Strange Days

2015年03月30日(月曜日)

背面(親指)AFを試してみる

20時12分 デジタルカメラ 天気:まあまあ

 世のカメラ好きから熱く語られることも多い、親指AFを、ここ数日試してみた。まずはオリンパスOM-D E-M5iiの場合。設定は省略するが、割り当てられるのは、ファインダ右隣のボタンだ。親指AFの意義はフォーカスボタンとリリースボタンの分離にあるので、シャッターボタンの半押しAFは、当然解除される。
 この設定で、昨日一日使ってみた。静物相手には良さそう。相手が概ね動かない風景写真の場合、半押しAFでいちいち再フォーカスが掛かるのが鬱陶しかった。一度、フォーカスを決めたら再合焦しない(させない)設定は有難い。しかし、別に厳密にフォーカスを詰めないで、自転車を止めては目に入ったものをパシャパシャ取ってゆくような使い方では、半押しAFの一貫した作業順序が向いている。というのが、昨日使ってみた感想。一番の分かれ道が、置きピンを使いたいかどうか、だろうと思った。昨日のように、桜をじっくり撮って回る場合、当然置きピンが主体なので、親指AFの目的に適っている。が、目に入った風景をパシャリと即撮りして、すぐ走りだすような場合、AFとシャッターが分離している事自体が仇になる観はあった。
 D7100の場合も親指AF設定は可能だが、なにせ重いカメラ*1なので、親指がホールド要員から外れ、ホールド性が落ちるのが気になる。なので、よほどE-M5iiで親指AFに慣れるまで、半押しAFで使うつもりだ。
 別に、親指AFじゃなくても、シャッターボタンとフォーカスボタンを並べるUIもあり得るはずだけど、そうはならないのが少し不思議だな。
 さて今日は、そもそも親指フォーカス設定でき無さそうな*2Nikon 1 J3で、帰路に白百合公園の桜を撮った。もう日が沈んでいたので、夜桜になってしまった。