Strange Days

2012年08月15日(水曜日)

Vitaの微妙な使い勝手

23時52分 デジタルギミック 天気:晴れ

 PS Vitaを手に入れ、画面の美麗さに喜んでいたのだが、その他の点で粗が目に付く。
 Vitaは、なんらかのコンテンツをローカルに置くために、PCにコンテンツ管理アシスタントをインストールして、Vitaと接続しなければならない。これが煩わしい。
 従来のPSPでは、コンテンツはメモリースティックの特定ディレクトリに置けば、フォルダ分けしておいても問題なく使用できた。ところが、Vitaではフォルダという概念がないため、全てのデータが同一レベルで見えてしまい、整理しようがないのだ。また、音声データ形式としてWMAに未対応なので、PSPでは再生できたデータを使用することができない*1。またDLNAに未対応なので、サーバに置いたデータを直接使う方法がない。なんとも、情けない状況だ。この辺は画期的に改善して欲しいところだ。この仕様では全く使いものにならない。
 回避策はある。PS3とリモート接続すれば、PS3ならばDLNAクライアントになれるので、PCのコンテンツを使用出来る。そういう用途になら、Vitaの大画面は最適だ。しかし、なんとも迂遠な方法ではある。せっかく美麗な画面と、多彩なインタフェースを持っているのだから、PSPで扱えたコンテンツをもっと簡単に使いたいんだけど、今のSONYはそういう発想ができないのだろうな。