Strange Days

2012年12月31日(月曜日)

終に大晦日がやってきた

23時55分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 あれ、気がついたら、インカ歴云々はどこに行っちまったんだ?
 ともあれ、今年も無事に*1乗り切りことができた。来年はもう少しだけ暇になるんじゃないかなあ*2
 気力はあまり回復してないが、締めの一日なので奮い起こして、自転車で終の日の入りを撮りに出かけた。カメラは、早速TG-1を持ちだして、試写するつもり。
 白っぽいピナレロくんに向ける。F2.0からとレンズが明るいというのもあるのだろうが、とにかく露出オーバー気味に撮ってしまう傾向があって、パッと見はいいのだがよく見ると白飛びしまくっていた。
 対面の学校。25mmからの超広角なので、メモ撮りには向いた画角だ。望遠端は100mm相当
 振り向いて、川沿いの風景明るく撮れるのはいいのだが、茶系がちょっと浮いてる傾向があるように思う。シャドウをちょっと持ち上げると落ち着いてくる。
 日が落ちてきた。受光素子の画素数は、μーTough6000とあまり差がないのだが、世代が大きく違うのと、画像処理エンジンが
大幅に強化されていることもあり、ずっと緻密な感じ。
 帰路、富士山を見かける。100mmでなんとか強風に襲われる白富士が見分けられるくらいだ。
 スーパーで海老天と蕎麦を買い、晦蕎麦を食って第9を聞いていたら、年が開けた。さて寝なければ。タフな正月になるぞ。

2012年12月30日(日曜日)

自分への誕生日プレゼント

22時21分 デジタルカメラ 天気:くもり

 (漠然と)頑張った自分への誕生日プレゼントとして、新しい全天候カメラを買った。既にオリンパスのμTough-6000を持ってはいるが、こいつはXDな記録素子、緩慢な動作速度など、あまり気に入ってなかった。特に、この世代まではUSB給電できない点が、いささか腹ただしい。
 新しいカメラは、このオリンパス全天候カメララインの最高峰、TG-1にした。記録素子がSD系に変わったこともそうだが、2.0とかなり明るいF、USB給電可能、明るくて細密な背面液晶など、ソソるスペックなカメラだ。
 今日、届いたのだが、まだ手元でボツボツといじくっている段階だ。レンズが明るいおかげで、室内でも手ブレが非常に少ない。写りはかなりシャープ。ただ、ズームの速度が、今まで持った全てのカメラの中でも、際立って遅い。なんでだろう。しかし、その御蔭で、狙った倍率に一発で持って行けるのも確かだ。USB給電も便利だが、ケーブルが独自のインタフェースなのが玉に瑕だ。汎用インタフェースに出来ないのは、低電流のUSBでは間に合わない必要量だからだろうか。
 レンズバリアはないが、ちょっと引っ込んだ位置にあるので、あまり気にしないで良さそうだ。
 この年末年始は、このカメラを持ってゆこうと思う。

2012年12月29日(土曜日)

真の仕事納め

20時15分 暮らし 天気:頭が凍りそう

 出社。誰も居ねえー!*1 おかげで、捗ること捗ること。平日2日休んで、救出する方が進むんじゃないか、この仕事。
 定時までやって、マシンの電源を落としまくってから帰宅。はあ、やっとしばらくホッと出来る。

2012年12月28日(金曜日)

!仕事納め

21時10分 暮らし 天気:晴れ

 仕事納めということで、定時後は酒盛りが始まる。しかも俺の咳のすぐ横で。ムカつく(w
 幸いにして、最近の納会はすっかりしょぼくなってしまい、早々に解散された。僕はもう少し仕事を片付けて、帰宅。なにせ、どのみち明日も出勤だからにゃ。

2012年12月27日(木曜日)

自転車に乗れない日々

23時04分 暮らし 天気:くもり

 今週は疲労が溜まっているのと、寒くて乗る気に慣れないのとで、ジテツーしてない。そもそも、朝に丘を越える時に、低すぎる朝日が目に入って危ないというのもあるのだが。ジテツー出来ないと、色々溜まるものだ。
 今日も深夜帰宅。

2012年12月26日(水曜日)

年末進行にコロコロされそう

22時55分 暮らし 天気:寒い曇

 この仕事は、マジに殺意を秘めているぞ! 次第に削られてゆく人々、どこかに消える工数、湧いてくる確認項目。ここは地獄だぜ、へへへっへ。
 もう深く考えることはやめて、年内の仕事をこなすことに注力中。反省も何もなく、年は暮れてゆく。

2012年12月25日(火曜日)

自営クリスマスプレゼント

22時44分 デジタルカメラ 天気:寒いが晴れ

 (漫然と)頑張った自分にクリスマスプレゼントを届けてやった。オリンパスから出たカメラキャップレンズだ。まさにカメラキャップサイズで、機能もほぼそれ。Fをマクロ~無限遠に切り替えるレバーが、レンズ閉塞用も兼ねている。これをGF2につけると、もうパンケーキどころじゃない姿になる。持ち運び用に良いな。これと長い大ズームレンズも持ち歩いてさ。
 今日もお仕事なんで、試写の時間を取れない。

2012年12月24日(月曜日)

年末の奈良行3日目

22時53分 , レジャー , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れだが雪も舞う

 最終日は、奈良駅からあまり離れないでおこう。というのも、今日もあまり好天に恵まれそうにないからだ。昼過ぎには駅に戻らなければならない。ということで、平城京跡地近辺をうろつくことにした。
 平城京はどこじゃいなとばかりにうろつき、朱雀門にたどり着く。迷ったのは、この近辺が造成中で、車以外の侵入経路がわかりにくかったからだ。再建された朱雀門は、寒空の下ですっくと佇んでいる。
 鉄道の更に向こうに見える大極殿に出ようと、また迷走していたところ、平城京歴史館に行き当たる。時間はあるし、入ってみるか。中はなんてことのない歴史情報館で、館の前にある船*1にも立ち入れる。
 3Dシアターに入ると、大日本印刷作成の平城京再現3Dムービーが放映されている。なかなかの見もの。
 その終了後、彼奴のステージショーが催される。やつ、せんとくんだ! 感激のあまり、握手タイムにハグしてしまったぜ。只者ゆるキャラにはありえない、人を四五人殺ってそうな鋭利な迫力を秘めているぞ。
 平城京公園内は、まだまだまだまだ造成中なので、移動ルートがいまいちつかめない。反対側の大極殿まで自転車で出るにも、なんだか迷走を繰り返してしまう。太極殿は玉座も含めて再現されており、この寒空でなければじっくり見てゆきたかった。なにせ、吹き抜けだからなあ。
 一度、駅周辺に戻る途中で、ステーキバーに入って昼食。雪が結構舞っていたこともあり、しばし腰を落ち着けた。
 最後に、やはり最後に見ておきたいよねと、東大寺方面に向かう。そう、鹿を。じゃなくて、大仏を。こんなご時世なのに、中韓かららしい団体ばかりが目立つ。
 ホテルに戻って荷物を受け取り、奈良駅から京都に出て、新幹線で帰横した。今回もなぜだか充実した気分になれる旅行だった。

2012年12月23日(日曜日)

年末の奈良行2日目

21時31分 , 思考 , , 美術館 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雨時々止む

 今日は、前回回れなかった、明日香村周辺をうろつきたい。
 ホテルのしょぼい朝飯を食いつつ作戦会議。恐らくは、ホテル前*1の道を延々と南下すると、近鉄飛鳥駅まで出られそうだ。Bromptonを南下させていった。道は比較的広く、まあまあ走りやすい。下手にサイクリングロードを行くよりは楽だった。
 さて、ずっと南下してゆくと、地図上では橿原市に入った辺りで橿原神宮に出る。なんの予備知識も無かったのだが、要するに明治期の国家神道に置いて新設された、神武帝を祭神とする新しい神社らしい。正直、有り難みがないな。しかし、これもいい機会だと思い、立ち寄ることに。
 神社の前に、近くにある橿原歴史博物館に立ち寄った。遺跡の豊富な地故か、地味な佇まいの割に見応えのある博物館だった。
 橿原神宮の参道に回る。偶然にも、すぐ近くに滑りこんできた男性も、Bromptonでやってきていた。旅行にはいい自転車ですよね*2
 橿原神宮は、想像より豪奢ででかい神社だった。ここに見えている拝殿から、さらに本殿までの間はえらく離れている。むしろ遥拝殿の扱いだ。ちょっと、カミとのダイレクト感がない。
 橿原神宮から更に下ると、近鉄飛鳥駅。ここが今日の実質的なスタート地点だ。
 まずは高松塚古墳に向かう。古墳を取り囲む丘陵地を込みで公園化されており、高松塚古墳そのものは外形しか参観できない。別に古墳館があって、内部の状況などを知ることができる。
 高松塚歴史公園を離れ、次はと地図をまさぐってみると、どうもサイクリングコースが設定されているようにみえる。なので、その道を通ることにした。
 公園からやや北上し、こんもりした丘を越える道に入ると、鬼の俎があった。実態は、この近くにある*3鬼の雪隠と合わせて、一対の石棺を成していたようだ。こうした謂れのわからなくなった、しかし明らかに古墳の一部と思われる遺跡が多いのも、明日香村の楽しいところだ。
 一度丘を降り、車道と並走するような裏道にあるのが亀石。これも古墳関係なのだろうとは思うのだが、その用途が想像できない。呪術的な意味合いを持つ埋納品だったのか。
 お腹が減ってきた。橘寺近辺に出て、何の気なしに対面の川原寺に目を向けると、なにやら食事できそうな雰囲気だ。自転車を止めて、寺の脇手で鍋焼きうどんを頂く。雨もぱらつく寒い曇天だったので、この暖かさに生き返るようだった。
 その対岸にある橘寺には、やはり二面石という謎の遺構がある。亀石と同じ古墳関係なのだろうとは思うのだが。
 明日香に来たんだから、どうしても石舞台には行きたい。それほど離れてない場所にある、石舞台歴史公園に向かう。ちょっと雨がぱらついているのを気にしつつ、公園*4に入った。外から見ても中から見ても、明らかに古墳の玄室ですねという造りだ。しかし、たかが人一人を葬るのに、えらい手間だ。権力と富というものは、これを可能にする。
 この辺で雨が強まってきたので、石舞台歴史公園対面の売店で雨を凌ぐ。まあ、どうしても雨がやまなければ、雨具を着て最寄り駅まで走るだけだ。しかし、その前にせめてアレは見たい。雨が上がればいいが。
 そういう願いが通じたのか、濃い雨雲は通過していった。よし、アレを見にゆこう。
 さらに北に続くサイクリングコースに沿って走る。案内表示を拾いながら小公園に至り、山中に分け入ると、あった。酒船石だ。手塚治虫だ! 三つ目がとおるだ! これも、いやこれこそが極めつけに謎の遺構だ。写楽保介が説いたような、薬石混合台という説は無さ気だが、丘の下から発掘された亀型石造物の存在と考え合わせるに、なんらかの流体を扱う場だったという予想は成り立ちそうだ。実際、亀形石造物の方は、どう言い繕いようもなく水盤だ。
 次に見たいのは、飛鳥寺。その辺に向かう途中で、異界への入り口のような光景に出会う。
 更に北上すると、これも押さえておきたい古刹、飛鳥寺に行き当たる。本尊の飛鳥大仏は、その創建当時から動座していない希少な飛鳥仏だという。脇侍のうちの阿弥陀如来像も重文であり、残る釈迦牟尼仏とともに、この三尊は撮影自由らしい*5。ありがたくカメラに収める。
 この寺を突き抜けて、少し歩いたところに、蘇我入鹿首塚がある。なんの説明もなく、中途半端に造成中の場所にぽつねんと置かれ、いささか戸惑った。
 まだ雨の気配が残る中、最後に飛鳥情報館に立ち寄る。ここでは、この近くにある山田寺の遺構に関する展示がされていた。しかしまあ、古寺古刹に古墳だらけの土地だな。
  JRの桜井駅まで走り、輪行でホテルに戻った。食事は、なんだか鰻欲が最強に強まっていたので、三条通のうなぎ屋に入る。しかし炊いたご飯はあまり欲しくない。なので、鰻雑炊という変化球を取った。卵を絡めた鰻の雑炊がうまい。
 明日は平城京跡には行きたいものだ。

2012年12月22日(土曜日)

年末の奈良行初日

22時04分

 雨の朝だった。雨は広範囲に及び、近畿も湿っぽそうな天気。まあ、覚悟を固めてゆくしか無い。
 駅までBromptonで自走する。幸いにして、濡れるほどには降ってない。新幹線で京都に向かい、乗り継いだ在来線で奈良に到着した。
 奈良の街は、ちょいと雨に烟って居る。ホテルは、駅前のスーパーホテルに取っていたので、まずは自転車と、余計な荷物を預けた。
 ちょうど昼時だったので、三条通りの入口に近いCoCo壱番屋でスープカレーを食いながら、作戦会議。Nexus7は、こういう用途には絶好だ。
 とはいえ、大して考えなきゃならないことがあるわけもない。今日は興福寺界隈をうろつくだけで終わりだろう。東大寺方面まで足を伸ばせるかどうかってくらいで。
 店を出て、興福寺まで歩いてゆく途中、近鉄奈良駅前の商店街で、お寺チックな教会を発見。景観配慮型、なのか?
 三条通を登り切って、興福寺の南西にある三重塔から攻め始めた。この仏塔は五重塔ほどに派手ではないが、より古い分だけの重みのようなものを感じる。
 そのまま北に向かうと、北円堂。ここは一般公開されてなさそうなのだが、拝観可能な時期はあるのかな。
 こちらは賑やかな南円堂
 興福寺で一番目立つ五重塔。ここは夜に入るとライトアップされるので、後で寄ろう。
 興福寺国宝館に入る。相変わらず、時空を圧縮したような、重い空間だ。謂れのよく分からない仏が多いのもソソるものだ。
 外は湿っぽいが、傘を差す必要はないのは有難い。国立博物館までてくてく歩く。
 国立博物館は、春日大社にまつわる催事があった。しかし仏像館のヘビーさにお腹いっぱい。地下スペースでの休憩をはさみつつ、結構な時間を過ごした。
 そろそろと暗くなってきた頃に、なんとか東大寺まで歩いた。どのみち、二月堂で夕陽なんて無理だから、大仏殿を拝んで踵を返す。
 帰路、あちこちの建物がライトアップされている。国立博物館の付属棟も、なにやら荘厳な佇まいを見せている。しかし、やはり大物の興福寺五重塔が、青白い明かりの中に凄みある佇まいを見せている。
 ホテルに戻り、夕食に出かける。なぜか猛烈なビール浴と餃子欲にとりつかれたので、血眼になって探しまわって王将に突入。がっつり食って戻った。
 明日以降は好天に恵まれるはずだが、さて。

2012年12月21日(金曜日)

奈良行準備

23時10分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:くもり

 帰宅してから、土曜からの奈良行準備を進める。自転車はBromptonでもう決まり。明日は湿っぽい天気になりそうなので、全天候型のコイツ以外に考えられない。
 問題は荷物の持ち方だ。ツーリングパニアにまとめるとすっきりするのだが、他方で荷物が少ない時に持て余す。今回は、駅前のホテルを拠点にするので、結局は荷物の大部分を置いてゆくことになるだろう。というわけで、Sバッグにメッセンジャーバッグの組み合わせで行くことに。現地行動用に、Tinbuk2の折りたたみメッセンジャーバッグも持ってゆこう。
 早く寝なければと思いつつも、雑用を片付けているうちに結構遅くなる。ともかく寝るぞ。

2012年12月20日(木曜日)

いろいろと手配違い

22時15分 暮らし 天気:晴れだが寒い

 もう29日の出勤は避けられそうにないので、帰省の便を来年初にずらす。その際、帰りの便として確保していたつもりの便が、なんと東京発の逆便だったことに気づき、合わせて取り直す。もう1フライト分くらいの金が飛んでいってしまった。しかし、後で気づいて呆然とするよりは、早く発覚してよかった。
 赤貧を洗いつつの多忙生活*1故に、たまにこういうポカをやるようになった。流石に旅券の発注間違いは初めてだがな。

2012年12月19日(水曜日)

電子書籍であっても積読は積み上がる

23時21分 デジタルギミック , 思考 天気:あったかい

 恐ろしいものだ。ここ数年、いや10年ほども、拙者はあまり本を読まなくなってしまった。末期的活字中毒の症状もどこへやら、自転車という新しい趣味と、なによりまさに活字そのものであるインターネットという新しい空間を得て、読書欲も大幅に減退してしまったのだった。
 しかし、遂に電子書籍の時代が到来した。わざわざリスキーな自炊に手を出さなくとも、物理媒体に縛られること無く、読みたい本を紐解ける。これは本読みとすれば、当たり前のようだが画期だ。読んでいる本を置いてきてしまい、別の本を割りこませるべきかという気持ち悪い悩みにわずらわせられる要が、もはやないのだから。
 最初はリハビリ用にと、読みやすい短篇集を読んでいたが、長編であっても中断すること無く、いろんな端末で読めるという利点にやられ、長年途中で読み通せなくなって弱っていた『幻詩狩り』を買い直し、さらには最近のラノベの流行りの表層くらいは追う真似でもしようと、目に付く軽めの小説、科学書、そして気になっていた本を買う。すると、早くも積読が積み上がりつつあることに気づく。なんという事か。電子書籍ですらも、彼奴らに悩まされようとは!
 しかしながら、物理媒体と異なり、電子書籍の積読は*1場所を取らないのが救いだ。アマゾンの場合はクラウドに収まる範囲でしか扱えないのかもしれないが、それでもかなりの冊数を溜め込めそうだ。Google Playの場合は、制限あるのかな。
 ともあれ、従来までとは一味違う、しかし軽くなったとはいえ積読圧に悩まされる点では変わりない、読書体験が素晴らしい。とりあえずはGoogle PlayとKindleの2本立てで、使い勝手はあまり変わりない。唯一といっていいくらい違うのが、Kindleの場合はPaperwhiteという専用端末を使える点だろうか。これが軽量かつ長寿命の気楽な端末なので、Nexus7で全部カバーできるのに、あえてこちらで読みたくなる出来だ。もうKindleに一本化してもいいかなと思うくらい。しかし、まだまだ揺籃期ではあるので、カラー書籍が十分に視程に入ってから、考えなおすことにしよう。当面は2本立てだ。

2012年12月18日(火曜日)

危機一髪! 俺の週末

23時18分 暮らし 天気:湿っぽい

 今週末は、奈良をうろついている予定なのだが、世の中はそう簡単に人の小さな希望を通してはくれないものだ。
 今日も昼前に、数日前から徐々に盛り上がっていた案件が爆発。とうとう『誰か現地行くか?』という方向に倒れかかった。顔をひきつらせる俺。奈良に住まう神々よ、俺がそんなに嫌か。
 しかし、神仏への呪詛が功を奏したのか*1、定時頃にはなんとか鎮火に成功。いやあ、肝を冷やしたぜ。
 今週末まで、こんな調子で火がポッポと燃え上がる度、鎮火に必死になるんだろうなあ。休息をくれい。

2012年12月17日(月曜日)

自民大勝の月曜日

22時50分 暮らし , 思考 天気:晴れ

 民主党のへなへなっぷりを見れば、これは当然の結果。しかし、この3年で失ったものは、あまりにも多いな。2大政党制を確立するタイミングなんて、経済的にまともになってからじゃないと無理に決まってたのに。こうして失敗してしまったわけだ。
 とはいえ、勝たせすぎじゃないか。民主大勝の時にも思ったのだが、ここまで前政権党を敗退させてしまうと、そこが持っているリソースが、一気に散逸してしまう。米の2大政党制のように、そうしたリソースの確保/解放が簡単ならいいが、日本の議会ではそうも行かないだろう。自民党が敗北直後に苦労したように、しばらくは民主党からもろくな対案が出せないのではなかろうか。
 選挙制度の不備は大きいにしても、やはりその時その時で民意が移り気にすぎるのが問題なんじゃなかろうかと、ものすごく上目線から語って終わりとする。

2012年12月16日(日曜日)

選挙日の境川

20時46分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:快晴

 まずは選挙に行っておこうかの。ということで、昼くらいにスーパーに出かけるついでに、その近所の小学校で済ませた。昼時のせいか、結構人は多い。
 夕刻、境川に。すぐ出せる位置にあるので出動回数が多い、ピナレロくんだ。こいつとBromptonで、僕の大概の用事は済ませられるんじゃなかろうか。
 境川は定点観測点に到着したのは、ほぼ日没時だった。雲のない、面白みのない落日だったので、ススキを入れて冬枯れを表現してみました。俺の人生の落日も、もうすぐ……*1

2012年12月15日(土曜日)

ぼんやり過ごす

20時39分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:やや不穏

 いかんなあと思いつつ、前日は夜更かしし、その上に昼過ぎまで寝まくる。夕方にも出かける気に慣れず、結局は1日を無駄に過ごした。無駄だなあ。でも無駄がイイ!
 さてと、そろそろ来週の奈良行の準備をせねばならぬ。もう自転車はBrompton以外に持ち出す気はないが、どこを走るか。前回行き損ねた明日香周辺だが、どう回るか。これから泥縄式に調べねばならないのだ。

2012年12月14日(金曜日)

リスクと個人

23時14分 思考 天気:気温の割に寒い曇

 3/11震災以来のリスク論議、特に原発を巡るものがそうなのだが、単に『危険あり』というレベルに留まっているものが多くて、個人としてどう受け止めるべきか戸惑ってしまう。
 『危険がある』なら、まず回避を最優先すべきという考えはあるとして、しかしその危険にどの程度の重み付けをするかは、結構個人的な嗜好の入り込む余地があるのではないか。
 例えばタバコ。喫煙者にもまじめにリスクを検討して受け入れている向きもあるのだろうが、単に止められないというだけの理由で、リスクを無視している向きも多いと思う。それはまあ、まさに個人の嗜好なんだから、仕方ないんじゃないかしらん。
 しかし非喫煙者である僕とすれば、やはりまずは避けたいリスクではある。だから、飲食店では禁煙店を優先的に探すし、ホテルでも喫煙ルームはまず外す。しかし、もっと大きなリスク、端的に言って対人関係のリスク*1を避けるため、喫煙空間に身をおくリスクを取る立場だってあるだろう。つまり、大抵のリスクは個人のレベルでは交換可能だ。
 翻って原発。まるでこの世の終わりを告げるかのような、反原発論者たちの熱狂的な警告にもかかわらず、今のところ放射性物質で死に至らしめられたり、あるいは寿命が縮んだ人は居ないように見える。そもそも、見えているリスクは数十年単位での発がんリスクなのだから、即座に体感することは不可能だ。そして、概ね信用できそうな数値を受け入れるならば、そのリスクも先に上げた喫煙リスクに比較すれば、むしろ低いものだ。
 ぶっちゃけ、『リスクは避けるべし』という言葉が独り歩きしてないかな。先に挙げたように、他に優先して回避すべきリスクはあるだろう。また避けようのないリスクはある。原発即時停止論に見る『これはリスクだから絶対避けろ』という極論は、多くの人にとって受け入れがたいのではないか。原発リスクは多くのリスクと背反だ。停電リスクと直接相反する。火力を働かせなければならない現状からしても、輸入に伴うリスクは発生するし、第一に直ちに金銭に跳ね返る。そう考えると、原発稼働に伴うそれは、『避けるべきリスク』の第一ではないと思う。
 ここに、"原発直下"で相次いで"発見"されている活断層というリスクが登場する。しかしこれも、どう考えればいいのだろう。"発見"の契機が、活断層の年代に関する定義変更であることは間違いない。でも、その変更の契機が”今後活動の可能性がある断層”の根幹に関わる部分であることに困ってしまう。単に法的技術的な話じゃなくて、過去活動歴があり、また再稼働する可能性のある年代が長く見られるようになったという、地震学的な根幹に関わる変更だからだ。しかし、20万年動かなかった断層が動く可能性をそんなに高く見る必要があるのか? 例えば九州の巨大カルデラ噴火は1万年周期だ。それが完全に無視されている現状で、わざわざ十万年単位で再来するかどうかわからない変更に、それほどまでに備えなくてはならないのか? それがわからない。
 個人のレベルでは、停電リスクという大きなリスクの前では、『今』断層が動くかどうかなんていうリスクは、ごく小さいものに思える。稼働させて、時間をかけて対策してゆくべきではなかろうか。その上で、『今』活断層が動き、直撃してしまったならば、もう仕方ないと思うしか無いのでは。つまり、それは飲むべきリスクであると思うのだ。
 という思考の経緯を人に説明しようとすると、まず自分が混乱してしまうので、メモ書きとして書いておく。

2012年12月13日(木曜日)

飯を作る気にならない

22時10分 暮らし 天気:晴れ

 去年くらいまでは、まだ帰宅して食事の準備をする余裕があった。しかし、今はダメだな。帰ってもそんな気力がないので、コンビニで適当に買って帰ることになる。高く付くんだよなあ。
 まあ、そんな不摂生な生活故か、腹回りがすこしずつ成長している気配がある。大きくなれよ*1。じゃなくて、少し絞らないと。

2012年12月12日(水曜日)

寒さ脳天に沁みる

23時44分 暮らし 天気:くもり

 準剃髪頭故、冬の寒さは脳天から降りてくる。とにかく、頭が冷えるのだ。おかげで、朝夕ともに、出勤時には帽子が欠かせない。これがないと、正直命に関わりそうなくらい。
 今日も帰宅時、うっかり帽子を被り忘れて駅まで歩いていたら、頭が冷えすぎて痛くなってきたほどだった。この放熱効率の高さは半端ない。

2012年12月11日(火曜日)

今日の訃報

23時38分 自転車 天気:くもり

 かのモールトン博士が亡くなったそうだ。拙者の如き自転車モノには、偏屈なまでの小径自転車設計者として名高いが、世間的にはminiのサス設計者としてのほうが名高いのだろう。
 モールトン、特にブリヂストンがイマドキの技術で再興した初代モデルは欲しかった。お城モールトンもいいが、値段がアホみたいなのでな。BSMは、タイヤの問題さえ考えなければ、今でも欲しい自転車だ。
 R.I.P.

2012年12月10日(月曜日)

身が引き締まる様な寒さ

23時34分 暮らし 天気:晴れ

 完全に冬の寒さだな。朝は自転車で会社に向かうが、踊場の丘を超える際に、太陽が目に入って危ない。太陽高度が低い冬至前後は、控えるべきかも。
 帰宅して、MR-4のホイールを組むぞと思ったが、気力がないのでコタツでうたた寝してしまう。コタツの魔力が日本人の生産力を数%低下させる時期が来た。

2012年12月09日(日曜日)

忘年会に出損ねる

21時16分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 今日は、ものすごく久しぶりに創作系の人々と忘年会する予定だった。文系な集まりは久しぶりだ。
 夕方開始なので、昼過ぎに身支度して家を出ようとした。ところで、ケータイに一報。懸案だった件で急遽出社の要請だった。がびーん。ケータイ、置いておけばよかった。
 仕方ないので、その文系な集まりの連絡用BBSに、出られない旨を書いた。そこで、実は忘年会は昨日だったことに気づいた。あうあう……。日付を間違えていたのだった。ということは、仕事の電話がなかったら、新宿に出てアホづら下げて放浪していたかもしれないってことか。ケータイ持ってき出てよかった。
 ショボーンとしながら出社し、光の早さで要件を済ませると、一旦帰宅。何もかもが未消化だった気分を提げて、境川に出た。寒いなあ。でも草枯れて、走りやすい季節だ。

2012年12月08日(土曜日)

休出なのでWindows8で遊ぶ

23時08分 暮らし 天気:まあ晴れだな

 休出。ドキュメントを仕上げねばならぬ。仕上げても、どうせ更に仕事が積み上がってゆくのだろうがなあ。
 LOOX Uを持っていったので、休み時間にこれでツイートする。MetroTwitというアプリが、なにげに便利だ。こういう小さな画面だと、ModernUIもハマるなあ。逆に大画面だと、マウスのトラベリングが大きくなりすぎて弱る。チャームで頑張る方向になるのだろう。
 さっさと定時で帰宅。

2012年12月07日(金曜日)

地震再び

23時45分 暮らし 天気:晴れ

 建屋の最上階、6Fに居た時のことだ。会議が終わり、立ち話しながら退出しようとしていたところ、急に「ユサッ」とばかりに揺れが始まった。揺れは1撃では終わらず、ユサッ、ユサッとしばし揺れ、それから収まっていった。建屋が止まるまで、やや長かった印象がある。しかし日本人は慣れすぎだ。インドの連中なんか、立ち上がってすぐに避難系統を探すという、真にもっともな行動を取っていたというに。しかし、このビルが倒れる可能性は、M9級直撃でもごく少ないだろうが。
 少し忘れかけていたが、去年の3/11からはまだ1年半強。地質学的には、つい昨日のことに等しい。この先も余震はあるのだろう。そして、別の大地震が。
 努々、備えを整えておかねば。

2012年12月06日(木曜日)

妙な天気

23時35分 暮らし 天気:晴れみたい

 朝、気分が低空飛行中だったので、地下ツー。妙な天気で、空は青いのだが、雨粒がしょぼしょぼと降り続けていた。狐の嫁入りとは言うが、この辺で御狐さんが出そうな場所というと、せいぜいが大山辺りじゃないかしらん。
 淡々と仕事をするが、余裕が無い日々が続くと、本当に1日が終わるのが早いな。

2012年12月05日(水曜日)

スポーク鍛造佳境に

22時45分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 MR-4前輪用スポーク鍛造も佳境。今回は2段階で鍛造したのだが、これはあまり良くない気がする。1段階目で浅く切る段階で、ダイスの逸脱による多重ネジ鍛造が発生し易かったからだ。この段階ではバイスによる圧力が弱く、複数のダイスがズレたままになる余地が大きかった。最初からネジを十分深く鍛造するほうが、結局は逸脱の余地が無くなるので楽だったのだ。そういうわけで、2段階鍛造で6本くらい無駄にしてしまった。
 はてさて、年末までに走行状態に持っていけるのかな。

2012年12月04日(火曜日)

頭痛がするので休む

21時41分 暮らし 天気:くもり

 なんか頭痛があるので休む。もーやだ、とばかりにひたすら寝ていた。
 仕事にメリハリがないと、日常生活にもメリハリが無くなるなあ。平日の半分以上を会社で過ごすのだから当然ではあるが。

2012年12月03日(月曜日)

地下鉄通勤と笹子トンネルの事故

22時02分 暮らし , 思考 天気:雨でした

 雨予報なので、地下鉄で通勤。だんだんとマスク姿が目立ってきた。かくいう僕も、喉元の保湿のためにマスクを着けている。
 昼頃から、笹子トンネルの事故情報が飛び交い始める。これは根が深いだろうな。昨今の”効率化”*1の果てに、最低限の資源でしかし最高の結果を求められることが当然という風潮が強まってきた結果が、これではないかな。ならば、今は滞りなくメンテナンスが行われている、他のトンネルでも、似たような事故が発生する確率が高まるかもしれない。今後しばらく、日本の国富が急激に回復するとも思えないし、リソースを見境なく絞る風潮は続いてゆくのだろうから。

2012年12月02日(日曜日)

コタツ延長(足を)

23時52分 暮らし 天気:寒い晴れ

 冬となると、コタツでごろ寝するは必然。しかし一般家庭用の小型コタツでは、ごろ寝すると腰が当たる。これが不快なので、足延長アダプタを買って入れた。すると非常に快適度が向上。最強のごろ寝環境になった*1。今日も帰宅するなり爆睡だ。
 問題は、コタツの上に、さらに鍋を置くと、位置が高すぎることだ。これはまあ、頑張るか。

2012年12月01日(土曜日)

Windows8をデスクトップ機にも入れる

22時55分 暮らし , コンピュータ 天気:晴れか

 前日、深夜1:30までお仕事。疲れきって帰宅。そして泥のように眠る。
 そんなわけで、今日もほぼ無駄に過ごす。気力が全く湧かないのだ。困ったものだ。
 さて、一つだけ用を片付けておこう。Phenom X4なコンパクトデスクトップ機に、Windows8を入れてみた。Windows7からだったので、つるりと入る。
 こいつは、デスクトップがより広いので、ようやくWindows8のフル機能を試せる。ただし、画面が広いと、画面の物理的な位置に関連付けられているジェスチャーが、いささか使いにくくなるのも確か。やはり、比較的小さな画面に向いたインタフェースだと思うな。