天気:くもり

 原宿というと、戸塚モノの拙者にはR1原宿交差点の事だが、天下国家として一覧すると、どうも東京都渋谷区原宿を指すらしいぞ。その原宿で酒宴が催されるとのことなので、夕刻出かけた。
 それにしても、自分にとっての原宿は、知名度に対して行きたいと思った度合いでは最低だったに違いない。一生涯縁が無くとも、格別困らぬという場所だ。その原宿駅に降り立ち、人待ち顔で待っていたら、ぞろぞろと集まったのは月末のしまなみ行の参加者、即ち谷口氏、kimrin姐さん、長岡さん、こばさん、そして初見のミューミュー*1女史。酒宴の席のBaird Beer原宿ルーム*2に入ると、遅れて、どうやらしまなみでお会いできるらしいtomo&kaz&haru一家と、未だに嫁の顔を見てないRoy氏が合流する。しまなみの相談のはずだったのだが、酒が入るともうどうでも良くて、ひたすら大笑いしていた記憶だけがある。それでも、ちゃんとそれなりの情報交換はされたらしいぞ。
 21:00まで酒席は続き、ふらふらしつつ帰宅。健康には悪そうだが、精神の健康には役立った。あ、どんなビール飲んだか、忘れた。

2011年02月26日(土曜日)

湯河原は幕山公園に梅視察

18時55分 暮らし , デジタルカメラ 天気:快晴

 昨日は久しぶりのジテツー再開、これまた久しぶりの藤沢周り帰宅と、ノリにノッてる拙者であった。ギックリーズは見事返上したかに見えた。
 しかし、境川を北上している辺りから、腰の辺りにみょんな緊張を感じるようになっていた。もやもやした違和感というべきか。ううむ、やはりまだ、治りきったなどと安心は出来ない。この週末は、自転車に乗らないことに決めた。
 昨夜はそうして帰宅後、モノの見事にコタツで爆睡こいてしまい、気がついたら朝も9:00であった。かなり寝たな。
 さて、自転車に乗る気はないが、GH2の試写はしたい。梅見梅見と思いつつ、月末のこの時期に来てしまった。もう曽我梅林も終わりだろう。が、湯河原の幕山公園の方は、まだまだ見頃らしい。ではということで、徒歩で幕山に出かけることにした。曽我梅林と違って歴とした山なので、動きやすい服装で出かけることにする。
 JRで湯河原に出る。人出は多い。ここから幕山公園に直通バスが出ている。240円だった。バスの降車点からは、200mくらい歩かねばならない。露店というには立派な店が軒を連ねている
 公園内のあちこちで、早速梅花が迎えてくれる。意外に、まだ満開ではない。来週くらいが見頃なのではなかろうか。
 広場には、やはり露店*1が並び、対面には幕山が聳えている。今日は幕山に上ってやろう。ただし、山頂にではなくて、梅林の上の方に。
 山中には散策路が巡らされているが、更にその上の方にまで上ってみた。白梅と紅梅が入り乱れ、一種桃源郷めいた眺めになっている。かなり上ってみたが、実のところ山上から梅林を見下ろしても楽しくない。しかし、ちょっとしたハイキングだ。途中、幕山の岩壁に上ったらしいクライマーを見かける。
 幕山公園の奥の方まで進み、人道に復して*2降りて行った。山陰にあるせいか、開花状況は意外に良くない。まだ水仙が咲き誇っているくらいだ。
 さて、梅を見ては写真に撮りを繰り返しつつ、幕山公園を一周してきたのだが、100枚前後ではGH2の電池残量はピクリともしない。CIPA準拠の計測法というのは、2枚に1枚の割合でフラッシュを使うことになっているので、かなり厳しい内容だ。昼間の撮影なら、さほど電池を気にしなくても良さそうだ。とはいえ、予備電池は欲しいよな。
 またGH2は、意外というかなんというか、D90に較べると高感度性能が'?'だと感じた。売りのはずなんだがね。確かにISO感度を上げると、暗い対象でも頑張ってくれるのだ。が、ISO感度をauto(調整)にして撮ると、どうもシャッタースピードの方を積極的に落とすようで、手ぶれが出やすかった。内蔵フラッシュを炊いた方が、思ったような画像を得られるように感じた。ISO感度を上げ過ぎると*3画像がざらついた感じになるので、最良の結果を得るにはシャッタースピードの方を落とすのが正しいのかも知れない。まあシャッター優先で撮ればいいのだが。この辺、D90みたいなAPS-C機の方が、まだ強いというか、使い勝手がいい気がした。高感度性能はパナの新世代機の売りのはずなので、ちょっとがっかり。素人の意見ではあるが。
 もう一点。速い移動体を追えない。上空に鳶がいたので追ってみたのだが、いちいちフォーカスに迷うので撮りきれなかった。D90なら余裕で撮れた状況だ。移動するブツには弱いようだ。コントラスト検知式の弱点を埋めるべく、頑張ってフォーカス速度を驚異的に上げて来たのだが、それでも距離が変動し続ける対象には弱点を埋めきれなかった観がある。
 しかし、ほぼ半日、山中を持ち歩いて思った。このカメラはやはり軽い。D90+18-200VRなら、重さに手は痺れ、長いレンズの取り回しに苦労しとなった状況だ。届いた時には、軽いには軽いが、それ程には大差ないなと思っていたのだが、やはり長時間扱うと大きな差を感じた。これで防塵防滴だったら言うこと無いんだがな。
 バスで駅に戻り、帰宅した。いい運動になった。

2011年02月25日(金曜日)

ジテツー再開

20時05分 暮らし , 自転車 天気:快晴なり

 今朝から再開した。
 いつもと同じ時間に起き、EPICを外に出すべく靴を履こうとする。強く引いた靴紐がブチリと切れた……。不吉だ……。
 しかし、それ以上に危ない目には合わずに済んだ。替えの靴で、EPICを以前とほぼ同じルートを走らせること15分弱で、トツカーナ地下の駐輪場に到着した。自転車を止めるべく、例の簡易スタンドを出そうとして、ふと気づいた。駐輪区画の区切りに鉄製の仕切りが立っているので、それに立てかければいいんじゃねえの? 周りのスポーツ車は大体そうしている。それに倣って於いた。こっちの方が括りつける相手がいるので、安心出来る。
 さて帰路。春めいて暖かな日だったので、これも久しぶりに藤沢周りで帰ることにする。Tシャツ、綿シャツ、ウィンドブレーカーと重ね着していたが、暑くなって途中で綿シャツは脱いだ。快適だ。自宅まで走った。
 これでやっと、運動不足を幾許かでも改善できそうだ。この先の暖かい時期、できるだけ寄り道しながら、できるだけ遠回りに帰ろうと思う。でも朝の寄り道は勘弁な。

2011年02月24日(木曜日)

ジテツー再開準備

23時28分 暮らし , 自転車 天気:くもり時々雨時々晴れ

 今日から再開する気でいたが、朝起きると一雨あったようで、路面が濡れている。帰る頃にも雨の予報だったので、今日のジテツー再開は無し。
 帰宅してから、改めて明日の用意をしておいた。EPICにはしばらく*1乗ってなかったので、タイヤの気圧が相当下がっていた。改めて注気しておく。また工具類に鍵、ポンチョの類もバッグに詰めた。
 要注意な駐輪期限シールの設置場所は、ツールボトルに貼ってケージに差しておくことに。これで咎め立てされないなら、使い回すことが出来るだろう。

2011年02月23日(水曜日)

品川シーサイドに出張

20時02分 暮らし 天気:くもり

 教育受講のために、品川シーサイドに出張往復。朝は1時間ほど早起きし、ラッシュアワーの地下鉄、JR、さらにはりんかい鉄道を乗り継いで到着。うう、ここに勤務したくはないな。
 帰路は大井町まで歩いた。それほどの距離でもないし、気分がイイ。

2011年02月22日(火曜日)

暫定ジテツー車

21時34分 暮らし , 自転車 天気:くもり

 ジテツーを再開できそうだと書いた。しかし、ちょうど前ジテツー車のTCR-2を解体し始めたところで、すぐに新しいジテツー車を用意しなければならない。ここ数日、長風呂で腰を温めていたら、腰の状態がグッと改善されてきた。今週中には再開したい。
 以前から、予備のジテツー車として使ってきたEPICを投入しよう。これの弱点はスタンドがないこと。しかし、サドルレールに支え棒を刺す形式のスタンドがあるので、これを取り付けて凌ごうと思う。本当は新ジテツー車になる予定のSurly Pacerに着けるつもりだったが、もう少しちゃんとしたスタンドをつけてやりたくなった。ダブルレッグのものを、泥除けに干渉しないで着けられるか、検討しようと思う。
 会社の帰り、戸塚第14駐輪場で契約してきた。地下にあって、僕が割り当てられた区画は更に地下二階。しかし出入口は長後街道にとR1旧道の交点に面し、アクセスはいい。ここのシステムは、申し込むと磁気カードを発行されるのだが、これを使って契約用のシールを自販機で購入するというもの。早速、まずは一月分の契約をした。明日は出張なので、明後日以降には再開したい。

2011年02月21日(月曜日)

ジテツー遂に再開できるらしい

21時56分 暮らし , 自転車 天気:くもりのち晴れ

 実は金曜日の夜、横浜市ナンタラという公益法人から手紙を受け取っていた。曰く、第14駐輪場が空いたので手続きせよ、と。第14か。あそこはトツカーナの地下だな。会社からちょっとだけ離れるが、買い物の都合には良い。来週から使用可能だそうで、遂に、1年弱ぶりにジテツーを再開できる。
 しかし、間が悪いな。今は腰を痛めているので、自転車での通勤はすぐ再開というわけには行きそうにない。そもそも、通勤専用車を組もうとパーツまで用意しているのに、生来の不精と腰痛で進んでない*1
 まあ、他の自転車でもいいのだが、一点難がある。新しい駐輪場は、ラックが一切無いただの平地なのだ。つまりスタンド必須。しかし、我が自転車隊のうち、スタンドを持つのはSatRDay Mk.2のみ。あれで通勤も良さそうだが、坂を越えるのがちょっとだけ億劫。他にBromptonなら、リアフレームを畳んで自立可能だ。当面はそれで凌いでもいい。
 ともあれ、手続きしないと。それから腰痛の推移を見ながら、再開の頃合いを見計らおう。ちょうど春に向かういい時期だ。ジテツー再開が待ち遠しい。

2011年02月20日(日曜日)

腰痛故にコタツにビルトイン

22時59分 デジタルカメラ , 暮らし 天気:くもり時々晴れ

 イテテテ……。
 まだ腰痛は退かない。体を左前方に曲げる方向がつらい。おかげで立ち仕事がまるで出来ない。ほとんど、コタツに設置された爺様のようにして過ごした。
 コタツにはまり込んだまま、GH2とD90を矯めつ眇めつ眺めた。操作系に、ある意味では大きな違いはない。どちらも大半の機能をボタン、あるいはダイヤル、あるいはボタンとダイヤルのコンビネーションに割り当ててある。D90の場合、ISO感度やWBを素早く変えるのに、左手で背面モニタ左側のボタンを押しつつ、右手でダイヤルを回す必要がある。つまり、左手でのホールドまで解除して、操作しなければならない。GH2の場合は、右手のボタン操作のみで可能だ。D90もメニューに入れば可能だが、GH2の方はより階層が浅いので、素早い操作が可能だ。
 露出もD90は右手ボタン操作+背面ダイヤル、GH2も右手ボタン操作+背面ダイヤルだが、GH2の方は上面ボタン押下後にダイヤルも押して操作対象を確定する必要がある。こちらはGH2の方に一回分余分な操作が必要だ。
 こんな風に、どちらも大体似たような操作で、やりたいことが出来る。しかし、操作系全体としてみた場合はもちろん、個別のメニューに入ってからの操作系もやや違うので、使い勝手に大きな差を感じる。例えば、GH2はファインダーも背面モニタも仮想ディスプレイなので、どちらの場合も同じメニューを表示でき、同じ操作で機能を設定できる。しかしD90は光学ファインダーだ。だから、ファインダーを覗きつつ可能な操作は、メニュー形式ではない。表示中アイテムの数値を切り替えてゆくという操作になる。先程のISO感度設定の場合、GH2は、EVFでも背面モニタでも2次元のメニュー*1から素早い選択が可能だ。しかしD90の場合、背面ボタンを押しつつアイテムの数値をダイヤル回転で切り替えという、1次元の動作になるのだ。この点は背面モニタでのメニュー形式の場合でも、上下の選択のみという形式なので、あるいは光学ファインダーでの操作形式に引きずられているのかも知れない。またGH2の方が、ISO感度に関しては無駄ではと思うほど選択アイテムが多いせいもあるだろう。
 どちらのインタフェースが優れているかというのは、簡単に断言できない。GH2の操作系が家電的だというのは、一覧性を重視した携帯電話や高機能テレビのそれを踏襲していると感じるからだ。一方で、D90のように、撮影操作に関してはボタン押下+ダイヤル回転で全て操作可能というインタフェースは、アイテムが多いと困難が生じそうだが*2、選択操作そのものは単純明快といえる。一長一短ある。
 最大の違いは、D90には上面液晶があって、GH2には無いことだ。しかしこれは、GH2のEVFの方が圧倒的に情報量が多いという点を考えなければならない。それでも、D90はファインダーから目を離しても、設定を変えることが出来る。GH2は、それをやるには背面モニタを開かねばならない。GH2のEVFの出来の良さが救ってはいるが、カメラから顔を離して操作するのに、消費電力の大きい背面モニタを開けっ放しにしなければならないというのは、航続距離の短いGH2にとって地味だが痛い欠点じゃなかろうか。
 気になる暗所性能。暗い室内の反対側にあるCDラックを狙ってみた。ちょっと試したところ、選択可能なISO感度の最高は、D90はISO6400相当、GH2では12800相当だ。その状態だと、GH2の方が速いシャッター速度に出来る。しかし出来た絵を見比べると、D90は1600から、GH2は2000とか2500とか辺りから、粒子感が目立つ感じがある。数値的にはGH2が頑張っているが、全レンジに対する限界では大差ないかも知れない。
 これは撮像素子サイズの差に起因するのかも知れないが、GH2は暗い対象になるとフォーカスミスを連発する傾向がある。合焦出来れば頑張って絵を作るのだが、そもそも暗い対象には未だに弱いんじゃなかろうか。ただ、フォーカス速度そのものは、なんとGH2の方が速い。
 全体的に、D90をすぐ捨てるぜという事態にはならなかったが、どちらかを買えとなったらGH2だったかも知れない。だって、軽さは七難隠すのだから。荷物にならなさは、GH2の大きなアドバンテージだ。

2011年02月19日(土曜日)

Lumix GH2到来するも、思わぬアクシデント発生

19時25分 デジタルカメラ , 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり

 昨日ほどではないが、そこそこ暖かな朝だった。といっても、起きたのは昼前だったけどな!(どや顔)
 さて昼過ぎに佐川のおじさんがアマゾンからの荷物を届けてくれた。GH2到来。D90、Powershot SX10と並べてみた。サイズ的にはD90より一回り以上小さくて、SX10より二回り大きい感じだ。D90は18-200*1を着けた状態、フォーサーズでは画角は半分になるので、GH2に14-140付きだと28-280相当になる。望遠がやや短いくらいだ。でもグッとコンパクトになる。デカイデカイと言われ続けてきたSX10も、こうして比較するとやはりコンパクト・デジタルの名に価する。SX10のカバー域は28-560なので、まだ活躍の余地は大きい。いずれかの一眼に対する予備としては旨みが大きい。
 さあ、早速フィールドテストだ。いつもの境川に出かけようと、Bromptonを室外に持ち出して、部屋の前に置いた途端だった。置いて、腰を起こした途端、腰の左の方に痛みが走った。んん、これはなんだ? もしかして、やっちまったか、ぎっくり腰を。
 身動きならないくらいのものではないが、体を曲げるのが辛い。特に左側のモノを取る、持ち上げるなどの動作が辛い。しかし、痛くて出来ないほどではない。あの瞬間、危険を察知して咄嗟に力を緩めたおかげで、軽減されたのか。凄いぞ、危険回避能力*2
 そんなこんなで出かけるかどうか躊躇したが、やはり試写したい。Bromptonを境川に走らせた。Bromptonなら、走行中はそれほど気にならない。が、これ以上腰を曲げるロードバイクでは、走るのがつらそうだ。またBromptonでも、腰に負担がかかり始めるような20km/h以上までは速度を上げられない。
 境川遊水地公園に向かっていたところ、ずっと改装中だった湘南台南の休憩所が遂に開通していたので、ここで試写。ご覧のように空間を広く取り、またトイレの横にバイクラックがある、自転車に好意的な作りだ。自転車ツーリングでの集合場所に使えそう。
 さて、ちょうど昭和薬科大学のシンボルとなった、エンパイアホテルが見えているので*3広角端望遠端で撮り比べた。スペック的にニコンDX18-200より短くなるはずだが、これくらい撮れたら文句はないな。これ以上のズーム域カバレージとなると、やはりコンデジに敵わない。オールインワン性ではコンデジの圧勝だ。しかし、これくらい暗いとSX10では手ぶれ補正できないくらいスローシャッターになってしまうのだが、GH2では余裕があった。
 一方で、対岸を走行中の車を撮ると、ほとんどピンぼけになるという結果に終わった。D90なら問題なく合う状況だが。コントラストAFなマイクロフォーサーズの限界かな。しかし黄昏時でヘッドライトが目立ち始めた頃合いだったので、いずれにしてもカメラには辛い状況ではあった。要再試験。
 HD画質での動画も試してみたが、これは眼を見張るくらいの高画質だねえ。僕に対しては無駄に高画質ではある。
 帰路、川岸にぽつんと立つ白梅を撮った。近づいて接写を試みる。薄暗くて、やはりカメラに辛い状況ではあったが、意外にピンぼけ量産になってしまって慌てた。フラッシュありで撮らなければならなかった。これもD90なら問題なく止まっていたよなあ。
 全体的に、暗所性能はSX10よりずっと上だが、D90よりは劣るかもという印象を受けた。これは撮像素子サイズから予想できたこと。まあ追々検証しよう。
 非常に嬉しかったのが、EVFの出来の良さ。非常に高精細かつ明るいので、疲れ目気味の現代人には嬉しい。特に暗所で自動的に増感してくれる点*4が、対象の確認しやすさという点で素敵。この点は光学ファインダーだと難しい点だろう。また精細度もマニュアルフォーカスを使うに十二分なくらいあった。SX10クラスの機械にこれくらいのEVFが載ったら、最高の旅行用カメラになるんだけどなあ。
 一つ物足りないのが、機械の動作感。ニコンD90のなんとなく機関短銃的なそれに較べ、GH2はよくも悪くも家電的だ。撮った瞬間に感じる機械の動作感、それがもたらす充足感が少ない。まあシャッター幕がずっと小さいはずで、仕方ないんだろうが。
 全体的に筋がいいぞ、GH2。でも暗所性能は検証せねばならぬ。
 マイクロフォーサーズ機でもネオ一眼コンデジ寄りのこのカメラが浸食するのは、そのネオ一眼から一眼レフへとステップアップしようとする層だろうな。またローエンド一眼レフも置き換えが進むだろう。特にキヤノンのKissが厳しくなるのではないか。というのも、ニコンの客は僕みたいに意固地なこだわりがある客が多いから、なんでもそつなくこなすキヤノン機の客ほど競合しないのではなかろうか。また一眼レフ中級機層の客も、こういう機械を求めるなら最初からローエンド機を買っていただろうから、あまり影響されそうにないと思うのだ。しかし動画性能や、EVFがもたらす別種の使い勝手を求め、乗り換える向きもある程度あるのではなかろうか。
 僕自身で言うと、しばらくは併用しそうだ。というのも、撮った瞬間の喜びのようなものは、どうもD90の方に感じるからだ。しかし、この先となると話は別。マイクロフォーサーズとの使い分けを考えると、近接したセグメントのDX機より、FX機の方が良さそうだ。というわけで、低価格FXフォーマット機プリーズ>ニコン

2011年02月18日(金曜日)

Lumix GH2の問題

21時38分 デジタルカメラ 天気:やや不良

 今のところ見えている問題は、バッテリーの保ちだ。GH2のバッテリーは、前作GH1に較べて軽量化された反面、高機能化のあおりで本体消費電流が激増している。結果、CIPA準拠の測定で400枚を切るというから、かなり少ない。D90では850枚程度なので、半分以下だ。1回の旅行で1000枚を超える撮影もあるのだから、いくつあっても足りんということになりかねない。しかし、あまり心配してなかった。みんな大好きROWAの代替電池が出るだろうと思っていたのだ。
 しかし、このGH2に関しては、それは困難を極めているようだ。一応は代替電池が市場に出ているのだが、ファームウェアを誤魔化しきれてないようで、まず残容量の表示が出来ない。またパナソニックが代替電池潰しに熱心で、本体のファームウェアアップデートの度に使えなくなることが多いのだとか。この分では、まともな代替電池が出るかどうか。要するに、GH2を安心して使うには、6k\以上するバッテリーを複数持たねばならぬということだ。
 まあ、付属品一覧を見るに、バッテリー充電器は小型でケーブルも不要な造りらしいので、純正バッテリーをもう一つ買って、旅先でも継ぎ足し充電しながら使うというのが正道か。
 それにしても、こんな本質じゃない部分で儲けようなんて、汚いよ。これだから松下は嫌いなんだよ。と書きかけて、ふと思い出した。D90の電池もやっぱり6k\以上したのだ。汚い、カメラ屋汚い! でも、ニコンは代替電池潰しにはそこまで血眼じゃなかった。実際、ROWAの代替電池は今でも使えている。やっぱり松下汚い! 大人なんて大っキライだ!(駄々っ子状態)

2011年02月17日(木曜日)

遂にマイクロフォーサーズに            いっちゃった!

23時19分 デジタルカメラ 天気:くもりのち雨

 さて、半日と言いつつも、実際には一日悩み抜いた。
 問題は、ネオ一眼的なラインナップを取るか、コンパクト然としたそれを取るかなのだ。
 前者ならGH2、後者ならオリンパスのPen E-PL2を狙っていた。ざっくり書くと、前者はEVFがビルトインだがボディ内防振機構が無く、後者はEVF外付けだがボディ内に防振機構を内蔵している。
 EVFも防振も得られるのはE-PL2なので、最初のうちはこれに傾いていた。しかし、用途はPowershot SX10の後継なのだ。これの28-560mm相当のズーム域を全てとは言わないが、できるだけカバーさせたい。そうすると、パナソニックの14-140か、オリンパスの14-150を主力に、望遠レンズを組み合わせるという運用になる。オリンパスのレンズはE-P系に合うはずだが、非常にコンパクトではあるがコンデジ然としたE-P系にはイマイチな風貌になる。うーむ、我輩、『このカメラで撮ってる俺、超かっこいい』という感覚がないと嬉しくない*1。それを考えると、俄然GH2がそそられる。また外付けEVFにはちょいと苦い思い出がある。GX200が外付けなのだが、ややもすると取付部から抜けて、バッグ内で行方不明になることがある。それで、EVF無しで使わざるを得なかったことがある。また見口が可動式で、ウェストレベルファインダー的に使えるのはいいのだが、固定が甘くてバッグの中で稼動してしまうので、いつか折れないか心配だ。ビルトインならそれらの心配はない。
 防振についても、恐らくはそんな問題にならない。現状、パナソニックのラインナップで、超広角域から超望遠まで、一応はカバーしている。オリンパスも視界に入れたら更に充実する。防振があるとかないとかは、今のFマウントでも同じことだ。もっと明るくとかいった特殊な用途には、それこそ桁違いにレンズが豊富なFマウントの出番だろうし。
 まあなにより、古いと言われようがなんだろうが、GH2の小ぶりだが、いかにもなカメラ然とした面構えに惹かれたのだ。山椒は小粒でもぴりりと辛くあってほしい。さらに、タッチインタフェースにも興味あり。というわけで、GH2に決定。値段を調べたら安いところはあったが、\2000円しか変わらなかったので納期の確実なアマゾン様においてポチッた。土曜着の予定だ。

2011年02月16日(水曜日)

遂にマイクロフォーサーズに            いっちゃおうかな?

23時16分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 以前からフォーサーズを気にはしていた。
 普通にカメラな人々のように、歩きや車での移動ならば、少々重い機材でも頑張って持ち運ぶのだろう。しかし自転車移動主体の拙者は、軽ければ軽いほどいい。しかし、時にカワセミや菜の花や富士山と戦わねばならぬ。それはコンデジでカバーと考えてきたが、やはり一眼に比べると限界が低い。色んな小技を使う場合はともかく、暗い、動きのある、遠いといった被写体を相手にするには、より撮像素子の大きいカメラが大いに有用だ。
 そこで、ニコンAPS-C機よりコンパクトにできるフォーサーズに目が行った。しかし、まだミラーレス機が無かった頃だ。当時主力だったE-420辺りの軽さは魅力的だったものの、この機種には防振機構が無く、それがある上位機はより重くて、D40辺りの軽量APS-C機に対して大きなアドバンテージがあるとも感じられなかった。筋は良さそうだが、もう一歩という印象。
 マイクロフォーサーズ機が出た時も同様で、最初がパナソニックのG1だったせいで、それほど劇的に軽量コンパクトになったとの印象は無かった。しかし、この機械のEVFはかなり出来が良くて、ファインダーの未来はEVFの方に分があると感じたのも事実だった。
 その後、気がついたらFマウントのレンズが揃っていたこともあり、またコンデジのGX200、SX10がかなり高機能だったこともあって、フォーサーズは視界から遠ざかっていた。
 しかし、マイクロフォーサーズ機の第2、第3世代が登場。E-P系のコンパクトボディが気になる。いくつか出たパンケーキレンズと組み合わせると、すこぶる可搬性が高い。しかも、レンズを変えれば、様々な状況に対応できる。評判も悪くない。超広角域のレンズと、暗所性能くらいがビハインドだろうか。
 決定的だったのは、先週の夕食会で、パナソニックのGH2で撮った動画を見たことだ。撮影者がその筋の人だったということもあるが、僕には従来のプロ用ビデオでの映像*1と、差を見いだせないくらいだった。静止画像でも結構難しい虹を、くっきりと撮れていたのが印象的だった。また持ち主のmiki氏がカメラを褒めていたこと、斯界でもこのカメラが流行っているらしい事にピンと来た。どうも、GH2は本当によく出来たカメラらしい。少なくとも、このカメラ自体は。気がつくと、HD画質のビデオが広まり、中でもマイクロフォーサーズ機は、方式的に得意としている状況だ。
 ちょうど、SX10とGX200も購入後2~3年が経ち、後継機が欲しいと思っていたのだ。SX10の後継はSX30だろう。24~840の超広域ズームは魅力的。だが、SX10を旅行に使うに当たって最大の魅力だった乾電池駆動は、とうとう放棄された。そもそも、コンデジとしては最大級のカメラだし、E-PL2に軽いレンズを付けることを考えると、重量では逆転してしまうのだ。
 一方、GX200の後継は、恐らくはCX系かGXRだろう。でもCXはピンと来ないし、GXRはまだコンセプトが熟成されてないと思う*2。そもそも、GX200はコンパクトな超広角機という位置なので、別に買い換える必要もない。
 結局、旅行用や自転車移動で使うには軽い方が良く、D90の補助に持ち歩いても苦にならないマイクロフォーサーズは魅力的だということだ。それに、キヤノンやニコンも当然ミラーレースを出すだろうし、Sonyは既にAPS-Cでのミラーレス機をだしてはいるが、モノになるまでまだ何年か掛かるだろう。もうモノになっているフォーサーズに手を出す好機だ。
 そういうわけで、買うぞ。決めた。3月にウサギを撮りまくるのだ*3
 問題は、miki氏が持っていたプロっぽい形状のGH2を買うのか、軽量さと簡易さを取ってE-PL2を買うのか、だ。完全にフォーサーズ系に乗り換えるのなら、どちらも、もアリだ。でもAPS-C機は超広角域や高感度性能に分があるので、D90も残しておきたい。だから、まずはE-PL2かな。値段はGH2に14-140をセットした場合と、E-PL2にEVFと17mmパンケーキを着けた場合とで、ほぼ同等。しかしGH2はボディ側に防振機構が無く、防振機構ありのレンズじゃないと旨みがない。オリンパスなら、軽い防振機構なしのレンズを使える。トータルでは軽量化できそうだ。GH2に防振無しレンズでも、別に戦えるとは思うが、動画撮影時には差がつく気がする。
 まあ、後半日考えよう。

2011年02月15日(火曜日)

春の足音

23時46分 暮らし 天気:晴れ

 寒かった先週末の反動か、今日はそこそこ暖かな一日になった。朝のうちはそこら中に残っていた雪が、みるみるうちに消えてゆく。
 帰り道、スーパーに寄ったら、菜の花が売られていたので買って帰る。お浸しにした。ほろ苦さに食が進む。
 このまま暖かくなってくれたらいいのだが、今冬はまだ波乱がありそうな予感。

2011年02月14日(月曜日)

再び降雪す

23時09分 暮らし 天気:くもりのち雪

 連休明けの月曜日は気力が低空飛行気味だ。おかしいな、涵養されたはずの気力は、この世のどこに消えたのだ。
 ともあれ、午前中は先週の残務を片付けつつ、昼から今週分の仕事に手を着けた。久しぶりにマシン室に上がる。
 マシン室で作業しつつ、外を見る。夕方に雨が降り始めていた。なんとも寒々しい雰囲気だ。しばらく残業していたが、雪が降るという予報に帰宅することにした。
 社屋を出ると、雨は既にそのまま凍りついたような雪に変わっていた。帰宅して夕食を作りつつ外を見ると、雪は本降りになっている。瞬く間に積もってゆく。先週末のそれより激しい。
 雪が通行を止め、音を消すので、非常に静かだ。殊に、真夜中の深々とした静けさは代えがたい。代えがたいが、明朝の事を考えると気が重い。この分では凍結するだろうな。

2011年02月13日(日曜日)

カワセミと再戦す

20時07分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:ありがたや、暖かな晴れ日

 今日は晴れ上がったいい天気。この2日の、骨まで冷えそうな悪天とはエライ違いだ。
 昼過ぎ、Bromptonにて境川遊水地に出撃する。もちろん、かのテレコンの威力を試すためだ。
 遊水池のグラウンド、カワセミ出没ポイントに着く。こんな明るい時間に来たのは久しぶりだ。
 早速、遠くにうずくまっている鳥を対象に、シグマAPO70-300×ケンコーテレコン2.0xを試してみる。像が劣化しているようには見えない。しかし文字通りに紙のような被写界深度で、AFがほとんどアテにならない。まして、ブッシュに潜む小鳥を追うには邪魔になるだけだ。なので、フォーカスはマニュアルでやるしか無い。幸い、APO70-300のマニュアルフォーカスは、鏡筒回転式なので軽く、分かりやすい。フィルタを使いにくいのは確かだろうが。
 さて、カワセミは何処。居た、ブッシュに見え隠れしている。
 しばらく観測しているが、前回とは微妙に行動パターンが変わっている気がした。前回は寒い曇り空、今日は暖かな晴空という違いもあるのだろう。
 グラウンドの小池に寄り付かないので困っていたら、また急に小池の方に飛んで来るので大慌てだ。どのみち、遊水池側には完全な逆光なので、綺麗に撮るチャンスは小池の方にしか無い。ということで、小池の方に三脚を据えていた。
 すると、ある瞬間に、カワセミが思いも拠らない行動を取った。遊水池と小池をつなぐ水路の斜面、立っている位置から2mも無い位置に止まったのだ。ちょうど、三脚を小池に据えてしまったので、こいつを撮るには小池から2m程の堤をよじ登ってこねばならない。カワセミはすぐに飛んでいってしまったが、見ているとまたやってくる。慌てて三脚を持ってきて撮ったのが、この超接写だが逆光の一枚。APO70-300はマクロが効くので助かる。ピントが甘いのは、単純なピンぼけじゃなくて、おそらくは手ぶれだろう。というのも、レリーズを忘れてしまい、直接シャッタボタンを押さざるを得なかったからだ。一緒に持っていたGX200での状況写真がこれ。カワセミは日向ぼっこがてら、水路の餌を見張っている。町田駅周辺で待ち構えているカメラ爺様たちなら、このチャンスをモノに出来たのだろうが。
 その後は、カワセミがえらい遠出をすることが見て取れ、なかなかチャンスをくれない。仕方ないので、足元に迫ったたぶんサギの一種を相手に、カメラのセッティングを詰める。手ぶれするのはシャッタースピードが遅すぎるからだろう。そこで、ISO感度を1600まで上げて、F値も下げて明るく、速いシャッターを切れるようにした。1/1250程度。これなら。
 チャンスが巡ってきた。順光側、小池の手すりに止まったのだ。堤の上、10m位から狙う。前回のそれとほぼ同位置だが、もう少し寄れている気がする。セッティングが決まったので、ピントはビシッと出てくれた。楽しい。被写体が近く見えるからか、テレコン無しの場合よりもピントを出しやすい気がする。
 次に思いついたのが、手持ちでどこまで行けるかということだった。三脚に載せたままでは機動性が劣る。防振機構を持たない、さして明るくないレンズで、どこまで戦えるだろうか。
 手持ちで、ブッシュに潜むカワセミを撮ってみた。意外に行ける。ただ、充分明るかったからだろうし、窒息死しかねないくらい息を詰めねばならなかったが。
 また小池の方に飛んできたので、手持ちで7~8mまで寄って一枚。前から見ると、変な形してるな、こいつは。
 暗くなってきて、撮影に厳しくなってきたので撤収する。また来週会おうぞ*1。最後に、傾いてきた夕陽を撮る。これはGX200で。今日は曇が無さ過ぎ。
 一度、南端まで走り、北上して帰宅。途中、頭上の月を狙ってみた。これは今日最大の驚きかもしれない。防振なしでも、ISO感度を上げてやると、手持ちで月を撮れるのだな。

2011年02月12日(土曜日)

某所での宴に参加

23時55分 暮らし 天気:冷たい雨

 宴というか、夕食会だったが。M女史転職祝いということだ。
 午前中にでも隙があれば走りたいと思っていたのだが、まだ雪がちらついている。路面も凍っている。諦める。
 午後、調布方面に出撃。しかし、東京都西部は、横浜市西部からは、非常にアクセスしづらい場所だ。3回の乗り換えを経て、首尾よく最寄り駅に。ホストのM氏に出迎えてもらう。同駅にてP女史、主賓のM女史、ホストとは別のM氏が合流し、ホスト宅に向かう。妻君のA女史に出迎えていただいた。さらに自走で*1また別のM氏が合流して……と、表記が物凄くややこしくなってしまうのはなぜだ。みんなマ行使い過ぎ*2
 夕食会は楽しいものでありました。あまり魚類を食べない人なので、お魚が食卓に上るのは嬉しい。
 美味しい料理を頂きながら、よもやま話に花が咲く。自走で来たmiki氏と意外に趣味が合う。もっとも、あちらが貪欲に嗜好を広げている中で、たまたま拙者の狭い嗜好と一致する部分があったというだけだろうが。またmame氏との熱い語りも楽しい。
 主賓のみはる女史の生活態度に、ものすごい勢いで指導が入るのが可笑しい。まあ、みんな心配しているだけなのだろう。
 poco女史のロード*3を拝めなかったのは残念だが、ホストのAsako女史の新車を拝めたからヨシとしよう。夫君のmaki氏との生活ぶりも聞けて面白かった。
 最後はお茶を何杯もお替わりしながら、mame氏が買ってきてくださったお菓子で締め。終電の時間が迫っていたので、心残りながら退去させていただいた。ごちそうさまでした*4
 さて、ここからが大冒険。行きとは別の経路で帰らねばならない時刻だ。乗り換え5回。うんざりしながら帰宅。湘南~府中縦貫鉄道とかできんものか。
 最寄り駅の立場に着くと、寒気に路面が凍ってつるつるだった。今日、一番身の危険を感じつつ、無事帰宅。
 また遊んでやってください。

2011年02月11日(金曜日)

寒波にひきこもる

23時18分 暮らし 天気:寒い雪

 来たよ来たよ、寒波きたよ。どうせ来るならカンパニョーロの方がいいのにな(タダなら)。
 朝から急激に冷え込んできて、昼前には雪が降り始めていた。そして夕方までにはかなり積もり始めていた。出かけたくないなあ。でも、ちょうど食料が乏しくなっている。スーパーまで歩いて、買い物をした。しかし、それが唯一の外出だった。
 部屋にいる間は、外出しないどころか、炬燵にほぼ一体化されていた。気温が下がるとなにか精神に影響があるのか、あるいは降り続く雪が静けさをもたらすからか、やたら眠い。
 かくして、3連休初日はなんら意味あることを残すこと無く、過ぎてしまったのであった。

2011年02月10日(木曜日)

明日から3連休ではありますが

23時55分 暮らし 天気:くもりみたいな

 雪の予報。こりゃ、一日プチこもりの憂き目に遭うやも知れず。まあそれならそれで、自転車の組立や、俺の部屋打通作戦の再開を試みるか(試みるだけなんかい)。
 そういう目論見があったので、昨夜遅くから、趣味部屋*1の打通作戦を実施し、積み上がっていたダンボールを一気に捨てた。これでやっと、部屋奥のUbuntuサーバ機にアクセスできるようになった。別にアクセスできなくとも、なんら手間かかること無く黙って働く好漢だが*2
 これでようやく、新馬車馬ロードの艤装に取り掛かれる。

2011年02月09日(水曜日)

シグマ70-300にケンコーのテレコンを装着&GX200でEye-Fi

23時41分 デジタルカメラ 天気:くもり時々雨

 夜、南米密林大河方面から着荷する。モノはケンコーの2倍ワイコン、PRO300DGXだった。これでカワセミと戦うのだ。
 早速、シグマのAPO70-300に適用してみた。子どもが泣きそうな禍々しさになった。これでフードを着けた日にゃ*1。望遠端ではこのサイズなので、振り回すのは大変だろう。
 室内で試写してみる。室内だから直ぐ目の前にしか被写体が無いのだが、この70-300は望遠マクロレンズなので、目の前1.5mでも焦点が出る。AFだとかなり迷う傾向がある。結局合焦しないことが多いのだが、対象が暗い室内のモノだったことと、どうしても手ぶれがひどいことを割り引かねばならない。真価は、明るい室外で問う事になるだろう。
 もう一つ、気になっていた課題に手を着けた。D90とPowershot SX10では、Eye-Fiを使ってその場でアップロードが実現できている。しかし、GX200では使えていない。以前試したとき、なぜか認識しなかったからだ。カードを入れて数十秒間、まるでカメラがハグアップしたような状態になるのだ。しかし、今日なんとなく思いついて、ネットで調べたところ、いくつかの方法が提示されていた。
 一つ目。まずEye-Fiを入れた状態でGX200の電源を入れると、上に書いたようにしばらくハングアップしたような状態になる。そこで一度電源を切り、すぐに入れ直すと、使えるようになるというのだ。やってみると、確かに使える。だが、なんとも制限が多い方法だし、同じことをやっても認識されない場合があるなど、相当に不安定だ。
 二つ目。不要なファイル群を消す。特にautorun.infなど、システムや画像ファイルに関わりない部分を消すといいという。これは最初、うまく行かなかった。しかし、ちょっとしたヒントがあった。作業中、全ての画像ファイルを消したのだが、にも関わらず『表示できないファイルがある』という表示が出るのだ。もしかしたら、GX200が誤認識してしまう何らかのファイルがあるのかも知れない。そこで、さらに"StartHere"フォルダもバッサリ消し、他のカメラ用に作られているフォルダも空にしたところ、スパッと認識出来るようになった。まだ短時間しか試してないが、これで行けるならGX200を使う機会も、また増えるだろう。最近使ってなかったのは、Eye-Fiで使えないからというのが大きかったのだから。

2011年02月08日(火曜日)

そうだ、テレコンだ

21時16分 デジタルカメラ 天気:くもり

 アマゾン様でE-PL2やレンズ、そして*1コンバータをカートに入れ、さて精算するぞというところまで進めた。ところが、その時になって最後の可能性に思い当たった。テレコンバージョンレンズだ。
 調べてみると、ケンコーのテレプラスシリーズが評判いいようだ。特に超望遠域の300mmに最適化した、PRO300シリーズは、広角域での使用に制限がつくものの、お目当ての望遠域では良好な使用感だという。使いたいのは望遠域だし、例えば18-200mmにこれをつけっぱなしにするとも思えないので、このシリーズに決め。倍率は、1.4xなら無理が少ないかとも思ったが、どうせならと思って2xを買ってみた。使いたいのはまさに70-300の望遠端なので、PRO300の想定した使い方だ。
 17k\のレンズに20k\弱のコンバータを付けるというのは腑に落ちない点もあるが、まあシグマのAPO70-300がむしろ安すぎるのだ。

2011年02月07日(月曜日)

超望遠域をどう料理するか

23時06分 デジタルカメラ 天気:晴れ(霞多し)

 日曜日に、境川で翡翠と戯れて、超望遠レンズが欲しくなった。
 しかし、500mmくらいのレンズは高い。シグマ、タムロンからは150~500mm程度の8~9万円弱で手ぶれ防止までついたモデルが出ているが、使用頻度を考えると躊躇する。18-200とこのクラスと2本で、ほぼなんでも撮れるというのは魅力ではあるが。
 安くとなると、KENKOから出ているどこぞのOEMと思しきミラーレンズも視界に入ってくる。500mm/F6.3のモデルでも2万円強。まあ手を出せそうだ。しかし、AFできないのはともかく、露出までとマニュアルとなると、これは遭遇戦では厳しそうだ。
 しかし、なにも専用レンズに拘ることはあるまい。世の中にはデジスコという手もある。これは普通の天体望遠鏡やネイチャースコープとカメラを組み合わせる手法だ。幸い、愛用のBORG100EDに関しては、数多くのデジスコ用パーツが出ている。しかし、さすがにこのクラスの望遠鏡を持ち運ぶのは躊躇する。振り回すのも大変だし、そもそも三脚にしっかりしたものが必要になる。つまり、重い。自転車で移動することを考えると、これはつらい。
 しかし、レンズ一本に*19万出すなら、と思って、Powershot SX30の価格を調べたら、4万円を切っている。しかもアマゾン。これはヤバイ、ってか決まりか。だって、24mm相当から実に840mm相当までカバーできて、手ぶれ防止が強力に効いて、しかもオールインワンだ。旅行用にも持ち出せる。よし、と、カートに入れて、清算ボタンを押しかけた*2
 が、最後の最後に、ふと思いついたことがある。望遠で有利なフォーサーズ系なら、超望遠域でも軽く出来るのでは。
 そう思って調べたら、オリンパスから55-300という設定のレンズが出ている。しかも34k\弱で。評判も悪くない。これなら、35mm換算だと600mmまでだ。ボディをオリンパスのE-PL2として、パンケーキセットだと80k\強。これに出来の良さそうな外付けEVF、VF-221k\を組み合わせるとすると、締めて140k\程度か。うむ、悪くない。悪くないぞ。なんといっても、軽いのがいい。PL2用に広域ズームが欲しくなったら、同じくオリンパスの14-150が待っている。28-300mm相当で、300g弱と、APS-C機では考えられないくらい軽い。
 いずれ、キヤノンもニコンもミラーレスを出すだろうから、既に熟成が進んでいるマイクロフォーサーズに走る好機ではなかろうか。なにせ、14-150と組み合わせても、Powershot SX30と変わらない重さだから。
 というわけで、大間からマグロ釣りに出かけたのに、気がついたらコモロ諸島でシーラカンスを追いかけていたような話だった。

2011年02月06日(日曜日)

境川で翡翠と遭遇戦

19時31分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ(雲量大)のち夜に雨

 暖かな日。だが僕は不調。なんだか目が腫れてきて、痛いのだ。花粉症にしては重いな。もしかしたら、火山灰か?(霧島の)
 ともあれ、天気予報を見ながらぐずぐずしていたが、夕刻から雨かもという予報に、重い腰を上げた。早めに外出しよう。なら、明るいうちに、境川遊水地の鳥を撮ろうではないか。
 ポケロケを境川に走らせ、ちゃんと3脚を設定し、D90に70-300mmを載せた。
 しかし、鳥がいない。みんな出かけているのか。暖かな日なので、遠出したのかもしれない。いつもはデコイのように、身動ぎもしないで群れているものだが。
 途方にくれつつ水面を眺めていた時だった。チチッチッ、という特徴的な鳴き声を耳にしたのだ。これは。目を凝らして探すと……、いた、翡翠だ。冬枯れの中では目立つな、こやつは。
 しばらく、藪の中に見え隠れしていたが、やがて不意にこちらに飛んでくるではないか。境川遊水地は、多目的グラウンドと隣接している。そのグラウンドの一角にまで水路が引かれ、円形の小さな池がある。翡翠はそこまで飛んできて、手すりに止まった。しばらく望遠で撮りまくり、そうっと近づこうとしたら、プイッとばかりに水面にダイブし、また遊水地の藪に飛び込んだ。どうやら、藪とこの円形の池とを行ったり来たりしながら、餌を漁っているようだ。なら、パターンを読めば近づけるのでは。
 そうやって円形池の近くに張って撮ったのがこの翡翠。近づきすぎると行動ルートを変えてしまうので、これが限界だった。300mm*1ではこれが精一杯だった。暗かったので、ピントもイマイチ甘い。しかし、こうしてみると綺麗な鳥だな。
 さらに暗くなってきたので、翡翠は諦め、G'z Type-Xでちらりと垣間見えた夕陽を撮って帰宅した。
 翡翠の写真に写っている手すりが白く汚れているのは、翡翠の糞がついたものだ。これをみるに、こいつはここに居着いている。来週の再戦を誓った。やっぱり500mmくらいのが欲しくなってきた。そうそう使わないので安いのでいいんだけど、さすがにこのクラスになると高いなあ。

2011年02月05日(土曜日)

IDEOS単体でEye-Fiデータを中継する

20時29分 デジタルギミック , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ(雲量大)

 デジカメ(Eye-Fi)~Android機間のデータ送信は、Fe-Fiというアプリを使うことで実現できてはいる。しかし、この接続のためには、現状同じWifiルータにつながっている必要があり、b-mobileのWifiルータが必要だ。しかし、IDEOSにはWifiルータモードがある。これを使えば、他のルータを噛まさず、単体で受信できるのではなかろうか?
 そう思って設定してやる。単にIDEOS上でFe-Fiを使える状態にして、IDEOSをWifiルータモードにしてやることだ。これだけで、デジカメ(Eye-Fi)~IDEOS~3G網*1の中継が実現できた。これのおいしいところは、イーモバイルの網に制限が少ない点だ。おかげで、b-mobileやインターコミュニケーションズなのどのドコモMVNO網を使う場合より、写真データの送達がスムーズに完了する。ドコモMVNO業者はいずれも制限がきつく、特に大サイズのデータの送信時に、途中から制限が掛かって、カタログ値ほどの速度で送信できない場合が多いのだ。これはカタログに明記されていることだから仕方ない。でもイーモバイル網なら、今のところそうした制限は無い。
 Fe-Fiの設定にかまけていたら、夕方になってしまった。境川にMR-4F改を向けた。
 MR-4Fには、今年乗るのは初めてだ。最近はポケロケとBromptonばかりだったから。どちらも便利すぎるので、他の自転車の出番が少なくなる。
 境川遊水地にて夕日を待つ。が、雲が多くてはっきりと見えない。ちょうど厚木に向かうのだろう軍用機が過ぎっていったので、SX10で撮る。ほぼ同一の写真を、さっき作り上げたルートで、IDEOSで受信して縮小、Twitter(twitpic)という風に送信した。やはりAndroid機の内蔵カメラや、携帯電話のそれで撮るよりも、レンズ性能で絵の差が出てくるものだな。雲の細かな陰影が残っている気がする。一番いいのは、コンデジにAndroid機が載ってしまうことだが、多分そういうコンセプトの機械の開発も、この世のどこかで進行していることだろう。
 帰宅して、ふと思いついて、Defyに小細工する。IDEOSの無線ルータモードは、Android2.2で載ったWifi Tetherモードを利用したに過ぎない。Defyでも利用可能だ。Android2.1でもWifi Tetheringの仕組みは持っている。そこで、root権限は必要だが、2.1でも使えるWifiルータ化アプリを載せると、同じことがDefyでも実現できた。間にWifiルータを噛ますことなく、これ一つで完結するという意味で便利だ。しかし、U300では画像ファイルのアップロードに時間が掛かってしまうので、やはりIDEOSでやるのが一番便利だ。
 同じことはIS01でも可能だが、こちらは3G回線を封止して使う機会は無い。
 しかし、頑張って使えるようにしたが、Eye-Fi自体がダイレクトモードをサポートしたら、意味なくなるんだよな。まあそれまでの優位。

2011年02月04日(金曜日)

おでん建造

22時50分 暮らし 天気:晴れ

 久しぶりにおでんを建立する。先に大根とこんにゃくを下茹でして、後は材料を放り込んで行くだけなので楽なのだ。しかし今日の場合、ジャガイモ(メークイン)を煮すぎて破砕してしまった。メークインといえども、煮すぎるとどうしようもないな。ほろぼろと崩れるジャガイモを取り出して今日始末し、無事だった部分は明日に。明後日、明々後日の分は、また別にジャガイモを調理しなければ。

2011年02月03日(木曜日)

主クライアント機のハラワタ入れ換え

23時13分 暮らし , コンピュータ 天気:晴れ

 冬になり、例年通り使うパソコンはコタツ上のノートPCばかりになっている。いい機会なので、主力機の中身を入れ換えたい。
 不満は、メモリの少なさと、内蔵DVDドライブが故障していること。メモリは4GB載ってれば十分だと思っていたが、とんでもない。ブラウザに画像処理、さらにはテレビ視聴が重なると、あっという間に枯渇してしまう。特にテレビ視聴は、BuffaroのDT-H55U2W付属のソフトが悪いのか、単にWindows7のファイルキャッシュがお馬鹿なのか、メモリを物凄い勢いで食う。ソフトではなくて、画像ファイルのキャッシングに2GBほども食っている感じだ。
 これらをなんとかしようと思い、新しいハードを発注した。モノは2TBのHDD*1、DDR3(1333MHz)メモリ4GBを2枚、USB接続のBruRayドライブ、BIOSTARのTA880GB+、ONKYOのSE-90PCI。MBはSATAとUSBのポートがたくさんあるのが欲しかったので。最後のはONKYOのPCI接続サウンドボード。これらに加え、在庫品のINTEL40GBSSDを使って、中身はSDD+HDD、皿回しは外付けにして追い出す構成にする。僕の経験で、PCでもっとも故障率の高い部品は光学ディスクドライブなので、これはもう追い出して、外付けにして使いまわすつもりだ。これでも、インストールメディアとして問題なく使えるのだから、困ることは無いはずだ。
 問題は、部品が届いても、今まさにテレビ視聴ソフトが抱えているデータを一掃しないと、入れ換えに着手できない点だ。先にBruRayドライブに番組を追い出しておこうと思う。あまり保存したい番組は無いが。

2011年02月02日(水曜日)

やっと快方に向かい、旅行の検討をする

23時16分 暮らし , 天気:晴れ

 消炎剤が効いたのか、日が高くなる頃にはやっと胸の痛みが治まってきた。嫌な感じの痰も減る。しかし微熱が続いていて、奥歯が虫歯でもないのに痛む。さすがに明日には出社しないと、と思いつつ、しんどいので思いやられる。
 さて、そろそろ五月旅行の検討をせねば。隔年くらいでツールド国東に参加してきて、今年もどうしようと思っていた。でも、今年は連休中に家族旅行に行こうという話があるので、見送ることにしよう。でも、2泊3日くらいで出かけたい気もする。実家での旅行とは別にしたい。北方に向かうか、近場でプチ旅行にするか。
 寝る頃には喉の痛みも退いたので、明日は出勤できそうだ。

2011年02月01日(火曜日)

半死半生になりつつ、IDEOSのファームウェアを焼く

23時41分 暮らし , インターネット , デジタルギミック 天気:晴れ

 寝たり起きたり。微熱が退かず、胸が焼ける感じがしたので、会社を休んで医者にかかる。しつこくインフルエンザじゃないかと聞くと、実は昨日の時点で簡易検査を掛けていて、ウィルスは未検出だったそうな。ただ、キットは誤検知が多いので、症状が重くなるようなら再検査しようという事に。所見は相変わらず風邪。しかし器官に炎症が認められるので、消炎剤を出してくれた。これを飲んで寝る、寝る、寝る。
 夜になってもしんどいままなのだが、いい加減寝るのに飽きてきたので、起きてコタツでうだうだする。
 時間があるので、IDEOSに手を加えよう。以前、IDEOSにU300simとインターコミュニケーションズsimを試してみたことがあったのだが、認識はしているようだが*1、通信は出来ないという結果だった。これは既にあちこちで報告されている結果を確認しただけだ。買ったIDEOSは香港版だが、ファームウェアバージョンが旧いのか、ローカライズの結果なのか、ドコモsimを使えないらしい。しかし、Italy T-Mobile版ファームなら通信まで可能とのことで、以前に既に確保してあった。その後にHuaweiのサイトからは伊版は消えたので、危ういタイミングだった。
 さて、この伊版ファームを適用する。簡単な作業だが、設定がばっさりと消えるので、設定作業はかなりやり直すことになる。正規にマーケットから落とせるアプリは自動的にインストールされるのだが、それが出来ないものは手動で適用しておくしかない。しかし、PCの再インストールに比べたら、遥かに楽だな。
 一通りの適用が終わった後、インターコミュニケーションズsimを使ってみた。今度はちゃんと通信まで可能だ。しかし、この機械でドコモ系simを使うことは無いだろう。緊急事態にはありがたいが。