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Strange Days
2013年06月30日(日曜日)
比較的早い目覚め。しかし、それに安心したのか、うっかり昼寝してしまう。今日も遠出しない。
夕方、ピナレロくんで境川に向かう。カメラは、J3に18.5mmを着けていった。
この18.5mm、カリッとした描写力と明るさが素晴らしく、最強のスナップ用単焦点になりえるのだが、残念なことにワタクシと凄惨な戦いを繰り広げている怨敵、夕陽の野郎めには、明るすぎてかえって弱る。以前に、V2+18.5mmで対戦した時には、どうしても勝てなかった。
しかし、ふと思い出した。J3は電子シャッター式なので、シャッタースピードの最大は1/16000sなのだ。さすがにこのクラスまでゆくと、十分戦えるのではなかろうか。
ピナレロくんを情報センターに停め、まずは人生の刻印の一つとして、アイス。アイスがますますうまくなってきた、今日この頃。
南端で小休止。やはり
ピナレロくんは、何かと楽だな。
さて本戦だ。浄水場対岸の夕景観測ポイントで、
やや高い夕陽を撮る。これくらいの高度なら、水を張った田にも映り、いい雰囲気だ。思った通り、もう少し感度を下げると、いい塩梅に撮れそうな映り方だ。
鉄塔ポイントでも。V2もシャッター音を消すと電子シャッターモードになるので、夕陽と戦うのは容易そうだ。
ピナレロの軽い走行感に酔いつつ、帰宅。
2013年06月29日(土曜日)
21時32分
暮らし
天気:くもり
遅い目覚め。なんとなくグズグズしながら、日中を過ごしてしまう。いかんなあ。
その代わりに、DOOM3の拡張パック2連発を、一気に片付ける。alwaysRunが有功に成らないので往生していたのだが、歩行速度を大幅に上げることで対処できた。
せめて、自転車整備くらいしとけばよかったと後悔すつつ、日が暮れた。
2013年06月28日(金曜日)
22時56分
暮らし
天気:くもり
今日は、まだ日があるうちに社屋を出た。こういう時には、藤沢周りで帰りたい。
既に6月も末だが、雲が多いおかげで直射日光が少なく、意外に涼しく走り続けることが出来た。
清流高校対岸に入る頃には、既に薄暮れ時に入ってはいたが、夜も浅いので雰囲気は明るい。
そこそこ、汗をかきつつ、帰宅。
2013年06月27日(木曜日)
22時27分
コンピュータ
天気:くもり
モバイルPCが多い、我が電子環境だが、その中でもWindows OSに関しては、WHS2011のクライアントバックアップで世話できる。このおかげで、何度救われたことか。
しかし、最近のEFIブートOSに関しては、WHS2011では扱えず、具体的にはLavie Zに関しては、標準のWindowsバックアップか、NECプレインストールのバックアップアプリで取るしか無かった。
今回、同じくGPT形式のVAIO Pro 11が追加されたことで、WHS2011では扱えないPCが増えることになった。この先、GPT形式が主流になるのは目に見えているので、これは弱る。
WHS2011後継は、Windows Server 2012のエントリークラス、EssentialかFoundationということになる。これらは、ちゃんとGPT形式でも取れるようだ。しかし、実売\7000台にまで値が下がっているWHS2011に比べ、WS2012はEssentialでも7万円近い。10倍もの価格差は、さすがに許容できない。
仕方ない、この先はWindowsバックアップに頼るか、とまで退歩を覚悟していたのだが。
ふと思い立って検索してみると、実はこの3月に、MSからWHS2011でGPT形式をバックアップするためのHotFixが出ていることが判明した。いちいちメールアドレスを登録して、ダウンロードURIを教えてもらって、という迂遠な形式だ。一般公開にはしたくない理由でもあるのか。
ともあれ、これを適用して、Lavie Zで試してみると、見事にバックアップを取れた。よしよし。Pro11でも行けるだろう。
WHS2011も、もう来年にはサポート期間が終わるし、その前にバックアップ用に使えないのでは、もうお終いかと思っていた。しかし、まだまだ戦えるように思えてきた。
2013年06月26日(水曜日)
やはり、このサイズでこの能力は凄い。シートバッテリーを着けてなければ、重量は770g。一方でVAIO XはSバッテリー適用の重量は650g。しかし、このバッテリーはごく短時間しか持たないので、実用的な最低重量はLバッテリー搭載時の765gと、同等になる。サイズはXの方が奥行きが短く、少しだけ小さくなる。カタログスペック上の電源持続時間は同等。そしてPro11にシートバッテリーを、XにXバッテリーを着けた状態も、サイズ、電池持続時間ともに、かなり近いものがある。こういう意味でも、Pro11は、待望のX後継機なのだ。AC電源も使いまわせそうだし。
しかし、大きく違うのが、キーの打ちやすさ。Xに比べ、Pro11はキーサイズがわすかに大きくなり、ストロークも深くなったように思う。おかげで、打鍵感が向上している。最大の違いは、バックライト付きであることだ。Xでは暗闇での打鍵は困難だったが、Pro11でのそれは、むしろ快適なものだ。
大きくサイズアップしたタッチパッドは、残念ながらそれほどには使い良いという感じでもない。というか、実はXのものでも、十分快適に使えていたので、差を実感できないというのが正しいのかもしれない。
全体的に、Xの至らない部分を、尽く大幅に改善してみせたのが、このPro11という見え方になる。
非常に快適で、持ち出すのが楽しくなる機械だ。
寝る前に、D7100のファームウェアアップデートをしておいた。D90は、意外にも一度もアップデートがなかったが、今回はこまめに機能追加してくれればいいな。
2013年06月25日(火曜日)
21時14分
コンピュータ
天気:くもり
夜、速攻で帰宅し、全裸待機。やがてクロネコの人が荷物を持ってきてくれたので、受領、開梱す。
中には、ソニーの狂気みなぎる新PC、VAIO Pro 11が入っていた。箱が小さいこと。そして軽いこと。
取り出して、セットアップを始める。動作は機敏で、Lavie Zと同等だ。画面がLavie Zの白っぽいものと異なり、極めてはっきりくっきり。しかも11インチで1920*1080の高精細。
サイズを見ると、Lavie Zよりも一回り小さく、VAIO Xよりは奥行きがある。内蔵SSDがかなり高速で、巨大サイズな地図アプリをインストールするのに、ノートPCにしては速かった。
VAIO Xは趣味部屋の置きPCにしてしまって、Pro11が主用になるだろう。Lavie Zは画面が広いので、デスクトップ機を起動したくない時に活躍するだろう。
こうなると、趣味部屋PCとして生き残ってきたLibretto L3は、遂に退役ということになるだろう。長い間、ご苦労であった。
2013年06月24日(月曜日)
遅めに帰宅。夕方におにぎり一つ入れたので、それほどまでにはお腹が空いてない。とはいえ、間もなくグーグー鳴り始めそうだ。ということで、吉野家に寄り、牛皿を買って帰った。それをつまみに、ビールを入れる。この程度で抑えておかないと、今度は胸焼けして眠れなくなるしな。
もしかして、会社の食堂でガッツリ食っておいたほうがいいのかもしれないが、定食メニューが1つだけで、口にあわないとどうしようもないのだよな。
2013年06月23日(日曜日)
昨日は引きこもりだったので、今日はちょっと遠出したい。カメラを持ってね。
そこで、泉区近辺の紫陽花どころを探すと、今まで目に入らなかった相模原市の公園が目に入った。南側にある麻溝公園は、規模もかなり大きいので、公園探訪シリーズの一つとして良さそう。
何かと便利なMR-4Rに、D7100を載せて、境川に向けて走りだした。
麻溝公園は、境川とR246の交点付近で、R16旧道に乗り換え、R16に入ってから相模原駅を過ぎて少し走った辺りから、西に入ってしばらく走ると、ようやく公園に到着した。この辺り、広々とした緑の空間が多いので、迷いそうだった。
公園の西側にある駐輪場にMR-4Rを停め、
その辺の紫陽花を撮り歩く。そろそろ店じまいモードだが、まだ見頃の株も多い。
ちょっと変わった品種。
こんな品種もある。
この公園、想像以上の規模で、南には動物園まである。
噴水だが、休業中。
この噴水の横に人工の丘が立っていて、花時計が設置されている。
その丘から陸橋を渡り、北に抜けると、
こんな大きな温室が。神奈川ではメジャーな種苗会社、サカタのタネが経営しているようだ。残念ながら、既に営業時間を過ぎていたので、入場はできなかった。次こそは。
この建物の四周は池になっているのだが、その一角の草地に、おばちゃんたちが立ち止まってカメラを向けている。柵越しに覗きこむと、小鴨が子供を連れているのだった。
可愛いなあ。随分やんちゃだが、母親の近くからは離れようとしない。
この温室を含む一帯は、イタリア式庭園になっていて、左右対称の幾何学的な造形が伸びている。
真ん中辺りから北側を見るとこう。
温室方向を見返すとこう。
ぶらぶら歩いて行って、北端の石段の上から撮った
全景。水と花に彩られた、気持ちのいい空間だ。散歩している人も多い。
石段の傍の池にも、
鴨が放されている。愛嬌のある奴だ。
さて、この公園の、最初に登った人工丘近傍に、
こんな道が通っている。実は横浜水道道なのだ。横浜方面に走ると、厚木基地にぶつかって、そこから境川へと向かう。
帰途に就く。公園からどう帰れば早いかと、ACRO SでGmapsを開いて調べてみたところ、公園の真南の道からつきみ野まで、ほぼ真っ直ぐな道が通っているのがわかった。往路もこっちの方が早かったかな。ともあれ、この道を走れば、境川に出るのに手っ取り早かった。
夕陽を見たくて、海軍道路に向かう。しかし雲が多く、夕陽は拝めそうにない。残念なり。
MR-4の勇姿を収め、帰宅した。
2013年06月22日(土曜日)
21時27分
暮らし
天気:くもりピンポイントに嫌な雨
朝の目覚めは早め。なにせ、目の前の中学校では、休日の部活が8:00には始まってしまうからだ。いちおうは、早起きする。
しかし、その後は住処の外装塗装のために、窓のすぐ傍を人の気配が動きまわる。カーテンを締め切らざるを得ないので、何となく暗い雰囲気の中、ゲームなどして鬱々と過ごす。
午後、それでも境川に紫陽花を撮りに行くかと、身支度をしてドアを開けた。その途端、雨がパラパラと降り始める。ありゃあ、これは結構強い雨だ。意思を挫かれて、結局部屋に戻ってひきこもりに戻ってしまった。
これは、気象の神からの、なんらかの警告だったのだろう。
2013年06月21日(金曜日)
21時55分
暮らし
天気:雨
朝から湿っぽい天気。昼ごろにはちょっと激しくなりながらも、やや止み始めたように見えた。が、帰る頃にはまたそれなりに降るような状況だった。結局、ずっと雨を見ていたような一日だった。梅雨なんだから、こうあるべきだよね。
2013年06月20日(木曜日)
昨夜のことだが、Nikon 1系のファームウェアアップデートが最近来ていたので、一気にやっておいた。対象はV2とJ3、そしてFT1だ。FT1に関しては、DXレンズでの合焦にコンティニュアスが使えるようになるのが大きい。大望遠で動きの激しい被写体を追うとは思わないが、ともあれ使えるようになるのは嬉しい。このファームウェアアップデートは、むしろ中望遠域で嬉しいかも。
しかしニコ1、どんどん使いやすくなるぞ。
2013年06月19日(水曜日)
23時25分
暮らし
天気:くもり気味だ
6月初旬辺りから、住んでる集合住宅の外装塗装が始まっていた。それで、先週辺りに全体をすっぽりと足場で覆われてしまった。おかげで、窓をずっと閉めておかなきゃならないので、いささか暑いのだ。
一番困るのが、階段の途中、真ん中に寄った辺りに足場の支柱が立ってしまい、自転車の上げ下ろしに苦労するようになったことだ。ムキー、早く終わってくれないものか。
2013年06月18日(火曜日)
21時15分
暮らし , 自転車
天気:晴れ(運良大)
暑くなってきたねえ。梅雨なので、湿度も高止まりだし。とはいえ、今日は雲に日が隠され、むしろ涼しく感じるような、自転車日和だ。こういう日のジテツーは気持ちいい。
今の職場の悩みは、手洗いを始めとする蛇口共が尽く省資源タイプなので、汗掻いて顔洗いに行っても、思うように洗えないことだ。流水の下に頭を突っ込めるのが、この準剃髪頭最大の利点だというに。
7月に入って酷暑期に入ったら、さすがに毎日ジテツーはつらかろうと思う。ので、それまではできるだけ距離を稼いでおきたいものだ。
2013年06月17日(月曜日)
23時07分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行検討 )
天気:くもり(湿度高)
7月13から15日、アテにしていた南会津のイベントが無くなった。うーむ、代わりにどこか行くか。
その辺りは、前に出雲行を計画していたのだが、その後に前後がビッグイベントにがっちり挟まれ、3日こっきりしか休めなくなってしまった。代わりにと思っていた前記イベントが、この状況だ。
3日で行けるというと、去年キャンセルした諏訪行がある。よし、諏訪大社聖地巡礼だ。
主目的は、ロリロリしい祟り神を拝みに行くことではなくて、麦草峠の登坂だ。
かれこれ
11年近く前に登った時は、こんな苦行があるのかというくらい苦しく、登り切ったものの数々の醜態を晒す暗黒の記憶だけが残った。今回は、その屈辱戦だ。汚名挽回を、名誉返上を目指すのだ。エンジンは、当時よりもむしろ衰えてはいるだろう。だが、自転車は軽量坂スペシャルのポケロケと、当時使ったMR-4Fよりも坂向きにチェーンしたMR-4Rがある。なによりも、いくつもの坂越えを経て、経験値が大きく上昇しているのだ。たかが麦草峠ごときに遅れを取るわけが……だといいなあ。
とにかく、横浜から諏訪まで経由する素敵特急と、宿の予約を入れておいた。今回は一人旅だし、のんびり登ることにしよう。登り切れたらだけどな。
2013年06月16日(日曜日)
一夜明けた北海道東部は、昨日の雨上がりを思い出させるような、すこぶる付きの快晴だった。
さて、今日は摩周湖と屈斜路湖を走りたい。のだが、なにせ摩周湖は標高が高い。第1展望台で550m超だ。泊地の標高が110m弱なので、ざっと400m以上登る。登れないわけではないが、なにせ時間が無い。今日は14:20中標津で帰るので、それまでには空港にいなければならない。
そこで作戦。まず、摩周駅から摩周湖の第1展望台まで、タクシーで登るのだ。それから摩周湖、屈斜路湖と回ってから、また摩周駅に戻り、そこでまたタクシーを使って、中標津空港に向かうのだ。これにより、ここでの滞在時間を最大化できる。
まず、ホテルを出て、
釧路川沿いに出る。サイクリングロード的なものがあって、気持ちよい道だ。
摩周駅に出ると、折良く客待ちのタクシーが居たので、摩周湖まで送ってもらう。ついでに帰路も、摩周駅から乗せてもらうことにする。
摩周湖第1展望台からの眺め。まるで鏡のような湖面だ。この日は風が弱く、適度に雲もあったので、空色の湖面に浮かぶ、白い雲たちという絶景を堪能できた。この第1展望台には、バスも停まれる大きな駐車場があったので、観光客が非常に多かった。耳には、韓国語も届いていたので、海外からの観光客も多そうだ。
さらに北に進む。この摩周湖畔からは、低い
屈斜路を見渡すことも出来る。
進んでゆくと、今度は第3展望台がある。ここからだと、摩周湖の北半分全域をも見渡すことが出来るので、第1展望台よりも
見渡しは良い。断崖絶壁から、遙かな湖底へと落ち込んでゆく、いささか恐怖心を煽るような深い眺めも堪能できる。それにしても、鏡のような湖面だ。
さらに進んでゆくと、こば氏が道ばたに小径を発見。登ってみると、ここからも
なかなかの眺め。後でタクシーの運ちゃんに聞いたところ、昔存在した第2展望台の名残では無いかとのこと。
道は、川湯温泉へと 一気に下る。ここも北海道らしい、いかにも原野を抜ける道らしい、
まっすぐの道だ。
少し走ると
川湯温泉駅。木造のクラシックな建物だ。向かって右手には足湯があり、一方駅舎の中は喫茶室になっている。
駅からは北西、国道を外れて屈斜路湖畔に向かう道の途中に、川湯汚染があるのだが、その真南辺りにあるのが
硫黄山だ。この硫黄臭、たぶんあるに違いないと思ってら、やはりレストハウスにあったよ、温泉卵。買わなかったけどな。
なかなか栄えている川湯温泉を通過し、しばし進むと、ようやく屈斜路湖畔に出る。最初のうちは、道がやや湖畔を離れているので、なかなか湖面が見えない。しかし、ようやく
湖畔に出た。思ったほどきれいな水じゃ無いが、中島の辺りまで行くと、それはそれはきれいなんだとか。
少し進むと、砂湯温泉という場所に出る。その名の通り、湖畔の砂を掘ると、温泉が湧いてくるのだ。やってみたが、たしかに湖水よりも熱い湯が湧いてきた。
そして、ここで遂に、この旅最大の目的に邂逅した。
クッシーだ! 池田湖のイッシーを捕獲した以上、ここもそうせざるをえないのだ。それがムー民の宿命。
クッシーを捕獲した以上、もうここに用はない。周辺の
湿原に目を留めつつ、行き止まり道を力技で乗り越えたりしながら走り続けると、最終的には南端にある
釧路川の始点に到達する。鱒らしき魚が多量に群れているのが楽しかった。
ここからは、R243、通称パイロット国道を走って弟子屈に戻るのだが、この道が一筋縄じゃない。ダラダラとしたアップダウンが続き、しかも逆風。途中でこば氏とはぐれた拙者、タクシーに回ってもらった朝のホテルに戻るまで、袋小路で迷ったりしたが、なんとかたどり着いた。そしてタクシーを飛ばし、帰りの便にも難なく間に合った。バタバタしながら羽田に戻り、こば氏と飯を食いつつ反省会を開いてから帰宅した。
いやあ、摩周湖の綺麗なことったら。今度は、自分の足で登りたいものだ。
2013年06月15日(土曜日)
こば氏に誘われて、摩周周辺のツーリングに出かけた。
飛び先の中標津空港は、ANAの路線が1往復/日だけのローカル空港だ。昼過ぎの到着なので、朝は結構ゆっくりと出発し、空港でこば氏と落ち合った。
中標津空港は、雨の真っ最中。仕方ねえなあとばかりに雨支度をして、内陸の弟子屈へと走りだした。こういうシチュエーションでは、Bromptonは最強だ。ミシュランのポンチョを羽織るだけで、雨もさしたる苦ではなくなる。
中標津空港の近辺を離れると、もう家屋はまばらになる。しかし、道中には妙なものが目に入る。謎の
鮭の頭。いったい、儂らになにを訴えようというのだ。
北海道らしい、ひたすら真っすぐで、微妙に嫌なアップダウンのある
道を走ってゆくと、
こういうものとも遭遇する。これはまあ、訴えたいことは単刀直入だな。何のために訴えてるんだと言いたくなるが。
ちょっとした集落にあるガソリンスタンドで、
小休止。暖かな時期なので、雨の中とてもつらくはない。
走るほどに、北方の空に晴れ間が見え、それが広がり始める。のだが、我々の頭上には雨雲が居座っており、相変わらずに結構な雨が降り続いている。
明るい方に向かっているのが救いだ。
小高い丘に立った時、南方に
虹が立つのが見えた。今日は雨を警戒して、オリンパスTG-1を持ってきていたのだが、F値の小さなレンズは使えるシチュエーションが広く、便利だ。
この丘からの眺めもよい。
走り続け、最終的には
摩周駅に到着する。以前は、ここから中標津~根室方面へと、路線が延びていたようだ。
宿は、摩周駅に程近い、ニュー子宝というすごい名前のホテル。まあ普通の観光ホテルなのだが、設備が古くて、網戸から侵入する虫に苦労した。
食事は期待してなかったが、そこそこのものが出された。
明日は晴れそうなので、ちゃんと観光するぞい。
2013年06月14日(金曜日)
22時14分
暮らし
天気:雨っぽい
梅雨なんで当たり前だが、ようやく空模様の湿っぽい日々がやってきた。梅雨入り宣言が早すぎたという声もあったが、結果的にはその通りだったように思う。雨が降ってこその梅雨だもんな。
ようやく梅雨が梅雨らしくなり、いささか寿ぎたくもなるものだが、問題はこの週末に北海道入りすること。梅雨のないといわれる北海道だが、さすがに梅雨前線の影響はあるので、前線が北上すると雨っぽくなりそうだ。景色のいいところを走るんで、雨はかんべんしてくれよと思う。
2013年06月13日(木曜日)
23時07分
デジタルカメラ
天気:雨時々降る
PenQに新モデル登場。受光素子が大サイズ化されたので、画角がPenQ10より広角寄りになっている。これは結構魅力的。価格もかなり安そうだ。
とはいえ、また別系列のレンズマウントに手を出すのは躊躇するな。とりあえず、我がカメラ隊のボトムエンドは、ニコ1に頑張ってもらおう。
2013年06月12日(水曜日)
22時33分
デジタルギミック
天気:くもり(悪化中)
帰宅したら、主用のクライアント機にAcro Sを接続して、充電とデータ同期を行うのが日課だ。
今日、いつものようにつないだら、インストールしてあるSONY謹製お邪魔虫アプリが起動され、アップデートするか聞いてきた。もちろんさ!。
アップデートそのものは30分程度で完了し、起動する。なんか、色々と微妙に変わったな……。
Androidバージョンは4.1.2になった。大きな差異はない。
変更点は、むしろアプリにあった。カメラのタッチシャッターが、何故か効かなくなって、音楽アプリWalkmanが音色設定を中心にかなり強化されている。これは嬉しい。
一番嬉しいのが、どういうわけだかわからないが、日本語フォントがフォールバックのCJKフォントではなく、もっと綺麗な、ちゃんとした日本語フォントに変わった点。おかげで、日本語テキストが、非常に見やすくなった。
さて、我らがINFOBAR C01は、もうこのままなのかね。
2013年06月11日(火曜日)
23時06分
コンピュータ
天気:くもり
おおっ、久しぶりにSONYの本気。今度のUltrabookは、以前出した水で薄めたようなものとは段違いだ。
11/13インチモデルとも、CPUがi5/i7、解像度が1920*1080なのが共通。メモリは11インチが4GB固定、13インチが8GBまで。ストレージは127/256GBまでが共通で、13インチだけ512GB搭載可能。そして13インチモデルにはPCI Express接続なモデルまで用意。
肝心な重量は、11インチはタッチ・パネル無しならば750gに収められる。タッチ・パネルありならば+100gだ。このサイズで、100gの差は大きいな。そも、僕の使い方ならば、ノートにタッチは要らない。
というわけで、ものすごく11インチモデルが欲しい気がしている。夜中にオーナーメードたら申す画面を眺めていた気がしたが、きっと気のせいだな。
2013年06月10日(月曜日)
22時01分
旅 , 自転車 ( 自転車旅行検討 )
天気:くもり(湿っぽい)
再度、隠岐の島行動計画を練り直す。
現地入りは8/11のうち。朝一のサンライズ出雲で雲州入りするが、朝早いうちのフェリーには到底間に合わず、フェリーを選ぶとすれば次は境港14:25~西郷18:30の便。なかなか中途半端な時間で、これでは出雲大社に寄るのも大変だ。
すると、境港11:40~西郷13:07の高速船が浮かび上がる。のだが、これは難点があって、手荷物のサイズが制限されてしまう。自転車輪行は不可能だ。
こうなると、打つ手は一つ。Bikefriday必殺の、トラベルケース直送だ。幸い、隠岐の島とて、クロネコならば本土と変わらない料金で請け負ってくれる。うむ、身軽にできるし、そうするか。
そうなると、この日は半日程度しか使えないので、島後は西郷周辺の散策くらいしか出来そうにない。
本格的な島後の放浪に2日、島前の訪問に、フェリー主体で1日くらいだろうか。
そうして中3日を観光に費やしてから、翌日に本土に戻る。
そういう皮算用をすると、11~15を隠岐観光に費やすので、実家に戻る日をずらさねばならない。幸い、出雲市から広島に繋ぐバスが出ているので、あまり苦労せずに戻れそうだ。
そういうわけで、とりあえず宿を4泊に調整する電話をかけておいた。
隠岐の島には、どうせならSatRDayを持ってゆくかな。
2013年06月09日(日曜日)
20時04分
暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:晴れだが雲量大
昨日の帰り着いた頃から空が不穏だったが、雨は降らず仕舞いだった。しかし、沼津の辺りには延々と禍々しい雨雲がかかり続けていて、一体あの辺の住民はなにをしでかして天帝の怒りを買ったのかといぶかしむ。
昨日の分のINOUトリップを登録。
往と
復。
さて夕刻。先週酷使したポケロケを整備したので、境川へと向けた。
高鎌橋の上流側の
紫陽花。雨が落ちない梅雨なので、結構傷んだ花が多い。しかし、まだまだ瑞瑞しい花が多い。
境川遊水地公園情報センターに立ち寄り、人類の性というか、人としての定めというか、そういうものに導かれるままに、アイスを求める。熱くなってきたので、アイスが美味い。
さらに川下に向かい、川岸に咲く花をD7100で撮っていたら、突然自転車集団が周囲に止まる気配が。これは、何かの犯罪集団に目をつけられたか、ここは何とか脱せねばと目をやると、おやかいちの旦那でしたか。開成のあじさい祭りに行ってきたそうな。僕も昨日は迷ったが、菖蒲を取った。そうか、あちらも楽しそうで。
かいちの旦那と別れ、自転車道南端のあじさいロードに。こちらの
紫陽花も、
まだまだ咲き盛りという感じ。そういえば、来週があじさい祭りだったか。
いつもの夕景観測点で夕陽を待ったが、雲がかかって見えそうにないので、
ポケロケを撮って帰宅。
2013年06月08日(土曜日)
さてさて、花を撮りに行きたいな。
ということで、適当に思いついた季節の花、菖蒲で検索すると、横須賀しょうぶ園という施設が目に入った。横須賀の衣笠駅辺りから、やや内陸に入った辺りだ。というか、三浦半島の髄。結構距離があるので、ピナレロくんに出動願う。
昼過ぎにノコノコと出かける。ルートは、藤沢まで出てから、長谷、下馬、逗子と経由して、内陸の県道27号を東航して、横浜横須賀道路を越えた辺りにある、大楠山登山口からエイヤッと折れて入れば良い。という感じのルートを出したが、結構複雑だな。なんとかなるかな、これ。
境川をタラタラ下り、藤沢駅近くから県道32号に入る。そこからは、長谷、下馬と経由してゆくわけだが、天気のいい休日の長谷を舐めていた。高徳院に向かうトンネルが近い辺りから、えらい渋滞に巻き込まれ、長谷観音辺りまで歩くより遅いペースを強いられた。ここは海岸を行くべきだったか。しかし、長谷観音前から東に変針した後は、快調だった。
車と闘いつつ、逗子へ。ここでまた少し渋滞に巻き込まれたが、逗子駅を離れると、また快走ペースに。
葉山の内陸部で県道27号に乗り換える。アップダウンがある道だが、ゴリゴリ乗り越える。まあ弱足なんで、すぐ消耗するけどな。
大楠山登山口の標識を見つけ、内陸の裏道っぽい坂を登ってゆく。かなり迷いつつ、やっと整備された公園めいた場所に出た。横須賀しょうぶ園だ。
ここは、普段は無料施設なのだが、5,6月の菖蒲の時期には有料になる。\300。この時期には、レストランや休憩所なども営業される。
駐車場のおっちゃんに聞いたら、2輪は無料で止めていいということなので、ありがたく使わせてもらう。今日はSPD-SLなシューズを履いてきたので、園内を歩くのに苦労しそうだ。そこで、潰すと小さく圧縮できる地下足袋を持ってきた。これに履き替えると、非常に快適。
園内はそれなりに広く、一番場所を取っているのは、やはり菖蒲田だ。奥に向かって小高くなっており、その際に紫陽花が並び、小高い辺りには藤棚などもあるとか。
今日はLumix GH2を持ちだした。単に気が向いたからだが、比較的軽量なので、ロードバイクで移動する時に負担にならないのは確かだ。
園内には、やはりカメラオサーン、カメラお姉が群れている。菖蒲は多品種がコーナーを分けて植えられており、時期的に既に終わった品種も散見された。
ちょうど、おばちゃんたちが、花摘み娘のコスプレで田に入り、終わった花を摘んでいるようだった。
そんなわけで、また面倒くさいので、花の写真を並べる。
鮮やかな紫の菖蒲が良いのだと思っていたのだが、改めて見て回ると、薄い色の菖蒲の繊細な陰影にも惹かれた。花摘み娘コスのおばちゃんたちは、記念撮影に人気だった。
なかなか楽しい場所だったな。広くはないので回りやすいし。
帰路は、園の南を通って、三浦半島の南岸に抜け、そこからは海岸を通って境川に戻り、帰宅した。好天に恵まれ、良い自転車日和であったし、良いカメラ日和でもあった。
2013年06月07日(金曜日)
検討を続ける。
初日、松江経由で隠岐の島に渡るわけだが、実は松江は松江でも、美保関半島の北側にある港から出航するということだ。となると、この便は9:30くらいに出てしまうので、サンライズ出雲で雲州入りすると間に合わない。
まあ、間に合わなくてもいいか。初日は、出雲大社に詣でてから、隠岐の島に渡るというのはどうだろう。隠岐の島では、島前島後を結ぶフェリーが、結構あるので、全島に足を運ぶのも、それほど難しくはないだろう。
とりあえず、宿を取っておいた。真夏の糞暑い中、孤島をうろつくのも良かろうと思う。
2013年06月06日(木曜日)
決めた。盆には隠岐の島に行こう。
実家には、そう長くはいないので、残りを島根県方面での行動に費やしても良い。
初日は島根に入り、船で隠岐の島に渡る。それから数日を過ごし、松江経由で広島に戻り、実家に帰郷するのが良かろう。
隠岐の島は初めてなので、楽しみだ。
2013年06月05日(水曜日)
22時26分
暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:晴れ晴れ
うっかり、G'z One Type-Xを忘れてきてしまった。これはスイカでの支払いにも使うので、無いと構内コンビニで困る。そういう意味では、地下鉄でも使うので、地下鉄通勤の時には、まず忘れることはないのだが。
帰路、久しぶりに藤沢周りで帰還。境川に出る頃になっても、まだまだ明るさが残っていた。もっと早く帰れる、平穏な日々は帰ってこないのだろうか。
2013年06月04日(火曜日)
7.8になったおかげもあって、Radarの使い勝手がより上がった。
もともと、結構軽快に動いてくれるWP7.5のおかげで、サクサク感はINFOBAR C01よりも上だったRadarだが、7.8化の結果としてUIの使い勝手も『少し』改善され、さらに手に馴染んできた。筋はいいOSだよな、WP7系は。
そのお陰もあって、WP8機への欲求は吹き飛んでいる最中だ。まあ、8.5が出たら、また考えるかな。
2013年06月03日(月曜日)
代休がまだ余っていたので、今日は休みにしておいた。昨日は遅くの帰りだったが、今朝までぐっすり睡眠を取った。
さて、雑用を片付ける。その一つが、最近マメに取っているINOUトリップだ。南会津サイクルトレインの分を登録しておいた。
初日と
2日目。こうして見返すと、意外に坂を登ってないな。そういうコースだったのだ。
2013年06月02日(日曜日)
23時13分
自転車 ( 自転車旅行記 )
天気:晴れてます
部屋が結構暑くて、イマイチな睡眠状況。しかし、時間はそれなりにとれた。
さて、宿を後にし、まずは田島まで下る。昨日登ってきた
裏針生を下ってゆく。秋は秋で、黄金色の田が美しいのだろう。
田島駅までは戻らず、やや北にある赤土峠を登り始める。見晴らしが無いので達成感が乏しい峠ではあるが、手頃な峠でもある。ポケロケの超軽いギアに物を言わせ、ゴリゴリ登り切った。
みんな元気に登ってくる。
養鱒公園方面に下る。山桜の名所という場所を訪れるが、さすがにもう終わりきっている。
目の前の川の流れが清い。
山桜は終わっていたが、
菜の花畑は元気盛んだ。
今日のメインディッシュは塔のへつり。えらい立派な下郷町役場での休憩を挟んで、塔のへつり近くの蕎麦屋での昼食に誘導される。うむ、いい蕎麦だ。
塔のへつり間近の
橋上から眺め。この辺は地形的にこのような侵食岸が続いているのだ。
塔のへつり。以前来た時は崩壊して通行禁止だったが、橋は復元し、対岸の上の方にも上ることが出来た。なぎの女史と火曜サスペンス劇場ごっこを執り行う。
最後は湯野上温泉に。その前に、ちょうど橋の上から
隣の橋を渡る電車を撮ることが出来た。
最後は湯野上温泉で露天風呂に浸かり、会津田島までの第1次サイクルトレインを敢行し、会津田島で時間があったのでコンビニまで買い出しに出かけ、帰りの電車ではそれで凌いだ。
今回も楽しかったな。今年は秋もあるんだぜ。よし、夏の会津にも行ってこよう。
2013年06月01日(土曜日)
今年もこの日がやってきた。去年はまるっと中止されたので、久しぶりのサイクルトレインだ。
今回はCコースに参加する。それなりの距離があるので、ポケロケを選択。地下鉄と京急を乗り継いで、浅草に向かった。
スカイツリーがそれなりに見える。カメラはJ3に10-30mmを着けていった。
いつもの集合地点に到着。今年はおの氏がトライクで参加していた他、まき氏もBromptonで参加。病み上がりのリハビリだげな。
同コースには、今年はなぎの女史が参加しておられた。そういえば、去年の紅葉サイクリングでは、夫君とご一緒させていただいたものだ。
いつもの団体専用列車たびじの車内は、久しぶりに
こんな有様になる。
列車は、ゆっくりと南会津に入った。駅前に集合すると、Dコースの
電動クロスバイク群が現れた。意外に良さそうだな。もっとダッサイものかと思いきや、重さを除けば俺の美意識に適うものだ。
CDコース一段となって、まずは針生方面に向かう。途中で
アスパラ狩りする機会があった。一定サイズに伸びたのを、ハサミでちょん切るだけだが、その場で口にする人続出だった。拙者、さすがに気後れして、せめて洗ってからにしようと考え、バックパックに収めた。
次の寄り道は、
マリア観音で知られる常楽院。花が美しい寺で、
方々に花開いている。
その花々に誘われるようにして、寺の奥へと足を運ぶと、こんなでっかい
樅の木が立っている。最初は樅の木とは思わず、杉か何かと思っていた。
さらに幹線と裏道を縫って走り、お馴染みの南泉寺に至った。しかし、珍しくも
鐘楼の萱を吹き替えている所だった。20年に一度の事なのだそうだ。次回、生きてお目にかかれるものか分からない! いい機会だからと、サポートカーを運転されていた宿のご主人に口を利いていただき、この足場まで登る機会を得た。得がたい体験だ。3組に別れて登ったのだが、後になるほど大胆になり、遂には足場をめぐって一周する有様だった。
さて、針生に向かう。車道をゆるゆる登った後、裏手から登ってゆく。この裏手の、
棚田状に連なる田畑の眺めは、針生でも好きな場所だ。
いったんは、今日の宿の
台鞍荘に向かい、荷物を置いていった。
さて、今日のメインイベント。駒止湿原へのヒルクライムだ。やや暖かな時期なのではあるが、まだまだ風の涼しい南会津では、オーバーヒートしないので頑張って登れる。とはいえ、やはり何度か足を止めたけど。衝撃的だったのは、電動アシスト隊の容赦無い速さだった。
駒止湿原に登りきり、湿原を散策する。残念ながら、
水芭蕉の盛りは過ぎていたが、それでも方々に群落が花開いていた。
珍しい花や、サンショウウオの卵などを見物して、宿へと戻った。ちょうど、
日が暮れる。
食後、別室で談笑していたのだが、楽しかったのが宿のご主人が撮った天体写真だ。筋金入りの天文写真家らしく、こんなのどうやって撮ったのと言いたくなるような、ガリレオ衛星の精密な画像などが披露された。星が綺麗な土地だもんな。
部屋に戻って就眠。