Strange Days

2012年10月28日(日曜日)

ポケロケを強化(ある意味弱体化)する

22時52分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:雨

 今日は雨の予報。実際、朝からしょぼしょぼ降り始め、たまに上がるも常に地面は湿っているという按配。今日は自転車整備しましょう。
 引き出したのはポケロケ。これに取り付ける新兵器が、スギノの最新型ロードクランク。これ、2枚用なのだが、インナーがなんと30Tだ。どういうカラクリかというと、何のことはない、普通のPCD110な穴の他、74の穴も穿孔されている。結果、PCD110のアウター+インナーという普通の組み合わせの他、PCD110のアウター+PCD74のインナーという組み合わせが可能になる。PCD74はスギノから専用品が出ていて、32Tと30Tが選べる。シマノの現用56系105の前3枚も、インナーは同PCDだから流用可能。さらに、PCD74はシマノのちょっと古いMTB用大歯数ギアのインナーと同じなので、こっちも流用可能だ。というか、MR-4Rのクランクはまさに56系105の前3枚で、インナーにシマノMTB用26Tをはめている。これくらいまで来ると、重い荷物を積んでいても、激坂を難なく超えることが出来る。今回は、スギノが用意している46/30Tの組み合わせで行くことにした。20WOのポケロケでこれなら、MR-4Rの24WO+26Tと同じくらいの軽いギアを確保できるだろう。
 こんなにも軽いギアを欲したのは、GWの四国カルスト登攀で、重い荷物を積んだ状態では、34Tすら重いと思い知らされたからだ。ギリギリで回しきれなくなったので、随分疲労した。30Tにすると、ギリで回せたはずだ。この差は大きい。やはり、ツーリングでは、坂を登れるかどうかでギア比を決めなければならない。
 このクランクを、SRAM RED*1と交換。スギノのクランクは全金属製だが、少なくともカタログスペックではREDと大差ない軽さだ。
 今回、クランクの他、インフレータも取り付けた。バルビエリのNanoという、安くて小さいけど高圧まで入るインフレータを、トップチューブのボトルケージ台座に共締めした。これで、パッチはあるのにインフレータを忘れるという間抜けな事態にならないで済む。
 この構成で、早速来週末の南会津に望むことにしよう。まあ、荷物を背負わないだろうから、真価が発揮されるのは来年のGWかもしれないが。