やっと一仕事終わった気分だ。長かったな。しかし、積み残した事項が数多く、この次の一山が思いやられる。そろそろ鬱になりそう。
そういう気分を追い払うには、外で遊ぶのが一番だ。ようやく頭が目覚めてきた夕刻、境川に向かった。風は涼しい。
秋の夕陽は雲に身を隠したが、イスラム美術めいた幾何学的な雲の模様が、一層に浮き上がってくる。
ふと振り返ると、なにかが空へと突き抜けていったかのような、
天の穴が口を開けている。川沿いの複雑な風が見せる悪戯か。
今日の相棒は、久しぶりに
Master XL。ピナレロくんに比べて軽くないし、路面の衝撃もかなりくるのだが。路面状態がよく分かるくせに、それ程にきつくないというのが味噌かな。いい自転車だ。