Strange Days

2011年08月31日(水曜日)

ゲリラ豪雨にやられる

20時53分 自転車 天気:くもりたまに豪雨

 今日は雨の予報。だったのだが、たまにポツポツ降る程度で、路面がびしょ濡れというわけでもない。まあ、どうせBromptonの整備するつもりだし、と、整備前の汚れたBromptonを持ち出すことにした。それが良かったのかどうか。
 実は、前回の雨中走行で、前輪をパンクしていた。翌日になって空気が抜けているのに気づいたので、おそらくピンホールが開いたんじゃないかと思っていた。チューブを調べると、確かに小さく、鋭い小穴が開いている。タイヤの方を見ると、金属の削り滓と思しき金属片が刺さり、その鋭利に尖った微小な先端が、チューブの方に突き出していた。なら修理は簡単とおもいきや、シュワルベのチューブにはメーカー名等を余計なエンボス処理しており、穴がその脇に開いている。パッチを当てても、隙間ができるので、綺麗に塞がりきるかわからない。大きいパッチを当てると、なんとかふさがってように見えたが、不安だ。まあ予備パッチはあるさ。とりあえず、走りだした。
 境川を下る。このところロード系ばかり乗っていたので、Bromptonの重量がありありと分かってしまう。でもまあ、遅いのは遅いなりに安定するのがいいところ。
 南端で折り返し、北上する。途中で、東にが立っているのを見た。夕刻の低い夕日が、垂れ込める雲の間を過る、その間だけ虹が見えていた。GH2では、目で見ているのにかなり近い像を得ることができる。
 西の空では、秋の到来を予感させる、どこか寂しげな空が広がっている。
 そこで、ふと北の方を見ると、なんだか烟っているように見える。これは、もしかして。などと身構える暇もなかった。ほんの15秒ほど後、いきなり雨がポツポツ来て、それからザーッと降り始めたのだ。ポツポツの段階で、慌ててカメラをバッグに仕舞い、レインカバーをかけてから、自分のポンチョを被る。その間にも、かなり雨脚は強まっていた。カメラは濡れることを免れたが、自分はそうも行かない。ひどくなる前にポンチョを被ったので、上半身は大丈夫なのだが、膝から下はどうしようもない。あっという間に、靴の中までガボガボと雨水で溢れ返ってしまう。久々にゲリラ豪雨にやられたな。慎重な性格なので、いつも雨雲レーダー画像をチェックして、用心していたのだが。今日は北方に弱そうなのがあったきりだったので、安心していた。
 救いは、乗っていたのがBromptonということだ。雨に強いし、ポンチョとの相性が最良なので、自転車を覆ってしまえば汚れも少ない。少し雨脚が弱まったところで走りだし、少し北上すると、もう雨雲を抜けだした。
 帰宅して、雨具と衣類を洗濯し、Bromptonを整備する。チェーンは、10速化の時についてきたシマノの8速用を使っていたのだが、9速用に付け替えた。イージーリンクの類を使いたかったので、在庫のシマノ77系チェーンを使った。これで掃除が楽になる。