Strange Days

2004年02月27日(金曜日)

トップページを作りました

13時35分 インターネット

 長らくテスト状態で404様にお任せ状態だった新ドメインだが、ようやくトップページを作って仮開店とした。やる気ないんかいとお聞きしたくなるような、適当なトップページだが、まあご容赦を。
 逆に旧サイトからもリンクを張っておかなきゃと、今思い出した。
 新、旧とは仮に名づけたものの、実際には併用するだろうなあ。実はHNSの方が日記記述支援としては便利な面が多いし、Nucleusへの移行も面倒なので、日記はあっちに残そうかともちょっとだけ考えている。何のためにNucleusを導入したのやら。

2004年02月25日(水曜日)

Nucleusをいじってます

09時57分 インターネット

 相変わらずNucleusをいじっており申す。NucleusはCMSというより汎用日記記述支援環境として使うつもりで、トップページからリンクした形にすることにした。旧来のコンテンツは当面Big-Netの方に残すが(HNSを持ってくるのが面倒なので)、多様な表現を必要とするコンテンツ全てをNucleusだけで管理するのは無理だと判断した。テンプレートとスキンだけで可能な表現は、案外に少なく感じている。
 それでも、リンク集をBlogベースで表現する試みを始めた。要するにリンクポイントとその説明、種別くらいがあればいいんだろう、ということで、タイトルにリンクを付け、本文でその説明をし、そしてカテゴリーで分類するという考えだ。タイトルの上に出る日付、コメント、トラックバックなどは不要だったので、専用のスキンとテンプレートを新設して、それらを削除した。結構それらしくはなったのだが、問題は大量に表示されるときの一覧性の確保だ。ツリー構造に出来ないのが難だ。これはスキンやテンプレートの構造を理解しきっていないので、もう少し試行錯誤する必要がありそうに思う。
 もう一つ、前から作ろうと思っていた買い物インプレッションのページを新設した。俺には金が無い、それでも俺はモノを買う。いうまでもなくハーラン・エリスンへのオマージュだ(というほど熱心な読者じゃなかったけれど)。自転車やPC、その他の無駄な買い物の無惨な結末をさらけ出そうという、かなり捨て身のコンテンツだ(笑)。ボチボチ書いてゆく予定。

2004年02月24日(火曜日)

『キューリー夫人です!』

17時42分 インターネット

大手小町
なんか、やたら面白かったのが、タイトルのそれ。

2004年02月19日(木曜日)

The NETを漂流するという行為

12時10分 インターネット

 RSSリーダを使い始めている。UTF-8、EUCを理解してくれるという意味で日本語対応しているSharpreaderを導入してみたのだ。.NETフレームワークを自分のPCに入れるのは業腹だったが。
 使ってみると、決まりきっている巡回先に限定すれば便利ではある。更新状況とサマリが、わざわざ見に行かなくても分かるのは便利だ。僕も早速、RSS2.0を出力できるようにした。つうか、標準でさえずっているんだけど、分かりやすいようにリンクを設置しました。
 しかし、このRSSリーダーを使うようになって、実際に見に行っているのはいわゆるニュースサイト(@ITとか)に限定しているのに気づいた。なぜか、個人サイトに関しては、適当なときに、特にトリガーも無く見に行っているのだ。僕自身は、どうやら個人サイトに関しては、リアルタイム性以外のものを重視しているようだ。それはなんだろう。
 昔、パソコン通信の頃にも自動巡回が流行った。当時はパソコン通信のホスト側に未読検出の機能があったので、アクセスフィーが高すぎたNIFTY-Serve(現@Nifty)では、もっぱらこればかり使っていたものだ。しかし、草の根ホストとかASCII-Netとかでは、自動巡回を使いながらも、リアルタイムにアクセスしながら、そのあちこちを漂流する行為を止めなかった。
 というところまで書いて、ああ、そうか漂流(net drift)することが大切なんだと気づいた。インターネットはURIでリンクされた資源の集合体だ。リンクを持たない資源はいくら重要ではあっても、広がりを持たない。逆にそれ自身は重要ではなくても、広がりを持つ資源もありうる(リンク集とか)。URIを辿ってゆくことは、発見の旅でもありうる。新しい知識、概念にぶつかる度、僕は豊かになってゆく(実際には、そんな気がするだけ、の事ばかりだけれど)。そして発見とは、思いもかけぬ場所でなされるものだ。リンクとリンクと狭間、そのわき道を探るようにして旅してゆくことが、実は発見への近道なのだ。決まりきった道行きからではなく、行き当たりばったりのそれからこそ、僕は何かを発見する。
 そういう目で、かつてのパソコン通信を眺めてみると、結局はやはりリンクされた資源の集合体であり、その中をdriftすることは、発見の旅でありえたわけだ。そしてRSSリーダの類を個人サイトに適用することは、その広がりを否定することだと頭のどこかで考えているようだ。実際には、一度その個人サイトに入り込んでしまえば、そこもまたThe NETの一部であり、内部も外部も持たない大海の一部ではあるのだが。それでも、その漂流する行為を合理的に片付けてしまおうと考えることは、まるで獣道が出来るように、結局は漂流を移動へと移行させてしまうものだと恐れているのではないか。なんて事を考える。
 なんだか、文藝の世界での創作行為に関しての手書き派とワープロ派の意見対立を思わせるものがある(ちなみに僕自身は手書きを好みます)。実際にRSSリーダやFOAFでインターネットの広がりを効率的に表現しようとしている人々には、こういう思想は無意義であるのかもしれない。広大なThe NETの膨大な情報から多くのものを振り捨てたところで、まだ思いもかけぬ発見に出くわすことは多いはずだから。それでも、僕は他人が気にもかけない"発見"が魅力的に映るから、あてどなく漂流する行為を止めないだろう。
 しかし、The NETなんて言い方は、めっきりしなくなったね。これはきっと、多くの人が広大さに倦み、効率的で確実なつながりを重視し始めている兆しなのではないだろうか。

2004年02月08日(日曜日)

Nucleusを導入しました

15時27分 インターネット

 金曜の夜から、いまいち体調不良だった。昨日のツーリングの間は安定していたのだが、やはり体に響いたのか、帰宅してから咳が出るようになった。というわけで、インフルエンザ決定。前に胃腸がハングアップした件は、もしかしたら食中毒の類だったのかもしれない。
 これはダメだと思い、布団でゴロゴロしながら、わざと汗をかいて発熱を促進する作戦に出た。熱は一時だけ上昇したが、その後はほぼ平熱のままだ。汗をかなりかいたせいか、それほど症状は悪化させずにすみそうだ。が、喉が既にやられており、この点がつらい。今日はどこにも出られないなと思った。
 そこで、新ドメインの立ち上げ作業に着手した。CMSは新進のNucleusに決定。日本語関連の資料も整備されつつある。ロリポップサーバにもユーザがいるので、運営には問題無さそうだ。MovableType(以下MT)がPerlベースなのに対し、NucleusはPHPベースになっている。片手に数えられる程度のソースを読んで比較した印象だが、Perlが汎用性が高すぎてごちゃごちゃしたコードになりやすいのに対し、PHPは割りと読みやすいソースを書きやすい傾向を感じた。まあ、Perlの場合は自然暗号化効果という難物も関わってくるが(爆)。達人の書いたPerlコードは、素人の僕には暗号と変わりまっしぇん。
 しかし、MTがBlogのトレンドリーダーという感じで、新しい規格の先頭に立っているのに対し、Nucleusはちょっと遅れをとっている感じがする。でもNucleusの開発速度もそこそこ上がっているようだし、人的資源も増えているようなので、プラグインが使いやすそうなこちらに決定した。実際にはMT以外でとなると、これが最右翼になってしまったわけだが。
 まずはレンタルスペースの設定を案内メールやウェブのヘルプを参照しながらやっておいた。必要十分な情報が揃っており、好感が持てる。ロリポップサーバ、なかなかいいようだ(でもやはり名前は何とかならぬものかっ)。
 次にNucleus CMS Japanを参照しながら、Nucleus2.0日本語化バージョンをダウンロード、設定する。サクサク進んで、1時間後にはほぼ完璧に動いていた。PHPとMySQLが標準装備なレンタルスペースなので、悩む部分が無かったくらいだ。インストールしたきりの状態ではコメント機能しかないので、TrackBackを実現するプラグインを探し出す。最初、TrackBackは標準装備だろうと思い込んでいたのだが、実は2.0では未実装だったのだ。2.5では実装されたらしいので、TrackBackをうまく移行できるか、少し不安だ。そもそも、TrackBackという思想そのものに疑問を持っていた(だって、インターネットにリソースを持っている人同士にしか意味が無いし、その意味では新たなデジタルディバイドの元といえるかもしれない)のだが、ならコメント機能も付けちゃえばいいじゃないかと気が付いたので、ミーハーな俺様は早速手を出したわけだ。ついでに、コメント機能も、標準ではコメント画面へのリンクを出しているだけなので、コメント入力エリアも表示させてしまうプラグインを入れておいた。でもちょっと表示がうるさいかな。もしかしたら、実際の運用では消すかも。
 後はpermalinkくらいは付けたいところだ。しかし、それですぐ公開というつもりは無い。まだまだNucleusの全貌を掴んでないのだ。いろいろ遊んで、新しいウェブページのデザインをして、それから公開という流れにするつもりだ。3月には公開できるかなあ。
 ここにBlogを移しても、旧ページはSouth of Heavenに残しておくつもりだ。
 最後はおうちサーバに集約してしまうかもしれないが。

2004年02月07日(土曜日)

プロバイダいろいろ止め

23時29分 インターネット

 今日のツーリングで、出掛けにドタバタというのは、実はAOLを止める手続きではまっていたからに他ならない。
少し考えて、結局はwakwakは止め、@NIFTYは最近フォーラムに行ってないので年末のFSFチャットまでは休止することにし、それぞれ手続きを取った。
 それでふと思い出したのが、AOL。遥か昔に入って、それっきりで使わないまま、1000円/月ずつ取られている。これも止めちゃえ。
 アカウントも何も分からなくなってはいたが、まあ課金しているカードの番号さえ分かれば何とかなるだろうと思い、電話してみた。wakwakも@NIFTYもオンラインで停止/退会できるのだが、AOLは電話しないとダメなのだ。明らかな退会防止策だね。機密保護を理由にするのなら、入会手続きに関してもオンライン不可にしなければ理屈に合わない。
 んで、オペレータ嬢としばし話す。結局、本人確認のために、どうしても住所を言わないといけないようだ。しかし、入会当時の住所は古すぎて、手元の記録に残ってない!
『今月の課金は停止しますので、その間に調べて再度手続きしてください』とのことになった。まあ、成りすましで他人のアカウントを停止できるのはまずかろうから、妥当な処置といえなくも無い。しかし、えらい昔の住所なので、調べても分かるかどうか.....。
 こうなれば、直接昔のアパートに出向いて、調べてみるか。しかし、もうアパートが取り壊されてたりしてな。

2004年02月06日(金曜日)

ドメイン取ってレンタルスペースも借りたナリヨ

09時32分 インターネット

というわけで(どういうわけよ)さくっとドメイン取って、レンタルスペース借りました。モノはやはりロリポップサーバで借りました。200MBが\250/月。安いなあ。
ドメインの方は、やはり同じ会社が運営しているムームードメインで.infoなのを取りました。.tvも取れたのだが、やがて太平洋に沈むかもしれないツバルの国名コードを使うのは、なにか気が退ける。ツバルが消滅したら、この国名コードはどうなるのかね。
というわけで、これは気兼ねなく使える.infoなgTLDを取ってみた。取ったドメインはまだ秘密。3月に公開できるかな、というところ。
さて、適当なCMSを探さないと。漠然とMovableTypeは避けたいと思っているのだが。

2004年02月05日(木曜日)

新しいドメインとサーバと

00時00分 インターネット 天気:快晴

 そろそろ、Bigのサーバーも手狭になってきた。wakwakはアクセスプロバイダとしても使ってないし、旧ホームページのURIが廃止になったので、切ってもいいかと思う。airnetは今のアクセスプロバイダなので、これは手放すつもりは無い。容量無制限(申告必須)なのはでかい。@NIFTYは予備のアクセスプロバイダとして保持しておきたいし、またフォーラムにアクセスすることも稀にあるので、これも残しておこう。iij4uもメールアカウントを保持したいので、残しておこう。
 整理すると、airnetと@nifty、iij4uは残し、wakwakは切る。それで、Bigはどうするかということになる。新しくレンタルスペースを確保するか。
 調べてみると、ロリポップサーバというのがなかなか安くて快適そうだ。名前は勘弁してください(真っ先にアクセスフィルタに引っかかりそう)だが、レンタルスペースのドメインは、たくさん用意されている中から選べるようだ。プロバイダは水商売みたいなところがあって、長期的に安定しているかどうか見極めは難しいが、ここに関してはそれほど悪評は聞かない。値段が値段(250円/月)なので、さくっと借りてみて試用してみるかという気になっている。
 ところで、このプロバイダでは、ムームードメインというレジストラサービスも営んでいて、これが770円/年とかいった目を疑うような安さなのだ。昔(といってもほんの5年前)には1万/年でも安いくらいだったのに、今はこれか。これなら、ドメイン取っちゃうのもいいかも。欲しいドメインは、不人気の.infoなgTLDなら選り取り見取りだ(なんで不人気なんだろうね、.info)。
 うーん、レンタルスペース込みで4000円/年という値段なので、悩むよりさくっと取っちゃえという気がする。しかし、そこになにを載せるか。適当なblogツールを使いたいが、大流行(というか他のものはほとんど見ない)のMovableTypeはできれば避けたい。あのいかにもMT使ってますというルックスが気になる。テンプレートをいじりまくれば自由に変えられるんだろうが、手間はかけたくないしな。というわけで、他のCMTを探してます。日本語のことを考えたら、MT以外には望み薄そうなのだが......。
 ともあれ、おうちサーバのことを考えたら、ドメインは取っておいても良いかもしれないな。

2004年02月02日(月曜日)

ベイジアンフィルタの威力を味わう

21時00分 インターネット 天気:雨っぽい

 アメリカのスパム規制法の影響か、去年後半辺りから英語圏からのスパムが激増している。iij4uが標準装備しているメールフィルタを使って、スパム到着率を半減させてはいるのだが、半減では全然間に合わない感じになってきた。単純なキーワード方式では、もうやってられない。ということで、先週終わりに、流行のベイジアンフィルタを導入した。
 最初は、POPプロキシになるタイプを入れようと思っていたのだが、良く考えるとMozillaには標準で搭載されているではないか。他のフィルタとの比較記事を読んでも、かなり高い評価を受けているようだ。今の環境を換えなくて済むというのは大きい。
 早速、
もじら組
を参照して、フィルタをonにした。というか、元からONなのだが、スパムにJunkマークを付けて、フィルタロジックを鍛えるというのを全くやってなかったので、そこからはじめる事になる。
 過去、Deleteしてきたスパムメール全てにJunkマークを付け、スパムを待ったが(これはすぐ来るので、実験は簡単だ)、Junkに分類される気配が無い。良く考えると、過去受け取った膨大なメールの全てを、非Junkとして扱ってきたわけで、フィルタロジックもそうなっているわけだ。これはリセットしないと。profileが入っているディレクトリにtraining.datというファイルがあるので、これを消去した。さらに残している全てのスパムメールにJunkマークを付ける動作を繰り返し、さらに非Junkなメールもフィルタでチェックさせてみた。この上でスパムメールを待つと......。をを、ちゃんとJunkとして振り分けられた。
 初期段階では取りこぼしが多かったが、Junkマーキングをマメにやっていると、みるみるうちに振り分け効率が上がってゆくではないか。既にほとんど取りこぼしは無い感じだし、逆の過剰取り込みはまだ1件も無い。
 スパマーが良く使うベイジアン回避の方法(無関係な文字列を大量に挿入するなど)も、実はあまり貢献してないようだ。非英語圏ゆえに、英文メッセージは全てスパムとみなして間違いないというのも大きいかも。
 こんな簡単なら、早く鍛えておけばよかったよ。