Jump to navigation
Strange Days
2016年01月21日(木曜日)
23時42分
思考
天気:晴れ
ホットな科学ニュース。直接観測されたものではないが、太陽系外縁部の天体運動を観測した結果、かなり大型の天体が、極端な軌道を描いて公転している可能性があるというのだ。サイズは海王星程度、軌道は矮惑星が巡っている辺りから、遥か遥かカイパーベルト深くまで届く、離心率の大きい軌道を取ると考えられている。そんなでっかい天体があっても見つけてませんでしたというのだが、見落としてましたと言うにはでかすぎないか。それだけ、太陽系外縁部の観測は、難しいということなのだろう。
しかし、子供の頃には太陽系の惑星は9つで、惑星になれなかった氷のカスが外縁に集まっているだけとされていた太陽系の姿が、冥王星は矮惑星に変えられた上、その同類がうようよしていると分かり、本当に第9惑星すらありそうというのだ。面白い時代に生きているものじゃないか。