Strange Days

2013年12月31日(火曜日)

岩国をおっ散歩

23時55分 , レジャー , 美術館 天気:晴天なり

 実家にいると退屈なので、岩国に遊びに出かけた。確か小学生の頃に来て以来だ。
 呉線経由岩国行きの直行便があるので、朝一の便に乗り込むと、10:00過ぎには岩国に到着していた。Lumia1020で地図を見ながら、岩国の観光地帯である錦帯橋界隈を目指す。
 川沿いに歩いていたら、曰く有りげな大樹が、民家の庭にズドンと立っているのを発見。曰くがあろうがなかろうが、こういうのはいいね。
 川沿いの道を探しながら歩いていたのだが、次第に困ったことになってきた。尿意が募ってくる。しかし、幹線から外れた辺りなので、店舗の類がないのだ。我慢しつつ歩き続けると、真っ直ぐな、いかにも旧街道っぽい道に入った。なんだろうと思っていたら、案内板を発見。岩国往還だそうな。岩国城辺りから、港、そして広島方面へと抜ける道だった、らしい。
 この道沿いの小公園で、待望の公衆便所を発見。助かるわぁ。
 岩国往還の終点は、錦帯橋だった。ここ、有料橋なのね。渡る前に、向かいにあった店で、鍋焼きうどんを入れておく。冬は鍋焼きうどんである(確信)。
 錦帯橋を渡った辺りは、整備された公園を中心に、歴史的建造物が集う、観光の中心だ。それらをことごとく後回しにして、まずは岩国城を目指す。城のある山頂部までは、ロープウェイが渡されている。山頂側の駅周辺も小公園になっていて、眼下に錦帯橋を始めとする岩国観光地帯を見下ろすことが出来る絶景
 岩国城までは、遊歩道を10分ほどもてくてく歩くことになる。年寄りにはつらそうな傾斜だ。
 岩国城も有料で、中は概ね刀槍を中心とした博物館になっている。これは興味深い、脇差しを模した単発銃。これはどう使ったものなのだろうか。
 山を降りると、ロープウェイ駅近くに岩国美術館がある。施設っぽいこの美術館、中はやはり鎧や刀槍、武家の家具などが陳列されている。意外に見ごたえあり。
 城と美術館に時間を取られたので、そろそろ帰ることにする。錦帯橋を渡り返したバス停から、岩国駅へのバスに乗って、駅へ。岩国始発広行きの便に乗り込むと、ちょうどホームで、コーカソイドのオッサンが、前輪駆動のリカンベントを輪行解除しているところだった。思わず写真に撮って、ツイッターで意見を聞くと、Performerの製品ではないかという。しかし、大胆だな。
 帰宅して、晦そばを食ったら、行く年来る年を見る。来年は、どれだけ遊べるかな。