来たな。待望のニコンDXフォーマットのミドルレンジ機。我がD90の流れを受け継ぐ最新世代機の登場だ。
ちょっと不思議なのが、『D7000とは併売』とニコンが言っていること。価格帯が同じで、スペック的に劣る機種を併売することに意味があるのだろうか? 実売で見ると、確かに当面は価格差があるだろうが。
D7100最大の売りが、ローパスフィルタレスな点。これで解像度はレンズと受光素子だけで決まるようになる。画像処理エンジンの発達で、少々のモアレ、偽色など完全に抑制できるということなのか。
当然買いたい機械だが、なにせニコン1を買ったばかりだ。少し値が下がるのを待つのもいいだろう。もう一つ、この機会が、本当にDX機のトップレンジになったのかという疑問もある。D300口径の噂は燻っているし、D600にD300系ユーザを完全に吸収できるとも思えないので、D7000系では物足りないDXユーザはそれなりに居るのではないだろうか。
春まで待って、少し様子を見極めたい。