Strange Days

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2000年4月18日(火曜日)

少しだけ観望

星見 23:36:00
 夜、空は曇っている。お月さんは明るいが、星は一つも見えない。月も雲の向こうに揺らめいている。しかし双眼鏡を向けると、この雲の中でも月の表面の模様が見分けられた。月の光量の豊富さゆえだろう。
 昨日、GP赤道儀の重さに懲りたので、今日は片持ち赤道儀に戻してベランダに出した。ベランダ観望にはこれがベストな解だ。しかし指で押すとゆらゆらゆれてしまう剛性の低さは、GP赤道儀を体験すると物足りなくなる。
 満月に100EDを指向した。雲のおかげでムーングラスは不要なくらいだった。満ちた月は陰影に乏しく、スカイ・ウォッチャー誌のいうとおりいまいち面白みに欠けるが、ティコなどの強い光条を持つクレーターの眺めを楽しめる。アリスタルコスは時々月面の爆発と誤認されるほど明るいクレーターで、雲を通してさえ明るい輝条がはっきり見える。さすがに大倍率をかけると、月面の情景は雲にかすんでしまうのだが。
 1時間ほど眺めて、撤収した。
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2000年4月18日(火曜日)

Cygnusでw3mを

インターネット 19:33:00 天気:晴れ
 愛用しているブラウザはNetscape4.7だが、軽いのを気に入ってLynxも併用している。Lynxはテキストブラウザだが、おかげで動作が非常にきびきびして気持ちがいい。しかしフレームを表示できないという弱点もある。正確にはフレームの要素一つ一つは表示できるのだが、1画面に同時に表示できない。
 その弱点を解消したテキストブラウザがw3mだ。これはLynxでは扱えないTableもFrameも表示できる上、Lynxよりさらにコンパクトだ。実際、わずか700KB程度でしかない。
 このw3m、PC-UNIXでは当然のこととして、OS/2でも使える。ありがたいことにバイナリを用意してくださった方がいるのだ。(Altairさん)

 それではWindowsで使うにはというと、GNUのフリーソフトウェアで構成したCygnus社のUNIX互換環境を使えばいい。Cygnusの公式サイトで取ってこよう。後のことを考えてフルパッケージ(13MBある)がいいだろう。それをインストールして、さらにw3mの公式Webページ
からCygnus用バイナリを持ってきて展開すればいい。現在用意されているのはバージョン0.1.6ベースのものだが、普通使う分には問題ない。
 僕の場合、会社の認証付プロキシを越えなければならなかったので、話が少しややこしくなった。このバイナリでは認証の受付が出来ないようなのだ。w3mのMLを読むと、最近のパッチで認証関係を拡張したようなことを書いてあった。そこで0.1.8のソースを取ってきて、適当にconfigureしてmakeした。最初ルートに/binが無くて(あたりまえだ)失敗したが、/binを掘ってCygnusのbinをmountすればOK。maka一発でバイナリが出来たので、make installして早速起動してみると、今度はちゃんとプロキシから認証が要求された。楽勝だぜ。しかしなぜか一部のテキストエリアにはメッセージを書けない。謎だが、滅多に書くことは無いので問題は無しだ。
 個人的にはコンソールで暮らすことが多いので、この環境は非常に便利そうだ。
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2000年4月17日(月曜日)

ようやくGP赤道儀のインプレッション

星見 23:59:00 天気:晴れ
 会社から退けての帰り道、夜空には満月寸前の月が浩々と灯っていた。今夜は快晴。ようやく到来した観望日和だ。
 帰宅して、夕食もそこそこに望遠鏡をベランダに出した。GP赤道儀に載せた100EDの総重量は、片持ち赤道儀に載せているときの3倍にはなりそうだ。そのくそ重いのをとりあえずベランダに出してみた。そして極軸をコンパスを見ながらあわせようとした。
 合わない。三脚を思った方向に向けるには、我がベランダは狭すぎる。脚の一つを部屋のサッシ上に載せないと、うまくアジャスト出来なさそうだ。そうするとサッシが閉まらない。笑うしかない状況である。
 極軸を合わせるのは諦めて、とりあえず望遠鏡を月に向けてみた。粗動、微動装置ともに動きはスムーズで、月くらいなら粗動装置のみでも十分なくらいだ。赤経軸では微動装置の替わりにモータードライブを着けているのだが、その動作もスムーズで案外に使いやすい。もっとも、軸部の動きを見ているだけでは動いているのかどうかわからないくらい遅いのだけれど。クラッチ付微動ノブを着けて、手動でも微動できるようにした方が使いやすそうだ。
 望遠鏡の安定性もはるかに向上していて、片持ち式赤道儀より安定感がある。望遠鏡に例のアダプタをつけてE950を接続してみた。さらにフードを伸ばすと、なんだか物凄く怪しい物体になる。
 ムーングラスを入れたWO13.5mmで月を真中に入れる。その状態でミラーを切り替え、直進側に着けたE950に光を入れ、ピントを出そうとした。......あ、合わない。タレットと望遠鏡の接合部を深く接合しすぎたようだ。少し距離を取り、再度ピントを出すと、今度は月面の情景が露になった。しかしE950の液晶面に保護シールを貼っていることもあり、少しピントをつかみにくい。だいたいのピントを出して、シャッターを切ってみた。その画像をノートPCで転送して、表示させてみると、見事なピンぼけ。なんで~? しかし少し考えて手ブレの可能性が大であると考えた。こういう場合はレリーズが正解なのだろうが、E950には標準では取り付け不可能だ。自作しようと思っていたが、適当なパーツが手に入らずほったらかしになっている。
 それならセルフタイマだ。E950の取説を引っ張り出してタイマの使用法を理解し、早速使ってみた。写すごとにセルフタイマがオフになり、セルフタイマをONにするごとに手動フォーカスがオフになるのがうっとうしい。まあそれでも毎回手で設定しながら何枚か撮影してみた。
 それをPCに転送してチェック。うん、さっきよりはずっとましな画像になった。が、やっぱり全体的にピンぼけ気味だ。
 なぜなのか考えてみた。今回はどこかで読んだ知識を元に、フォーカスを無限遠に設定していた。対象が事実上無限遠にある星(E950の光学系では20m以上向こうは無限遠になる)なのだから良いのかと単純に考えていたのだ。しかしよくよく考えるとデジカメアダプタを介した撮影はコリメート撮影法だ。これは接眼レンズの接眼側に結んだ像を撮影することだと理解している。ならマクロ撮影じゃないと駄目なのではないだろうか。
 そんな風に考えたのは、あまりに眠くて一度寝床に入った後の事だった。
 日付が変わる頃まで一眠りするつもりが、目覚めるとなんと3時過ぎ。慌てて風呂に入り(ちょっと近所迷惑で気が引ける)、それからベランダに出てみた。もう遅いので、望遠鏡をのぞく気にはなれず、ワイドビノで空を見渡した。
 評判どおり、非常に明るい視界が広がっていた。確実に2等級は暗い星まで見渡すことが出来る。さそり座に向けると、アンタレスを中心に星座の大半が視界に入っている。これなら星座早見表と相性がいいだろう。星空観望の初心者にはうってつけのグッズと言えるのではないだろうか。
 ワイドビノを空のあちこちに向け、をを明るい明るいと喜んでいたら、空が本当に青く、明るくなっていることに気づいた。夜が明けつつあるのだ。そうか、もう夜明けがこんなに早くなっているのだなとしみじみ実感しつつ、ようやく床に入った。
 それにしてもGP赤道儀の重さ(というか我がベランダの狭さ)には参った。GP赤道儀は週末に活躍してもらうことにして、普段はやはりBORGの片持ち赤道儀に活躍してもらう方が良さそうだ。この軽さは本当に助かる。なんだかんだいわれて欠点はあるのだが、それでもBORGの製品構成はお気軽な観望のために良く考えているように思った。
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2000年4月16日(日曜日)

一瞬だけ観望

暮らし 23:59:00
 夜中までとろとろと寝て、もぞもぞと起き出した。今夜は風が冷たい。室温も低めで、最近は開けっ放しのサッシを締め切ってしまった。ベランダに出ても濃いくもり空が広がっているばかりだ。やけくそになってしばしネット漂流を続け、3:00頃にさて寝るかとベランダに出ると、東の天頂付近に少しだけ晴れ間がのぞき始めている。早速ワイドビノで空を眺めた。噂どおり、ワイドビノで見る夜空は大変明るく、しかも星座が視界の中にほとんど入りきってしまう。これなら、都会の空でもかなりの星を一瞥できるだろう。口径40mmのオペラグラスというコンセプトが良かったのか、ロシアの光学設計の勝利なのか。
 翌朝、目覚めると空は憎らしいばかりの快晴である。今夜まで晴れが続けばいいのだが。

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湘南台に出るかい

暮らし 19:27:00 天気:くもり
 目覚めると雨は上がっていた。しかし空は相変わらず鉛色だ。午前中に目覚めてしまったので、しばし布団の中でゴロゴロしながら妄想を巡らせていたが、そのうちに飽きて外に出ることにした。秋葉に出ようかなと思ったが、さして欲しいものも無く、図書館に行くつもりで湘南台に出かけた。
 今日は風がやや冷たい。少し寒が戻ったようだ。
 図書館では臨死体験の本を読み漁った。実体験派の本ばかりだったが、なんとも説得力に欠ける論理ばかりでうんざりする。確信はあるが、人に確信をもたらすに足る論理は組み立てられない場合が多いように感じられる。体験者に直接聞き取りするという作業を積み重ねた研究者ほど、実体験派に傾斜するようだ。思うに、話者の個人的魅力(臨死体験者の人格的魅力が増すことが多いのは間違いないようだ)に引きずられてしまっているのではないだろうか。
 だからといってすべてを脳内現象として片付ける事が出来ないのが面白いところだ。むしろ脳内現象+ESPというモデルのほうがすっきり説明できる。超心理学ともども読み進めると面白い分野だと思う。
 帰りに湘南台のWaveEyeに寄った。最近改装して、売り場面積を広げている。適当なプリンタサーバ(プリンタのパラレルポートに取り付けるタイプの小さいやつ)が欲しかったのだが、あいにく扱っていなかった。こういう濃い品は秋葉じゃないと駄目かも。
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2000年4月15日(土曜日)

新さくらほか

テレビ 23:26:00
 いや銀行合併の話ではない。4月に入って地上波でもC.C.さくらの新シリーズが始まったので、さっそく録画しておいたのを見た。新オープニングは前のより絵柄がポップになった。前の方が動きがあって良かったな。
 中身は相変わらず元気なさくらを拝めてヨイ(^^) しかし、小狼め、色づきやがって。許せん(爆)。
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今夜も観望は無しだ~(激怒)

星見 22:25:00
 結局、夜中まで昏々と寝て、やおら起きだしてベランダに出たのだが、相変わらずの雨でまったく晴れる気配が無い。いやはや、せっかくワイドビノとGP赤道儀用プレートが届いて本格的な観望セットが揃ったってのに。欲求不満でどうにかしちゃいそうである。
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寝週末と心霊体験

思考 20:23:00 天気:雨
 せっかくの週末だというのに雨。出かけるのも本を読むのも面倒になった僕は、日がな一日寝てすごした。日ごろの睡眠不足をまとめて解消しようとでもいうのか。
 世の中には寝溜めができるという人もいるようだが、僕はまったく駄目だ。最近、星を見る習慣が出来たので、帰ったらすぐ寝て、夜中に起きだして星を見た後で、また寝るという生活をしている。一応、一日7時間程度の睡眠時間は確保できているはずだ。ところが体の方は明け方までの数時間の睡眠しか憶えていないらしく、目覚めると肉体はなお睡眠を欲しているのだ!(単なる寝不足という意味だが) 要するに帰ってすぐ寝る分はあまり意味が無いのだが、その頃には睡眠不足で意識不明寸前なので、どうしても寝ざるを得ない。
 そういうことで週末に寝まくってもあまり意味が無いのだが、半分眠りかけつつも頭はさめているという状況が好きなので、ゴロゴロしていることにした。この状況で様々な論理の飛躍が果たされるということは、今読んでいる「臨死体験」にも出ている事例である。この状況では、通常の負荷にさらされつづけている状況では果たせない種類の情報処理を、無意識のうちに遂行しているようだ。
 この半覚醒状態では、ココロとカラダの同期がずれて、通常では体験できない現象が起こることがあるという。事実、僕はオカルト用語でいう幽体分離と思しき現象を何度も体験している。誰もが体験するであろう金縛りの状況で、強く外界の事を想うと、視点のみが想った場所に移動する。カラダから抜け出して、部屋の中を漂い、さらには屋外に出て空を自由に飛ぶことが出来る。それも非常にリアリティを伴った体験なのだ。ところが、後で言語化しようとすると、実は体験の細部が非常にあいまいで朧であることに気づくのだ。思うに、「明瞭であると感じること」と「体験の細部まで明瞭に記憶すること」はまったく別種の体験なのだと思う。ここで前後の体験を等号で結んでしまう人は、無意識のうちに日常得ている他のデータを拝借してきて、結果的に「明瞭な体験」そのものを捏造しているのではないだろうか。
 まどろんでいて眠りに落ちる寸前で頭に浮かぶ映像は、時たま非常に明晰なものになる。これも僕が体験するところの幽体分離と同質の体験なのかもしれない。このことを考えてみると、人間の想像の不明瞭さは、実は身体感覚というノイズの存在ゆえのものなのかもしれないと思われる。眠り込む寸前、カラダの感覚が消失し、想像のほうのリアリティが向上する。そこで人間の恐怖心やその他の性質が幻視させるのが様々な心霊体験の正体なのではないだろうか。事実、金縛り状態で「のどを締め上げる腕」だとか「背後に添い寝する誰か」を想像すると、その通りのものを体験できる。それを消すように強く念じると、その通りに消えてしまう。明らかに幻覚なのだ。まあこれは、僕個人の体験という、それ自身では一般化も解析も出来ないモノに依拠しているのだけれど。
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2000年4月14日(金曜日)

ワイドビノ他到来

星見 20:22:00 天気:はっきりしないくもり
 朝、9:00に起床。これから朝食を作って9:45に出ても10:15には間に合う。近場に住むと楽だ。それで朝食の目玉焼きを作っているとき、玄関のチャイムが鳴った。このチャイム、例の「ピンポーン」という、それもかなり大音量のものなので、結構心臓に悪い。こんな朝っぱらから誰が、といぶかしみつつ開けると、何度も荷物を届けてもらったのですっかり顔なじみになってしまったヤマト運輸のおじさんだった。Tommy Oasis Directに発注していた荷物が届いたのだ。
 早速開梱してみる。モノはGP赤道儀用アリミゾプレート、それに100EDを取り憑けるための鏡筒バンド、VixenのNikonデジカメアダプタ、そして笠井トレーディング扱いのワイドビノだった。とりあえず中身がそろっていることを確認して出社した。
 速攻で帰宅して、それぞれの品を取り出してみた。鏡筒バンド&プレートは、最初は使い方がわからなかったが、GP赤道儀の説明書を見ているうちに理解できた。100EDをGP赤道儀に取り付けると、さすがに片持ち赤道儀よりはるかに安定していて、指で鏡筒を揺すってもびくともしない。持ち運ぶ必要がないのなら、これはベストな解ではないかと思う。そこにNikonデジカメアダプタでE950を取り付けてみた。タレット側にはとても固定できないので、H50mmがささっているファインダ側にコンバータを介してLV5mmをさし、そこに取り付けてみた。なんだか物凄く怪しい物体になってしまったが、赤道儀の強度は十分で、安定性に問題はない。残念ながら空は曇っているので試すことは出来ないが、これでちょっとした天体写真なら撮れそうなので楽しみだ。
 ワイドビノは小型ながらずっしりと重い。ようするにオペラグラスなのだが、実視界が非常に広い(30°強)ので、星空観望用にも向くということで、結構知られている品だったらしい。僕が入手したのはそのオリジナルに対して改良を加えたというモノで、合焦装置をスムーズに動くよう加工したという。合焦装置は一般的な望遠鏡のように左右連動しているタイプではないが、左右の視力に差がある僕にはこちらの方が助かる。動作は確かにスムーズだ。
 ワイドビノの評価に「倍率を感じさせないまま視力がアップした感じがする」というのがあるが、まさにそのように見える。また非常に明るいのも特徴だ。
 これらを試したくても曇天ではしかたがない。おまけに明日は雨だとか。トホホ、来週までお預けになりそう。
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2000年4月13日(木曜日)

今夜の観望

星見 23:20:00
 今夜も月に望遠鏡を向けてみた(早く寝ろよ)。月は満月に向かいつつあり、60%程度満ちた状態。シーイングは良く、160倍で眺めてもピントがどんぴしゃ出る。晴れの海周辺や、ちょうど昼夜境界線近辺にあるコーカサス山脈を眺めた。ピントの合った100EDなら、月表面の直径数kmの小さなクレーターまで識別できそうなくらいだ(独立しているものじゃないと難しいけれど)。これが別の星の眺めなんだと思うと感慨深いものがある。
 月の地図が欲しくなってきた。
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死にそう

暮らし 20:18:00 天気:晴れ
 前日、遅くまで夜更かししていたせいか、なんだか調子が悪い。動悸が止まらなくて、頭がふらふらしている。熱っぽくは無く、逆に全身が冷たい感じ。半分死んでるような気分だ。今仕掛かってる仕事が細かなトラブルの連続で一向に終わらず、鬱憤がかなり蓄積されているせいかも知れない。まあ、早く寝ろよという天の声なのだろう。
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2000年4月12日(水曜日)

ちょっと観望

星見 23:16:00
 なんだか疲れていたので、帰宅して早々に床についてしまった。夜半にガバッと起き出し、ネット土左衛門と化してしばし放浪し、それからベランダに出た。遅かったので望遠鏡は出さず、双眼鏡で星空散歩と決め込んだ。
 愛用のMizar11*40は叩き売り品だっただけのことはあり、左側のピントがどうしても合わない。光軸がずれている感じがする。それ以外に重大な問題は無いし、質感も悪くないので、値段相応のことはあると諦めているのだが。もう少しでかい、高級望遠鏡にも色目がいってしまうのだ。
 今夜もアンタレスやベテルギウス、スピカの三角地帯を散歩した。良くアンタレスは血の赤といわれるが、ただのオレンジ色にしか見えない。この辺りは一見して1等星が少なく、寂しい眺めなのだが、目が慣れると暗い星がたくさん散らばっていて、なかなか楽しい眺めだ。
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OS/2の改訂

コンピュータ 16:15:00 天気:晴れ
 OS/2にひさびさに動きがある。前から噂になっていたコンビニエンス・パックなるものが出ると発表されたのだ。これはWarp4(VT版)以降に発行されたFixPackと、メモリ空間の拡大(現行512MBから4GB?)などの機能アップを盛り込んだもの。うわさのJFSなども入る。ただしClientでのMulti Proccesorサポートは見送られたようだ。
 今のところ、Windowsでなければという局面が少なくなってきているので、これからもしばらくはOS/2を使いつづけていくつもりだ。というか、既にOSはかなりどうでも良くなっている。OS/2のこの改訂の次の大きな動きは、たぶんNC6の移植だろう。
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2000年4月11日(火曜日)

今節のみんなの歌

テレビ 23:14:00
 今節分のみんなの歌を全部収録したので感想を書いておこう(また忘れるし)。
 新曲分。今節は3曲。
「太陽(ティダ)の歌」。ティダというのは琉球方言か? 琉球音階のポップスだ。琉球式演舞(?)を習っている子供たちが誇らしげなのがいい。
「21世紀の君たちへ」。スティーヴィー・ワンダーの曲をさだが歌っているぞ。スティーヴィー・レイ・ヴォーンのVoodoo Chileは絶妙だったが、これはなんだか気が抜けているような。
「変身」。ROLLYってあのローリーか? 岡林信康が歌いそうな曲だ。なんだかいい感じ。
 新作分の画像は全部実写再編集ものだった。方針変更なのか、予算のせいなのか。
 再放送。「歩いてみっか」はまあいいな。
「想い出に溶けながら」。ポニテがいい感じ。犬がかわいい。飼うなら勇ましいちびの柴犬だな。
「いつもの笑顔で」。お母さんは大変だ。
「大きなりんごの木の下で」。でかいぞ、このりんごの木。村全体が覆われてしまうくらいだ。イグドラシルか?
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お月様

星見 21:12:00 天気:晴れ
 このところ、夜風が暖かくて春風駘蕩という感じだったが、今夜は少し寒め。しかし久々にすっきり晴れ上がった空には、半月のお月様が浩々と輝いている。これを見逃す手は無い。
 21:00前に望遠鏡を出して、月に向けようとした。......む、向かない。定位置からは屋根が邪魔になって、望遠鏡を向けられないのだ。定位置からより手すり側にずらすしかない。そうすると赤道儀モードで使う意味が無い。そこであっさりと経緯台モードに戻した。まあGP赤道儀だってあるわけだし(未稼動ではあるが)。
 望遠鏡を手すりに寄せ、経緯台モードにすると、ようやく月が視界に入った。今夜はシーイングが安定していて、月があまり揺らがない。シンチレーションは良好なり。
 この前購入したムーングラスをWOにつけてみた。着けたといってもWOにもタレットにも取り付けねじが無いので、フィルタを接合部に落とし込んで見る形になる。揺すぶるとカタカタいうので怖い。
 効果は劇的ではなく、一見したところ光量はそれほど落ちてない感じがする。全体的にグレーっぽく着色する。しかし以前のように視界に焼きつくということは無くなった。ということは、効果は高いようだ。
 月はほぼ半月で、月正面の中央に走るクレーター群が影となり、面白い眺めになった。おりしも、スカイ・ウォッチャー誌では月面観望の特集を組んでいたので、それを参考に見ても良かったかもしれない。しかしあまり時間が無かったので、それは週末に譲ることにした。
 月の眺めで面白かったのが、月面の右上(望遠鏡は裏像になるのでこれでいいはずだが)にあるクレーターが皆無の海と、そのさらに右にある二つの親子クレーターだ。大きなクレーターの真中に、その後に出来たのか火山性なのか知らないが、別の小さな、明るいクレーターがあるのだ。また近辺にはティコを思わせる明るい放射状の噴出物を散らせた明るいクレーターもある。
 月面中央下部のクレーター群は、逆にごつごつとした山容の塊で、複雑な影が入り混じり、ぎざぎざのクレーターが重なり合っている。まことに玄妙な眺めで、見ていて飽きなかった。
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